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  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1972
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1972
塔72 10/15 615–617ページ

約束をする神

人類に救出を約束している神はどなたですか。なぜ神の約束を信じるべきですか。また,どうすればそれに信頼を置くことができますか。

そうした確実な約束をすることができるそのかたは,万物の創造者,全能の神であるはずです。聖書は神をそのようなかたであるとしています。神が人類を正義の新秩序へ救出しようという意志を持っておられることには疑問の余地がありません。そのことは,神がそう約束しておられることからも明らかです。しかし,神が人類を救出しようとしておられることを確信するには,神の行為とみわざ,つまり,神がご自分の他の約束を成就したかどうかを調べる必要があります。

メシヤによる王国を通して人類を救出するという約束はべつにして,神の最も重要な約束はメシヤの初臨に関するものです。それは神が約束されたとおり実際に起きたでしょうか。

メシヤの最初の出現に関する記録

それは歴史の記録によって証明できます。メシヤをまちがいなく見分けられるように,聖書には非常に古くから,メシヤに必要とされる条件が述べられていました。その必要条件を一部紹介しましょう。

(1)ユダ族,しかもダビデの家系から出る。

「杖(支配する権威の象徴)ユダを離れず法を立る者その足の間をはなるることなくしてシロの来る時にまでおよばん彼に諸の民したがうべし」。(創世 49:10)「エホバ真実をもてダビデに誓ひたまひたれば之にたがうことあらじ曰く われなんぢの身よりいでし者をなんぢの座位にざせしめん」― 詩 132:11。イザヤ 9:7。

イエスはその家系の出身でした。歴史家マタイとルカが登録簿から取ったイエスの系図はそれを示しています。(マタイ 1:3,6,16。ルカ 3:23,31,33)西暦1世紀当時のユダヤ人の指導者たちは,考えうる限りのあらゆる点からイエスを攻撃したにもかかわらず,ユダヤ人自身の公の記録に基づく,その系図には疑いをはさみませんでした。

(2)ベツレヘムで生まれる。

「ベテレヘム,エフラタ汝はユダの郡中にて小き者なり然れどもイスラエルの君となる者汝の中より我ために出べし」― ミカ 5:2。

マタイはこの聖句を引用して,「イエスは…ユダヤのベツレヘムに生れ給ひしが」と報告しています。―マタイ 2:1,5,6。

(3)エルサレムの城壁の再建(西暦前455年)から数えて69「週年」(483年)の終わりに現われる。

「汝暁り知るべしエルサレムを建なほせといふ命令の出づるよりメシヤたる君の起るまでに七週と六十二週あり…その六十二週の後にメシヤ絶れん但是は自己のために非ざるなり」― ダニエル 9:25,26。

イエスは時をたがえず,西暦29年(西暦前455年から483年後)に自分の身を差し出され,ヨハネによりバプテスマを受けました。その時,イエスは神により油そそがれてメシヤ(油そそがれた者の意)になりました。(ルカ 3:21-23)そして,イエスの先駆者であるヨハネが宣べ伝えはじめたとき,彼らは「望みゐた」のです。―ルカ 3:15。

イエスはまた,バプテスマを受けてから3年半の後,人類のためにあがないの犠牲の死を遂げて「絶れ」,預言的な約束を成就しました。イザヤも同様に,メシヤの犠牲的な死を予告しました。―イザヤ 53:10-12。

一般の歴史も,イエスが地上に実在した人物で,すぐれた教師であったことを認めています。第1世紀のユダヤ人の歴史家フラビウス・ヨセハスはクリスチャンではありませんでしたが,イエスがポンテオ・ピラトの治世中に生存したこと,大きな影響力を持つ教師であり,キリストであったこと,ピラトによって死刑に処されたこと,三日目によみがえって弟子たちに現われたことを書きしるしました。―「ユダヤ古誌」第18巻,3章3節。ヨハネ 19:15,16; 20:1,19。マタイ 27:63,64。使行 10:40。

イエスの復活に関して,イエス自身の弟子の証言を疑う人がいるかもしれません。しかし,次の事実を考慮してください。500人以上の証人がいました。弟子たちは,イエスの墓につけられた番兵を追い払ったり買収したりできるような権力者とか有力者ではありませんでした。とりわけ,自分にとって何の得にもならない事柄に関して,そして,それほど多くの人々のあいだで共謀があったとはとても考えられないことです。彼らが利己的な動機から復活の証言をしたはずはありません。それは自分たちを苦しみと死にさらすことだったからです。彼らはほかでもない,メシヤに最も激しく敵対する人たちのいる場所,欺瞞などの必ずあばかれてしまう場所で証言しました。しかも,ユダヤ人の指導者の怒りが最高潮の時に彼らはちゅうちょすることなく,その場で直ちに証言をしたのです。―コリント前 15:3-8。使行 2:32; 3:15; 4:10,18-20; 7:55-58; 8:1。

それらの証人が,イエスの復活を証言するに際して,話を「でっちあげ」たのでないことは,失意に沈んだ状態にあった彼らにとって,復活は驚くべきでき事であったという事実からも理解できます。証人たちはイエスに人間の王となることを期待していましたから,イエスが死んだときには,大きな打撃を受けました。(ルカ 24:13-43。ヨハネ 20:24-29)確かに,イエスの復活こそが,証言をする勇気,非常に厳しい迫害下にあってもくじけることのない勇気を彼らに与えたのです。

神はメシヤに関する約束を,前述の預言をはじめ他の多くの預言についても詳細にわたって驚くべき仕方で成就されました。したがって,証拠を考慮する思慮深い人ならだれでも,『神はなるほどご自分の約束を果たすかただ』と言うに違いありません。

他の著名な人物に関する証拠

神が,メシヤをつかわすという約束を成就されたことは,神の信頼性を示すすぐれた例です。しかし,他にも数多くの例があります。昔神に仕えた人の多くは,一度ならず,生涯を通じて,神が約束を守るかたであり,信頼できるかたであることを見たり経験したりしました。ヨシュアやダビデやソロモンはそのような人たちです。

ヨシュアはイスラエルに対する告別のことばの中で次のように言いました。

「見よ今日われは世人の皆ゆく途を行んとす汝らは一心一念に善く知るならん汝らの神エホバの汝らにつきて宣まひし諸の善事は一も欠る所なかりき皆なんぢらに臨みてその中一も欠たる者なきなり」― ヨシュア 23:14。

ダビデ王は証言しました。「エホバの言はきよきことばなり」― 詩 12:6。

そのむす子,ソロモン王は,イスラエル人すべてを前にしてこう祈りました。

「エホバは誉べきかなエホバは凡てその言たまひし如くその民イスラエルに太平を与へたまへりその僕モーセによりて言たまひしその善言は皆一も違はざりき」。「イスラエルの神エホバよ天にも地にも汝のごとき神なし汝は契約を保ち…恩恵を施こしたまふ汝は汝の僕わが父ダビデにのたまひし所を保ちたまへり汝は口をもて言ひ手をもて成就たまへること今日のことし」― 列王下 8:56。歴代下 6:14,15。

この人たちは愚かな人ではありませんでした。賢人であり,大国の指導者でした。しかも,神がご自分の約束に注意を払い,忠節であったからこそ,それらが成就したことを認めました。彼らは人を欺こうとしていたのではありません。聖書の記述者たちが,自分自身のあやまちばかりか,自分たちの支配者や国家のあやまちを卒直に述べていることは,彼らが信頼に足りることを証明しています。

この神についてさらに学ぶ

現在の事物の体制からの救出を真剣に考える人は,神の約束を徹底的に考慮します。楽園の地,復活による愛する者のよみがえり,永遠の命を約束しているのは神だけです。より良い世界についての人間の約束は,それに比べると貧弱なものです。しかも,人間はそれさえ実現することができません。

さらに,神は,ご自分の手になる創造物,人間を愛しておられます。神は,そうする義務があるからではなく,愛の気持ちから救出を約束しておられます。み子を地上につかわされたのは,神ご自身の自発的な行為であり,それは人類の救出の基礎を据えました。使徒パウロはこう書きしるしました。「我等がなほ罪人たりし時,キリスト我等のために死に給ひしに由りて,神は我らに対する愛をあらはし給へり」― ロマ 5:8。

ではなぜ,そうした愛のある備えを疑ったり認めなかったりすべきでしょうか。それよりも,神と神の約束に関する知識をもっと得てください。エホバの証人は,あなたが,「凡てのこと試みて善きものを守(れ)」という,霊感を受けた助言に従うのを喜んでご援助いたします。―テサロニケ前 5:21。

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