良いたよりを伝える ― 予約購読者と聖書研究を始める
1 非常に多くの人が「ものみの塔」誌を購読しているのを知って,わたしたちは胸を踊らされます。なぜなら,購読者たちが定期的に有益で霊的な情報を得ていることを,わたしたちは知っているからです。できることでしたら,わたしたちは購読者たちをもっと助けたいと思います。そして,それは可能な時に聖書研究を始めることによってできます。
2 「ものみの塔」の予約を提供する時は,最初の訪問で聖書研究を始めるためのすばらしい糸口となります。無料の小冊子3冊の中に,「見よ! わたしはすべてのものを新しくする」を加えておくなら,聖書研究を始めるために次のようなやさしい話をすることができます。
3 最初の訪問の時,「ものみの塔」誌を提供して適切な説明を行なった後,このように言ってみてはどうでしょうか。「ごらんのように,この表紙には『エホバの王国を知らせる』と書かれています。エホバとはだれか,とわたしたちに尋ねるかたもいらっしゃるのですが,あなたはエホバという名前をご存じですか。(相手の人に答えてもらうか,意見を述べてもらう。答えがはい,あるいは,いいえ,のいずれにしても,話をたくみに次へと進めることができる。)聖書の詩篇 100:3で,エホバについて何としるされているか,ちょっと見てください。(聖句を読んでもらい,その後に適切な説明をする。)『見よ! わたしはのすべてのものを新しくする』と題するこの小冊子の8ページには,『聖書の神』であるエホバについて,もっと説明が載っています。あなたも関心を持たれると思います。もし10分ぐらいの時間がありましたら,聖書の神エホバに関係のあるこれらの興味深い聖句をいっしょに調べてみることができます(小冊子の中の聖句を指さす)」。
4 家の人の霊的な食欲を起こさせながら,「見よ!」の小冊子の他の興味深い点を討議するため,再び訪問する取り決めをしましょう。「聖書は東洋の本」,「エホバの奇跡と創造」などの主題を用いてください。適当な時に,「真理」の本に移って研究をすることができます。
5 3節に略述されている方法は,予約者を再び訪問する時,再予約を得るために訪問する時,その他いろいろな時に用いることができます。この提案を効果的に用いるには,要点をしっかりと銘記しておくことが必要です。聖書研究を始めるための練習の機会を持つことはたいへん有益です。野外奉仕のため奉仕集合所に集まって他の人々を待っている間,家族として,あるいは開拓者のパートナーとその練習をすることができます。または,ちょっとした時などに,ひとりの人が区域内の典型的な家の人になり,他の伝道者がこの方法や他の方法を使って,聖書研究を始める練習を行なうことができるでしょう。聖書研究のわざにあずかるのは胸を踊らせる経験です。それは真理を学ぶよう正直な心臓の人々を助ける,最も主要な方法だからです。