必要の大きな会衆での奉仕に備える
1 日本において,資格ある働き人の助けを必要としている会衆は少なくありません。(使徒 16:9,10)昨奉仕年度だけでも1,200人以上の働き人がそのような会衆へ移動し,大いに感謝されました。あなたは必要の大きな会衆での奉仕に関心を持つ人の一人ですか。もしそうなら,今どのように備えることができるでしょうか。
2 まず,あなたの動機は非常に大切です。単なるあこがれではなく,広い区域を網羅して会衆の拡大に貢献し,会衆の霊性を築き上げたいとの純粋な願いを持っていなければなりません。求められているのは,他の人を「真に気づかう」態度であり,良いたよりのために自分を無にして仕える自己犠牲の精神です。―フィリピ 2:19-23。
3 必要の大きな所へ派遣される人には,健全な霊性,および精神的,感情的安定性が特に求められます。なぜなら,多くの場合,移動先の会衆では精力的に野外で働き,今よりも多くの割り当てを果たさなければならないからです。また,だれかとパートナーを組むことになるなら,異なる性格や背景を持つ人に進んで自分を合わせてゆくことが求められます。
4 ですから,今,自分自身を霊的に養うため,黙想の伴った意義深い個人研究の習慣を確立し,その良い習慣を保つよう努めましょう。そして自分を喜ばせることをせず,自己犠牲の精神や与える精神を培ってください。(使徒 20:35)さらに,長老たちを含め,会衆内のだれとでも仲の良い関係を育み,困難な状況のもとでも平衡を保ってやってゆけるだけの,精神的,感情的円熟性を培ってください。
5 必要の大きな会衆へ移動する開拓者には,人々を『弟子とする』業における産出性が当然期待されます。(マタイ 28:19,20)ですから,現在の会衆で,意欲的に再訪問を行ない,新しい研究を取り決めて司会する点である程度の経験を積んでおく必要があります。再訪問の数が少なく,野外で研究を取り決めて司会した経験がないなら,会衆の長老たちはこの面で喜んで援助を与えたいと思うことでしょう。
6 外国語会衆や手話会衆では,開拓者として十分に経験を積んだ真に資格ある奉仕者が必要とされています。広範な区域,異なる社会的背景など,挑戦となる多くの要素が関係しているため,言語能力以上に,特に高い霊性,精神的,感情的円熟性,自己犠牲の精神,そして健康であることが求められます。それで,協会を通さず,個人的に移動することは勧められていません。
7 種々の「費用を計算」した上で,自分には働き人を必要とする会衆へ移動する備えができていると確信したなら,移動を申し込むための手紙を会衆の書記から受け取ってください。(ルカ 14:28)自分を喜んで差し出したいというあなたの願いを,エホバが豊かに祝福してくださいますように。―イザヤ 6:8。