補助開拓者として奉仕する
1 春から夏にかけて,わたしたちの多くは補助開拓者として奉仕するすばらしい機会を持ちます。そのようにして,より多くの時間を奉仕に費やし,区域内の大勢の人々に王国の音信を知らせることができるでしょう。
2 主婦の姉妹たちは,通常の計画に実際的な調整を加える必要があるかもしれません。例えば,子供のいる方々は,子供たちとその必要を考慮に入れなければならないでしょう。年上の子供たちは,母親が野外奉仕に一層多くの時間をあてることができるように,朝食を作ったり,ある買い物をするなど,家庭の何かの責任を果たす上で助けることができるかもしれません。学齢前の子供たちは,たいていもっと融通がききます。奉仕に連れて行くことができますか。もし必要であれば,何人かの親が交代で幼い子供たちの世話をすることはいかがですか。自動車を奉仕に用いることができるなら,その日に得られた時間をより良く用いるため,昼食を持参して,車で食事をすることができますか。言うまでもなく夏休み中の子供たちも野外奉仕に一緒に行けます。
3 世俗の仕事を全時間しなければならない方々は,補助開拓者となるために,仕事の前後の時間を上手に用いる必要があるでしょう。あなたの雇い主は,毎日の仕事時間を幾らか調整するのを承諾してくれるでしょうか。このことを是非相談してごらんください。そして,休暇や週末には一日中奉仕する計画を立ててみてはどうですか。できるだけ多くの人々と会うことを思いに留めて,早く始めて,その日の遅くまで働くようにしてごらんください。
4 学校に通っている方々には,学期中であれば通常の学校で過ごす時間の前後だけでなく,多分学校にいる間の幾らかの時間にも多くの可能性があります。休み時間や昼食の時間を用いて,他の人々に証言することはいかがですか。ある人たちは通学電車の行き帰りとか,スクールバスに乗っている時に証言できるかもしれません。公共の乗り物を待っている時とか学校に向かって歩いている時に会話を始めることもできます。くり返しになりますが,週末や晩は十分に用いることができるはずです。この夏休みには学齢期の他の伝道者たちと共に計画を立てて一緒に開拓奉仕をするよう,取り決められるかもしれません。
5 それで,野外奉仕に十分あずかるよう努力してください。できるだけ多くの人々に話せる時を活用してください。晩や週末や夏休み中は人々が家にいる絶好の時です。週中の昼間にも,ビジネス街や街路で人々に近付くことができます。わたしたちが野外奉仕に時間を費やす目的は,どこでも人々がいるところなら,そこで人々を見いだして話すことなのです。
6 いなかの区域で働く方々は,都会の区域で証言する人とは幾らか違った仕方で働くのが最善だと思われるかもしれません。もしあなたがこの夏に補助開拓者として名簿に載せてもらうことができるなら,計画を最終的にまとめて,申込書を書くのは今です。エホバがあなたの注意深い計画を祝福してくださいますように。