与える喜びにあずかってください
1 わたしたちが他の人びとに与えうる最も価値のある贈り物は聖書の知識です。というのは,その知識は,神の新秩序における永遠の生命を意味しうるからです。(ヨハネ 17:3)あなたはこの重要な知識を他の人びとに与えることに十分あずかることから生まれる喜びをお持ちですか。―使行 20:35。
2 わたしたちの個人的な事情が許す範囲で家から家の奉仕に参加するのは,与える喜びにあずかるすぐれた方法です。すべての家を訪問するよう努力することによってわたしたちは,『あらゆる種類の人が救われて,真理の正確な知識に至るように』というエホバのみむねに一致した行動をするのです。―テモテ前 2:4。
3 わたしたちは,6月中「偽ることができない」と「偉大な教え手」の本に1冊の小冊子(「見よ!」が望ましい)を添え,300円の寄付で提供します。家の人が全部の提供物を求めない場合にはすぐに組合せを小さくし,「偉大な教え手」と2冊の雑誌を150円の寄付ですすめることができます。文書を配布したところはすべて,できるだけ早く再訪問するように心がけます。定期的な研究が始まるかもしれません。
4 わたしたちが強調しつづけたいわざのひとつは,雑誌を配布する奉仕です。もし各伝道者と開拓者が奉仕の機会とつり合った雑誌の正規注文をするなら,広範囲にわたる雑誌配布が維持できるはずです。たとえば,各開拓者と伝道者が,奉仕に出るときにいつも6冊かそれ以上の雑誌を携えて行って,奉仕の日ごとにそのうちのいく冊かを配布することにつとめ,そしてまた雑誌の日の活動に活発に参加するなら,予約の月でなくても,雑誌配布の水準を高く保つことができるはずです。もし他の日に変えることのできない研究を雑誌の日に持っているなら,週のいつか他の日に,数時間雑誌活動を行なうとよいでしょう。わたしたちの雑誌は,人びとの関心を聖書に向けさせるためのすばらしい道具です。それで雑誌を十分に活用しましょう。
5 夕方の時間が長くなりました。各会衆が毎週1回かそれ以上,夕方の証言を計画するのはよいことです。土曜日の夕方の雑誌活動は,週中家をるすにする人びとに会うのに非常に効果的です。ほかの晩,そして日曜日の晩でさえも,いつもの証言のときに「るす」とノートしておいた家を訪問することができるでしょう。そのようにして人びとが家にいるかどうかを見,命を与える王国の音信を伝えましょう。
6 「良いたより」を宣明するわたしたちの努力の上にエホバの祝福があるのを見るのは確かに大きな励ましです。聖書の勉強をしていた人びとの多くが今野外奉仕に参加しています。集会に出席している聖書研究生もいます。その人たちが心を動かされて家から家のわざに参加する時がくるのをわたしたちは楽しみにしています。そのような人びとの中にはすでに,このすばらしい活動に参加する特権にめざめている人もいるでしょう。わたしたちはそういう人を励ますよう気を配っているでしょうか。「良いたより」を宣べ伝えることの必要を悟り,神のご意志にかなった生活をしている人であれば,延期する理由はありません。今始めるように励ましてください。―黙示 22:17。
7 今月も,またきたる月々も,わたしたちすべてが,家から家の奉仕に十分あずかることからくる喜びを経験できますように。
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あなたは雑誌を用いる奉仕を定期的に楽しんでいますか