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  • エホバに仕えることの祝福
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わたしたちの王国宣教 1984
宣 84/10 1–3ページ

エホバに仕えることの祝福

1 「見よ,兄弟たちが一致のうちに共に住むのは何と良いことであろう。それは何と快いことであろう」。(詩編 133:1)この言葉は,エホバの組織とその活動を忠節に支持する人々の感情を表現していないでしょうか。昨奉仕年度中霊的な面で成し遂げられた幾つかの事柄はその通りであることを示しています。詩編作者のこの言葉を言い表わすべき多くの理由があります。その幾つかを振り返ってみましょう。

経験した祝福

2 わたしたちの思いに新鮮なのは「王国の増加」地域大会です。そのプログラムは,この王国の増加の時に住んでいるわたしたちの特権に対する認識を増し加えてくれました。エホバがこの時期になすべき大いなる業を持っておられることは明らかであり,わたしたちはそれに十分あずかるよう励まされました。(ネヘミヤ 6:16)今は,わたしたちクリスチャンの生活と活動に関して与えられた多くの優れた提案を実行に移す時です。そうすることによってわたしたちは,前途の苦難に対して強められるでしょう。

3 昨奉仕年度の励みとなったもう一つの面は,10月の報告に示されたように,大勢の人々が開拓奉仕に対して努力を払ったことです。その月に3万4,287人が開拓奉仕にあずかりましたが,それは全伝道者の41%に相当しました。野外奉仕に費やされた332万6,200時間のうち259万39時間は開拓者が報告したものです。それは,合計時間の77%以上なのです! 実に立派な賛美の叫び声です!

4 野外奉仕報告は,王国を宣べ伝える業にあずかった人の増加がバプテスマを受けた人の数より大きかったことをも示しています。このことは,多くの人が再び活発になったことを示しており,また野外奉仕において一層定期的である必要性を人々が認めていることを示しています。あなたは,奉仕にもっとあずかるよう励まされる必要のある人をさらにご存じですか。あなたは援助できますか。もしそうなら,そのことについて書籍研究の司会者か他の長老と話し合ってごらんください。

個人的な目標

5 エホバは,大患難勃発前の最高潮に向かって物事の速度を速めておられます。このことはわたしたちの業に緊急感を加えていますし,わたしたちのために取っておかれた道ははっきりしています。そのことを思いに留め,わたしたちが個々の状況を調べて,1985奉仕年度の意義深い個人的な目標を定めるのは良いことではありませんか。そうすることが,特に達成したい事柄に注意を集中するのに役立つと大勢の人たちが気づいています。

6 あなたは,1985奉仕年度中補助開拓奉仕をするよう計画できますか。1984年の12月,また1985年の3月と6月にはすべて,土曜日と日曜日が5回あります。8月には土曜日が5回あります。あなたは,これらの月々のいずれかに補助開拓をすることができますか。あるいは今年,あなたは正規開拓者の隊伍に加われるでしょうか。そのことを祈りのうちに考慮してください。

7 野外宣教への参加を増し加える際,わたしたちは,奉仕の質を改善することにも専心すべきです。昨年の12月から「わたしたちの王国宣教」の「わたしたちの教える能力を改善する」という一連の記事が始まりました。是非それらの記事を復習し,幾つかの要点をメモしてください。そのメモを覚え書きとして聖書にはさんでおくことができます。

8 新しい聖書研究を始めることももう一つの価値ある目標です。そのことを祈りに加え,文書を受け取った人や他の方法で関心を示した人に努力を集中してお励みください。聖書研究が始まったらすぐに,その新しく関心を持った人をエホバの組織に導き始めてください。そのことに関する幾つかの非常に優れた提案が「わたしたちの奉仕の務め」の本の91,92ページにあります。

9 あなたは個人研究の良い予定を立てておられますか。このことは,わたしたちの信仰を破壊しようとするサタンの試みに抵抗するために必要です。朝早く起きて,静かで,気分のそう快な時に読書をするのが役立つことに気づいている人たちがいます。週のうち特定の晩を研究のために取っておく人たちもいます。あなたの予定がどのようなものであれ,他の関心事や活動に妨げられることのないようにしてください。実際的な研究の予定を立てるのに問題があれば,是非地域大会で受け取った新しい発表文書を用いて日課とするようにしてください。

10 自分のために定めた目標を首尾よく達成するためには,ある程度の犠牲が求められますが,この世のものが「過ぎ去りつつ」あることを考えれば,神権的な事柄はわたしたちの生活の中で第一にされるべきです。(ヨハネ第一 2:17)昨奉仕年度について熟考し,今始まったばかりの新奉仕年度の前途を考え,最善を尽くすとの決意をもってそうしましょう。「自分がどこまで進歩したかに応じ,その同じ仕方で整然と歩んでゆきましょう」― フィリピ 3:16。

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