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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1995
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王国宣明者の報告

困難な時期に宣べ伝える

使徒パウロは,「終わりの日には,対処しにくい危機の時代が来ます」と予告しました。(テモテ第二 3:1)これらの言葉は,何と真実なものとなってきたのでしょう。中央アメリカのエルサルバドルの人々は長年,この厳しい現実を味わってきました。この国は10年余りも内戦に呑み込まれ,何十万もの人々が窮状や死に追いやられてきました。現在,戦争は終結していますが,窮状は相変わらず続いています。犯罪は,内戦が終結すると急激に増加しました。最近,地元のあるテレビ時事解説者は,「暴力行為や略奪行為は今では日常茶飯事になった」と述べました。

エホバの証人も波のように押し寄せる犯罪の影響を免れているわけではありません。強盗に入られて音響装置を盗まれた王国会館は少なくありません。クリスチャンの集会が開かれている最中に,武装した一群の若者たちが王国会館に乱入し,出席している人々からお金や時計,他の貴重品を奪って行ったことも何度かあります。日常の活動に携わっているときに強盗に殺害された証人たちさえ何人かいるのです。

そうした障害にもかかわらず,エルサルバドルのエホバの証人は引き続き良いたよりを一生懸命宣べ伝えています。彼らがそうしているのは,「あらゆる国民の中で,良いたよりがまず宣べ伝えられねばなりません」という聖書の命令に従っているからです。(マルコ 13:10)この国には,聖書が差し伸べる王国の希望を切望している人がまだ大勢います。そして証人たちは,その一人一人に達するよう努力しています。非公式の証言は,宣べ伝えるうえで効果的な方法であることが実証されています。

あるエホバの証人は病院で治療を受けている間,機会あるごとに,ほかの患者に聖書の中に見いだされる,将来に関する神の約束について話しました。一人の重症患者は悲しげに,「私の命はもう長くはないんです」と言いました。しかし,その患者の悲観的な態度を見てもこの証人は神の王国の良いたよりを伝えるのを思いとどまりませんでした。むしろ,エホバの証人が発行している「あなたは地上の楽園で永遠に生きられます」という本をこの男性に読んで聞かせました。数日後この証人は,この男の人が亡くなるのは残念だと思いながら退院しました。

その証人は4年後に,別の病院で治療を受けなければなりませんでした。入院中,一人の患者が彼に近づき,「私のことを覚えていますか」と言いました。この男性は,証人が4年前に出会い,死ぬかと思われた人だったのです。この人が証人を抱き締め,「私も今はエホバの証人なんです」と言った時,このエホバの証人は本当にうれしい驚きを味わいました。この人は,将来についての聖書の希望を受け入れ,エホバの証人と聖書を研究し,自分の命をエホバに献げたのです。この人はエホバの証人になっただけでなく,2年ほど正規開拓者として全時間宣教を行なっていました。

この場合,非公式な状況のもとでまかれた真理の種が,敏感な心を動かしました。真理についての知識を知るよう人々を援助するこうした特権は,「対処しにくい危機の時代」にあっても,宣べ伝える業を続けるよう真のクリスチャンを動かします。

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