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  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1986
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1986
塔86 11/15 26–30ページ

あなたは人生の伴侶を探していますか

「幸せな結婚以上に,麗しく,親しみのこもった,また魅力的な関係や交流や交わりはない」。そのように言われてきました。ですから,幾百万もの独身者が人生の伴侶を得たいと思うのも不思議ではありません。

仲人としてコンピューターに頼る人もいれば,星を当てにする人もいます。しかし,結婚の創始者である,わたしたちの創造者に頼るほうがはるかに優れています。(創世記 2:18-24)神が愛のこもった関心を抱いておられ,知恵を有しておられるという事実は,その諭しや諸原則を信頼するための堅い基盤となります。その諭しや諸原則のおかげで,わたしたちは結婚相手に何を期待すべきかを知ることができます。(詩編 19:7)み言葉によるとクリスチャンは次のように命じられています。

『主にある者とだけ結婚しなさい』

なぜでしょうか。それはエホバ神がわたしたちのとこしえの福祉を気にかけておられるからです。『主にある者とだけ結婚しなさい』という使徒パウロの諭しは,配偶者として自分と同じ真の崇拝者を選んだ,エホバの初期の僕たちの慣行と一致しています。(コリント第一 7:39。申命記 7:3,4)そのようにすることの益は非常に多いので,その益を思いに留めておかなければなりません。

例えば,配偶者が神を敬う人であれば,その人はわたしたちの愛ある天の父に対する忠義を示し続ける上で力になります。(伝道の書 4:9-12と比較してください。)夫婦がクリスチャンであれば,互いに励まし合えますし,様々な試練に一緒に立ち向かって打ち勝つことができます。結婚のきずなを弱めかねない圧力に,力を合わせて抵抗することもできます。二人ともエホバに頼り,エホバのすばらしい助言を当てはめるわけですから,そうでない場合よりもずっと容易に問題を取り除き,張り合わずに仲良くやってゆくことができます。エホバに仕え,エホバの道に従って生活を形造ろうとする二人のまじめな努力が,わたしたちの創造者の誉れとなるよう結婚生活を成功させるのに役立つでしょう。

数年前のことですが,グロリアという名の女性はある青年と親しく交際していました。その青年はクリスチャンの集会に出席し,「ものみの塔」研究の時には注解さえしていました。グロリアは,まだバプテスマを受けていないその人との親しい交際をやめるようにとの訓戒を受けましたが,その青年に“夢中になって”いたため,その助言を適用しませんでした。それでも,その助言が正しいことは知っていました。それで,ある日,そのことでエホバの助けを請い求めて真剣に祈りました。その後間もなく,その青年が不道徳な人であることが発覚したので,グロリアはすぐに交際をやめました。結局,彼女は立派なクリスチャンの青年と結婚しました。今,夫は任命された長老であり,子供たち二人は真理のうちにあって活発です。グロリアは過去を振り返って,「エホバのおかげで,多くの問題を避けることができました。最良の助言をいただいて,愛ある夫と共に幸せな生活を送れるようになったのは,エホバが導いてくださったからです」と述べています。

なぜほかのところに求めるのか

では,エホバに献身した人が配偶者をほかのところに求めたりするのはなぜでしょうか。クリスチャンは,エホバはわたしたちにとって最善のことを知っておられ,わたしたちのために最善を願っておられる,ということを確信しているのではないでしょうか。(箴言 3:1-7。詩編 145:16)あなたはいかがですか。エホバが「真理の神」であることを信じていますか。(詩編 31:5)信じておられるのなら,エホバが常に適切で有益な信頼できる助言を与えてくださることをよく理解しておられるはずです。(イザヤ 48:17,18)実際,愛ある天の父はわたしたちの永遠の福祉を念頭に置いて諭しをお与えになりますが,わたしたちは近視眼的になって自分の計画を今日明日のことに限定してしまうかもしれません。しかし,人生の伴侶を探しているのなら,もっと先のことを考慮に入れて計画を立てているべきではないでしょうか。―詩編 37:11,29。

あなたは,王国が近づいており,間もなくこの地を清めるために行動開始することを本当に信じていますか。そして,予告されていた全地球的な楽園の中にいる自分自身を思いに描いていますか。それとも,現在の事物の体制を十分に楽しみたいと思いますか。快適な暮らしができるようにしてくれる伴侶を探していますか。それとも,真の崇拝を第一にする人を求めていますか。(マタイ 6:33)実際のところ,あなたの生活の中で最も大切なものは何ですか。心の奥底にある考えや動機を調べてみるのは賢明なことです。そのようにして,もし必要なら調整を加えることにより,エホバの不興を買うような行動をせずにすみます。―詩編 78:40,41と比較してください。

わたしたちの不実な心

エレミヤ 17章9節には,「心はほかの何物にも勝って不実であ(る)」という警告があります。ですから,絶えず吟味しなければなりません。また,思い起こすと良いのは,会衆の長老たちや他の人たちが愛をもって与える,霊感による聖書の訓戒や思い出させるための諭しを無視する人は,しばしば多くの涙を流し,心痛を味わうということです。

『でも,どうしてそう言えるのですか。仲間の崇拝者と結婚しなかった兄弟を知っていますが,今は二人ともエホバに仕えています』と言う人がいるかもしれません。確かに,事がそのように運んだ例もわずかながらあり,夫婦が共に『真理のうちを歩んで』いるというのはうれしいことです。(ヨハネ第三 4)しかしそうなったとしても,バプテスマを受けていない人と結婚したその兄弟は不従順でした。その独立的な精神はいつかまた表面化するでしょうか。神よりも物事をよく知っていると考えて聖書の助言を軽視し,別の状況下でも自分自身の知恵に頼ろうという気になることはないでしょうか。わたしたちは『心をつくしてエホバに依り頼む』ように勧められています。(箴言 3:5)それは,すべてのことにおいて神の意志に柔順な態度で服することを意味しています。ですから,従順な心,すなわち,小さな事柄においても従順の試みに立ち向かえる心を陶冶することを願わなければなりません。(ルカ 16:10)神に背くなら,どんな傾向を育むことになるでしょうか。『主にある者と結婚』しなかった兄弟は,自分勝手に物事を行なったのは間違いであったことを認め,エホバの許しを求めたことでしょう。では,あなたはそのようにして自分の結婚生活を始めたいと思われますか。

『でも,私の交際している男の人は聖書研究を始めましたし,クリスチャンの集会に出席しています』と言う人がいるかもしれません。なるほど,そういう状況もあります。しかし,その人はなぜ研究しているのでしょうか。結婚相手を獲得するためですか,それとも,エホバ神について学び,エホバに仕えるためですか。求愛期間中ずっとその男の人の動機は不確かであるかもしれません。結婚式の日の後,どんなことが明らかになるでしょうか。もちろん,交際中のその人がバプテスマを受けるまで待ち,バプテスマの直後に結婚の日どりを決めるかもしれません。厳密に言えば,あなたは『主にある者と結婚』してはいます。しかし,その助言の精神と調和した行動をしているでしょうか。

あなたは兄弟が何らかの奉仕の特権に推薦される時期をご存じでしたか。バプテスマを受けていればそれで十分でしょうか。いいえ,そうではありません。そのような兄弟は『ふさわしいかどうかまず試され』ます。(テモテ第一 3:10)この点から一つの教訓を学ぶことができますか。確かにできます。ゆっくり観察し,話に耳を傾けるということです。ゆっくり時間を取り,結婚というものの重大さについて考えてください。その人個人を,夢中になって曇らされた目を通してではなく,客観的に観察してください。そして,その人の話すことにも耳を傾けてください。その人は神に対する愛のこもった賛美の言葉を心から語りますか。道理にかなった期間内に,クリスチャンとして進歩している証拠を示しましたか。その人の忠実さや霊的な資格がはっきりしてから,その人を人生の伴侶となる可能性のある人として考慮し始めても遅くはありません。次のような機知に富む詩があります。

「お嬢さん,わたしの語る話には

この教訓が含まれているようだ。

結婚するなら,ふさわしい相手だけでなく,

ふさわしい時を選ぶこと」。

もし心のおもむくままに健全な助言や客観的な推論を退けるなら,どうなるでしょうか。悲惨な結果になりかねません。聖書が次のように忠告していることを忘れないでください。

『まくものを刈り取る』

ジャクリーンの身に起きたことを考えてみてください。長老は彼女がクリスチャン会衆外の青年と続けていた交際について助言しました。ところがジャクリーンは,兄弟たちは厳格すぎると感じて,聖書に基づく勧めに耳を貸しませんでした。後に,ジャクリーンは自分の態度を振り返って,「人は自分の理解したいことは理解するが,エホバが理解しておられることや言われることは理解しない」ということを認めました。その青年は聖書研究を始め,やがてバプテスマを受けました。3か月もたたないうちに二人は結婚しました。

たちまち問題が生じました。実際,それはハネムーンの時に始まりました。ジャクリーンが気づいていなかった,あるいは適当に見過ごしていた望ましくない特質が,その後にはっきりと分かるようになりました。彼女は幸せな一致した結婚生活を夢見ていましたが,残念なことに,その逆になってしまいました。夫は排斥され,赤子二人を残して彼女のもとを去ったのです。今やジャクリーンは,悪化するこの体制の経済的な圧力は言うに及ばず,幼児二人を養育し,その身体的また感情的な必要を顧みるという挑戦にも立ち向かわなければなりません。ジャクリーンはこの苦い経験からどんなことを学んだでしょうか。彼女はこう語っています。「従順です。助言が厳しく思えたり,自分にとって最善だとは感じられないかもしれませんが,その助言をエホバからのものとみなし,それに全く従うべきです」。―ガラテア 6:7。詩編 86:11。

別の例を考慮してみましょう。マリーツァは,将来自分の夫になる人と職場で知り合いました。マリーツァは自分が知らなかった世界の事柄をその人から教わりましたが,それらの事柄はそれほど悪いようには思えませんでした。その人は豊かな教養があり,礼儀正しく,いろいろな話題に関して知的な話ができました。マリーツァは多くの聖書的な警告を与えられましたが,警告は少しも心に達しませんでした。余りにも“恋に”夢中になっていたのです。

そのうちに,愉快な友と過ごす,心ときめく夜の華やかさがないクリスチャンの集会は,マリーツァにとって退屈になってきました。結婚前にその男性は,マリーツァがクリスチャンの集会に出席するのを妨げないという約束をし,その約束を守りました。しかし,マリーツァはいつのまにかほかの事柄に熱中するようになり,霊的な活動は二の次になり,不活発になりました。

二人のそれまでの愉快な会話はどうなったでしょうか。そうした会話はだんだんしなくなり,ついに夫は,4歳から9歳までの四人の子供を残してマリーツァと離婚しました。そのショックにマリーツァはぼう然とし,3年後にやっと,自分の身に起きたことと自分の身の振り方を検討できるだけの冷静さを取り戻しました。彼女は,「人生は苦しいものだ」と自分に言い聞かせてきました。それでも,満足できませんでした。幸せだった年月,そうです,野外宣教に出て人々に王国の良いたよりを伝えながら,顔をなでる涼しいそよ風の心地良さを味わったころのことが今も思いに浮かんでくるからです。

「聞き従ってさえいたなら,こんな苦しみや悩みは経験せずにすんだのに」と,マリーツァは叫びました。彼女は自分の子供の学校の友達を通してもう一度エホバの証人と接触を持つようになりました。真理に対する関心とエホバへの愛は再び燃え立たせられ,彼女と子供たちは今,活発にエホバに奉仕しています。現在マリーツァは,「エホバが与えてくださる指導に服することを学び,エホバはご自分の意志を知らせるために,思いもよらない人たちをお用いになるということを認めてください」と心から勧めています。イエス・キリストが言われたとおり,「どのように聴くかに注意を払いなさい」。(ルカ 8:18)そうです,ゆっくり,観察し,話に耳を傾けてください。

王国会館で開かれる今度の集会の時,周りを見回してみてください。きっと,幸せな幾組ものクリスチャンの夫婦を見かけるでしょう。時や経験を共にするその人たちの喜びに気がつかれるでしょう。他方,配偶者が未信者であるために一人だけで出席している人を見かけるかもしれません。その人たちは自分の夫や妻が一緒にいることを強く望んでいます。多くの場合,その人たちは集会後すぐに家に帰らなければならず,必然的に仲間の信者との築き上げる会話や交わりを持てなくなります。『主にある者とだけ結婚しなさい』という訓戒を無視したために自分がそれと同じ状況に置かれるという,冒す必要のない危険を冒すつもりですか。むしろエホバの指示に従い,悲惨な結果を避けるほうがずっと賢明です。―詩編 119:9。箴言 28:26。

エホバを待ちなさい

『でも,会衆内には一人もいません。私と同年代の人はほとんどいないのです』と言われるかもしれません。そのとおりかもしれません。しかしあなたには,エホバがあなたの幸福を願っておられるという確信がありますか。『神はあなたを顧みてくださいます』。(ペテロ第一 5:6,7)「思慮深い妻はエホバからのものである」という箴言の言葉を思い起こせますか。(箴言 19:14)では,結婚問題を祈りのうちに考慮してはいかがですか。―フィリピ 4:6,7。

ハンナと,子供が欲しいという彼女の願いのことを覚えていますか。ハンナはどうしたでしょうか。エホバを全く信頼し,心を注ぎ出してエホバに祈願しました。こうして問題をみ手にゆだねました。やがてハンナは自分の祈りに対するすばらしい答えを得ました。男の子を出産したのです。―サムエル第一 1:9-11,18-20。詩編 62:8。

地元の会衆にあなたと同年代の人がほとんどいないとしても,巡回大会や地域大会の時にはどうですか。わたしたちは霊的な目的でそのような大会に出席しますが,そのような時に自発的に奉仕する人たちは,他の人たちに仕えたり,魂をこめてエホバに仕える兄弟姉妹と知り合うという満足を味わっています。そして,そのような機会には,後に自分の人生の伴侶となる人に出会う可能性もあります。

しかし,今ふさわしいクリスチャンの配偶者を見つけられないとしても,独身者として貞潔な生活を送ることができるよう祈りのうちにエホバに依り頼んでください。そして,独身でいる間に,良い夫また父親,あるいは良い妻また母親となるための特質や能力を培ってください。(ガラテア 5:22,23)多くの人は,開拓者として全時間宣教に携わることによって,まさにそうするよう助けられてきました。時間とエネルギーを用いる何と優れた方法なのでしょう!

人生の伴侶を探しておられるのでしたら,最初どこから探し出すつもりですか。人生の目標を同じくする,また,とこしえにエホバに仕えたいという強い願いを抱く,エホバの活発な仲間の崇拝者の内から見いだすようにしてください。(テモテ第二 2:22)そして,エホバが人生の伴侶として神を恐れる人を授けてくださったなら,あなたの結婚生活がわたしたちの愛ある神に誉れを帰するものとなりますように。

[29ページの拡大文]

「聞き従ってさえいたなら,こんな苦しみや悩みは経験せずにすんだのに」

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