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エホバによって自分を強くするものみの塔 1970 | 2月15日
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を収めています。(ロマ 8:35-37)「エホバの証人の1969年度年鑑」からこれらの国に関する報告を読んでごらんなさい。(「ものみの塔」69年4月15日号,同5月15日号,8月1日号,11月15日号)このことが真実であるのを理解されるでしょう。忠実な神のしもべは復活の希望に強められ,死に直面しても恐れませんでした。―ヨハネ 5:28,29。
神の組織が1世紀のクリスチャンたちを強めた方法の一つは,忠実な人々を派遣して,各地の会衆にいる弟子たちを教え励ますことでした。パウロやバルナバはそれら旅行したしもべの例です。ある時これらふたりはピシデヤのルステラ,イコニオム,アンテオケなどの兄弟たちを再び尋ねに行きました。それらの土地では以前,暴徒の襲撃を受けたこともあったのです。聖書はこうしるしています。「ルステラ,イコニオム,アンテオケにかへり,弟子たちの心を堅うし信仰にとゞまらんことを勧め,また我らが多くの艱難をへて神の国にいるべきことを教ふ」― 使行 14:21,22。
パウロその他忠実なしもべたちのこうした巡回訪問は確かに弟子たちを強め,しっかり立たせました。今日,エホバの証人の組織はこれと同じような奉仕を受けています。「忠実にしてさときしもべ」の統治体から派遣される忠実な人々は,全地のエホバの証人の会衆を絶えず巡回し,証人たちがエホバへの奉仕を忠実に続けるように励ましています。こうした取り決めは証人たちをなんと強めているではありませんか。
わたしたちは今,新しい事物の体制の門口に立っています。今の事物の体制は滅びを目前にしているのです。(ペテロ後 3:7-13。ヨハネ第一 2:15-17)悪魔サタンは神のしもべたちに対する全面攻撃を今や開始しようとしています。わたしたちは恐れますか。わたしたちは前途の試練に立ち向かうため自分を強くしていますか。パウロのごとく,わたしたちは恐れずに語ります。「我を強くしたまふ者によりて,すべての事をなし得るなり」― ピリピ 4:13。
わたしたちは今後も神のみことばの個人的勉強と,会衆の集会に集まり合うことを続けましょう。そして導きと力づけを絶えずエホバに祈り求め,みこころを行なうことに専心努力しましょう。神はこう約束しておられます。「われさらに汝を去らず,汝を捨てじ」。わたしたちはこのことばを全く信じ,「[エホバ]わが助主なり,我おそれじ。人われに何をかなさん」と自信をもって語ります。(ヘブル 13:5,6,[新])そうです,神から来る力にたよるなら,わたしたちは前途の試練に耐えることができるのです。
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エホバの保護に感謝するものみの塔 1970 | 2月15日
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エホバの保護に感謝する
これは血に関する神の律法を尊重したアメリカの十代の一少年から寄せられた手紙です。
親愛なるデビッドさんへ
ぼくはいま生まれてはじめて,元気ですということができます。カリフォルニア病院のじん臓病専門医による6か月にわたる治療を終えたところです。この経験を振り返って見ますと,幸いにもぼくはエホバに見守られていたことがよくわかります。
病院では最初の7週間,一連の精密検査を受けました。その結果,右側のじん臓が動脈狭窄という先天的な欠陥のために悪くなっていることを知りました。じん臓に血液を送る主要な動脈に欠陥があり,正常ならば鉛筆大のこの動脈が1
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