ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 塔72 6/1 349–351ページ
  • 教会に対する態度の変化

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 教会に対する態度の変化
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1972
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • 諸雑誌は教会の衰退を特集する
  • 教会指導者たちは不安を表明
  • 教会に対する敵意
  • 教会には何が起きているか
    目ざめよ! 1973
  • 苦悩するドイツの諸教会
    目ざめよ! 1971
  • 御霊のしるし
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1960
  • 危機に立つ英国の教会
    目ざめよ! 1975
もっと見る
エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1972
塔72 6/1 349–351ページ

教会に対する態度の変化

数年前,教会は一般に尊重されていました。あなたはそうした態度が変化したのに気づいておられますか。最近,教会に関して読んだり聞いたりする事柄には批判的な調子が強まっていることにお気づきですか。

今日,報道筋が,直接批判をしないまでも教会問題をすみやかに,しかも実に頻繁に扱っているのは驚くべきことです。昨今の報道を次に考慮してみましょう。

諸雑誌は教会の衰退を特集する

昨年10月4日付のニーズウィーク誌の赤い表紙には「教会は魂を失ったのか」という問いが白い文字で書き出されていました。同記事はキリスト教世界最大の宗派に注目し,ジョゼフ・ベルナーディン司教のことばとして一部次のように述べました。「ある自由主義的な高位聖職者は,自分がその下で働いた司教たちをしたたか非難し,『カトリック教会はどうにもならない窮状にある』と不満を述べている。教階組織の成員の中にも,それぞれ控え目な仕方で同意する人々がいる。『教会は混乱している』。

昨年10月19日付のルック誌は表紙に,「衰退するバチカンの権力」という見出しを掲げました。中の太文字の主題には,権力と栄光は失われつつある,とあり,その記事の最後の節はこう述べていました。「ローマ・カトリック教会はその成員に,教階組織,聖職者,一般信徒の3階級を設けており,それら成員に見られる荒廃はすさまじい」。

また,USニューズ・アンド・ワールド・レポート誌11月1日号は「新しいもの対古いもの ― カトリック教徒間の紛争」と題する見出しのもとに,肉太活字を使用して,「キリスト教最大の教会にとって,問題はいたるところでふえている」と述べました。その記事によると,あるイエズス会士が行なった研究の結果,アメリカで,「司教管区の司祭の聖職授与は1965年の1,694人から1970年の1,226人に減少し,しかもその期間にサボ学生は166人から1,578人に増加した」ことが明らかになりました。

教会指導者たちは不安を表明

昨年の10月中,アメリカの新聞は,ローマにおけるカトリックの指導者たちの会合からほとんど毎日のように不吉な知らせを伝えました。10月2日付のボストン,ヘラルド・トラブラー紙は,「教会会議に語られた神学校の危機」という見出しのもとに次のように報じました。「昨日,第3回ローマ・カトリック司教国際会議の席上,フランスのガブリエル・マリー・ガルローネ枢機卿は,司祭職全般に疑いがゆきわたっているため,神学校の組織は崩壊の危険にあると警告した。……

「『神学校は消滅の危険にあり,漸進的に衰退している』と同枢機卿は語った」。……

10月10日付のニューヨーク・タイムス紙は,「司祭を召集するのに困難な時代」という見出しをかかげて,こう報じました。「会議の神父たちが…討議を始めてから1週間経過したにすぎないが,一つの事実はすでに明白である。すなわち,教会は司祭職の面で深刻な国際的危機に直面しており,しかも司教たちはそれを知っている。……

「当土に代表を送っている事実上すべて国からの調査は,神学校の減少と,すでに叙任されている人々の間の相当数の背教を物語っている」。

翌日の10月11日には,ロスアンゼルスのヘラルド・エグザミナー紙が次のように伝えました。「中央アフリカ共和国の大司教は,『今や既婚者を叙任しようではないか。さもないと,10年以内にわたしはふたたびタマネギを栽培しなければならなくなる』と語った。

「ヌダエン氏は,司祭職が干上がり,カトリック教会そのものが枯れるのではないかとの懸念を語った。

「第3回国際司教会議の出席者209名の多くはそれに同意した」。

報告によれば,他の教会も衰退しつつあります。アラバマ・バプテスト紙は次のように述べています。「アトランタのジョージア・バプテスト病院付主任牧師によれば,宗派の指導者たちは,最もよく訓練された聖職者の中から急に辞職する人が出ていることに驚いており,推定1万名の牧師や司祭が毎年アメリカの諸宗派の教会から離れているという」。

「ユダヤ教会は危機に直面しているとラビ会衆に語る」,という見出しの下に,ロスアンゼルス・タイムス紙はこう報じました。「ラビ,ルイス・M・バースによれば,『今年は,ユダヤ人の知識人,一般信徒,青年,ラビによる,ユダヤ教徒の生活の空虚さに関する記事や談話が洪水のようにはんらんした』」。

教会に対する敵意

中には,教会に対する敵意をかき立てられる人がいるほど,教会を強く批判する報道もあります。たとえば,昨年10月号のリーダース・ダイジェストの,「われわれの教会は革命に融資しなければならないか」,という記事は「世界教会会議は,アメリカおよびアフリカの暴動を支援するために教会の力と資金を使用している」と訴えました。

ローマ・カトリック教会も,“圧政”を転覆させる目的であれば革命を認めています。したがって,今や僧職者の相当数が革命家であり,その活動のために教会はますます批判を浴びているのです。

英国の新聞,ガーデアンは昨年秋に,バンゼル大佐の新軍事政権に関する記事を掲げ,「ボリビアは教会に反対の動きに出る」,との見出しで次のように報じました。「ボリビアにおけるいわゆる進歩的教会に対するバンゼル新政体の予想できる動きは始まったようである。最初のあらわれはモーリス・レフエブレ神父の死であった。…さらに多くの司祭がまだ隠れており,彼らを見つけしだい射殺せよとの命令が出ているという」。

他の国々でも同様の動きが見られます。昨年10月15日付のマイアミ・ヘラルド紙は,「パナマでは数名のローマ・カトリック司祭が反政府活動の理由で調査を受けている」と伝えました。

サンアントニオ・エクスプレス・ニュースに載った,ブラジルからの一報道は,「転覆のかどでドミニコ修道会の4人の司祭が先週有罪の判決を受けた」ことを伝えています。

昨年10月26日付のニューヨーク・タイムス紙は,「南アフリカは牧師と教師の家宅捜索」,という見出しで,「南アフリカの治安警察は,…政府転覆に対する全国的な運動の一環として,…聖職者の家宅捜索をした」と伝えました。

昨年10月4日付のボルチモア・サン紙によれば,アルゼンチンでは「先週47人の司祭が検挙され,3日間拘禁」されました。それは,「政府が,僧服を着た過激派による革命運動と思われるものを強行に鎮圧しようという意志を持っていること」の最も新しい表現であると同紙は述べました。

そうしたことは他の国では一般的ではありませんでしたが,共産政府は教会に対して長年抑圧手段を取ってきました。あるスポークスマンはこう語っています。「共産主義政体は自分たちが権力を持つさまざまな国で反宗教政策を取ってきた」。

ソ連の教会に対する態度に関して,リーダーズ・ダイジェストの11月号は,「多数の教会が閉鎖されたという証拠,また聖書を持っているというだけでいく千人ものクリスチャンが苦しめられたり強制労働所に送られたという証拠はたくさんある」と述べています。最大の共産主義国である中国は,教会に対してもっと敵対的といえます。ワールドブック百科事典1970年版は,「政府は宣教活動および,教会,家庭,あるいは学校における公式の宗教教育を禁じている」と説明しています。

共産主義はすでに世界人口の3分の1を支配し,その影響はますます大きくなっています。その証拠に,昨年10月25日,圧倒的多数票を持って国際的組織である国際連合への中国の加入が可決されました。こうして中国は,ソ連とならんで国連の強力な安全保障理事会の常任理事国になりました。さらに意味深い事実は,フランス,イギリス,アメリカなど安全保障理事会の他の常任理事国においても教会はひどく衰退していることです。

こうしたことにはどんな意味がありますか。全世界的に見られる,教会に敵対的なこの傾向はどんな結果になるのでしょうか。まもなく社会秩序に大きな変化が起こることは明らかです。聖書につき従わなかった宗教が舞台から姿を消すのは当然ありうることではないでしょうか。それはあなたがお調べになる価値のあることです。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする