ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 塔98 6/15 17–21ページ
  • エホバの組織はあなたの宣教を支援する

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • エホバの組織はあなたの宣教を支援する
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1998
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • 世界的な反対に遭いながらも存続する
  • エホバは熱心な宣べ伝える業を祝福される
  • 人々の必要にふさわしく対応する
  • エホバの証人は何を動機としているか
  • 証しを全うしようとする熱心さ
  • どれほど大規模な証言が行なわれているか
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1968
  • まことの神のもとに帰る
    神を探求する人類の歩み
  • あなたは信仰の大いなる競争に参加されていますか
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1971
  • その4 ― 地の最も遠い所にまで証人となる
    エホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
もっと見る
エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1998
塔98 6/15 17–21ページ

エホバの組織はあなたの宣教を支援する

「わたしは別のみ使いが中天を飛んでいるのを見た。彼は……喜ばしいおとずれとして宣明する永遠の良いたよりを携えて(いた)」― 啓示 14:6。

1 エホバの証人はどのように試されてきましたか。証人たちが存続できたのはなぜですか。

エホバの天の組織が果たしている,クリスチャン宣教を支援する役割を認めることが非常に重要なのはなぜでしょうか。実際のところエホバの証人は,エホバの天の軍勢の支援がなかったとしたら,神の王国の良いたよりを敵対的な世界の隅々にまで宣べ伝える業を成し遂げることができたでしょうか。極端な国家主義,全体主義的政治体制,世界大戦,様々な逆境の中で,証人たちはそのような宣べ伝える業を1世紀にわたって行なってきました。エホバの助けがなかったなら,自分たちに向けられた国際的な悪感情や偏見や,しばしば暴力的迫害という砲火を切り抜けて存続できたでしょうか。―詩編 34:7。

世界的な反対に遭いながらも存続する

2 1世紀の真のクリスチャンと今日の真のクリスチャンの間にはどんな類似点がありますか。

2 この20世紀に,宗教と政治のどちらの分野の敵も,法律その他何でも障害となるものを考えては持ち出し,エホバの業を妨げよう,あるいは弾圧しようとしてきました。クリスチャン兄弟姉妹は,しばしば大いなるバビロンの僧職者の扇動により,迫害され,偽り伝えられ,誹謗中傷されました。殺された人も少なくありません。初期クリスチャンの場合と同じく,「実際この派について,いたるところで反対が唱えられている」と言えます。キリストの時代のユダヤ人僧職者がキリストの宣教をやめさせようと必死に闘ったように,僧職者や背教者は政治上の情夫と結託して,エホバの民が大々的に繰り広げる教育的な証しの業を阻止しようとしてきました。―使徒 28:22。マタイ 26:59,65-67。

3 ヘンリカ・ジュルの忠誠から何を学べますか。

3 一例として,1946年3月1日にポーランドで起きた事件を取り上げましょう。ヘウムの近くに住む15歳の少女ヘンリカ・ジュルは,別の証人である一人の兄弟に付き添って近隣の村の関心を持つ人たちを訪問しました。二人は,ナロドヴィ・シイウィ・ズブロイネ(国民軍)と呼ばれるカトリック民兵の隊員にたまたま出会って拘引されました。兄弟はひどく殴られましたが,生きて逃れることができました。他方ヘンリカはそれができず,何時間にもわたって恐ろしい拷問を加えられました。隊員たちはヘンリカに無理やりカトリックの仕方で十字を切らせようとしたのです。拷問を加えていた者たちの一人はこう言いました。「心の中で何を考えようと構わん。カトリックのやり方で十字を切ればいいんだ。さもないと,弾を食らうことになるぞ」。ヘンリカは忠誠心を弱めたでしょうか。いいえ。その宗教的な卑怯者たちはヘンリカを,近くの森の中へ引きずって行き,射殺しました。それでも,勝ったのはヘンリカのほうでした。相手はヘンリカに忠誠を曲げさせることができなかったのです。a ―ローマ 8:35-39。

4 政治集団や宗教集団はどのように,王国を宣べ伝える業をやめさせようとしてきましたか。

4 神の現代の僕たちは,これまで100年余り,荒々しく無礼な扱いを受けてきました。エホバの証人は,サタンの主流派宗教の一部などではなく,一部になりたいとも思わないため,偏見を抱いた批評家や狂信的な反対者の格好の餌食とみなされています。政治集団からは激しい攻撃を加えられてきました。多くの証人たちが信仰のために殉教しました。いわゆる民主主義国でさえ,良いたよりの伝道を妨げようとしてきました。1917年という早い時期にカナダと米国で,僧職者は,当時聖書研究者として知られていた証人たちに対する政府転覆計画の罪での告発を扇動しました。ものみの塔協会の役員たちは不当にも投獄されましたが,結局は後に無実の罪が晴らされました。―啓示 11:7-9; 12:17。

5 どんな言葉がエホバの僕たちの励みとなりましたか。

5 サタンは意のままに使える手段をすべて用いて,キリストの兄弟たちとその忠節な仲間の証しの業をやめさせようとしてきました。しかし,非常に多くの経験が示しているように,威嚇も,脅迫も,身体的暴行も,強制収容所も,死でさえもエホバの証人を沈黙させることはできませんでした。そして,これは歴史を通じていつもそうでした。これまで幾度も,「恐れてはならない。わたしたちと共にいる者は,彼らと共にいる者よりも多いからだ」というエリシャの言葉は励みとなりました。一つには,忠実なみ使いの数のほうが悪魔の軍勢よりも多いからです。―列王第二 6:16。使徒 5:27-32,41,42。

エホバは熱心な宣べ伝える業を祝福される

6,7 (イ)良いたよりを宣べ伝えるため,初期のころ,どんな努力が払われましたか。(ロ)1943年にどんな有益な変化がもたらされましたか。

6 20世紀の年月が進むと共に,エホバの証人は,終わりが来る前に大々的な証しの業を展開するため,またその速度を上げるために,進歩した科学技術の多くを活用してきました。1914年という昔に,ものみの塔聖書冊子協会の初代会長パスター・ラッセルは,レコード盤に録音した聖書に基づく解説に合わせて映し出すスライドと活動写真の早期使用を推し進め,「創造の写真劇」と呼ばれる8時間の聖書映画を作りました。それは当時,多くの国で観客を驚かせました。その後,1930年代と1940年代に証人たちは,携帯用蓄音機を携えて家から家に伝道し,協会の2代目の会長J・F・ラザフォードの聖書講演のレコードをかけることで知られるようになりました。

7 1943年には,協会の3代目の会長ネイサン・H・ノアの指導のもと,力強い一歩が踏み出されました。すべての会衆で奉仕者たちのための学校が設けられることになったのです。証人たちは蓄音機とレコードを用いずに家から家へ宣べ伝え,教えるよう訓練されました。それ以来,宣教者,全時間の開拓奉仕者,会衆の長老,ものみの塔協会の各支部で責任を担う監督たちを訓練するための学校も組織されてきました。どんな結果が見られているでしょうか。

8 1943年に証人たちはどのように大きな信仰を示しましたか。

8 第二次世界大戦の最中であった1943年にエホバの証人として活動していた人の数は,54の国や地域にわずか12万9,000人でした。それでも証人たちは,マタイ 24章14節は終わりが来る前に必ず成就するという信仰と決意を抱いていました。彼らは,この腐敗した事物の体制が一連の出来事によって終わる前に,エホバはまず重要な警告の音信をふれ告げさせるはずだ,と確信していたのです。(マタイ 24:21。啓示 16:16; 19:11-16,19-21; 20:1-3)証人たちの努力は報われたでしょうか。

9 証しの業が繁栄を見ていることはどんな事実から分かりますか。

9 今では,エホバの証人として活動している人の数が10万人を超える国は少なくとも13を数えます。そのうちの幾つかはカトリック教会が支配的な国々です。では,実状を見てみましょう。ブラジルでは良いたよりを宣べ伝えている人の数が約45万人で,1997年にはキリストの死の記念式に120万人余りの人々が出席しました。メキシコもそうです。証人の数はほぼ50万ですが,記念式には160万余の人々が出席しました。カトリックの国と言えばほかに,イタリア(証人は約22万5,000人),フランス(約12万5,000人),スペイン(10万5,000人強),アルゼンチン(11万5,000人強)があります。プロテスタント,カトリック,およびユダヤ人の宗教が優勢な米国には,およそ97万5,000人の証人たちがいて,200万人余りの人々が記念式に出席しました。確かに大群衆が続々と,偽りの宗教の世界帝国である大いなるバビロンとその神秘主義的な教えを後にして,「新しい天と新しい地」という神の分かりやすくて確かな約束を頼みにしています。―ペテロ第二 3:13。イザヤ 2:3,4; 65:17。啓示 18:4,5; 21:1-4。

人々の必要にふさわしく対応する

10 一部の地域で状況はどのように変わりましたか。

10 キリスト・イエスを通してエホバに頼るようになった人々の多くは,家から家への業で見いだされました。(ヨハネ 3:16。使徒 20:20)しかし,他の方法も用いられてきました。時代は変わり,経済面では今や多くの女性が働きに出ているという状況です。多くの場合,週日に家にいる人は少数です。ですから,エホバの証人は状況にふさわしく対応してきました。イエスや初期の弟子たちと同じように,人々に会える時に会える場所へ出向くのです。―マタイ 5:1,2; 9:35。マルコ 6:34; 10:1。使徒 2:14; 17:16,17。

11 今日,エホバの証人はどこで宣べ伝えていますか。どんな結果を得ていますか。

11 証人たちは進取の気性を示し,大きな駐車場,商店街,工場地区,オフィス街やビジネス街,各地の学校や警察署,ガソリン・スタンド,旅館やホテル,レストラン,また街路で思慮深く人々に宣べ伝えています。実際,人々のいる所ならどこででも宣べ伝えます。そして,人々が家にいる時であれば,証人たちはこれまでどおり家に訪ねます。このような適応性のある実際的な取り組み方は,聖書文書の頒布数の増加につながっています。羊のような人々が見いだされています。次々に新しい聖書研究が始まっています。550万人余の自発的な奉仕者によって,人類史上最大の教育的な業が熱心に推し進められているのです。あなたもその一人としての特権にあずかっておられますか。―コリント第二 2:14-17; 3:5,6。

エホバの証人は何を動機としているか

12 (イ)エホバはご自分の民をどのように教えておられますか。(ロ)この教えはどんな結果をもたらしていますか。

12 こうしたことすべてに天の組織はどのようにかかわっているのでしょうか。イザヤはこう預言しました。「あなたの子らは皆エホバに教えられる者となり,あなたの子らの平安は豊かであろう」。(イザヤ 54:13)エホバはこの世界的な兄弟関係で一つに結ばれた人々を,ご自分の地上における目に見える組織を通して ― 王国会館で,また大会で ― 教えておられます。その結果,一致と平和がもたらされています。エホバの教えは,一つの特異な民を生み出しました。それは,不和を生じさせる分裂したこの世界のどこに住んでいようと,隣人を憎むようにではなく,互いに愛し合い,隣人を自分自身のように愛するよう教育された民です。―マタイ 22:36-40。

13 宣べ伝える業にみ使いの導きが関係していることをどのように確信できますか。

13 エホバの証人は愛を動機として,無関心や迫害にめげず宣べ伝えつづけています。(コリント第一 13:1-8)彼らは自分たちの携わっている命を救う業が,啓示 14章6節で述べられているとおり,天から導かれていることを知っています。み使いの導きのもとに宣明されているのはどんな音信でしょうか。それは,「神を恐れ,神に栄光を帰せよ。神による裁きの時が到来したからである。それゆえ,天と地と海と水のわき出るところとを造られた方を崇拝せよ」という音信です。王国の良いたよりを宣べ伝えることはエホバのみ名を高めます。人々は被造物や盲目的な進化にではなく創造者なる神に栄光を帰すよう勧められています。では,宣べ伝える業が急を要するのはなぜでしょうか。なぜなら,裁きの時が,つまり大いなるバビロンと,目に見えるサタンの事物の体制の他のあらゆる面に対する裁きの時が到来しているからです。―啓示 14:7; 18:8-10。

14 この大々的な教育運動にはだれが関係していますか。

14 献身したクリスチャンで,この宣べ伝える業を免除されている人は一人もいません。霊的な長老たちは,会衆と共に宣べ伝えることに率先します。訓練を受けた開拓者たちは業に全く専念します。王国の音信の熱心な伝道者たちは,宣べ伝えるための時間が月に数時間しかないにせよ,多くあるにせよ,音信を地の隅々にまで広めています。―マタイ 28:19,20。ヘブライ 13:7,17。

15 エホバの証人の伝道の及ぼす影響のほどを示すものは何ですか。

15 こうした努力すべては世界に影響を及ぼしてきました。その純然たる証拠の一つは,エホバの証人のことがテレビ番組やニュース記事に取り上げられる回数です。それらは多くの場合,すべての人に音信を伝えようとするわたしたちの根気や決意の強さを際立たせています。そうです,わたしたちの熱心さや,どこにでもいることは,たとえ大多数の人が音信と使者を退けるにしても,強烈な印象を与えているのです。

証しを全うしようとする熱心さ

16 限られた時間しか残されていない今,どんな態度をはっきり示すべきですか。

16 この事物の体制にあとどれほどの時間が残されているか,わたしたちは知りませんし,エホバに仕える動機が純粋である限り,知る必要もありません。(マタイ 24:36。コリント第一 13:1-3)しかし,エホバの愛や力や公正さが明らかになるために「まず」良いたよりが宣べ伝えられねばならない,ということは知っています。(マルコ 13:10)ですから,邪悪で不当で暴力的なこの世の終わりを何年間切に待ち望んできたとしても,自分の置かれた境遇の中で熱心に献身にふさわしい生活をしてゆかなければなりません。年を取ったにしても,病気であるにしても,依然として,若かった,あるいは健康だったころの熱心さを抱いてエホバに仕えることができます。今は宣教に以前ほど多くの時間を費やすことはできないとしても,エホバへの賛美の犠牲の質を高く保つことはできるのです。―ヘブライ 13:15。

17 わたしたちすべてに助けとなる,励みある経験を話してください。

17 ですから,若かろうと年老いていようと,熱心さを示し,会う人すべてに新しい世に関する明るい音信を伝えましょう。オーストラリアに住む内気な7歳の少女に倣うことができます。母親と一緒に店に行った時のことです。皆が宣べ伝えることが大切だと王国会館で聞いていたので,かばんに聖書の冊子を2冊入れて行きました。母親がカウンターの所で忙しくしていた間に,その幼い少女はどこかへ行ってしまいました。母親が捜していると,何と一人の婦人に冊子を渡しているではありませんか。母親は,それが相手に迷惑なのではないかと思い,謝るために近寄りました。ところが,その婦人は愛想よく冊子を受け取っていました。母親は,再び娘と二人だけになったとき娘に,見ず知らずの人に話しかける勇気がよくあったわね,と言いました。「わたし,ただ『位置について,用意,どん』って言ったの。それで,できたのよ」。

18 どうすれば称賛に値する霊を示せますか。

18 わたしたちすべてには,見ず知らずの人や時には役人に話しかけて良いたよりを伝えるために特に,オーストラリアのその少女が持っていたような霊が必要です。拒絶されるのではないかと心配になるかもしれません。イエスのこの言葉を忘れないようにしましょう。「弁明のためにどのように,何を話すか,また何を言うかについて思い煩ってはなりません。聖霊が,言うべきことをその時あなた方に教えるからです」― ルカ 12:11,12。

19 あなたは自分の宣教についてどう考えますか。

19 それで,人々に親切に話しかけて良いたよりを伝えようとする時,神の霊の助けに頼ってください。何百何千万という人々は,今日はいても明日はいない,多くの場合不相応な男女を頼りにします。わたしたちはエホバとその天の組織 ― すなわち,キリスト・イエス,み使いたち,および復活した油そそがれたクリスチャンたち ― に頼ります。彼らは永久に生きています。ですから,忘れないでください。「わたしたちと共にいる者は,彼らと共にいる者よりも多い」のです。―列王第二 6:16。

[脚注]

a ほかの例については,「1994 エホバの証人の年鑑」,217-220ページをご覧ください。

どのように答えますか

□ 神の天の組織はエホバの民の存続にどのような役割を果たしてきましたか

□ この20世紀にどんな政治集団や宗教集団がエホバの証人に攻撃を加えてきましたか

□ エホバの証人は宣教の仕方をどのように時代の必要に合わせてきましたか

□ あなたは何を動機として宣べ伝えますか

[17ページの写真]

ヘンリカ・ジュル

[18ページの写真]

日本

マルティニーク

米国

ケニア

米国

エホバの証人は,人々に会える時ならいつでも,また会える場所ならどこででも宣べ伝える

[20ページの写真]

今世紀の初期には,王国の音信を広めるために蓄音機が用いられた

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする