1984「王国の増加」地域大会
テサロニケ人の会衆に手紙を書いた際,使徒パウロは,「エホバの言葉が,……速やかに進展し,栄光を受けてゆくように」と,自分と同労者のために祈ってくれるよう仲間の信者たちに懇願しました。(テサロニケ第二 3:1)1世紀のクリスチャンの場合と同じく,わたしたちが心から願うのは,聖書の真理がこれからも心の正直な人々に影響を及ぼし,「エホバの言葉」を受け入れるように動かしてゆくことです。このことが今日生じています。大勢の人々がサタンの影響から逃れ,エホバの神権的な組織の中に避難所を見いだしてきました。昨奉仕年度中にそのような心の正直な人々,16万1,896人がバプテスマを受けたことをわたしたちは歓んでいます。また,昨年,676万7,707人が記念式に出席しました。何と心が躍るのでしょう。そうです,この体制の終結の前にエホバは一層の増加をもって祝福してくださる,と信じてよい理由がそろっているのです。(イザヤ 60:22)それで,1984年の地域大会のために「王国の増加」という主題は何とふさわしいのでしょう。
イスラエル国民は,エホバへの崇拝の点で定期的に集合してきました。そのような集まりの際に彼らは神について一層多くのことを学びました。このことが申命記 31章12節の次の言葉に反映されています。『民を,男も,女も,幼い者も集合させなさい。彼らが聴くため,また学ぶためである。彼らはエホバを恐れなければならないのである』。わたしたちが集合する目的も同じです。わたしたちはエホバについて聴き,学びたいと思います。だからこそエホバの崇拝者であるわたしたちも,他の関心を持つ人々も,「王国の増加」地域大会を切なる期待を抱いて待ち望んでいるのです。
出席するには時間とお金がかかります。しかし,その見返りははるかに大きな価値があります。(エフェソス 5:15-17)きっと多くの方は,過去の大会の,その場を特徴づけた愛と一致を思い起こさせる楽しい記憶をお持ちのことでしょう。「愛と良い業」を互いに鼓舞し合う機会を再び活用できるのは何という祝福でしょう。(ヘブライ 10:24,25)出席する決意と注意深い計画があれば,あなたも,わたしたちの神エホバに現在賛美をささげているますます増加する群れと共にこの機会を分かち合うことができるでしょう。
四日間全部出席する: 一日目,午後1時30分の開会のプログラムから最終日の閉会の祈りに至るまで,「忠実で思慮深い奴隷」の提供する神権的な食事を一部であっても逃さないでください。もちろん,そのためには自分の仕事の予定に幾らかの調整を加えることが必要になるかもしれません。しかし,エホバはあなたの努力を豊かに祝福してくださることを確信できます。エホバに信仰を抱いて,四日間全部出席するよう取り決めてください。
毎日プログラムのために早く到着するよう努めてください。そうすれば,仲間のクリスチャンと集まり合う結果得られる『相互の励まし合い』を楽しむ機会ができるでしょう。(ローマ 1:12)注意深い計画と先見を働かせれば,プログラムの始まる前に到着でき,こうして他の人々の気を散らすことを避ける助けになるでしょう。残念ながら一部には習慣的に遅れて来る人たちがいます。それは失礼なことであり,霊的な物事に対するふさわしい敬意の欠けていることを示すことになりかねません。もちろん,時折問題が起こって時間に間に合わなくなることもあります。しかし,クリスチャン愛と思いやりがあれば,わたしたちは,プログラムのどの部分をも逃すことのないよう毎日十分早く出発するため可能な限りの努力を払うように動かされることでしょう。
各大会の最終的な日付と会場については,1984年6月22日号「目ざめよ!」,32ページをご覧ください。横浜大会の日付が8月2日-5日に変わったほかは,すべて予定通りに開かれます。皆さんの巡回区が割り当てられている大会に出席する点でご協力いただければうれしく思います。座席や文書,食事などがすべての人に十分に備えられるように,協会は少なからざる計画や仕事をしてきました。ある人々は,休暇の日付が前もって決まっているために変更できないとか,別の土地に住む親族を援助しなければならないといった酌量すべき事情に直面することもありますが,それは理解できることです。しかし,与えられた提案に協力すべく皆で努力すれば,良い成功が得られ,会場が混み合うという事態を避けられるでしょう。
なぜ出席しますか: わたしたちは毎年,地域大会に出席するのを熱烈な期待をもって待ち望みます。それにしても,わたしたちにとってこの催しはなぜそれほど特別のものなのでしょうか。なぜなら,それは『聴いて,さらに多くの教訓を取り入れる』機会となるからです。(箴言 1:5)また,わたしたちは,大勢の兄弟たちと共になって旧交を温め,経験を分かち合うことに楽しみを見いだします。しかし,エホバから教えを受けることが出席する主な理由であることを決して忘れないようにしましょう。―エゼキエル 34:14,15。
大会で注意を払って聴く点で改善が見られているとの積極的な報告が幾つか寄せられています。ある大会都市からは次のような報告が来ました。「すべての人が静かに座って耳を傾け,プログラム中に歩き回る人はほとんどいませんでした」。ある大会都市での出席者たちは,「この上なく敬意があり,礼儀正しい聴衆で,求めに応じて席に着き,一心に注意を払いました。……兄弟たちが大会の目的を認識していたことは明らかです」と描写されています。別の都市からは次のような注解が寄せられました。「特に目立ったのは聴衆が注意を払って聴いたことです。……開会の話は,兄弟たちが注意を払う点で優れた効果を表わしました」。
しかし,すべての場合にこのようであったわけではありません。ある競技場の職員がわたしたちの若い兄弟の一人に次のように言ったことがそばにいた人たちの耳に入りました。「わたしが見ていると君はしょっちゅう歩き回っているが,プログラムに敬意を払っていないようだね」。ですからわたしたちは毎年大会に出席する第一の理由にまだ幾らかの注意を払う必要があるのです。
だれかの家へ晩さんに招待されるところを想像してください。しかも,とても豪華なごちそうが出ることが分かっているのです。その家に向かいながら,あなたは出されるに違いないたくさんの美味な料理をそれは楽しみにします。到着してその家に入る時,あなたは食物を無視し,食べてもほんの少ししか食事を取らないで,仲間の客とおしゃべりをしながら家の周りや近辺を歩き回りますか。それは何と思いやりのない,愚かなことでしょう。それなのに,ある人たちは,あらゆる良いものの偉大な供給者エホバ神から招待を受けた年ごとの霊的宴に対して,事実上このように行動しているのです。
確かに長い時間座って,とうとうと語られる霊的教訓に注意を集中するのはある人たちにとって容易でないかもしれません。疲れを覚えるかもしれず,目の離せない活発な子供がいるかもしれません。ステージから話される情報から注意をそらすような他の物音や出来事に直面するかもしれません。また,自分の思いが他の考えや関心事へとさまよい出るのを許す危険もあります。何ができるでしょうか。集中することと積極的に聴くことが肝要です。イエスは,「どのように聴くかに注意を払いなさい」と忠告されました。(ルカ 8:18)それには努力と自制心がいります。ある人たちはプログラム中他の人とおしゃべりに夢中になりました。しかしこの事はエホバの備えに対する敬意の欠けたことではないでしょうか。エホバはヨブを教えられた際,「わたしに聴け! 沈黙せよ」とお告げになりました。(ヨブ 33:31,33)それで,わたしたちも同様に,大会のプログラムが進行している時,この同じ助言を自分に当てはめられるのではないでしょうか。
資料はどうせ「ものみの塔」に全部出るのだからと思い込んで,あまり注意を集中する必要はないなどと結論する誤りを犯さないでください。一部の資料は後日「ものみの塔」に印刷されるかもしれませんが,すべてがそうなるわけではありません。貴重な資料も,それが提供された時に適度にノートを取りながら注意深く耳を傾けることによって吸収しないなら,失われてしまうでしょう。特定の話に新しい資料が含まれていないこともありますが,その話は聖書的な考えを異なった角度から提供するでしょう。あるいはその資料が特定の聖句に対するわたしたちの理解にみがきをかけたり,よく知られた論題に対する認識を強化してくれる場合もあります。
ノートを取ることも,選択的に行なえば,資料を記憶する助けになります。将来のいつかそれを参照することがなかったとしてもこのことは真実です。ですから皆さんもノートを持参して用いたいと思われることでしょう。大会プログラムの裏面には,提供される資料すべてをノートするだけの余地はありません。
ある大学で行なわれた実験について報じた一雑誌の記事は,ノートを取ることの価値を確証しています。二人の研究者が83人の学生に一つの講義を聴くよう求めました。一部の人はノートを取り,別の人々には講義の終わりに講演者の用意したノートが渡されました。3番目のグループはノートを何も持ちませんでした。10分間の復習の後,試験が行なわれました。自分でノートを取った学生たちの成績が最も優れていました。ノートを取ることはあなたの思いを活発に保ち,情報を心と思いに深く印象づける助けになります。ノートを取ることは妨害物を締め出すのに役立つのです。
「神権宣教学校案内書」の研究5の紹介の部分には次のような重要な言葉が述べられています。「エホバの奉仕者としてのあなたの進歩は,あなたの聴き方にかなり依存しています」。知識を得るという目的をもって聴くことは一つの技術であり,培うことのできる技能です。目覚めた聴き手,思慮深く注意を払って聞く聴き手であるよう練習してはいかがですか。そうすればあなたの地域で間もなく始まる四日間の「王国の増加」地域大会から最大の益を得ることでしょう。出席するには恐らく時間とお金がかかりますから,話されることすべてに注意深く耳を傾けることによって,あなたの投資から最大の益を得るように努めてください。
立派な行状: あなたは時々,仲間の証人たちの,一般の人々とは対照をなす行状から快い感銘を受けたことはないでしょうか。それは列になって並んでいる時の彼らの親切や辛抱強さであったかもしれず,交通の際の他の人々への思いやり,服装や身繕いに表われた貞潔さや慎み深さ,親や他の年長の人々に示された誠実な敬意,愛を込めてねばり強くなされる若者の訓練,あるいは行なわれた奉仕に対する親切な感謝の言葉であったかもしれません。そうです,エホバの証人は世の人々と異なる者として際立っており,昨年,大会でのわたしたちの行状について多くの好意的な注解がなされました。ある大きなスポーツ施設の隣に住む地元の一人の住人は,エホバの証人の開いた集まりと他の様々な催し物との違いに注目しました。あるやかましいロックコンサートであたり一面がいかにごみとごった返す車で埋め尽くされたかを話した後,その人は次のように言いました。「ここでの催し物はほとんどすべて問題を起こしてきました。そうでなかった唯一の催し物はエホバの証人の大会でした」。別の競技場の総支配人は自ら進んで次のように語りました。「この競技場での催し物に出席した種類や規模の違う多くの集団の中で,皆さんのグループははるかに清潔で,振る舞いが最も良く,一番協力的でした」。大会におけるわたしたちの兄弟姉妹の示す協力や気遣いの精神について話す人はほかにもまだまだいます。はたで見る人々からそのような優れたほめ言葉を受けるのはうれしいことではありませんか。しかし,さらに大切なこととして,わたしたちの行状は,わたしたちがクリスチャンとして優れた訓練を受けていることを示し,神のみ名に誉れをもたらすものとなります。―ペテロ第一 1:15,16。
とはいえ,改善の必要な幾つかの分野について述べないとしたら,それは片手落ちになります。旅館や宿舎にいる時の振る舞いはその一つです。自分や子供の行状に一層の注意を払う必要のあることを示す報告がいまだに寄せられているのです。子供たちや十代の若者たちが親の監督なしに娯楽施設や他の施設を用いるので,やかましくて,手におえないと苦情をもらす旅館経営者がいまだにいます。経営者に十分協力するために真の努力が必要です。確かにわたしたちはエホバの民について不利な評判を残したいとは思いません。大会の会場にいるにしても,宿舎にいるにしても,終始義の規準を反映すべきです。
服装や身だしなみについてもここで幾つかの点を思い起こすのはふさわしいことです。わたしたちの地域大会のために選ばれる会場は,普段スポーツや娯楽の目的に使われている場合が少なくありません。しかし,わたしたちはエホバを崇拝し,エホバに仕えるより優れた道について学ぶという,もっと高い目的のためにそこに行くのです。人は自分の服装に相応した行動や考え方をするというのは真実であることが少なくありません。もし散歩やピクニックの時のようなくだけた服装をするなら,それはわたしたちの行状や注意の集中に何らかの影響を与える可能性があるのではないでしょうか。幾つかの大会からの報告によれば,ある人々の服装や身だしなみは,至高者を崇拝するという崇高な目的のための集まりで見ることを期待できるようなものではないとのことです。清さおよび服装や身だしなみの問題を扱った健全な聖書からの助言が「わたしたちの奉仕の務め」の本,130,131,135,136ページに見られます。わたしたちはいつも『すべての事を神の栄光のためにする』ように努めるべきです。(コリント第一 10:31)「わたしたちの王国奉仕」1981年7月号の折り込みを復習すれば,さらに幾つかの点を思い起こす助けになるでしょう。
引き続き注意の必要なもう一つの分野は,座席の取り過ぎです。この問題を扱うために様々な方法が講じられましたが,クリスチャンの基本的な資質である愛に代わるものは何もありません。愛があれば,わたしたちは年配の人,病弱な人また他のすべての人の必要に対して無関心でいることはしないでしょう。(ルカ 6:31)また,時折,予見できない事柄があって予想以上の人々が大会に出席し,その結果人が多くなり過ぎることもあります。一部の人が幾らか取り決めを無視したり無思慮に行動したりすると,決まって他の人々が不都合を被ったり,大会に出席する真の目的から注意をそらされることになります。座席から個人の所持品を取り除けるよう会場整理係から指示を受ける場合,あなたはいら立ちや怒りをもって反応しますか。そのような状況でどんな反応を示すかは,わたしたちのクリスチャン人格がどの程度培われているかを示すかもしれないのです。大会に出席している多くの人はエホバの証人ではないことを忘れないでください。では,他の人々がつまずくことのないよう,『諸国民の中にあっていつもりっぱに行動する』べきやむにやまれぬ理由があるのです。―ペテロ第一 2:12。マタイ 18:6。
野外奉仕の取り決め: 野外奉仕は長年の間,夏の大会の特色となってきました。1922年のシーダーポイントにおける大会では,野外で特別な努力を払うため「奉仕の日」が取られていました。今年も,すべての人が宣教奉仕にあずかる計画を立てるように勧められています。二日目の午後がその目的のために取られています。あなたも参加できますか。プログラムは午後3時に終わるよう予定されています。二日目午後のプログラムが始まる前に,区域を入手するか区域を持つグループに入れてもらうよう確実に取り決めてください。またグループのキャプテンになる人は,区域を入手する際に区域までの道筋を知っておくのは知恵の道です。そうすれば二日目午後になって区域を探し回って時間を失うことはないでしょう。今年の野外奉仕は雑誌と大会の招待ビラを用います。必要な雑誌を会衆で求めておくようにお勧めします。
自発奉仕: 「この大会は全く信じられません。皆さんがこれほど多くの仕事を訓練を受けていない自発奉仕者によって成し遂げられるとはとても信じられないことです。全く感心しました」。これはある競技場の副場長が,昨年その都市で開かれた大会の閉会後に述べた言葉です。言うまでもなく,わたしたちが自発奉仕をするのは,兄弟たちに仕え,大会の成功に寄与するためです。幾年も前にはプログラム中も仕事をしたために,自発奉仕者たちがプログラムの多くを聴き逃したことを思い起こす方々もいることでしょう。しかし今では,様々な部門がよく組織されて,そこで働く自発奉仕者たちがプログラムの全部とは言わないまでも大部分を聴けるようになっています。
大会諸部門の一つで,数時間手伝いの自発奉仕をすることを今考慮してみるのはいかがですか。家族としてまたは会衆としてそのことを行なえるかもしれません。従来と同じように,自発奉仕者は,親または他の責任の取れる大人の自発奉仕者と一緒でない限り,少なくとも16歳に達している必要があります。
食物の必要: わたしたちの身体的な必要を顧みるために特別な取り決めが設けられています。食物や飲み物のための備えは,近年の地域大会で設けられたものと同様のものです。わたしたちに仕える点で熱心に働いてくださる兄弟姉妹の愛ある労苦に対してわたしたちは感謝するのではないでしょうか。
大会チケットは12枚つづりの1シート360円で入手できます。事前に会衆で求めることが勧められています。もちろん,不足した場合,大会会場でも求めることができます。
エホバについての正確な知識を取り入れるべく,「王国の増加」地域大会に兄弟たちや関心を持つ人々と共に集まるのは何という喜びでしょう。今年出席する幾万人もの人々の中にあなたもいるでしょうか。ここでお知らせした資料が,最終的な計画を立てる上であなたのお役に立つよう希望しています。
エホバは王国の業の速度を速めておられます。世界的に増加が続く中で,わたしたちが心から願うのは羊のような人々が円熟へと進むのを援助することです。「王国の増加」地域大会は,この重要な業に対してわたしたちを一層よく備えさせ,わたしたちの心をこめて神に仕える決意を強めることでしょう。『エホバの言葉が速やかに進展し,栄光を受けて』ゆき,すべてがエホバの賛美となることがわたしたちの祈りでありますように。―テサロニケ第二 3:1。
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地域大会の覚え書き
宿舎: 宿舎の申込み用紙を受け取ったなら,完全に記入した上,どうぞ早目に会衆の大会調整者にお渡しください。大会調整者はそれをある程度まとめて地域大会宿舎本部に送ります。記入にあたって,どうぞ「宿舎請求書」に書かれている注意書きを注意深くお読みください。
バプテスマ: バプテスマ希望者への話はほとんどの会場で三日目午前に行なわれます。献身を水のバプテスマによって象徴することを願う人たちは,大会に先立って長老たちと質問の復習をしておくべきです。バプテスマを計画している人は各自,慎みのある水着とタオルを持参してください。
プログラムの時間: プログラムが始まる時,席に着いているようにするのは知恵のあることであり,認識を示すものです。ほとんどの大会で,開始時間はそれぞれ,一日目は午後1時30分,二日目は午前9時30分,三日目と四日目は午前9時40分です。プログラムの終わる前に立ち去ることのないように計画すれば,それも同じ立派な資質を示すことになります。一日目の結びの歌と祈りは午後5時10分です。二日目の午後は,午後3時の結びの歌と祈りに続いて,野外奉仕に特別の努力を払うために取っておかれています。三日目の結びの歌と祈りは午後5時に,四日目は午後4時10分に予定されています。予定が多少異なる大会もありますから,大会本部からの通知に注意するようお勧めします。
ベテル奉仕希望者のための集まり: 三日目に,19歳から35歳までの献身した兄弟で,ベテル奉仕を望んでおられる方の集まりがあります。集まりの正確な時間および場所については,どうぞ大会都市でプログラムからお確かめください。
開拓者身分証明書: すべての正規,特別開拓者および旅行する監督は大会に「ものみの塔身分証明と割当て」カード(S-202J)を持参する必要があります。自分が出席する地域大会までに6か月間開拓者の名簿に載っているなら,「ものみの塔身分証明と割当て」カードを提示することにより,その一つの大会においてのみ大会チケットを11シート受け取ることができます。このカードは現金のように大切に扱ってください。大会においてこのカードを再発行することはいたしません。無料の発表文書,また開拓者価格の他の文書はいずれも「ものみの塔身分証明と割当て」カードを提示してのみ入手することができます。
バッジ: バッジは大会を宣伝し,出席している兄弟姉妹を見分けるのを便利にするために用意されています。そのために,大会中また大会会場への旅行の途中,特別にデザインされたこのバッジをどうぞ着けてください。バッジは身分証明の優れた手段であるばかりか,旅行中は結果として優れた証言を行なえることも少なくありません。これは大会では入手できませんから,自分の会衆で求めておく必要があります。バッジは1枚10円,バッジケースは1枚30円で求められます。
注意をひと言: 車をどこに駐車なさるにしても,いつも車に鍵をかけ,車内に見えるまま品物を残さないでください。できればトランクの中にご自分の所持品を鍵をかけて保管なさってください。また人の大勢集まるところにやって来るスリや窃盗を働く者に警戒なさってください。このことは,会場の座席にどんな貴重品も置き去りにしないようにすることも含んでいます。加えて,姉妹たちがハイヒールをはくと,階段や傾斜のついた通路でころぶ危険が大きいことも報告されています。