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目ざめよ! 1986
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「エホバの証人の子弟の先天性心疾患に対する心臓手術」

「胸部および心血管手術ジャーナル」誌の1985年89巻は上のような主題のもとに,エホバの証人の子弟110人に施された心臓手術の結果を掲載しました。同誌は,「どの患者に対しても,入院中に血液もしくは血液製剤を与えることはなかった」と述べています。患者の年齢は生後6か月から12歳にわたっていました。10人の患者が合併症を起こしましたが,「そのいずれも,輸血をしなかったことが原因であるとは言えない」ということです。

では,子供に無血手術を施すことを渋る外科医がいるのはなぜでしょうか。その記事はこう述べています。「子供の場合に一つ懸念されているのは,体外循環路[心肺装置]を満たすのに必要な晶質の量がある程度の血液の希釈を生じさせ,適切な酸素の配給が不可能になるのではないかということである。また,手術による失血および先天性心疾患と関連づけられる血液凝固症[血液凝固の問題]は,血液成分を用いないとうまく処理できないのではないかという懸念も持たれている」。

では,エホバの証人の子供に施されたこれらの手術では,血液を使わずにどうやって心肺側副路を満たしたのでしょうか。まずぶどう糖水溶液を使用し,後に行なわれた手術ではぶどう糖加乳酸ナトリウムリンゲル液を使用して,循環路を晶質溶液で満たしたのです。血液は必要ではありませんでした。

エホバの証人の子弟に対するそれらの手術からどんなことが分かったでしょうか。「その結果,たとえ幼い患者の場合でも,過度の血液希釈や術後の出血が大きな問題になることはなく,輸血をしないことが手術による罹患率あるいは死亡率の要因になることはまずないことが証明された」ということです。―下線は本誌。

言うまでもなく,幼い子供の場合,血液の量は初めから少ないので,晶質を満たした側副路装置を使用すると希釈率はずっと高くなります。それでも,手術中および手術直後の24時間中,「ヘモグロビンの総量に対する失われたヘモグロビンの割合は,年齢の高い患者より年齢の低い患者のほうが高いということはなかった」のです。

それらの手術の総合的な結果に外科医は満足したでしょうか。「概してエホバの証人の子弟の経過が,自由に輸血を施された子供と同じほど良好か,もっと良いという我々の印象を裏づける目的で両者の結果を比較することはしなかった。しかし,低い罹患率や死亡率を観察すると,血液希釈および血液保存の同様の技術を,心臓手術を受ける子供にもっと広く利用できないかという疑問が生ずる」。

米国テキサス州ヒューストンの外科医のチームはどんな結論に達したでしょうか。「自分たちの得た結果は,子供たちに対して輸血をせずとも,心肺側副路を使用した心臓手術を安全に行なえることを証明している」ということです。

肝炎や梅毒やエイズを媒介する可能性など,輸血にはいろいろな危険が内在しています。過去数十年間にわたって治療を受けた,世界各地のエホバの証人の数多くの症例は,そのような合併症を避ける,代わりになる無血の療法には十分な根拠があることを確証しています。

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