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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1983
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核兵器に反対する司教たち

米国のローマ・カトリックの司教たちは米国の現行の核軍事政策に反対しています。「平和の挑戦: 神の約束と我々の反応」と題する150ページから成る最近の「信者への手紙」の中で,司教たちは,239人対8人という多数で,いかなる核戦争をも非とし,新たな核兵器システムの即時停止を求めています。こうした動きに,誠実なカトリック教徒は,180度の見解の変化を読み取っています。過去において,米国政府は,自国が参戦した場合にカトリックの司教たちが祝福してくれることを期待できました。この点は,ベトナム戦争のさなかに故スペルマン枢機卿が語った,「[この国は]我が祖国,正邪にかかわりなく我が祖国なのである」という言葉によく示されています。

しかし,今や変化が生じました。US・ニューズ・アンド・ワールド・リポート誌は,この手紙の起草委員会の委員長である,シカゴのベルナルダン枢機卿の次のような言葉を伝えています。「カトリックの道徳神学によれば,民間施設に対する意図的な[いかなる]直接攻撃も殺人とみなされる。我が国の都市に加えられる攻撃に対する報復攻撃の場合でさえ,それを正当化することはできない。この原則に対する例外は一切認められないのである」。司教会議の前議長であり,サンフランシスコ大司教のクウィンは,さらに一歩進んだ強硬な態度を表明しています。US・ニューズ・アンド・ワールド・リポート誌によれば,軍隊にいるカトリック教徒は,たとえ大統領からの命令であれ,核爆弾を爆発させるようにとの命令はいっさい拒否すべきである,と同大司教は言明しました。

このように,司教たちは,アメリカの5,000万を数えるカトリック教徒に対し,核兵器問題でどう行動すべきかについての道徳的指針を広く伝えているようです。この文書は拘束力を持たないとはいえ,軍隊や官公庁に勤めるアメリカのカトリック教徒および防衛産業に従事するカトリック教徒は良心上のジレンマに陥るに違いありません。それでも,「信者への手紙」の勧めは,依然として,イザヤ 2章4節に述べられている原則にかなうものではありません。そこでは,『剣をすきの刃に打ち変え,もはや戦いを』― いかなる戦いをももはや ―『学ばない』よう求められています。

アフリカの大干ばつ

イエス・キリストは,「事物の体制の終結」をしるし付ける複合のしるしの一部として,「そこからここへと食糧不足……がある」と予告されました。(マタイ 24:3,7)アフリカ大陸でこれを裏付ける出来事が生じています。国連食糧農業機関によると,干ばつのため,アフリカの15か国が深刻な食糧不足に悩まされています。スワジランドは30年来最悪の干ばつに,また南アフリカとモザンビークは50年来最悪の干ばつに見舞われていると伝えられています。ジンバブエは今世紀に入って最悪の干ばつに見舞われ,トウモロコシの収穫が半減し,推定150万頭の家畜が死亡したとされています。乾期の始まりと共に,多くの地域が災害地区に指定されるようになりました。人間的見地からすればその将来は暗いものに見えますが,聖書は,キリストの統治によって間もなく,『地には必ず穀物が豊かに実る』ようになることを示しています。―詩編 72:16。

『怒りをやめよ』

「怒りをやめ,激怒を捨てよ。激こうし,そのためにただ悪を行なうことになってはならない」と聖書は諭しています。(詩編 37:8)一般に人気のある人間的な考えは長年の間このことを認めようとしませんでした。「怒りはぶちまけよ」というのがそのモットーとされ,多くの精神療法医は「怒りを表わすほうが健康によい」と勧めてきました。しかし今では,怒りを抑えることの価値が科学的な研究によって注目されるようになっています。例えば,社会心理学者キャロル・タブリスは新刊書「怒り: 誤解されてきた感情」の中で次のように述べています。「怒りを表わすと,怒りの感情がますます強くなり,怒りが凝り固まって,人に敵意を抱くくせがついてしまう」。そのため,同女史はこう勧めています。「一時的にいらいらさせられても冷静さを保ち,激しい怒りが収まるまで楽しい活動を行なって気を紛らすようにすれば,良い気分を取り戻しやすくなる。どなり合いをするよりずっと早く良い気分になれる」。

デューク大学医療センターは,7年にわたる研究を行なった後,怒りやすい人はそうでない人より早死にする危険があるという結論に達しました。過度に敵意を抱くと,喫煙や高血圧と同じほどの悪影響が心臓に及ぶことを,その研究は示しています。統計は,花火を打ち上げるように怒りを爆発させたところで健康によいという証拠を少しも示してはいないのですから,箴言 14章29節の次の言葉に従うほうが勝ってはいないでしょうか。「穏やかにしている人は賢いが,気短な人は自分がいかに愚かかを示すことになる」― 今日の英語聖書。

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