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新世界訳聖書 ― 参照資料付き
エレミヤ

エレミヤ*書

1 ベニヤミンの地+のアナトテ+にいた祭司のひとり,ヒルキヤ*の子エレミヤ*の言葉+。2 ユダの王,アモン+の子ヨシヤ+の時代,その統治の十三年+に,彼にエホバの言葉が臨んだ。3 そしてそれは,ユダの王,ヨシヤの子エホヤキム+の時代に,ユダの王,ヨシヤの子ゼデキヤ+の*十一年の終わりに至るまで,エルサレムが第五の月+に流刑に処せられるまでずっとあった。

4 そして,エホバの言葉がわたしに臨んで言った,5 「わたしは,あなたを腹のうちで形造っている前から+あなたを知っており+,あなたが胎を出る前からあなたを神聖なものとした+。わたしはあなたを諸国民への預言者とした」。

6 しかし,わたしは言った,「ああ,主権者なる主エホバよ! わたしは一体どのように話したらよいのか,それさえ分かりません+。わたしは少年*にすぎないからです+」。

7 すると,エホバはさらにわたしに言われた,「『わたしは少年にすぎない』と言ってはならない。かえって,あなたはわたしが遣わすすべての者たちのところへ行かなければならない。わたしがあなたに命ずることをみな話すべきである+。8 彼らの顔のために恐れてはならない+。『わたしはあなたと共にいて,あなたを救い出す+』からである,とエホバはお告げになる」。

9 そこで,エホバはみ手を突き出して,それをわたしの口に触れさせた+。それから,エホバはわたしに言われた,「さあ,わたしはわたしの言葉をあなたの口に入れた+。10 見よ,わたしは今日,あなたを諸国の民と王国の上に任命した+。それは根こぎにし,引き倒し,滅ぼし,打ち壊すため+,建てて,植えるため+である」。

11 そして,エホバの言葉が引き続きわたしに臨んで言った,「エレミヤよ,あなたには何が見えるか」。

それでわたしは言った,「アーモンドの木*の横枝*が見えます」。

12 すると,エホバはさらにわたしに言われた,「あなたはよく見た。わたしは自分の言葉を遂行するため,それに関してずっと目覚めている*からである+」。

13 また,エホバの言葉がわたしに二度目に臨んで言った,「あなたには何が見えるか」。

それでわたしは言った,「吹きあおられている*広口の料理なべが見えます。その口*は北とは別の方を向いています」。

14 そこでエホバはわたしに言われた,「この地の全住民に向かって,北から災いが解き放たれるであろう+。15 『いまわたしは北のもろもろの王国のすべての家族を呼び寄せる』と,エホバはお告げになるからである+。『彼らは必ず来て,各々その王座をエルサレムの門+の入口に,またその周囲のすべての城壁とユダのすべての都市に向かって据えるであろう+。16 そして,わたしはそのすべての悪に関するわたしの裁きを彼らと共に語る+。それらの者がわたしを捨てて+,ほかの神々に*犠牲の煙を立ち上らせ+,自分の手の業に身をかがめ続けるからである+』。

17 「それで,あなたは,腰に帯を締めるべきである+。あなたは立ち上がって,わたしがあなたに命ずることをみな彼らに話さなければならない。彼らのために恐怖の念を抱くな+。わたしが彼らの前であなたに恐怖の念を抱かせることのないためである。18 しかしわたしは,見よ,今日あなたを全地に向かって+,ユダの王たちと,その君たちと,その祭司たちと,この地の民とに対して*+,防備の施された都市,鉄の柱,銅の城壁とした+。19 そして彼らは必ずあなたと戦うことになるが,あなたに打ち勝つことはない+。『わたしがあなたと共にいて+,あなたを救い出すからである+』と,エホバはお告げになる」。

2 また,エホバの言葉がわたしに臨んで+言った,2 「行って*,あなたはエルサレムの耳に呼ばわって,言わなければならない,『エホバはこのように言われた+。「わたしはよく覚えている。あなた*の側の,あなたの若い時の愛ある親切*を+,あなたが婚約し+,荒野で,種のまかれていない地で,わたしに従って歩んでいたとき+の愛を。3 イスラエルはエホバにとって聖なるもの*+,その最初の収穫*+であった」』。『彼をむさぼり食う者はだれでも,自分を罪科のある者とするのであった+。災いがそれらの者に臨むのであった』と,エホバはお告げになった+」。

4 ヤコブの家+と,イスラエルの家のすべての家族よ,エホバの言葉を聞け+。5 エホバはこのように言われた。「あなた方の父たちはわたしにどんな不当なことを見いだしたので+,わたしから遠く離れてしまい+,むなしい偶像に従って歩みつづけ+,自らもむなしい者となっていったのか+。6 そして彼らは言わなかった,『エホバはどこにおられるのか。わたしたちをエジプトの地から連れ上った方+,わたしたちに荒野を,砂漠平原+と坑の地を,水のない+,深い陰*+の地を,人*の通らない,地の人*の住まない地を歩いて通らせた方は』と。

7 「そして,わたしはあなた方を徐々に果樹園の地に連れて来て,その実とその良いものとを食べさせた+。しかしあなた方は入って来てわたしの地を汚し,わたしの相続物を忌むべきものとした+。8 祭司たちも『エホバはどこにおられるのか』と言わなかった+。また,律法を扱う者たちもわたしを知らず+,牧者たちもわたしに対して違犯をおかし*+,預言者たちまでがバアルによって預言した+。そして何の益ももたらすことのできない者たちにしたがって歩んだ+。

9 「『それゆえ,わたしはなおもあなた方と争う+』と,エホバはお告げになる,『また,あなた方の子の子らとも争うであろう+』。

10 「『しかし,キッテム+の海沿いの地帯*に渡って,見るがよい。ケダル+にも人をやって特別の考慮を払い,このようなことが起こったかどうか見よ+。11 国民が神々+を,神でもない*者+と取り替えたことがあろうか。ところが,わたしの民はわたしの*栄光を,何の益をももたらすことのできないものと取り替えてしまった+。12 天よ,あなた方はこのことで驚いて見つめよ。戦りつを覚えて*おぞ気立て』と,エホバはお告げになる+,13 『わたしの民の行なった二つの悪事があるからである。彼らは自分たちのために水溜めを,それも,水を入れておくことのできない壊れた水溜めを切り掘ろうとして,生ける水の源+であるこのわたしを捨てたのだ+』。

14 「『イスラエルは僕なのか*+。家に生まれた奴隷なのか。彼が強奪のためのものとされたのはなぜか。15 たてがみのある若いライオンは彼に向かってほえたける+。それらは声を上げた+。そしてその地を驚きの的としていった。その諸都市には火が放たれたので,住む人はひとりもいない+。16 ノフ*+とタフパネス*+の子らもあなたの頭の頂を食らいつづけた+。17 あなたの神エホバがあなたを道に歩ませておられた間に+,あなたが[神]を捨てることによって+自分自身に行なうようになったのは,まさにこのことではなかったか。18 それで今,あなたはエジプトの道にどんな関心があって+シホル*+の水を飲もうとするのか。また,アッシリアの道にどんな関心があって+川*の水を飲もうとするのか。19 あなたの悪はあなたを正すべきであり+,あなた自身の不忠実の行為はあなたを戒めるべきである+。では,知り,そして見るがよい。あなたがあなたの神エホバを捨てるのは悪く,苦々しいことであることを+。そしてわたしへの怖れはあなたに[生じなかった+]』と,主権者+なる主,万軍のエホバはお告げになる。

20 「『昔わたしはあなたのくびきを打ち砕き+,あなたの縛り縄を引きちぎったからである。しかしあなたは言った,「わたしには仕えるつもりはない」と。すべての高い丘の上で,すべての生い茂った木の下で+,あなたは寝そべって+売春をしていたからである+。21 しかしわたしは,あなたをえり抜きの赤ぶどうの木として植えた+。それはすべてまことの種であった。それなのにどうしてあなたは,わたしに対して異質のぶどうの木の堕落した[若枝]に変わってしまったのか+』。

22 「『しかし,たとえあなたがアルカリで洗っても,多量の灰汁を自分のために使っても+,あなたのとがはわたしの前にあってはまさしく汚れのままである+』と,主権者なる主エホバはお告げになる。23 どうしてあなたは,『わたしは自分を汚さなかった+。バアル*に従って歩まなかった+』と言えよう。谷+の中の自分の道を見よ。自分のしたことに留意せよ。その道を当てどもなく走り回る速足の雌のらくだ。24 荒野に慣れた[雌の]しまうま+。[それは]自分の魂の渇望のために風*をかぐ+。その交尾の時期にはだれがこれを引き戻すことができよう。これを捜している者はだれも疲れ果てはしない。[そうした]月にこれを見いだすのである。25 あなたの足がはだしにならないようにせよ。あなたののどが渇かないように[せよ+]。しかしあなたは言った,『望みはありません+! いえ,わたしはよそ者たちに恋をしたので+,彼らに従って歩んで行きます+』と。

26 「見つけられたときの盗人の恥のように,イスラエルの家の者たちは,彼らは,その王たち,その君と祭司と預言者たち+は恥をかいた+。27 彼らは木に向かって『あなたはわたしの父です』と言い+,石に向かって『あなたがわたしを生んだのです』と[言っている]。しかしわたしにはうなじを向けて,顔を[向け]はしなかった+。そして災いの時には,『どうぞ立ち上がって,わたしたちを救ってください!』と言うであろう+。

28 「しかし,あなたが自分のために造ったその神々*はどこにいるのか+。もし彼らがあなたの災いの時にあなたを救うことができるのなら,彼らが立ち上がればよい+。ユダよ,あなたの神々はあなたの都市の数のようになったからである+。

29 「『なぜあなた方はわたしと争いつづけるのか+。なぜあなた方は,あなた方のだれもがわたしに対して違犯をおかしたのか+』と,エホバはお告げになる。30 わたしがあなた方の子らを打ったのは無駄であった+。彼らは懲らしめを受け入れなかった+。あなた方の剣は,滅びを生じさせるライオンのように,あなた方の預言者たちをむさぼり食った+。31 世代よ,あなた方は自分でエホバの言葉を見よ+。

「イスラエルにとってわたしはただの荒野+,あるいは全き闇の地となってしまったのか。なぜこれらの者,わたしの民は,『わたしたちは歩き回りました。わたしたちはもうあなたのもとに来ません』と言ったのか+。32 処女が自分の飾り物を,花嫁が自分の胸帯を忘れることがあろうか。それなのにわたしの民は ― 彼らは数知れぬ日の間わたしを忘れたのだ+。

33 「女よ,なぜあなた*は愛を捜し求めようとして自分の道を繕うのか。それゆえ,あなたは悪いことに関しても自分の道を教えたのだ+。34 また,あなたのすそ*には罪のない貧しい者たち+の魂*の血こん*+が見いだされた。わたしは押し入る*行為にそれを見いだしたのではないが,[それは]これらすべての上に[ある+]。

35 「しかしあなたは言う,『わたしに罪はなかった。[神]の怒りは確かにわたしから去った+』と。

「いまわたしは,あなたが『わたしは罪をおかさなかった+』と言うので,あなたと論争を始める。36 なぜあなたは自分の道を変えることをごくささいなことのように扱うのか+。あなたは,アッシリアを恥じるようになったと同じく+,エジプトについても恥じるであろう+。37 そのためにも,あなたは両手を頭にのせて+出て行くであろう。エホバがあなたの確信のよりどころを退けられたからである。あなたがそれらによって成功することはない」。

3 こういう言い習わしがある。「もし人*がその妻*を去らせ,彼女が実際に彼のもとを去ってほかの人のものになったなら,彼は再びその女のもとに戻ってよいだろうか+」。

その地*は確かに汚されてしまったのではないか+。

「そしてあなた*も多くの友と売春をした+。それなのにわたしのもとに帰って来てよいであろうか+」と,エホバはお告げになる。2 「踏みならされた道にあなたの目を上げて見よ+。あなたが犯されなかった*場所はどこにあるのか+。あなたは,荒野のアラビア人のように,彼らのために道のそばに座った+。あなたは自分の売春の行為と悪とによって地を汚しつづける+。3 それゆえに,豊潤な雨はとどめられており+,春の雨さえ生じなかった+。そして,売春をする妻の額があなたのものとなった。あなたは恥辱を感じることもなかった+。4 あなたはこの時からわたしに呼ばわったのか,『わたしの父よ+,あなたはわたしの若い時の腹心の友です+! 5 定めのない時に至るまで憤慨することが,また永久に[何かを]見つづけることがあってよいでしょうか+』と。見よ,あなたは語り,次いで悪いことを行ない,[それを]行ない通した+」。

6 さらに,エホバは王ヨシヤ+の時代にわたしに言われた,「『あなたは不忠実なイスラエル*の行なったことを見たか+。彼女はすべての高い山の上+,すべての生い茂った木の下+に行ってはそこで売春を行なおうとする+。7 そして彼女がこれらのことすべてをした後,わたしは彼女にわたしのもとに帰って来るようにと言いつづけたが,彼女は帰って来なかった+。ユダは自分の不実な姉妹+を見つづけた。8 わたしはそれを見たとき,不忠実なイスラエルが姦淫を行なったその理由のために,彼女を去らせ+,次いで完全な離婚証書をこれに与えた+。それでも,不実な行ないをするその姉妹ユダは恐れもせず,かえって自分もまた,行って売春をするようになった+。9 そして彼女の売春は[その]軽薄な物の見方ゆえに生じ,彼女はその地を汚し+,石や木と姦淫を行ないつづけたのである+。10 このすべてにもかかわらず,その不実な姉妹ユダは心を尽くしてわたしのもとに帰って来ることはなかった+。ただ,偽って+[そうしたにすぎない]』と,エホバはお告げになる」。

11 そして,エホバはさらにわたしに言われた,「不忠実なイスラエルはその魂が,不実な行ないをするユダよりも義にかなっていることを証明した+。12 行って*,あなたはこれらの言葉を北+にふれ告げて,言わなければならない。

「『「背信のイスラエルよ,帰れ」と,エホバはお告げになる+』。『「わたしはあなた方に[怒って]顔を向けることはない+。わたしは忠節だからである+」と,エホバはお告げになる』。『「わたしは定めのない時に至るまで憤慨しつづけることはない+。13 ただ,あなたは自分のとがに留意せよ。あなた*はあなたの神*エホバに対して違犯をおかしたからである+。そして,あなたはすべての生い茂った木の下で+自分の道をよそ者たちに散らし続けた+。しかしあなた方は,わたしの声には聴き従わなかった」と,エホバはお告げになる』」。

14 「背信の子ら+よ,帰れ」と,エホバはお告げになる。「わたしはあなた方の夫たる所有者となったからである+。わたしはあなた方を都市から一人,家族から二人取り出して,あなた方をシオンに連れて行く+。15 そしてわたしの心に合った牧者たちをあなた方に与え+,彼らは知識と洞察力とをもって必ずあなた方を養う*であろう+。16 そして,その日,その地において*,あなた方は多くなり,必ず実を結ぶ」と,エホバはお告げになる+。「彼らはもはや,『エホバの契約の箱+!』とは言わず,それが彼らの心に上ることもない。彼らはそれを思い出しもせず+,惜しみもせず,それが造られることももはやない。17 その時,彼らはエルサレムをエホバの王座と呼ぶ+。すべての国の民はそのもとに,エルサレムのエホバのみ名のもとに+必ず集められ+,自分たちの悪い心の強情さに従って歩むことはもはやない+」。

18 「その日,彼らは,ユダの家はイスラエルの家と共に*歩き+,彼らは共に+北の地から出て,わたしがあなた方*の父祖たちに世襲所有地として与えた地にやって来る+。19 そしてわたし自身が言った,『ああ,わたしはあなた*を子らの中に置き,望ましい地+,諸国民の軍勢の飾りの世襲所有地をあなたに与えていったのだ!』そしてわたしはさらに言った,『あなた方は「わたしの父+よ!」とわたしに呼ばわり,わたしに従うことから引き返すことはないであろう』。20 『まさしく妻*がその友から不実にも離れた+[ように],イスラエルの家よ,あなた方もわたしを不実な仕方で扱った+』と,エホバはお告げになる」。

21 踏みならされた道で声が聞こえた。[それは]イスラエルの子らの泣き声,嘆願であった。彼らは自分たちの道をねじ曲げ+,自分たちの神*エホバを忘れたからである+。

22 「背信の子らよ,帰れ+。わたしはあなた方の背信の状態*をいやすであろう+」。

「ここにわたしたちがおります! わたしたちはあなたのもとに参りました。エホバよ,あなたはわたしたちの神だからです+。23 確かに,丘も山+の騒ぎも偽り+に属します。確かに,わたしたちの神エホバに,イスラエルの救いがあるのです+。24 しかし恥ずべきもの+が,わたしたちの若い時からわたしたちの父祖たちの労苦を,その羊と牛の群れ,その息子と娘たちを食い尽くしました。25 わたしたちは自分の恥のうちに横たわり+,辱めがわたしたちを覆いつづけます+。わたしたちは,わたしたちと父たちとは,わたしたちの若い時から今日に至るまで+,わたしたちの神エホバに対して罪をおかし+,わたしたちの神エホバの声に従わなかったからです+」。

4 「イスラエルよ,もしあなたが帰って来る気があるなら」と,エホバはお告げになる,「あなたはわたしのもとに帰って来てもよい+。そして,もしあなたがわたしのために*その嫌悪すべきものを取り去るなら+,あなたは逃亡者として行くことはないであろう。2 そして[もし]あなたが,『エホバは真実+と公正と義+とをもって生きておられる!』と確かに誓うなら+,諸国民は彼*によって自らを実際に祝福し,彼によって自らを誇るであろう+」。

3 エホバはユダの者たち*とエルサレムにこのように言われたからである。「あなた方は自分のために耕地をすき返せ。いばらの中に*種をまき続けてはならない+。4 ユダの者たち*とエルサレムの住民よ,あなた方はエホバに対して割礼を受け,心の包皮を取り去れ+。あなた方の行ないの悪ゆえに,わたしの激しい怒りが火のように出て行き,必ず燃え,消す者がだれもいなくなるようなことにならないためである+」。

5 あなた方はユダで[それを]告げ,エルサレムでも[それを]言い広め+,[それを]はっきり言え。この地の至る所で角笛*を吹き鳴らせ+。大声で呼ばわって*言え,「あなた方は集まれ。わたしたちは防備の施された都市に入ろう+。6 シオンに向かって旗じるしを掲げよ。避け所を備えよ。立ちどまるな」。わたしが北からもたらそうとしている災い+,大いなる崩壊があるからだ。7 彼はそのやぶから出るライオンのように上って行き+,諸国の民を滅びに陥れている者は出発した+。彼はあなた*の地を驚きの的とするために自分の場所から出て行った。あなたの諸都市は廃虚となり,住む者もいなくなる+。8 このためにあなた方は粗布をまとえ+。胸をたたいて泣きわめけ+。エホバの燃える怒りがわたしたちから去らなかったからである+。

9 「そして,その日に」と,エホバはお告げになる,「王の心は滅びうせ+,君たちの心もまた[滅びうせる]。祭司たちは必ず驚がくし,預言者たちも驚き惑うであろう+」。

10 それでわたしは言った,「ああ,主権者なる主エホバよ! 確かに,あなたはこの民とエルサレムとを完全に欺かれました+。『平安があなた方のものになる』と言われたのに+,剣が魂*にまで達しました」。

11 その時,この民とエルサレムとにこう言われるであろう。「荒野の踏みならされた道の熱風+がわたしの民の娘+の方へ向かっている。それはあおり分けるためのものでもなく,清めるためのものでもない。12 満ち満ちた風がそれらのものからわたしに向かって来る。今わたしもまた,彼らに裁きを言い渡す+。13 見よ,彼は雨雲のように上って来る。その兵車は暴風のようだ+。その馬は鷲*よりも速い+。わたしたちは災いだ! わたしたちは奪略されたからだ。14 エルサレムよ,あなたが救われるために,あなたの心の全き悪を洗い清めよ+。あなたの誤った考えはいつまであなたのうちに宿るのか+。15 声がダン+から語っており,エフライムの山地+から有害なことを言い広めている。16 あなた方は[それを],そうだ,諸国の民に語り告げよ。[それを]エルサレムに向かって言い広めよ」。

「見張りの者たちが遠くの地からやって来る+。彼らはユダの諸都市に向かって声を上げるであろう。17 彼らは原野の見張りのようになって四方から彼女を攻める+。彼女がわたしに反逆したからである+」と,エホバはお告げになる。18 「あなた*の道とあなたの行動 ― それはあなたに返されることであろう*+。* これがあなたに対する災いである。それは苦いからである。それはあなたの心臓にまで達したからである」。

19 ああ,わたしのはらわた,わたしのはらわたよ! わたしは心臓の壁の中で激しい痛みを覚える+。わたしの心臓はわたしの内にあって騒ぎ立っている+。わたしは黙っていることができない。わたしの魂が聞いたのは角笛の音,戦いの警報だからである+。20 崩壊また崩壊が大声で呼ばれた。全土が奪略されたからである+。わたしの天幕は突然に,わたしの天幕布は一瞬のうちに奪略された+。21 わたしはいつまで旗じるしを見,角笛の音を聞きつづけるのだろうか+。22 わたしの民は愚かだからである+。彼らはわたしに留意しなかった+。彼らは知恵のない子らであり,理解ある者ではない+。彼らは悪を行なうことに関しては賢いが,善を行なうことに関しては全く何の知識も持っていない+。

23 わたしはその地*を見たが,見よ,[そこは]人のいない,荒漠とした[所であった+]。また,天を[見やった]が,その光はもうなかった+。24 わたしは山々を見たが,見よ,それは激動しており,丘もみな揺れ動いていた+。25 わたしは見たが,見よ,地の人*はおらず,天の飛ぶ生き物もみな逃げてしまった+。26 わたしは見たが,見よ,果樹園は荒野となり,その諸都市もすべて壊されていた+。それはエホバによるため,その燃える怒りによるためであった。

27 エホバはこのように言われたからである。「全土は荒れ果てた所となる+。わたしは完全に滅ぼし絶やすことをしないだろうか*+。28 このために,その地は嘆き悲しみ+,上なる天は必ず暗くなる+。それはわたしが語り,考慮し,悔やまなかったからである。わたしはそれから引き返すこともしない+。29 騎手と弓の射手の音のために市全体が逃げ去る+。彼らはやぶに入り,岩の間へ*上って行った+。すべての都市は捨てられ,そこに住む者*はだれもいない」。

30 奪略を受けた今,あなた*はどうするのか。あなたは緋色[の衣]を身に着け,金の飾り物で身を美しく装い,黒い化粧で目を大きく見せていたのだから+。あなたが自分を美しく見せたのは無駄である+。[あなた]に欲情を燃やす者たちはあなたを退けた。彼らはあなたの魂を探し求めている+。31 わたしは病気の女*のような声,初めての子を産む女のような苦難+,息を切らしてあえいでいるシオンの娘の声を聞いたからである。彼女はたなごころを伸べつづける+。「今,わたしは災いです! わたしの魂は殺す者たちに飽きているからです+」。

5 エルサレムのちまたを行き巡り,さあ,見て,知れ。その公共広場に出て,自分たちで捜してみよ。人を見つけることができるかどうか+。公正を行なう者+,忠実を求める者+がいるかどうか。そのときには,わたしは彼女を許すであろう。2 たとえ彼らが,「エホバは生きておられる!」と言おうとも,彼らはそれによって全くの偽りを誓っているのである+。

3 エホバよ,あなたの目は忠実さに向けられているのではないのですか+。あなたは彼らを打たれたのに+,彼らは病気になりませんでした+。あなたは彼らを滅ぼし尽くされました+。彼らは懲らしめを受けようとはしませんでした+。彼らはその顔を大岩よりも硬くしました+。彼らは立ち返ろうとはしませんでした+。4 わたし自身が言いました,「確かに,彼らは身分の低い階級の者だ。彼らは愚かなことを行なった。エホバの道,彼らの神*の裁きを無視したからだ+。5 わたしは大いなる者たちのところへ行って,彼らと話そう+。彼らなら,エホバの道,彼らの神の裁きに留意したはずだからである+。確かに,彼らなら,くびきをことごとく砕いたはずだ。縛り縄を引きちぎったはずだ+」。

6 それゆえに,森林から出て来たライオンは彼らを打ち,砂漠平原のおおかみが彼らを奪略しつづけ+,ひょうが彼らの諸都市でずっと目を覚ましているのである+。すべてそこから出て行く者は引き裂かれる。彼らの違犯は多くなり,その不忠実な行為は非常に多くなったからである+。

7 このようなことでは,どうしてわたしはあなた*を許せるだろうか。あなたの子らはわたしを捨てて,神でないもの+にかけて*誓いつづける+。そしてわたしは常に彼らを満足させたが+,彼らは姦淫を行ない続けた+。そして売春婦の家に群れをなして行く。8 彼らは,[強い]睾丸を持つ,盛りの付いた馬となった。彼らは各々その友の妻に向かっていななく+。

9 「わたしはこれらのことのために言い開きを求めるべきではないか」と,エホバはお告げになる+。「また,わたしの魂はこのような国民に復しゅうすべきではないか+」。

10 「彼女の[ぶどうの木の]列*に向かって攻め上り,[これを]損なえ+。ただし,あなた方は実際に滅ぼし絶やしてはならない+。その生い茂った若枝を取り去れ。それらはエホバのものではないからだ+。11 イスラエルの家とユダの家は,確かに不実な仕方でわたしを扱ったからである」と,エホバはお告げになる+。12 「彼らはエホバを否んで,そして言い続ける,『[神]はいない+。わたしたちに災いが臨むことはない。わたしたちは剣も飢きんも見ないであろう』と+。13 また,預言者たちも風となり,彼らのうちに言葉はない+。彼らに対してはそのようになされるであろう」。

14 それゆえ,万軍の神,エホバはこのように言われた。「あなた方がこのような事を言っているので,いまわたしはあなたの口にあるわたしの言葉を火とする+。この民は木切れとなり,[火]は必ず彼らをむさぼり食うであろう+」。

15 「イスラエルの家よ,いまわたしは遠くから一つの国民をあなた方のところに来させる+」と,エホバはお告げになる。「それは永続する国民+。それは昔からの国民であり,あなたはその国民の言語*を知らず,彼らの話すことを聞き[分ける]ことができない。16 彼らの矢筒は開いた埋葬所,彼らはみな力ある者である+。17 彼らはまた,必ずあなたの収穫とあなたのパンを食い尽くす+。それらの者はあなたの息子と娘たちを食い尽くす。彼らはあなたの羊と牛の群れを食い尽くす。彼らはあなたのぶどうの木といちじくの木を食い尽くす+。彼らはあなたが依り頼んでいる,防備の施されている諸都市を剣で打ち砕く」。

18 「そして,その日にも」と,エホバはお告げになる,「わたしはあなた方を滅ぼし絶やすことはしない+。19 そしてあなた方は,『わたしたちの神エホバは何ゆえにこのすべてのことをわたしたちに行なわれたのか』と言うであろう+。それであなたは彼らに言わなければならない,『あなた方がわたしを捨てて,自分の地で異国の神*に仕えていったように,あなた方は自分のものではない地でよそ人に仕えることになる+』と」。

20 このことをヤコブの家で告げ,これをユダで言い広めて,言え,21 「心*の欠けた知恵のない民よ+,さあ,このことを聞け。彼らには目があるのに,見ることができない+。耳があるのに,聞くことができない+。22 『あなた方はこのわたしを恐れないのか+』と,エホバはお告げになる,『また,わたしゆえに激しい痛みを覚えることもないのか+。[わたしは]砂を海の境界,すなわちそれが過ぎ越すことのできない,定めなく存続する規定とした。その波が騒ぎ立っても,なお打ち勝つことはできない。[波が]荒れ狂おう[とも],なおこれを過ぎ越すことはできない+。23 しかし,この民は強情で反逆の心を持つようになった。彼らはそれて行き,自分の行路を歩みつづける+。24 しかし彼らは,「さあ,わたしたちの神エホバを恐れよう+。大雨や秋の雨や春の雨をそれぞれの季節に与えてくださる方+,わたしたちのために収穫の定めの週をも守ってくださる方+を」と心の中で言わなかった。25 あなた方のとががこれらのものを遠ざけ,あなた方の罪が良いものをあなた方からとどめたのだ+。

26 「『わたしの民の中に邪悪な者たちが見いだされたからである+。彼らは鳥を捕る者がうずくまるときのようにうかがっている+。彼らは破滅を来たす[わな*]を仕掛けた。彼らが捕らえるのは人間*である。27 かごが飛ぶ生き物で満ちているように,彼らの家も欺きで満ちている+。それゆえに,彼らは大いなる者となって富を得る+。28 彼らは肥えて+,つややかになった。彼らはまた,悪いこと*であふれた。彼らはどんな訴訟も,父なし子+の訴訟をも弁護しなかった+。それは成功を得るためであった+。彼らは貧しい者たちの裁きを取り上げなかった』」。

29 「わたしはこれらのことのために言い開きを求めるべきではないか」と,エホバはお告げになる,「また,わたしの魂はこのような国民に復しゅうすべきではないか+。30 驚くべき事態,恐るべきことがこの地に起こった+。31 預言者たちは実際に偽りのうちに預言し+,祭司たちは自分の力*にしたがって従えてゆく+。そしてわたしの民はその状態を愛したのだ+。あなた方はその終わりにはどうするのか+」。

6 ベニヤミンの子らよ,あなた方はエルサレムの中から避難せよ。テコア+で角笛*を吹き鳴らせ+。また,ベト・ハケレム+に合図の火を上げよ。災いが,大いなる崩壊が北から見下ろしたからである+。2 まことに,シオンの娘は麗しく,優雅に育った女のようになった+。3 羊飼いたちとその群れが彼女のもとにやって来た。彼らはこれに向かってその周りに[自分たちの]天幕を張った+。彼らは各々自分の箇所[のもの]を食べた+。4 彼らはこれに向かって戦いを神聖なものとした+。「立ち上がれ。我々は真昼に上って行こう+!」

「我々は災いだ! 日が傾いたからだ。夕方の影が伸びてきているからだ」。

5 「立ち上がれ。我々は夜のうちに上って行き,その住まいの塔を滅びに陥れよう+」。

6 万軍のエホバはこのように言われたからである。「木*を切り倒し+,エルサレムに向かって攻囲の塁壁を盛り上げよ+。彼女は必ず言い開きを求められる都市である+。彼女はその中にある虐げ以外の何ものでもない+。7 水溜めがその水を冷たく保つように,彼女もその悪を冷たく保った。暴虐と奪略がその中で聞かれる+。病気と災厄が絶えずわたしの顔の前にある。8 エルサレムよ,矯正を受けよ+。わたしの魂が嫌悪の念を抱いてあなたから離れて行くことのないため+,わたしがあなたを荒れ果てた所,人の住まない地とすることのないためである+」。

9 万軍のエホバはこのように言われた。「彼らはぶどうの木の採り残しにするように,イスラエルの残りの者を必ず摘み集めるであろう+。ぶどうを集めている者のように,あなたの手をぶどうの巻きひげの上に戻せ」。

10 「わたしはだれに話し,警告を与えて,聞かせましょうか。ご覧ください,彼らの耳は割礼を受けていません。それで,彼らは注意を払うことができないのです+。ご覧ください,エホバの言葉が彼らにとってはそしりとなりました+。彼らはその*[言葉]を喜ぶことができません+。11 それで,わたしはエホバの激しい怒りでいっぱいになりました。わたしは抑えるのにうみ疲れました+」。

「ちまたにいる子供と,若者たちの親密な集いとの上に,同時に[それを]注ぎ出せ+。彼らもまた,人*はその妻*と共に,老人は日数の満ちた者と共に捕らえられるからである+。12 そして,彼らの家は必ず他の者たちに渡されてその所有となる。畑も妻も同時にである+。わたしはその地の住民に向かって手を伸ばすからである」と,エホバはお告げになる+。

13 「それは,彼らのうちの最も小なる者から彼らのうちの最も大なる者に至るまで,すべての者が自分のために不当な利得を得ているからである+。預言者から祭司に至るまで,それぞれ偽りの行動をしているのである+。14 そして,彼らはわたしの民の崩壊*を軽く*いやそうとして+,平和がないのに+,『平和だ! 平和だ!』と言う*。15 彼らは自分たちのしたことが忌むべきものであったので,恥じたであろうか+。彼らは少しも恥じることなく,恥辱を感じることさえ知るようにはならなかった+。それゆえ,彼らは倒れてゆく者たちの中で倒れる+。わたしが彼らに言い開きを求めなければならないその時に,彼らはつまずくであろう」と,エホバは言われた。

16 エホバはこのように言われた。「あなた方は道の中で立ち止まり,見て,昔の通り道を,今,その良い道がどこにあるかを求めよ+。その中を歩み+,あなた方の魂のために安らぎを見いだせ+」。しかし彼らは,「わたしたちは歩みません+」と言いつづけた。17 「そしてわたしはあなた方*の上に見張りの者たち+を立てた。『角笛の音に注意を払え+!』と」。しかし彼らは,「わたしたちは注意を払いません+」と言いつづけた。18 「諸国の民よ,それゆえ,聞け。そして,集まった者たちよ,彼らの中に何が起こるかを知れ。19 地よ,聴け! いまわたしはこの民の上に彼らの考えの実として+災いをもたらす+。彼らはわたし自身の言葉に注意を払わなかったからである。わたしの律法 ― 彼らはそれをも退けつづけた+」。

20 「あなたがシェバ+から乳香を,遠い地から良い籐*を持って来ても,それがわたしに何になるというのか。あなた方の全焼燔の捧げ物は何の楽しみももたらさない+。また,あなた方の犠牲もわたしにとって喜びとはならなかった+」。21 それゆえ,エホバはこのように言われた。「いまわたしはこの民のためにつまずきのもと+を置く。彼らは父も子も共に必ずそれにつまずく。隣人とその友 ― 彼らは滅びうせるであろう+」。

22 エホバはこのように言われた。「見よ,ひとつの民が北の地からやって来る。地の最果てから来る,目覚めさせられた大いなる国民がいる+。23 彼らは弓と投げ槍をつかむ+。それ*は残虐な[民]であり,彼らは哀れむことをしない。その声は海のように響き渡り+,彼らは馬に乗る+。シオンの娘よ,それは戦人のように戦闘隊形を整えてあなたを攻める+」。

24 わたしたちはそれ*についてのうわさを聞いた。わたしたちの手は垂れ下がった+。苦難がわたしたちを捕らえた。子を産む女のような陣痛が+。25 畑に出て行くな*。道を歩くな。敵の剣があり,周囲に怖れがあるからである+。26 わたしの民の娘よ,粗布をまとい+,灰の中で転げ回れ+。あなたの嘆き悲しみを一人[息子]に対するもの,悲痛などうこくとせよ+。奪略を行なう者が突然わたしたちを襲うからである+。

27 「わたしはあなた*を,わたしの民の中で,金属を試す者,徹底的に調べる者*とした。あなたは彼らの道に留意し,それを調べ*なければならない+。28 彼らはみな極めて強情な者*であり+,中傷する者として歩き回る+ ― 銅と鉄である。彼らはみな破滅を来たす者である+。29 ふいご+は焦がされた*。その火の中から出て来るのは鉛である+。徹底的に精錬しつづけたが,それは全くの徒労に終わり,悪い者たちは分離されなかった+。30 人々は彼らのことを必ずや,退けられた銀と呼ぶであろう+。エホバが彼らを退けられたからである+」。

7 エホバからエレミヤ*に臨んだ言葉はこうである。2 「エホバの家の門に立て。あなたはそこでこの言葉をふれ告げて+,言わなければならない,『エホバに身をかがめるためにこれらの門に入って来るユダのすべての者よ,エホバの言葉を聞け。3 イスラエルの神*,万軍のエホバはこのように言われた。「あなた方の道とあなた方の行ないを良くせよ。そうすれば,わたしはあなた方をずっとこの場所に住まわせる+。4 『これらはエホバの神殿*だ,エホバの神殿だ,エホバの神殿だ!』という惑わしの言葉*+を信頼してはならない。5 もしあなた方が自分の道と自分の行ないを本当に良くするなら,もしあなた方が人*とその友の間で本当に公正を行なうなら+,6 もしあなた方が外人居留者*,父なし子,やもめを虐げず+,罪のない血をこの場所で流さず+,ほかの神々*に従って歩んで自分の身に災いを招くようなことをしないなら+,7 わたしとしてもあなた方をこの場所に,わたしがあなた方の父祖たちに与えたこの地に,定めのない時から定めのない時に至るまで必ず住まわせるであろう+」』」。

8 「だが,あなた方は惑わしの言葉を信頼しているのである ― それは全く何の益にもならない+。9 盗みを働き+,殺人を犯し+,姦淫を行ない+,偽って誓い+,バアルに犠牲の煙を立ち上らせ+,あなた方の知らなかったほかの神々に従って歩んでおきながら+,10 あなた方はわたしの名をもってとなえられたこの家に来て+,わたしの前に立たなければならないのか。これらすべての忌むべきことを行なっていながら,『わたしたちはきっと救い出される』と,あなた方は言わなければならないのか。11 わたしの名をもってとなえられたこの家+は,あなた方の目にはただの強盗の洞くつとなってしまったのか+。実に,わたし自身が[そのことを]見た」と,エホバはお告げになる+。

12 「『しかし今,わたしがわたしの名を最初に宿らせた+,シロにあったわたしの場所に行き+,わたしの民イスラエルの悪のためにわたしがそれに対して行なったことを見よ+。13 そして今,あなた方はこれらすべての業を行ないつづけたので』と,エホバはお告げになる,『そしてわたしはあなた方に語りつづけ,早く起きては語ったが+,あなた方は聴かず+,わたしはあなた方を呼びつづけたが,あなた方は答えなかった+[ので],14 わたしもまた,わたしの名をもってとなえられた,あなた方の依り頼んでいる+その家+,わたしがあなた方とあなた方の父祖たちに与えたその場所に対して,わたしがシロに対して行なったと同じことをするであろう+。15 そしてわたしは,あなた方のすべての兄弟,すなわちエフライムの全子孫を投げ出したように+,あなた方をわたしの顔の前から投げ出すであろう+』。

16 「そしてあなたは,この民のために祈ってはならない。彼らのために嘆願の叫びも祈りも上げてはならない。また,わたしに嘆願してはならない+。わたしはあなた[の言葉]を聴くことはないからである+。17 あなたは彼らがユダの諸都市やエルサレムのちまたでしていることを見ていないのか+。18 『天の女王+』への*犠牲の菓子を作るために,子らは木ぎれを拾い,父たちは火をつけ,妻たち*は練り粉をこねている。わたしを怒らせる目的で+ほかの神々に飲み物の捧げ物が注ぎ出されている*+。19 『彼らが怒らせているのはわたしなのか』と,エホバはお告げになる+。『それは彼ら自身ではないか。自分たちの顔に恥をもたらすために+』。20 それゆえ,主権者なる主エホバはこのように言われた。『見よ,わたしの怒りと激怒はこの場所に,人間*と家畜,野の木+と地の実りに注ぎ出される+。それは必ず燃え,消されることはないであろう+』。

21 「イスラエルの神*,万軍のエホバはこのように言われた。『あなた方の犠牲にそれらあなた方の全焼燔の捧げ物を加えて肉を食べるがよい+。22 わたしはあなた方の父祖たちをエジプトから連れ出した日に,全焼燔の捧げ物や犠牲+に関して彼らに話すことも,命令することもしなかった。23 しかしこの言葉を,わたしは彼らに対する命令として述べて言った,「わたしの声に従え+。そうすれば,わたしはあなた方の神となり+,あなた方はわたしの民となるであろう。あなた方は,わたしがあなた方に命ずるすべての道に歩まなければならない+。物事が良く運ぶためである+」』。24 しかし彼らは聴かず,耳を傾けず+,その悪い心の強情さの計り事のままに歩んでいった+。それで,彼らは後ろ向きになり,前向きにならなかった+。25 [彼らは,]あなた方の父祖たちがエジプトの地を出た日から今日に至るまで[そうであった+]。わたしはあなた方に預言者であるわたしのすべての僕を遣わしつづけた。毎日早く起きては[彼らを]遣わした+。26 それでも彼らはわたしに聴き従わず,耳を傾けず+,かえってそのうなじを固くしていった+。彼らはその父祖たちよりも悪いことを行なったのである+。

27 「そして,あなたは彼らにこれらのすべての言葉を語らなければならない+。しかし彼らはあなた[の言うこと]を聴かないであろう。あなたは彼らに呼びかけなければならない。しかし彼らはあなたに答えないであろう+。28 それであなたは彼らに言わなければならない,『これは,民がその神エホバの声に従わず+,懲らしめを受け入れなかった国民である+。忠実さは滅びうせ,それは彼らの口から切り断たれた+』。

29 「あなた*の切ってない髪の毛*を刈り取って捨て+,裸の丘の上で哀歌を唱えよ+。エホバはご自分が憤怒を覚える+世代*を退けて+,[それを]捨て去られるからである。30 『ユダの子らはわたしの目に悪いことを行なったからである』と,エホバはお告げになる。『彼らはわたしの名をもってとなえられた家に嫌悪すべきものを置いた。これを汚すためである+。31 そして,彼らはヒンノムの子の谷+に*あるトフェト+の高き所を築いた。自分たちの息子や娘を火で焼くためである+。それはわたしが命じたこともなければ,わたしの心に上りもしなかったことである+』。

32 「『それゆえ,見よ,日がやって来る』と,エホバはお告げになる,『そのときには,もはやトフェトまたはヒンノムの子の谷とではなく,殺しの谷と呼ばれるであろう+。人々はトフェトに十分の場所がないまま*葬らなければならなくなる+。33 そして,この民の死体は必ず天の飛ぶ生き物や地の獣の食物となり,[それらを]おののかせる者はだれもいない+。34 また,わたしはユダの諸都市とエルサレムのちまたから,歓喜の声と歓びの声,花婿の声と花嫁の声を絶やす+。その地はただの荒れ廃れた所となるからである+』」。

8 「その時」と,エホバはお告げになる,「人々はまた,ユダの王たちの骨,その君たちの骨,祭司たちの骨,預言者たちの骨,エルサレムの住民の骨をそれぞれの墓から持ち出すであろう+。2 そして彼らは,自分たちが愛し,仕え,その後に従って歩み+,求め,身をかがめた+太陽,月,天の全軍に向かって実際にそれらを広げるであろう。それらは集められず,葬られることもない。それらは地面の肥やしのようになる+」。

3 「この悪い家族のうちの残っている者のすべての残りの者たちには,わたしが追い散らす残っている者たちのいるすべての場所で+,命よりも死が必ず選ばれるであろう+」と,万軍のエホバはお告げになる。

4 「そして,あなたは彼らに言わなければならない,『エホバはこのように言われた。「人々は倒れたら,再び起き上がらないだろうか+。もしひとりが立ち返るなら,他の者も立ち返るのではないだろうか+。5 この民エルサレムがいつまでも続く不忠実さをもって不忠実なのはどうしてか。彼らはたばかりをとらえ+,立ち返ることを拒んだ+。6 わたしは注意を払い+,ずっと聴いていた+。彼らが話しつづける事柄は正しくなかった。『わたしは何ということをしたのか』と言って,自分の悪を悔い改める者はだれもいなかった+。各々戦闘に突進する馬のように,みんなの道へ戻って行く+。7 天のこうのとりさえ ― その定められた時をよく知っている+。やまばと+,あまつばめ,ブルブル ― それらも各々自分のやって来る時をよく守る。しかしわたしの民はというと,彼らはエホバの裁きを知るようにはならなかった+」』。

8 「『どうしてあなた方は,「わたしたちは賢く,エホバの律法もわたしたちと共にある+」と言えるのか。確かに今,書記官の偽りの尖筆+は全き偽りのうちに働いた。9 賢い者たちは恥じた+。彼らは恐れおののいた。そして捕らえられるであろう。見よ,彼らはエホバの言葉を退けたのだ。それでどんな知恵が彼らにあるというのか+。10 それゆえ,わたしは彼らの妻を他人に,彼らの畑を[それを]手に入れる者に与えるであろう+。最も小なる者から最も大なる者に至るまで,各々不当な利得を得ているからである+。預言者から祭司に至るまで,各々偽りの行動をしているのである+。11 そして彼らはわたしの民の娘の崩壊*を軽く*いやそうとして+,平和がないのに,「平和だ! 平和だ!」と言う*+。12 彼らは忌むべきことを行なったために恥じたであろうか+。彼らは少しも恥じることなく,恥辱を感じることさえ知らなかった+。

「『それゆえ,彼らは倒れてゆく者たちの中で倒れる。彼らは注意を向けられる時+,つまずくであろう』と,エホバは言われた+。

13 「『取り入れを行なうとき,わたしは彼らを終わりに至らせる*』と,エホバはお告げになる+。『ぶどうの木にはぶどうがなく+,いちじくの木にはいちじくがなく,葉も必ず枯れるであろう。そして,わたしが彼らに与えるものは彼らを通り過ぎて行く』」。

14 「どうしてわたしたちはじっと座っているのか。あなた方は集まれ。そして,防備の施された都市に入って行き+,そこで沈黙していよう。わたしたちの神*エホバご自身がわたしたちを沈黙させられた*からだ+。そして,わたしたちに毒の水を飲ませられる+。それはわたしたちがエホバに対して罪をおかしたからだ。15 平安を待ち望んでいたが,良いことは何も[来]なかった+。いやしの時を[待ち望んでいた]が,見よ,恐怖が[来た+]! 16 ダン+から彼の馬が鼻を鳴らすのが聞こえた。その雄馬のいななく声のために,全土が激動しはじめた+。そして,彼らは入って来て,その地とそれに満ちるもの,都市とその住民を食い尽くす」。

17 「いまわたしはあなた方の中に,まじない+のきかない蛇,毒へびを送り込み+,それは必ずあなた方をかむのである」と,エホバはお告げになる。

18 治すことのできない悲嘆がわたしのうちに起こった+。わたしの心は病んでいる。19 遠くの地から+,わたしの民の娘が助けを求める叫び声がする。「エホバはシオンにおられないのですか+。その王はその中におられないのですか+」と。

「彼らがその彫像によって,そのむなしい異国の神々によってわたしを怒らせたのはどうしてか+」。

20 「収穫は過ぎ,夏は終わった。しかし,このわたしたちは救われなかった+!」

21 わたしの民の娘の崩壊+のために,わたしは打ち砕かれた+。わたしは悲しんだ。全くの驚がくがわたしを捕らえた+。22 ギレアデにバルサムはないのか+。また,そこにはいやす者がいないのか+。では,わたしの民の娘の回復+が生じなかったのはどうしてか+。

9 ああ,わたしの頭が水であったなら! わたしの目が涙の源であったなら+! そうすれば,わたしの民の娘の打ち殺された者たちのために,わたしは昼も夜も泣けるだろうに*+。

2 ああ,わたしが荒野に旅人の宿り場を持っていたなら+! そうすれば,わたしは自分の民を捨てて,彼らから去って行くだろうに。彼らはみな姦淫をする者*+,不実な行ないをする者+の聖会だからである。3 彼らはその舌を弓のように偽りのうちに曲げる+。しかし彼らがその地で力ある者となったのは,忠実さのためではない。

「彼らは悪から悪へ進み,このわたしを無視したからである+」と,エホバはお告げになる。

4 「あなた方は各々その友を警戒し+,兄弟をだれも信頼してはならない+。どの兄弟もみな必ず押しのけることをし+,どの友も皆ただ中傷する者として歩き回るからである+。5 彼らは各々その友を軽くあしらい+,全く真実を語らない。彼らは舌に偽りを語ることを教えた+。彼らは専ら不当なことをして疲れ果てた+。

6 「あなたが座っているのは欺きの中においてである+。彼らは欺きによってわたしを知ろうとしなかった+」と,エホバはお告げになる。

7 それゆえ,万軍のエホバはこのように言われた。「いまわたしは彼らを精錬する。わたしは彼らを調べなければならない+。なぜなら,わたしはわたしの民の娘のためにほかにどのように行動したらよいのか+。8 彼らの舌は殺りくの矢*+。それは欺きを語った。[人は]口では自分の友に対して平和を語りつづけるが,自分の内には伏兵を置くのである+」。

9 「これらのことのために,わたしは彼らに対して言い開きを求めるべきではないか」と,エホバはお告げになる。「また,わたしの魂はこのような国民に復しゅうすべきではないか+。10 わたしは山々の上に泣き[声]と嘆き[の声]を上げ+,荒野の牧草地に哀歌を[唱える]であろう。それらは焼かれてしまい+,そこを通って行く人はいなくなり,人々が畜類の声を聴くことも実際になくなるからである+。天の飛ぶ生き物も獣も逃げ去る。それらは行ってしまう+。11 そして,わたしはエルサレムを石の山+,ジャッカルの巣穴とする+。わたしはユダの諸都市を住む者のいない荒れ果てた所とする+。

12 「賢いので,これを理解できる者,すなわち,エホバの口によって語りかけられたので,それを告げることのできる者はだれか+。何ゆえにこの地は実際に滅びうせ,通る人のいない荒野のように実際に焼かれなければならないのか+」。

13 次いで,エホバは言われた,「わたしが彼らの前に[置くために]与えたわたしの律法を彼らが捨てるので,また彼らがわたしの声に従わず,それ*によって歩まず+,14 かえってその心の強情さ+と,父祖たちが彼らに教えた+バアルの像*とに従って歩みつづけたので+,15 それゆえ,イスラエルの神*,万軍のエホバはこのように言われた。『いまわたしは彼らに,すなわちこの民に,苦よもぎを食べさせ+,彼らに毒の水を飲ませる+。16 また,彼らもその父祖たちも知らなかった諸国民の中に彼らを散らし+,その後に剣を送って,ついには彼らを滅ぼし尽くすであろう+』。

17 「万軍のエホバはこのように言われた。『あなた方は理解をもって行動せよ。泣き女+を呼び,その者たちを来させよ。巧みな*女たちにも使いをやって彼女たちを来させ+,18 急がせ,わたしたちの上に嘆き[の声]を上げさせよ。そして,わたしたちの目が涙を流し,わたしたちの輝く目が水で滴るようになれ+。19 シオンから聞こえたのは嘆きの声だからである+。「わたしたちは何という奪略を受けたことか+! どんなに恥をかいたことか! わたしたちはその地を捨てたからだ。彼ら*はわたしたちの住まいを投げ捨てたからだ*+」。20 しかし,女たちよ,エホバの言葉を聞け。あなた方の耳がその口の言葉を受け取るように。そして,あなた方の娘に嘆きの歌を教えよ+。女は各々その友に哀歌+を[教えよ]。21 死がわたしたちの窓を通って上って来たからだ。それはわたしたちの住まいの塔に入って来た。ちまたから子供を,公共広場から若者たちを断ち滅ぼすために+』。

22 「語れ,『エホバのお告げはこうだ。「人間*の死体もまた,野の面の肥やしのように必ず倒れ,刈り取る者の後ろに一列に並んだ刈り取ったばかりの穀物のように[必ず倒れる]。それを拾い集める者はだれもいない+」』」。

23 エホバはこのように言われた。「知恵ある者はその知恵のゆえに自慢してはならない+。力ある者はその力強さのゆえに自慢してはならない+。富んでいる者はその富のゆえに自慢してはならない+」。

24 「しかし,自慢する者はこのことのゆえに,すなわち洞察力を持っていることと,わたしについて,わたしがエホバであり,愛ある親切,公正*そして義を地に行なう者である+という知識を持っていること+と[のゆえに]自慢せよ+。わたしはこれらのことを喜びとするからである+」と,エホバはお告げになる。

25 「見よ,日がやって来る」と,エホバはお告げになる,「わたしは,割礼を受けている[のに,なお]割礼を受けていない状態にある*者すべてに言い開きを求める+。26 エジプト+,ユダ+,エドム+,アンモン+の子ら,モアブ+,および荒野に住んでいる,こめかみの髪の毛を刈り込んだ者たち+すべてに対して。諸国の民はみな割礼を受けておらず,イスラエルの全家は心に割礼を受けていないからである+」。

10 イスラエルの家よ,エホバがあなた方に対して語られた言葉を聞け。2 エホバはこのように言われた。「決して諸国民の道を学んではならない+。天のしるしによって恐怖の念を抱いてはならない。諸国民がそれによって恐怖の念を抱くからといって+。3 もろもろの民の習わし*+は単なる呼気にすぎないからである。それは人が切り倒した森林の一本の木+,かぎなたによって職人の手が作ったものにすぎない+。4 人は銀や金でそれを美しくする+。彼らはくぎやつちでそれらを打ちつけ,どれもふらつくことのないようにする+。5 それらはきゅうり畑のかかしのようであり,話すことができない+。それらは必ず運ばれる。一歩も歩けないからである+。それらのゆえに恐れるな。それらは災いとなるどんなことをもなしえず,しかも,良いことを行なうことはそれらと共にはないからである+」。

6 エホバよ,あなたのような方は決していません+。あなたは大いなる方,あなたのみ名は力強さにおいて大いなるものです+。7 諸国民の王よ+,だれがあなたを恐れないでしょうか+。それはあなたにふさわしいことだからです。諸国の民のすべての賢者たちの中にも,そのすべての王権の中にも,あなたのような方は決していないからです+。8 そして,彼らは道理をわきまえておらず,同時に愚鈍です+。木は空しさの単なる勧告なのです+。9 板のように打ち延ばした銀はタルシシュからもたらされるもの+,金はウファズ*からのもの+,職人と金属細工人の手とによって作られたものです。彼らの衣は青糸と赤紫に染めた羊毛。それらはすべて熟練した人たちの作ったものです+。

10 しかし,エホバは真実に神である*+。生ける神+,定めのない時に至るまで王である+。その憤りのゆえに地は激動し+,いかなる国民もその糾弾の下で耐え抜くことはできない+。11 あなた方は彼らにこのように言うであろう。「天をも地をも造らなかった神々*+は,地からもこの天*の下からも滅びうせる者となる+」。12 [神]*はその力によって地を造った方+,その知恵によって産出的な地*を堅く立てた方+,その理解によって天を張り伸ばした方である+。13 [神]は[その]声によって天に水の騒ぎを与え+,地の果て*から蒸気*を上らせる+。[神]は雨のために水門溝*をも造られた+。そしてご自分の倉から風*を出される+。

14 すべての人*は知ることがないほど道理に反する振る舞いをした+。すべての金属細工人は彫刻像のために必ず恥をかくであろう+。その鋳像は偽りであり+,そのうちに霊*はないからである+。15 それらはむなしいもの*,愚弄の業である+。それらは注意を向けられる時,滅びうせるのである+。

16 ヤコブの受け分+はそのようなものではない。それはすべてのものを形造った方+であり,イスラエルはその相続物+の杖*だからである。その方のみ名は万軍のエホバである+。

17 圧迫の下に住む女よ+,あなたの荷物+の包みを地から寄せ集めよ。18 エホバはこのように言われたからだ。「いまわたしはこの機会に,この地の住民を投げ出す+。わたしは彼らを苦難に遭わせて,彼らが見いだし得るようにする+」。

19 わたしの崩壊のゆえにわたしは災いだ+! わたしの打ち傷は病んだ*。それでわたしは自ら言った,「確かにこれはわたしの病気だ。わたしがこれを負うことになろう+。20 わたしの天幕は奪略され,わたしの天幕の綱はすべて断ち切られた+。わたしの子らはわたしのもとから出て行って,もういない+。もはやわたしの天幕を張り伸ばしたり,わたしの天幕布を持ち上げたりする者はいない。21 羊飼いたちは道理に反する振る舞いをして+,エホバを求めることさえしなかったからである+。それゆえに彼らは洞察力をもって行動せず,彼らが放牧する動物はみな散らされた+」。

22 聴け! 知らせだ! それ*はいま来た。激しく踏み鳴らす[音]も北の地から+。それはユダの諸都市を荒れ果てた所,ジャッカルの巣穴とするためである+。

23 エホバよ,地の人の道はその人に属していないことをわたしはよく知っています。自分の歩みを導くことさえ,歩んでいるその人に属しているのではありません*+。24 エホバよ,わたしを正してください。ただし,裁きをもって[そうしてください+]。怒りのうちにしないでください+。あなたがわたしを無に帰させることのないためです+。25 あなたを無視した*+諸国民の上に,あなたのみ名を呼び求めなかったもろもろの家族の上に+,あなたの激しい怒りを注ぎ出してください+。彼らはヤコブを食い尽くしたからです+。そうです,彼を食い尽くしたのです。彼らはしつように彼を滅ぼし尽くそうとします+。彼の住まいを彼らは荒廃させました+。

11 エホバからエレミヤ*にあった言葉は言う,2 「あなた方はこの契約の言葉を聞け!

「そして,あなたはこれらをユダの者たち*とエルサレムの住民に話し+,3 彼らに言わなければならない,『イスラエルの神エホバはこのように言われた。「この契約の言葉に聴き従わない者*はのろわれる+。4 [その言葉]は,わたしがあなた方の父祖たちをエジプトの地から,鉄の炉の中から+連れ出した日に彼らに命じたものであり+,こう言っている。『わたしの声に従え。あなた方はすべてわたしがあなた方に命ずるところにしたがって物事を行なわなければならない+。そうすれば,あなた方は必ずわたしの民となり,わたしもあなた方の神と*なるであろう+。5 それは,乳と蜜の流れる地を与えると+,わたしがあなた方の父祖たちに誓った誓いを今日のように果たすためである+』」』」。

それでわたしは答えて言った,「アーメン*,エホバよ」。

6 そして,エホバはさらにわたしに言われた,「これらの言葉をみなユダの諸都市とエルサレムのちまたでふれ告げて+言え,『あなた方はこの契約の言葉を聞け。あなた方はこれを行なわなければならない+。7 わたしはあなた方の父祖たちをエジプトの地から連れ上った日に,そして今日に至るまで,彼らを厳粛に訓戒し+,早く起きては訓戒し,「わたしの声に従え」と言ったからである+。8 しかし彼らは聴かず,耳を傾けず+,かえって各々その悪い心の強情さのままに歩みつづけた+。それでわたしは,[彼らに]行なうように命じたのに彼らが行なわなかったこの契約のすべての言葉を彼らに臨ませた』」。

9 さらにまた,エホバはわたしに言われた,「ユダの者たちとエルサレムの住民の中に陰謀が見いだされた+。10 彼らはその父祖たち,すなわちわたしの言葉に従おうと*せず,ほかの神々*に従って歩んでこれに仕えようとした+最初の者たちのとがに戻った+。イスラエルの家とユダの家は,わたしが彼らの父祖たちと結んだわたしの契約を破ったのである+。11 それゆえ,エホバはこのように言われた。『いまわたしは逃れ出ることのできない+災いを彼らにもたらす+。彼らは必ずわたしに援助を呼び求めるが,わたしは彼ら[の願い]を聴かない+。12 それで,ユダの諸都市とエルサレムの住民は行って,彼らが犠牲の煙を立ち上らせている神々*に援助を呼び求めなければならなくなる+。しかし,それらはその災いの時に決して彼らに救いをもたらすことはない+。13 なぜなら,ユダよ,あなたの神々はあなたの都市と同じほど多くなったからである+。あなた方は恥ずべきもののために,エルサレムの街路と同じほど多くの祭壇を置いた+。バアルに犠牲の煙を立ち上らせるための祭壇である+』。

14 「そしてあなたは,この民のために祈ってはならない。彼らのために嘆願の叫びも祈りも[上げては]ならない+。彼らがその災いに関して*わたしに呼ばわる時,わたしは聴いてはいないからである+。

15 「わたしの愛する者はわたしの家に何の用があるのか+。彼らの多くがこのことを,[悪い]企て+を行なうとは+。そして,あなたの災いが[到来する]とき,彼らは聖なる肉をもって[それを]あなたの上から過ぎ去らせるというのか+。その時あなたは歓喜するだろうか+。16 『実がなっていて,形の美しい,生い茂ったオリーブの木』と,エホバはあなたの名を呼ばれた+。大きな叫び声と共に,[神]はこれに火を放って燃え上がらせ,彼らはその枝を折った+。

17 「そして,あなた*を植えた方+,万軍のエホバご自身があなたに向かって災いを語られた。バアルに犠牲の煙を立ち上らせて+わたしを怒らせることにより,イスラエルの家とユダの家が犯したその悪のために+」。

18 そして,わたしが知ることのできるようにエホバご自身がわたしに知らせてくださいました。その時,あなたはわたしに彼らの行動を見させてくださいました+。19 わたしはほふり場に連れて行かれる雄の子羊,親密なもののようでした+。彼らが企てを考え出したのはこのわたしに対してであることを,わたしは知りませんでした+。「木をその食物と共に滅びに陥れ,彼を生ける者の地+から断ち滅ぼし,その名がもはや思い出されることのないようにしてやろう」。20 しかし,万軍のエホバは義をもって裁き+,腎*と心を調べておられます+。ああ,わたしが彼らに対するあなたの復しゅうを見ることができますように。わたしはあなたにわたしの訴訟を打ち明けたからです+。

21 それゆえ,あなたの魂を求めて*,「あなたはエホバの名によって預言してはならない+。あなたがわたしたちの手にかかって死なないためだ」と言っているアナトテ+の人々に対して,エホバはこのように言われた。22 それゆえ,万軍のエホバはこのように言われた。「いまわたしは自分の注意を彼らに向ける。若者たちも剣によって死ぬであろう+。彼らの息子や娘も飢きんによって死ぬであろう+。23 そして彼らには残りの者さえもいなくなる。わたしはアナトテ+の者たちの上に災いを,彼らに注意の向けられる年をもたらすからである+」。

12 エホバよ,わたしがあなたに申し立てをするとき,事実,裁きのことについてあなたと話すとき,あなたは義にかなっておられます+。邪悪な者たちの道が成功を収めたのはどうしてですか+。不実なことをしている者たちが皆,屈託のない者であるのは[どうしてですか]。2 あなたは彼らを植え,彼らはまた,根づきました。彼らはずっと進んで行きます。彼らはまた,実を産み出しました。あなたは彼らの口の中にあっては近くにおられますが,彼らの腎*からは遠く離れています+。3 そして,エホバよ,あなたご自身がわたしをよくご存じです+。あなたはわたしをご覧になり,あなたと共にあるわたしの心をお調べになりました+。彼らをほふられるための羊のように選び出し+,殺す日のために彼らを取り分けてください*。4 いつまでこの地は枯れたままでよいのでしょうか+。[いつまで]すべての野の草木は干からびてよいのでしょうか+。そこに住む者たちの悪のゆえに,獣や飛ぶ生き物は一掃されました+。「彼はわたしたちの将来を見ない」と,彼らは言ったからです。

5 あなたは歩行者と走ったのに,彼らがあなたを疲れ果てさせるのであれば,どうして馬と競走できるだろうか+。また,あなたは平和の地で自信があるのか*+。では,ヨルダン沿いの誇り高い[やぶ+]の中ではどうするのか。6 あなたの兄弟やあなたの父の家の者たち,彼らでさえあなたを不実な仕方で扱った+。彼らでさえあなたの後ろで大声で呼ばわった。彼らがあなたに良いことを話すというだけで彼らを信じてはならない+。

7 「わたしは,わたしの家を捨て+,わたしの相続物を捨て去った+。わたしの魂の愛する者をその敵のたなごころに渡した+。8 わたしにとって,わたしの相続物は森林のライオンのようになった。彼女はこのわたしに向かって声を上げた。それゆえに,わたしは彼女を憎んだ+。9 わたしにとって,わたしの相続物+はまだらの猛きんのようだ。猛きんがその上を取り巻いている+。野のすべての野獣よ,来て,集まれ。[それらを]連れて来て食べさせよ+。10 多くの羊飼い+がわたしのぶどう園を滅ぼし+,わたしの受け分を踏みつけた+。彼らはわたしの望ましい+受け分を荒れ果てた荒野に変えてしまった。11 人はそれを荒れ果てた所とした+。それは衰えた*。それはわたしにとって荒廃している+。その全土は荒廃させられた。[それを]心に留めた者*はだれもいないからである+。12 荒野のすべての踏みならされた道を奪略者たちがやって来た。エホバに属する剣が,地のこの果てから地のかの果てに至るまでむさぼり食っているからである+。どの肉なる者にも平和はない。13 彼らは小麦をまいたが,刈り取ったものは,いばらである+。彼らは病気になるほど働いたが,何の益にもならない+。そしてエホバの燃える怒りのために,彼らはあなた方の産物を必ず恥じるであろう*」。

14 エホバはわたしの悪い隣人*+すべてに対してこのように言われた。彼らは,わたしがわたしの民すなわちイスラエルに所有させた相続物に触れている者たち+である。「いまわたしは彼らをその土地から根こぎにする+。わたしはユダの家を彼らの中から根こぎにするであろう+。15 そして彼らを根こぎにした後,わたしは必ず彼らを再び憐れみ+,彼らを各々その世襲所有地,各々その地へ連れ戻すであろう+」。

16 「そしてもし彼らが,わたしの民にバアルによって誓うことを教えたように+,わたしの名によって『エホバは生きておられる!』と誓い+,わたしの民の道を必ず学ぶなら,彼らもまたわたしの民の中で築き上げられることになる+。17 しかしもし彼らが従わないなら,わたしもまた,その国民を根こぎにし,[これを]根こぎにして滅ぼす+」と,エホバはお告げになる。

13 エホバはわたしにこのように言われた。「行け*。あなたは自分のために亜麻布の帯を手に入れ,それを腰に着けなければならない。しかしそれを水に入れてはならない」。2 それで,わたしはエホバの言葉にしたがって帯を手に入れ,それを腰に着けた。3 すると,エホバの言葉が二度目にわたしに臨んで言った,4 「あなたが手に入れた,あなたの腰にある帯を取り,立って,ユーフラテス+[川]に行き,それをそこの大岩の裂け目に隠せ」。5 それで,わたしはエホバがわたしに命じられた通りに,行って,これをユーフラテス[川]のほとりに隠した。

6 しかし,多くの日の終わりに至って,エホバはわたしに言われた,「立って,ユーフラテスに行き,わたしがそこに隠すようあなたに命じた帯をそこから取り出せ」。7 それでわたしはユーフラテス[川]に行き,わたしが隠した場所から帯を掘って取り出したが,見よ,帯は損なわれていて何の役にも立たなかった。

8 すると,エホバの言葉がわたしに臨んで言った,9 「エホバはこのように言われた。『それと同じように,わたしはユダの誇りとエルサレムのおびただしい誇りを滅びに陥れる+。10 わたしの言葉に従おうとせず+,その心の強情さのままに歩み+,ほかの神々*に従って歩み,これに仕えて身をかがめようとしている+この悪い民もまた,何の役にも立たないこの帯のようになる』。11 『帯が人*の腰に堅く付くように,わたしもイスラエルの全家とユダの全家をわたしに堅く付かせた+』と,エホバはお告げになる,『[それが]わたしにとって民+,名+,賛美,美しいものとなるためであった。しかし彼らは従わなかった+』。

12 「また,あなたは彼らにこの言葉を言わなければならない。『イスラエルの神*エホバはこのように言われた。「大きなかめはすべてぶどう酒で満たされるものである+」』。だが,彼らは必ずあなたに言うであろう,『大きなかめがすべてぶどう酒で満たされるものであることは,わたしたちも当然知っているではないか』と。13 それであなたは彼らに言わなければならない,『エホバはこのように言われた。「いまわたしは,この地の全住民,ダビデのためにその王座に座している王たち+,祭司たち,預言者たち,エルサレムのすべての住民を酔いで満たす+。14 そして,わたしは彼らを互いにぶつけ合わせて砕く。父も子も,同時に+」と,エホバはお告げになる。「わたしは同情を示さず,ふびんに思わない。また,彼らを滅びに陥れないようにする憐れみをも持たない+」』。

15 「あなた方は聞け。耳を向けよ。ごう慢であってはならない+。エホバご自身が語られたからである+。16 [神]が闇を生じさせないうちに+,あなた方の足が日暮れに山の上で互いにぶつかり合わないうちに+,あなた方の神*エホバに栄光を帰せよ+。そしてあなた方は必ず光を望むが+,[神]は実際にそれを深い陰とし+,[それを]濃い暗闇に変えられる+。17 そしてもしあなた方がそれを聞かないなら+,わたしの魂は隠れ場所で誇りのゆえに泣き,必ず涙を流すであろう。わたしの目には涙がこぼれるであろう+。エホバの群れ+がとりことなって連れて行かれるからである。

18 「王と貴婦人+とに言え,『もっと低い場所に座れ+。あなた方の頭から*美の冠が必ず落ちるからである+』と。19 南*の諸都市はすっかり閉ざされたので,[それを]開ける者はだれもいない。ユダはその全体が流刑に処せられた。それは完全に流刑に処せられた+。

20 「あなた*の目を上げて*,北からやって来る者たちを見よ+。人があなた*に与えた家畜の群れ,あなたの美しい羊の群れ+はどこにいるのか。21 人*があなたに注意を向けるとき,あなたは何と言うのか+。始めに,あなた自身が彼らをあなたのすぐそばにいる腹心の友として教えたのに+。子を産むときの妻*と同じ産みの苦しみがあなたを捕らえないだろうか+。22 また,あなたが心の中で+,『こうしたことがわたしに降り懸かったのはどうしてか+』と言うとき,それは,あなたのおびただしいとがのゆえに,あなたのすそは覆いとして取り去られ+,あなたのかかとは暴虐な扱いを受けたのである。

23 「クシュ人*+はその皮膚を,ひょうはその斑点を変えることができるだろうか+。[もしできるなら,]悪を行なうように教えられた者+であるあなた方も,善を行なうことができるであろう。24 それでわたしは,荒野からの風に運ばれる刈り株のように+彼らを散らすであろう+。25 これがあなた*に割り当てられた分,わたしから量り出されるあなたの分である+」と,エホバはお告げになる,「あなたはわたしを忘れて+,偽りを信頼しつづけるからである+。26 それでわたしもまた,あなたのすそをあなたの顔の上に上げる。そして,あなたの不名誉は必ず見られるようになる+。27 あなたの姦淫の行為+とあなたのいななき+,あなたの売春におけるみだらな行ないもである。丘の上で,野で,わたしはあなたの嫌悪すべき事柄を見た+。エルサレムよ,あなたは災いだ! あなたは清くなれない+ ― 後どれ程の時か+」。

14 [これは]干ばつ+のことに関し,エホバの言葉としてエレミヤ*に臨んだこと[である]。2 ユダは喪に服し+,その門も衰えた+。それらは気落ちして地に倒れ+,エルサレムの叫びさえも上がった+。3 そして彼らの威光ある者たちも,水を求めて自分たちの取るに足りない*者たちを遣わした+。彼らは溝に来た。彼らは水を見いだせなかった+。彼らは空の器を携えて帰って行った。彼らは恥をかき+,失望し,そして頭を覆った+。4 その地に降雨が生じなかったために土は打ち砕かれ+,[その土]のゆえに農夫は恥じた。彼らは頭を覆った+。5 野の雌鹿でさえ,子を産んだが,[それを]捨ててゆく*。柔らかい草がなかったからである。6 そして,しまうま+も裸の丘の上に立ち止まり,ジャッカルのように風をかいだ。その目は草木がないために衰えた+。7 たとえわたしたちのとががわたしたちに不利な証言をしても,エホバよ,あなたのみ名のために行動してください+。わたしたちの不忠実の行為は多くなったからです+。わたしたちはあなたに対して罪をおかしたのです+。

8 イスラエルの望みである方*+,苦難の時+のその救い主よ+,なぜあなたはこの地で外人居留者のようになられるのですか。[なぜ]一夜を過ごすために立ち寄った旅人のように+[なられるのですか]。9 なぜ驚がくに襲われた者のように*,救うこともできない力ある者のように*なられるのですか+。それでも,エホバよ,あなたご自身わたしたちの中におられ+,わたしたちは,あなたのみ名をもってとなえられたのです+。わたしたちを見捨てないでください。

10 エホバはこの民に関してこのように言われた。「このように,彼らはさまようことを愛し+,自分の足をとどめなかった+。それで,エホバも彼らを喜ばれなかった+。今や彼らのとがを思い出し,その罪に注意を向けられるであろう+」。

11 そして,エホバはさらにわたしに言われた,「この民のために良いことを祈り求めてはならない+。12 彼らが断食するとき,わたしはその嘆願の叫びを聴いてはいない+。彼らが全焼燔の捧げ物や穀物の捧げ物をするとき,わたしはそれを喜んではいない+。わたしは剣と飢きんと疫病とによって彼らを終わりに至らせるからである+」。

13 そこでわたしは言った,「ああ,主権者なる主エホバよ! 預言者たちは,『あなた方は剣を見ない。あなた方に飢きんは起こらない。かえって,わたしは真の平安*をこの場であなた方に与えるであろう』と彼らに言っているのです+」。

14 すると,エホバはさらにわたしに言われた,「預言者たちがわたしの名によって預言していることは偽りである+。わたしは彼らを遣わしたことも,彼らに命じたことも,彼らに語ったこともない+。彼らは偽りの幻と,占いと,無価値なもの+と,その心のたばかりとをあなた方に預言として語っているのである+。15 それゆえ,わたしの名によって預言し,わたしが遣わしもしなかったのに,この地には剣も飢きんも起こらないと言っている預言者たちに関して,エホバはこのように言われた。『それらの預言者は剣と飢きんとによって終わりに至る+。16 そして彼らが預言を与えているその民は,飢きんと剣のためにエルサレムのちまたに投げ出される者となり,彼らを ― 彼ら,その妻と息子と娘たちを ― 葬る者はだれもいない+。そして,わたしは彼らの上にその災いを注ぎ出す+』。

17 「そして,あなたは彼らにこの言葉を語らなければならない。『わたしの目に夜も昼も涙がこぼれて,とどまることがないように+。わたしの民の処女なる娘は,大いなる崩壊によって,非常に重い打ち傷によって+砕かれたからである+。18 もしわたしが実際に野に出て行くと,見よ,剣によって打ち殺された者たちがいる+! そして,もしわたしが実際に都市に入って行くと,見よ,飢きんによる悪疫もまたある+! 預言者も祭司も自分たちの知らなかった地に巡って行ったからである+』」。

19 あなたはユダを完全に退けられたのですか+。あなたの魂はシオンを憎悪されたのですか+。あなたがわたしたちを打って,わたしたちのためにいやしがないのはどうしてですか+。平安を待ち望んでいたのに,何も良いことは[来ませんでした]。いやしの時を[待ち望んだのに],何と,ご覧ください,恐怖が[来ました+]! 20 エホバよ,わたしたちは自分たちの邪悪さ,わたしたちの父祖たちのとがを確かに認めます+。わたしたちはあなたに対して罪をおかしたからです+。21 あなたのみ名のために+,[わたしたちを]軽べつしないでください。あなたの栄光の王座+を軽んじないでください。覚えていてください。わたしたちとの契約を破らないでください+。22 諸国民のむなしい偶像+の中に,雨を降らせることのできる者がいるでしょうか。また,天が自ら豊潤な雨を与えることができるでしょうか+。わたしたちの神エホバよ,あなたこそ,その方ではありませんか+。ですから,わたしたちはあなたを待ち望むのです。あなたがこれらすべてのことを行なわれたからです+。

15 そして,エホバはさらにわたしに言われた,「たとえモーセ+とサムエル+がわたしの前に立っていたとしても,わたしの魂がこの民に向けられることはないであろう+。彼らはわたしの顔の前から追い払われて出て行くであろう+。2 そして彼らが,『わたしたちはどこへ出て行きましょうか』とあなたに言うなら,あなたも彼らに言わなければならない,『エホバはこのように言われた。「だれでも死の災厄に[渡される]者は,死の災厄へ! また,だれでも剣に[渡される]者は,剣へ! また,だれでも飢きんに[渡される]者は,飢きんへ+! また,だれでも捕囚に[渡される]者は,捕囚へ+!」』

3 「『そして,わたしは彼らの上に四種類のものを任命する+』と,エホバはお告げになる,『殺すために剣,引きずるために犬,食べて滅びに陥れるために天の飛ぶ生き物+と地の獣を。4 そしてわたしは,ユダの王,ヒゼキヤ*の子マナセのゆえに,彼がエルサレムで行なったことのために+,彼らを地のすべての王国にとっての身震いのために与える+。5 というのは,エルサレムよ,だれがあなたに同情を示してくれるだろうか。だれがあなたのことを思いやってくれるだろうか+。だれが立ち寄ってあなたの安否を尋ねてくれるだろうか』。

6 「『あなた自らわたしを捨て去った+』と,エホバはお告げになる。『あなたは後ろ向きに歩みつづける+。それで,わたしはあなたに向かって手を伸ばし,あなたを滅びに陥れるであろう+。わたしは悔やむことに飽きた+。7 また,わたしはこの地の門で彼らをフォークであおり分けるであろう+。わたしは必ず[彼ら]から子を奪うであろう+。わたしはわたしの民を滅ぼす。彼らが自分たちの道から立ち返らなかった[からである+]。8 わたしにとって彼ら*のやもめは海の砂粒よりも数多くなった。真昼に+わたしは,彼らに,母[と]若者の上に奪略者をもたらす。わたしは彼ら*の上に突然,興奮と騒乱を臨ませる+。9 七人の子を産んだ女は衰えた。その魂は息を切らしてあえいだ+。その太陽はまだ昼間のうちに沈んだ+。それは恥じ,恥じ入った』。『そしてわたしは,彼らのわずか残りの者をその敵たちの前で剣に渡すであろう+』と,エホバはお告げになる」。

10 わたしの母よ,わたしは災いです+。あなたはわたしを,[すなわち]全地との言い争いにかかわる人,闘争にかかわる人を産んだからです+。わたしは貸し付けたこともなく,人々がわたしに貸し付けたこともありません。彼ら*はみなわたしの上に災いを呼び求めています+。

11 エホバは言われた,「まさしく,わたしは良いことのためにあなたに仕えよう+。まさしく,災いの時,苦難の時に,わたしはあなたのために執り成しをして+敵に向かおう+。12 人は鉄を,北からの鉄,そして銅を粉々に砕くことができるだろうか。13 あなたの資産と財宝をわたしはただ強奪のために与えるであろう+。それは代価のためではなく,あなたのすべての領地におけるあなたのすべての罪のためである+。14 わたしは[彼らを]あなたの敵と共に,あなたの知らなかった地へ渡って行かせる+。火がわたしの怒りのうちに燃え立たせられたからである+。それはあなた方に向かって燃やされる」。

15 あなたご自身がご存じです+。エホバよ,わたしを思い出して+,わたしに注意を向けてください。わたしを迫害する者たちに復しゅうしてください+。あなたは怒ることに遅いのですから,わたしを取り去らないでください+。わたしがあなたのゆえにそしりを忍んでいることを知ってください+。16 あなたの言葉が見いだされたので,わたしはそれを食べはじめました+。わたしにとってあなたの言葉はわたしの心の歓喜となり+,歓びとなります+。万軍の神エホバよ+,わたしはあなたのみ名をもってとなえられたからです+。17 わたしは戯れる者たち+の親密な集いに座したことも,歓喜しはじめたこともありません+。あなたのみ手のゆえに,わたしはただ独りで座りました+。あなたは糾弾をもってわたしを満たされたからです+。18 なぜわたしの痛みは長引き+,わたしの打ち傷は治らないのでしょうか+。それはどうしてもいやされませんでした。わたしにとって,あなたは必ず欺きのもののように+,信頼できないことを示した水のようになられるからです+。

19 それゆえ,エホバはこのように言われた。「もしあなたが戻って来るなら,わたしはあなたを連れ戻すであろう+。わたしの前にあなたは立つであろう+。また,もしあなたが無価値なものから貴重なものを引き出すなら,あなたはわたしの口のようになるであろう。彼らはあなたのもとに戻って来るが,あなたは彼らのもとに戻って行かないであろう」。

20 「そして,わたしはこの民に対してあなたを防備の施された銅の城壁とした+。彼らは必ずあなたと戦うが,あなたに打ち勝たない+。わたしがあなたと共にいて,あなたを救い,あなたを救い出すからである+」と,エホバはお告げになる。21 「また,わたしはあなたを悪い者たちの手から救い出し+,圧制的な者たちのたなごころから請け戻す」。

16 そして,エホバの言葉が引き続きわたしに臨んで言った,2 「あなたは自分のために妻をめとってはならない。この所で息子や娘を持ってはならない+。3 この所で生まれる息子や娘に関し,また,彼らを産んでいる母や,この地で彼らを産ませている父に関して,エホバはこのように言われた+。4 『悪疫による死によって彼らは死ぬ+。彼らは嘆き悲しまれることもなく+,葬られることもない+。彼らは地の表の肥やしのようになり+,剣と飢きんとによって終わりを迎え+,その死体は実際に,天の飛ぶ生き物や地の獣のための食物となる+』。

5 「エホバはこのように言われたからである。『会葬者の宴の[設けられる]家に入ってはならない。嘆き悲しむために行ってはならない。彼らに同情してはならない+』。

「『わたしはこの民からわたしの平安を取り去ったからである』と,エホバはお告げになる,『愛ある親切*と憐れみをも+。6 そして,彼らは大なる者も小なる者も必ずこの地で死ぬであろう。彼らは葬られず+,人々が彼らのために身を打ちたたくこともなく,だれかが彼らのために身に切り傷をつけたり+,自分をはげにしたりすることもない+。7 また,人々は死者のことでだれかを慰めようとして,喪のために彼らにパンを分け与えることもしない+。また,自分の父のため,自分の母のために慰めの杯を飲むよう彼らに与えることもしない+。8 それで,あなたは決して宴会の家に入って,人々と共に座って食べたり飲んだりしてはならない+』。

9 「イスラエルの神*,万軍のエホバはこのように言われたからである。『いまわたしは,あなた方の目の前で,あなた方の日に,歓喜の声と歓びの声,花婿の声と花嫁の声をこの場所から絶やそうとしている+』。

10 「そして,あなたがこの民にこのすべての言葉を告げ,彼らがあなたに,『エホバはなぜわたしたちに対してこのすべての大きな災いを語られたのか。わたしたちのとがは何か。わたしたちがわたしたちの神エホバに対して犯した罪は何か』と実際に言うとき+,11 あなたも彼らに言わなければならない,『「それは,あなた方の父たちがわたしを捨てたからである+」と,エホバはお告げになる,「そして,ほかの神々*に従って行き,これに仕え,これに身をかがめ続けた+[からである]。一方,彼らはこのわたしを捨て,わたしの律法を守らなかった+。12 そしてあなた方は,その行ないの点で,あなた方の父たちよりもさらに悪いことを行なった+。実際,あなた方はわたしに従わずに+,各々自分の悪い心の強情さ+に従って歩んでいる。13 それで,わたしはあなた方をこの地から投げ出して+,あなた方もあなた方の父たちも知らなかった地に行かせる+。あなた方はそこで昼も夜もほかの神々に仕えなければならなくなる+。わたしはあなた方に恵みを与えないからである」』。

14 「『それゆえ*,見よ,日がやって来る+』と,エホバはお告げになる,『そのときにはもはや,「イスラエルの子らをエジプトの地から連れ上ったエホバは生きておられる+!」とは言われず,15 むしろ,「イスラエルの子らを北の地から,また,彼らを追い散らしたすべての地から連れ上ったエホバは生きておられる!」と[言われるようになり],わたしはその父祖たちに与えた彼らの土地に必ず彼らを連れ戻すであろう+』。

16 「『いまわたしは多くのすなどる者を呼びにやる』と,エホバはお告げになる,『それらの者は必ず彼らをすなどるであろう。その後,わたしは多くの狩人を呼びにやり+,それらの者はすべての山,すべての丘,大岩の裂け目から必ず彼らを狩り出すであろう+。17 わたしの目は彼らのすべての道の上にあるからである。彼らがわたしの前から覆い隠されたことはなかった。また,そのとががわたしの目の前から隠されたこともなかった+。18 それで,まず最初に,わたしは彼らのとがと罪に対して余すところなく*返報する+。彼らがわたしの地を汚したからである+。彼らはその嫌悪すべきものや忌むべきものの遺体でわたしの相続地を満たしたのだ+』」。

19 わたしの力,わたしのとりで,苦難の日のわたしの逃れ場であるエホバよ+。諸国の民は地の果てから*あなたのもとに来て+,言うでしょう,「本当に,わたしたちの父祖たちは全くの偽り+と,むなしいこと,そして何の益もないものを所有するようになりました+」。20 地の人は自分のために神々を造ることができるでしょうか。それが神でもないのに+。

21 「それゆえ,いまわたしは彼らに知らせる。わたしは今度こそ,わたしの手とわたしの力強さを彼らに知らせるであろう+。彼らはわたしの名がエホバであることを知らなければならなくなる+」。

17 「ユダの罪は鉄の尖筆で書き記されている+。それは,金剛石のとがりで彼らの心の書き板+と,彼ら*の祭壇の角+に刻み込まれている。2 ときに,その子らは,生い茂る木の傍ら,高い丘,野の山の上にある彼らの祭壇と聖木*を思い出す+。3 あなた*の資産,あなたのすべての財宝を,わたしはただ強奪のために与えるであろう+ ― あなたの高き所を,あなたの全領地の至る所にある罪のゆえに+。4 そしてあなたは,わたしがあなたに与えた世襲所有地を自ら手放す+。わたしもまた,あなたをあなたの知らなかった地で敵に仕えさせる+。あなた方はわたしの怒りのうちに火のように燃え立たせられたからである+。それは定めのない時に至るまで燃やされる」。

5 エホバはこのように言われた。「地の人に*依り頼み,しかも肉を自分の腕とし+,その心がエホバからそれて行く+強健な者*はのろわれる+。6 そして,彼は必ず荒れ野に一本だけ立っている木のようになり,良いものが訪れても[それを]見ないであろう+。かえって彼は,砂漠平原の乾き切った場所*,人の住まない塩地に住まなければならない+。7 エホバに依り頼み,エホバがその確信*[のよりどころ]となってくださった強健な者は祝福される+。8 そして彼は必ず,水のほとりに植えられて水路のほとりに根を送り出す木のようになる。彼は暑さが来ても[それを]見ることなく,その葉は実際に生い茂ることであろう+。また,干ばつ+の年にも思い煩うことなく,実を産み出すことをやめもしない。

9 「心はほかの何物にも勝って不実であり,必死になる+。だれがこれを知りえようか。10 わたし,エホバは,心を探り+,腎*を調べている+。各々にその道*にしたがって+,その行ないの実にしたがって与えるためである+。11 公正によらずに富を作る者は,自分の産まなかったものを集め寄せた*しゃこのようである+。自分の日の半ばにそれを捨て+,その終わりには分別のない者となる+」。

12 初めから高い所に栄光の王座がある+。それはわたしたちの聖なる所の場所である+。13 イスラエルの望みであるエホバよ+,あなたを捨てて行く者はみな恥をかかされます+。背教してわたしから離れて行く者たち+は地に書き記されるのです。彼らは,生ける水の源,エホバを捨てた+からです。14 エホバよ,わたしをいやしてください。そうすれば,わたしはいやされるでしょう+。わたしを救ってください。そうすれば,わたしは救われます+。あなたはわたしの賛美だからです+。

15 ご覧ください,わたしに向かって,「エホバの言葉はどこにあるのか+。どうか,それを来させてもらいたい」と言う者たちがいます。16 しかし,わたしはあなたに従う牧者[の立場]から急いで[退くことを]しませんでした。絶望の日を渇望しもしませんでした。あなたご自身がわたしの唇から出る言葉をご存じです。それはあなたのみ顔の前で生じたのです。17 わたしにとって恐れおののかせるものとならないでください+。あなたは災いの日におけるわたしの避難所なのです+。18 わたしを迫害する者たちが恥をかきますように+。しかしわたしには恥をかかせないでください+。彼らが恐怖の念を抱く者となりますように。しかし,わたしに恐怖の念を抱かせないでください。彼らの上に災いの日をもたらし+,彼らを二倍の崩壊をもって打ち砕いてください+。

19 エホバはわたしにこのように言われた。「行って*,あなたはユダの王たちが入って来たり出て行ったりするときに通る民の子らの門,およびエルサレムのすべての門に立たなければならない+。20 そしてあなたは彼らに言わなければならない,『エホバの言葉を聞け。これらの門を通って入って来るユダの王たち,ユダのすべて[の者たち],エルサレムの全住民よ+。21 エホバはこのように言われた。「あなた方の魂のために*注意し+,エルサレムの門を通って運び入れなければならない荷を安息日に運んではならない+。22 また,安息日にあなた方の家からどんな荷をも運び出してはならない。どんな仕事もいっさいしてはならない+。そしてわたしがあなた方の父祖たちに命じた通り,あなた方は安息日を神聖なものとしなければならない+。23 しかし彼らは聴きもせず,耳を傾けもしなかった+。うなじを固くして+,聞こうともせず,懲らしめを受けようともしなかった+」』。

24 「『「そして,もしあなた方が固くわたしに従い+」と,エホバはお告げになる,「安息日にこの都市の門を通って荷を運び入れず+,その[日]にどんな仕事もしないことによって安息日を神聖なものとするなら+,25 王たちが君たちと共に必ずこの都市の門を通って入って来て+,ダビデの王座に座し+,兵車と馬に乗ることであろう。彼らとその君たち,ユダの者たち*とエルサレムの住民がである。そしてこの都市は定めのない時に至るまで必ず人の住むところとなる。26 そして,人々はユダの諸都市,エルサレムの周辺,ベニヤミンの地+,低地*+,山地+,ネゲブ*+から実際にやって来る。そして全焼燔の捧げ物+,犠牲+,穀物の捧げ物+,乳香+を携えて来て,感謝の犠牲をエホバの家に携え入れるであろう+。

27 「『「しかし,もしあなた方がわたしに従わずに,安息日を神聖なものとせず,荷を運び+,[それを携えて]安息日にエルサレムの門を通って入って来るなら,わたしもその門に火を燃え上がらせる+。それは必ずエルサレムの住まいの塔をむさぼり食い+,消されることはないであろう+」』」。

18 エホバからエレミヤ*に臨んだ言葉は言った,2 「立って,あなたは陶器師の家に下って行かなければならない+。わたしはそこで,あなたにわたしの言葉を聞かせるであろう」。

3 それで,わたしは陶器師の家に下って行った。陶器師はろくろで仕事をしているところであった。4 そして,陶器師が粘土で作っていた器は彼の手によって損なわれた。それで陶器師*は戻って,自分の目に作るのが正しいと見える通りにそれを別の器に作っていった+。

5 そして,エホバの言葉が引き続きわたしにあって言った,6 「『イスラエルの家よ,わたしはこの陶器師のようにあなた方に行なうことはできないだろうか』と,エホバはお告げになる。『見よ,イスラエルの家よ,あなた方は陶器師の手の中にある粘土のようにわたしの手の中にある+。7 わたしがある国民,ある王国に向かって,[これを]根こぎにし,[これを]引き倒し,[これを]滅ぼすと語ったのに+,8 その国民がわたしの責めたその悪から実際に立ち返るときにはいつでも+,わたしもこれに下そうと考えていた災いを悔やむ+。9 しかし,わたしがひとつの国民,ひとつの王国に関して,[これを]築き上げ,[これを]植えると語ったのに+,10 それが実際にはわたしの声に従わずに,わたしの目に悪いことを行なうときにはいつでも+,わたしもそれにとって良いことをすると[自分自身に]言ったその良いことを悔やむ』。

11 「そして今,どうかユダの者たちとエルサレムの住民に言うように,『エホバはこのように言われた。「わたしはあなた方に対して災いを形造り,あなた方に対してある考えを抱いている+。どうか,各々自分の悪い道から立ち返り,あなた方の道とその行ないを良いものとするように+」』」。

12 けれども,彼らは言った,「望みはありません+! わたしたちは自分の考えに従って歩みます。わたしたちは各々自分の悪い心の強情さのままに行なうのです+」と。

13 それゆえ,エホバはこのように言われた。「どうか,あなた方自身,諸国民の中で尋ねてみるように。だれがこのようなことを聞いたであろうか。イスラエルの処女がしきりに行なった恐るべきことがある+。14 レバノンの雪が原野の岩から去って行くだろうか。また,冷たくて,滴っているよその水が干上がるだろうか。15 わたしの民はわたしを忘れたからだ+。というのは,彼らは価値のないもの+に犠牲の煙を立ち上らせる。人々をその道,昔の道筋+においてつまずかせて+,通り道,[土の]盛り上げられていない道を歩かせる。16 それは,その地を驚きの的+,定めのない時に至るまで口笛を吹くいわれとするためである+。そこを通って行く者はひとり残らず驚いて見つめ,頭を振るであろう+。17 わたしは東風によるかのように彼らを敵の前に散らすであろう+。その災難の日に,わたしは顔ではなく+,背を彼らに向ける」。

18 そして,彼らは言いはじめた,「みんな,行こう。エレミヤに対して何か考えを考え出そう+。律法が祭司から+,計り事が賢者から,言葉が預言者から滅びうせることはないからだ+。行って,舌で彼を打とう+。彼の言葉にはいっさい注意を払わないことにしよう」。

19 エホバよ,どうかわたしに注意を払い,わたしに反対する者たち*の声を聴いてください+。20 善に対して悪が報われるべきでしょうか+。彼らはわたしの魂のために坑を掘り抜いたからです+。わたしがあなたのみ前に立って,彼らについてさえ良いことを語り,彼らからあなたの激しい怒りを引き戻そうとしていることを覚えてください+。21 それゆえ,彼らの子らを飢きんに渡し+,彼らを剣の力*に引き渡してください+。彼らの妻は子供を奪われた女となり,やもめとなりますように+。そして,その男たちは死の災厄によって殺された者となり,その若者たちは戦闘において剣で討ち倒された者と[なり]ますように+。22 あなたが突然,彼らに略奪隊の群れを来させるとき,彼らの家から叫びが聞かれますように+。彼らはわたしを捕らえるために坑を掘り抜き,わたしの足[を捕らえる]ためにわなを隠したからです+。

23 しかし,エホバよ,あなたは,わたしを死に陥れようとする彼らのすべての計り事をよくご存じです+。彼らのとがを覆わないでください*。あなたの前から彼らのその罪をぬぐい去らないでください。彼らをあなたの前でつまずく者とならせてください+。あなたの怒りの時に,彼らに敵対して行動してください+。

19 エホバはこのように言われた。「行って*,あなたは陶器師+の土器の瓶を手に入れ,民の年長者の何人かと,祭司の年長者の何人かを[連れて来]なければならない。2 そして“陶片の門*”の入口にある,ヒンノムの子の谷*+に出て行かなければならない。そして,わたしがあなたに話す言葉をそこでふれ告げなければならない+。3 そしてあなたは言わなければならない,『ユダの王たちとエルサレムの住民よ,あなた方はエホバの言葉を聞け+。イスラエルの神*,万軍のエホバ+はこのように言われた。

「『「いまわたしはこの場所に災いをもたらす。だれでも[その災い]について聞くなら,耳が鳴るであろう+。4 彼らがわたしを捨て+,この場所を見分けのつかないところとし+,そこで自分たちも,その父祖たちも,ユダの王たちも知らなかったほかの神々に*犠牲の煙を立ち上らせたためである+。彼らはこの場所を罪のない者たちの血で満たした+。5 そして,自分たちの子らをバアルへの全焼燔の捧げ物として火で焼くために+,バアルの高き所を築いた。これは,わたしが命じたことも語ったこともなく+,わたしの心に上ったこともなかったことである+」』。

6 「『「それゆえ,見よ,日がやって来る」と,エホバはお告げになる,「そのときには,この場所はもはやトフェト+またはヒンノムの子の谷+とではなく,殺しの谷と呼ばれる。7 そして,わたしはこの場所でユダとエルサレムの計り事を無効にし+,彼らをその敵の前で剣によって,また,彼らの魂を求める者たちの手によって倒す+。そして彼らの死体を天の飛ぶ生き物や地の獣に食物として与える+。8 そして,わたしはこの都市を驚きの的,口笛の吹かれるものとする+。そこを通って行く者はひとり残らず驚いて見つめ,そのすべての災厄のために口笛を吹くであろう+。9 そして,わたしは彼らにその息子の肉や娘の肉を食べさせる。彼らは各々その仲間の者の肉を食べるであろう。彼らの敵たちと,彼らの魂を求める者たちとが,彼らを囲み込むその囲みの厳重さと圧迫とのためである+」』。

10 「そして,あなたはあなたと共に行く者たちの目の前でその瓶を砕かなければならない。11 そして彼らに言わなければならない,『万軍のエホバはこのように言われた。「だれかが陶器師の器を砕くと,それはもはや修理することができなくなる+。それと同じように,わたしもこの民とこの都市を砕くであろう。彼らはトフェト+で葬り,ついにはもはや葬る場所がなくなるであろう*+」』。

12 「『わたしはこの場所に対してそのようにする』と,エホバはお告げになる,『そしてその住民に対しても。すなわち,この都市をトフェトのようにする+。13 そして,エルサレムの家々とユダの王たちの家々は必ずトフェトの場所のようになり+,汚れたものとなる。すなわち,その屋根の上で彼らが天の全軍に犠牲の煙を立ち上らせ+,ほかの神々に*飲み物の捧げ物が注ぎ出されたすべての家は+』」。

14 それからエレミヤは,エホバが自分を遣わして預言をさせたトフェト+からやって来て,エホバの家の中庭に立ち,民のすべてに言いはじめた+,15 「イスラエルの神*,万軍のエホバはこのように言われた。『いまわたしはこの都市とそのすべての都市に,わたしがそれに向かって語ったすべての災いをもたらす。彼らがそのうなじを固くし,わたしの言葉に従おうとしなかったからである+』」。

20 さて,祭司で,エホバの家の主任事務官+でもあった,イメル+の子パシュフルは,エレミヤがこれらの言葉を預言する間ずっと聴いていた。2 それから,パシュフルは預言者エレミヤを打ち+,エホバの家にある,“ベニヤミンの上の門”の足かせ台に彼をつないだ+。3 しかし翌日になって,パシュフルはエレミヤを足かせ台から解いたので+,今度はエレミヤが彼にこう言った。

「エホバはあなたの名+を,パシュフル*ではなく,“周囲に怖れ*+”と呼ばれた。4 エホバはこのように言われたからである,『いまわたしはあなたを,あなた自身とあなたの愛するすべての者*への怖れとする。彼らはあなたの目が見ているうちに+,必ずその敵たちの剣によって倒れるであろう+。わたしはユダのすべて[の者]をバビロンの王の手に渡し,彼はそれらの者を実際に流刑に処してバビロンに移し,剣で討ち倒すであろう+。5 そして,わたしはこの都市のすべての蓄えられたものと,そのすべての産物と,そのすべての貴重なものを与える。ユダの王たちのすべての財宝をその敵の手に渡す+。そして彼らは必ずこれを強奪し,これを取り,これをバビロン*へ持って行く+。6 そして,パシュフルよ,あなたとあなたの家に住むすべての者については,あなた方は捕らわれの身となって行く+。あなたはバビロンへ行き,そこで死に,そこであなたは,自分の愛するすべての者と共に葬られる+。あなたは偽りのうちに彼らに預言したからである+』」。

7 エホバよ,あなたはわたしをだましたので,わたしはだまされました。あなたはわたしに対してご自分の力を用いたので,あなたは打ち勝ちました+。わたしは一日じゅう笑い物となりました。皆がわたしをあざ笑っています+。8 わたしは語る度に,叫ぶからです。暴虐と奪略をわたしは呼ばわります+。エホバの言葉はわたしにとって一日じゅう,そしりとあざけりのもととなったからです+。9 それでわたしは言いました,「わたしはこの方のことを語り告げないことにしよう。もうそのみ名によっては何も話すまい」と+。ですが,それはわたしの心の中にあって,わたしの骨の中に閉じ込められた燃える火のようになりました。わたしは抑えるのに疲れ,[それに耐えることが]*できませんでした+。10 わたしは多くの者の悪い報告を聞いたからです+。周囲に怖れ*がありました。「告げ知らせよ。我々が彼について告げ知らせることができるように+」。わたしに「平安!」とあいさつする死すべき人間*はすべて ― 彼らはわたしがびっこを引くようになる[のはいつかと]うかがっています+。「恐らく彼はだまされるだろう+。そうなれば,我々は彼に打ち勝って,彼に復しゅうできるだろう」。11 しかし,エホバはわたしと共にいてくださり+,力ある恐るべき者のようになってくださいました+。それゆえ,わたしを迫害している者たちもつまずき,打ち勝つことはありません+。彼らは必ず大いに恥をかきます。彼らは栄えないからです。[彼らの]定めなく続く恥辱は,忘れられることのない[恥辱]となるでしょう+。

12 しかし,万軍のエホバよ,あなたは義なる者を調べておられます+。あなたは腎*と心を見ておられます+。わたしが彼らに対するあなたの復しゅうを見ることができますように+。わたしはあなたにわたしの訴訟を打ち明けたからです+。

13 あなた方はエホバに向かって歌え! エホバを賛美せよ! [神]は貧しい者の魂を悪を行なう者たちの手から救い出してくださったからである+。

14 わたしの生まれた日はのろわれよ! わたしの母がわたしを産んだ日は祝福されるな+! 15 わたしの父に良い知らせをもたらし,「あなたに息子が生まれました,男の子です!」と言った者*はのろわれよ。その人は確かに彼を歓ばせたのだ+。16 そしてその人は必ず,エホバが覆して少しも悔やまれなかった都市のようになる+。そして朝には叫びを,真昼の時には警報を必ず聞くのである+。

17 彼はなぜわたしを胎[にいた時に]殺してしまわなかったのか。そうすれば,わたしの母はわたしにとってわたしの埋葬所となり,その胎は定めのない時に至るまでみごもっていたのに+。18 わたしはどうしてその胎から出て+,骨折りと悲嘆を見ることになり+,わたしの日はただ恥のうちに終わりを迎えなければならないのか+。

21 ゼデキヤ*王+がマルキヤの子パシュフル+と,マアセヤの子,祭司ゼパニヤ+を[エレミヤ]に遣わしたとき,エホバからエレミヤに臨んだ言葉+。[王は]こう言ったのであった。2 「どうか,わたしたちのためにエホバに伺ってもらいたい+。バビロンの王ネブカドレザルがわたしたちに戦いをしかけているからである+。恐らく,エホバはわたしたちにそのすべてのくすしい業にしたがって行なってくださるであろう。そうすれば,彼はわたしたちから退くであろう+」。

3 そこでエレミヤは彼らに言った。「あなた方はゼデキヤにこのように言うのです。4 『イスラエルの神エホバはこのように言われた。「いまわたしは,あなた方がバビロンの王+と,城壁の外であなた方を包囲しているカルデア人+と戦うのに用いている,あなた方の手にある戦いの武器を逆にする。わたしはそれらをこの都市の真ん中に集め入れる+。5 そして,わたしは伸べた手と,強い腕と,怒りと,激怒と,大いなる憤りとをもって+自らあなた方と戦う+。6 そして,わたしはこの都市に住む者を人*も獣も共に討つ。彼らはひどい疫病によって死ぬであろう+」』。

7 「『「そして,その後」と,エホバはお告げになる,「わたしは,ユダの王ゼデキヤとその僕たちと民,そして,疫病,剣,飢きんから[逃れて]この都市に残っている者たちをバビロンの王ネブカドレザルの手に,すなわち,彼らの敵の手と,彼らの魂を求めている者たちの手とに渡す。彼は剣の刃*で必ず彼らを討つであろう+。彼はその者たちをふびんに思わず,同情も憐れみも示さない+」』。

8 「そして,この民にあなたは言う,『エホバはこのように言われた。「いまわたしはあなた方の前に命の道と死の道を置く+。9 この都市にじっと座っている者は剣と飢きんと疫病によって死ぬ+が,出て行って,あなた方を包囲しているカルデア人に実際に下る*者は生きつづけ,その魂は必ず分捕り物として自分のものになるであろう+」』。

10 「『「わたしがこの都市に敵して顔を向けたのは,災いのためであって,良いことのためではないからである+」と,エホバはお告げになる。「これはバビロンの王の手に渡され+,彼は必ずこれを火で焼くであろう+」。

11 「『また,ユダの王の家の者に関しては,人々よ,エホバの言葉を聞け+。12 ダビデの家よ+,エホバはこのように言われた。「朝ごとに+公正のうちに刑の宣告を言い渡し+,奪い取られている者を,だまし取る者の手から救い出せ+。わたしの激しい怒りが火のように出て行って+,実際に燃え,あなた方の行ないの悪のゆえにそれを消す者がいなくなる+ことのないためである」』。

13 「『低地平原に住む女よ,平たんな地の岩よ,いまわたしはあなたを責める+』と,エホバはお告げになる。『「だれがわたしたちに向かって下って来ようか。また,だれがわたしたちの住まいに入って来ようか」と言っている+あなた方については,14 わたしはまた,あなた方に対しその行ないの実にしたがって+言い開きを求める+』と,エホバはお告げになる。『そしてわたしはその森林に火を燃え上がらせ+,それはその周囲にあるすべてのものを必ずむさぼり食うであろう+』」。

22 エホバはこのように言われた。「ユダの王の家に下って行け。あなたはそこでこの言葉を語らなければならない。2 そしてあなたは言わなければならない,『ダビデの王座に座しているユダの王+よ,エホバの言葉を聞け。あなたの僕も民も,これらの門を通って入って来る者たちも,あなたと共に[聞け+]。3 エホバはこのように言われた。「公正と義を行なえ。奪い取られている者を,だまし取る者の手から救い出せ。外人居留者*,父なし子,やもめを虐待してはならない+。[彼らに]暴力を加えてはならない+。また,この場所で罪のない血を流してはならない+。4 もしあなた方がこの言葉を必ず行なうなら,ダビデのためにその王座+に座す王たちもまた,彼がその僕たちや民と共に,兵車や馬に乗って,この家の門を通って必ず入って来るであろう+」』。

5 「『しかし,もしあなた方がこれらの言葉に従わないなら,わたしは自分自身にかけて誓う+』と,エホバはお告げになる,『この家はただの荒れ廃れた所となる+』。

6 「エホバはユダの王の家に関してこのように言われたからである。『あなたはわたしにとってギレアデのようであり,レバノン+の頂*[のようである]。わたしは確かにあなたを荒野とする+。都市はどれも人の住まない所となる+。7 そしてわたしは,滅びをもたらす者たち+を,その各々*とその武器+とを,あなたに敵して神聖なものとする。彼らはあなたの杉の中の最良のものを必ず切り倒し+,これを火の中に倒す+。8 そして,多くの国の民は実際にこの都市のそばを通って,互いに言うであろう,「エホバはなぜこの大いなる都市にこのようになさったのだろう+」。9 そして彼らはこう言わざるを得なくなる。「彼らが自分たちの神エホバの契約を捨てて+,ほかの神々に*身をかがめ,これに仕えるようになったからだ+」』。

10 「あなた方は死人のために泣き悲しんではならない+。これに同情してはならない。去って行く者のために激しく泣け。彼はもはや帰って来ることもなければ,実際,その親族の地を見ることもないからである。11 父ヨシヤに代わって治めている者+,この場所から出て行ったユダの王,ヨシヤの子シャルム*+に関して,エホバはこのように言われたからである。『彼はもうここに帰って来ない。12 人々が彼を流刑に処して連れて行ったその場所で彼は死に,もうこの地を見ることはないからである+』。

13 「自分の家を義によらず,自分の階上の間を公正によらずに,無償で仕える仲間の者を使って,これにその賃金を与えもせずに+建てる者は災いだ+。14 『わたしは自分のために広々とした家と,ゆったりとした階上の間を建てよう+。わたしの窓はそれのために必ず広くされ,鏡板には杉が使われ+,朱が塗り付けられるであろう+』と言う者は。15 あなたは杉を使って競っているので,治めつづけられるのか。あなたの父は食べて,飲んで,公正と義を行なったのではなかったか+。そのとき,彼にとって物事は順調に運んだ+。16 彼は苦しむ者や貧しい者の申し立てを弁護した+。そのとき,物事は順調に運んだ。『それが,わたしを知ることではなかったか』と,エホバはお告げになる。17 『確かに,あなたの目と心は,あなたの不当な利得に+,罪のない者の血を流そうとして[その血]に+,詐取と強要を遂げようとして[そうしたもの]に向けられるだけである』。

18 「それゆえ,エホバは,ユダの王,ヨシヤの子エホヤキム+に関してこのように言われた。『人々は彼のために,「ああ,わたしの兄弟よ! ああ,[わたしの]姉妹よ!」と泣き叫びはしない。人々は彼のために,「ああ,主人よ! ああ,その尊厳よ!」と泣き叫びはしない+。19 彼は雄のろばが埋められるように埋められる+。引きずり回され,エルサレムの門外に投げ捨てられる+』。

20 「レバノン+に上って行って,叫べ。バシャン+であなた*の声を上げよ。そしてアバリム+から*叫べ。あなたを熱烈に愛する者がみな砕かれたからである+。21 わたしはあなたが心配なく過ごしていた間にあなたに語った+。あなたは,『わたしは従いません』と言った+。これが若い時からのあなたの道であった。あなたはわたしの声に従わなかったからである+。22 風があなたのすべての牧者を牧するであろう+。あなたを熱烈に愛する者たちは捕らわれの身となって行くであろう+。その時,あなたは自分のすべての災いのために恥じ,必ず辱めを受けるからである+。23 レバノン+に住み,杉の木の中に巣ごもりする者よ+,産みの苦しみが,子を産む女のような陣痛+があなたに臨むとき,あなたはどんなに溜め息をつくことであろう+!」

24 「『わたしは生きている』と,エホバはお告げになる,『たとえユダの王,エホヤキム+の子コニヤ*+がわたしの右手の印章つきの輪+であっても,わたしはそこからあなたを抜き取るであろう+! 25 そして,わたしはあなた*を,あなたの魂を求める者たちの手に+,あなたがおびえている者たちの手に,バビロンの王ネブカドレザルの手に,カルデア人の手に渡す+。26 そしてあなたと,あなたを産んだあなたの母+を,あなた方の生まれた所ではない別の地に投げ入れる。あなた方はそこで死ぬであろう+。27 そして,彼らが帰ろうとしてその魂*をもたげる地に,彼らがそこに帰ることはない+。28 この人*コニヤ+は,さげすまれ,打ち砕かれた単なる形なのか+。または,喜ばれることのない器なのか+。どうして,彼とその子孫は投げ落とされ,彼らの知らなかった地に投げ込まれなければならないのか+』。

29 「地よ,地よ,地よ。エホバの言葉を聞け+。30 エホバはこのように言われた。『この人を子のない者+,一生成功することのない強健な者として書き記せ。成功を収め,ダビデの王座に座して+,これ以上ユダで支配する者は,彼の子孫からはひとりも出ないからである+』」。

23 「わたしの放牧地の羊を滅ぼし,[これを]散らしている牧者たちは災いだ+!」と,エホバはお告げになる。

2 それゆえ,イスラエルの神エホバは,わたしの民を牧している牧者たちに対してこのように言われた。「あなた方がわたしの羊を散らしたのだ。あなた方は彼らを追い散らしつづけて,彼らに注意を向けなかった+」。

「いまわたしはあなた方の行ないの悪のためにあなた方に注意を向ける+」と,エホバはお告げになる。

3 「そして,わたしはわたしの羊の残りの者を,わたしが彼らを追い散らしたすべての地から集めるであろう+。わたしは彼らをその牧草地に連れ戻す+。彼らは必ずよく生んで,多くなる+。4 そして,わたしは彼らを実際に牧する牧者たちを彼らの上に起こす+。彼らはもはや恐れることも,恐怖の念を抱くこともなく+,だれひとり失われないであろう」と,エホバはお告げになる。

5 「見よ,日がやって来る」と,エホバはお告げになる,「わたしはダビデにひとつの義なる新芽を起こす+。そして,ひとりの王が必ず治め+,思慮深く行動し,この地に公正と義を行なうであろう+。6 彼の日にユダは救われ+,イスラエルも安らかに住むであろう+。そしてこれが,すなわち,“エホバはわたしたちの義*”[という名]が,彼の呼ばれる名となるであろう+」。

7 「それゆえ,見よ,日がやって来る」と,エホバはお告げになる,「彼らはもはや,『イスラエルの子らをエジプトの地から連れ上ったエホバは生きておられる』とは言わず+,8 むしろ,『イスラエルの家の子孫*を北の地から,また,わたしが彼らを追い散らしたすべての地から連れ上り,導き入れたエホバは生きておられる』と[言うようになり],彼らは必ず自分たちの土地に住むであろう+」。

9 預言者たちに関して,わたしの心はわたしの内で砕かれた。わたしの骨はみな震えはじめた。わたしは,エホバとその聖なる言葉のために,酒に酔った者のように*なり+,ぶどう酒に打ち負かされた強健な者のように*なった。10 この地は姦淫をする者*+で満ちたからである+。のろい*のためにこの地は嘆き悲しみ+,荒野の牧草地は干上がった+。彼らの行動の方向は悪いものとなり,その力強さは正しくない。

11 「預言者も祭司も汚れたからである+。また,わたしは自分の家で彼らの悪を見いだした+」と,エホバはお告げになる。12 「それゆえ,彼らの道は彼らにとって暗闇の中の滑りやすい所のようになり+,彼らはその中に押しやられて,必ず倒れるであろう+」。

「わたしは彼らに災いを,注意の向けられる年をもたらすからである+」と,エホバはお告げになる。13 「また,サマリア+の預言者たちの中にわたしは不行跡*を見た。彼らはバアルに[唆された]預言者として行動した+。彼らはわたしの民,すなわちイスラエルをさまよわせ続ける+。14 また,エルサレムの預言者たちの中にわたしは恐るべきことを見た+。姦淫をすること+と偽りによって歩むこと+とを。彼らは悪を行なう者たちの手を強め,その者たちがそれぞれ自分の悪から引き返すことのないようにした+。わたしにとって,彼らは皆ソドムのようになり+,その住民はゴモラのように[なった+]」。

15 それゆえ,万軍のエホバは預言者たちに対してこのように言われた。「いまわたしは彼らに苦よもぎを食べさせる。わたしは彼らに毒の水を飲ませよう+。エルサレムの預言者たちから,背教+が全土に出て行ったからである」。

16 万軍のエホバはこのように言われた。「あなた方に預言している預言者たちの言葉に聴き従ってはならない+。彼らはあなた方をむなしいものにならせているのである+。彼らが語るのは自分の心の幻である+ ― エホバの口から[のもの]ではない+。17 彼らは,わたしに不敬な態度を取っている者たちに向かって何度も何度も言う,『エホバは,「あなた方は平安を得るようになる」と語られた』と+。また,彼らは自分の心の強情さのままに歩む+すべての者[に向かって],『災いがあなた方に臨むことはない』と言った+。18 だれがエホバの親密な+集いの中に立って,その言葉を見たり聞いたりしたであろうか+。だれがその言葉に注意を向けて,それを聞いたであろうか+。19 見よ,エホバの風あらしが,激しい怒りが必ず出て行く。それは渦を巻く大あらし+。それは邪悪な者たちの頭上に渦を巻く+。20 エホバの怒りは,ご自分の心の考えを成し遂げて+実現するまで元に戻らない+。末の日にあなた方は理解をもってそれに考慮を払うであろう+。

21 「わたしは預言者たちを遣わさなかった。だが,彼らは走った。わたしは彼らに語らなかった。だが,彼らは預言した+。22 しかし,もし彼らがわたしの親密な+集いの中に立っていたなら,わたしの民にわたしの言葉を聞かせて,彼らをその悪い道から,またその行ないの悪から立ち返らせたことであろう+」。

23 「わたしは近くでは神*であって,遠くでは神ではないのか+」と,エホバはお告げになる。

24 「あるいは,人*は隠れ場所に身を隠して,わたしがこれを見ないようにすることができるのか+」と,エホバはお告げになる。

「わたしは天と地に実際に満ちているのではないか+」と,エホバはお告げになる。25 「わたしの名によって偽りを預言している預言者たち+が,『わたしは夢を見た! わたしは夢を見た!』と言った+のをわたしは聞いた。26 偽りを預言し,自分の心+のたばかりを預言する預言者の心の中に,いつまでそれは存在するのか。27 彼らは,その父祖たちがバアルによってわたしの名を忘れたように+,互いに話し合うその夢によってわたしの民にわたしの名を忘れさせようと考えている+。28 夢を[見る]預言者,その者はその夢を語れ。しかしわたしの言葉を受ける者,その者は真実をもってわたしの言葉を語れ+」。

「わらは穀物と何のかかわりがあるか+」と,エホバはお告げになる。

29 「同様に,わたしの言葉は火のようではないか+」と,エホバはお告げになる,「大岩を打ち砕くかじ場のハンマーのようでは[ないか+]」。

30 「それゆえ,いまわたしは預言者たちを責める+」と,エホバはお告げになる,「[彼ら]は各々その友からわたしの言葉を盗み取っている者たちである+」。

31 「いまわたしは預言者たちを責める」と,エホバはお告げになる,「[彼ら]は,自分の舌を用いて『お告げ!』と述べ立てる*者たちである+」。

32 「いまわたしは偽りの夢の預言者たちを責める」と,エホバはお告げになる,「[彼ら]は,人々に語り,その偽り+と誇り+のゆえにわたしの民をさまよわせる者たちである」。

「しかしわたしは,彼らを遣わしもせず,彼らに命じもしなかった。それゆえ,彼らはこの民に決して益をもたらさない+」と,エホバはお告げになる。

33 「そして,この民,または預言者,または祭司が,『エホバの重荷は何か*+』と言ってあなたに尋ねるとき,あなたも彼らに言わなければならない,『「あなた方がそれである ― ああ,何という重荷であろうか*+! そして,わたしは必ずあなた方を見捨てるであろう+」と,エホバはお告げになる』。34 預言者,または祭司,または民で,『エホバの重荷!』と言う者には,わたしもその者*とその家の者とに注意を向けるであろう+。35 あなた方は各々その仲間に,各々その兄弟にこのように言いつづける。『エホバは何とお答えになったか。また,エホバは何とお話しになったか+』。36 しかし,エホバの重荷+をあなた方はもう述べてはならない+。各々にとって,重荷はその人自身の言葉となるからである+。あなた方は,生ける神*,万軍のエホバ,わたしたちの神の言葉を変えたのである+。

37 「あなたは預言者にこのように言うのである。『エホバはどんな答えをあなたにお与えになったか。また,エホバは何とお話しになったか+。38 そしてもし,「エホバの重荷!」と,あなた方が言いつづけるなら,それゆえに,これがエホバの言われたことである。「わたしはあなた方に[人を]遣わして,『あなた方は,「エホバの重荷!」と言ってはならない』と言いつづけたのに,あなた方は,『この言葉はまさしくエホバの重荷である』と言うので,39 それゆえに,ここにわたしはいる! そして,わたしはあなた方を決定的に放置する+。わたしはあなた方を,また,わたしがあなた方とあなた方の父祖たちに与えた都市を,わたしの前から捨て去る+。40 そして,わたしはあなた方の上に定めのない時に至るそしりと,定めのない時に至る辱めとを置く。それは忘れられることがない+」』」。

24 そして,エホバはわたしに見せてくださったが,見よ,エホバの神殿の前に置かれた二つのかごのいちじくがあった。それは,バビロンの王ネブカドレザルが,ユダの王,エホヤキム+の子エコニヤ*+,およびユダの君たち,職人+,堡塁を築く者たちをエルサレムから流刑に処し,バビロンに連れて行った後のことであった+。2 一方のかごについていえば,いちじくはとても良く,早なりのいちじくのようであった+。もう一方のかごについていえば,いちじくはとても悪く,悪くて食べられなかった。

3 次いでエホバはわたしに言われた,「エレミヤよ,あなたには何が見えるか」。それでわたしは言った,「いちじくです。良いいちじくはとても良く,悪いほうはとても悪く,悪くて食べられません+」。

4 すると,エホバの言葉がわたしに臨んで言った。5 「イスラエルの神エホバはこのように言われた。『わたしは,この場所からカルデア人の地へ送り出すユダの流刑者たち+を,これらの良いいちじくのように,良い仕方で+見るであろう。6 そして,わたしは良い仕方で彼らに目を留め+,必ず彼らをこの地に帰すであろう+。そして,わたしは彼らを築き上げ,打ち壊しはしない。わたしは彼らを植え,根こぎにはしない+。7 そして,わたしは彼らにわたしを知る心+,わたしがエホバであることを[知る心]を与える。彼らは必ずわたしの民となり+,わたしは彼らの神となるであろう。彼らは心をつくしてわたしのもとに帰るからである+。

8 「『そして,悪くて食べられない,悪いいちじくのように+,エホバは事実このように言われた。「わたしはそのように,ユダの王ゼデキヤ+,その君たち,この地に残っているエルサレムの残りの者+,エジプトの地に住んでいる者たち+を与えるであろう ― 9 わたしはまた,地のすべての王国で彼らを身震いのため,災いのために渡し+,わたしが彼らを追い散らすすべての場所で+,そしりと格言的なことばのため,嘲弄+と呪い+のために[渡す]。10 そして,わたしは彼らに向かって剣+と飢きん+と疫病+を送り,ついに彼らは,わたしが彼らとその父祖たちに与えた地から絶え果てる+」』」。

25 ユダの王,ヨシヤの子エホヤキム+の第四年,すなわちバビロンの王ネブカドレザルの第一年に,ユダの民すべてに関してエレミヤに臨んだ言葉。2 預言者エレミヤはそれを,ユダの民すべてとエルサレムの全住民に関して語って,こう言った。

3 「ユダの王,アモンの子ヨシヤ+の第十三年から今日に至るまで,この二十三年間,エホバの言葉がわたしに臨んだので,わたしはあなた方に語りつづけ,早く起きては語ったのであるが,あなた方は聴かなかった+。4 そして,エホバはご自分の預言者であるすべての僕をあなた方に遣わし,早く起きては[彼らを]遣わされたのであるが,あなた方は聴きもせず+,耳を傾けて聴こうともしなかった+。5 彼らは言うのであった,『どうか,各々その悪い道から,あなた方の行ないの悪から立ち返り+,エホバがあなた方とあなた方の父祖たちに,昔から遠い将来の時に至るまで与えてくださった土地に住みつづけるように+。6 また,ほかの神々*に従って歩み,これに仕えたり,これに身をかがめたりしてはならない。あなた方が自分の手の業によってわたしを怒らせることのないため,わたしがあなた方に災いを来たらせることのないためである+』。

7 「『しかし,あなた方はわたしに聴き従わなかった』と,エホバはお告げになる,『それはあなた方の手の業でわたしを怒らせるためであり,そのことはあなた方にとって災いとなった+』。

8 「それゆえ,万軍のエホバはこのように言われた。『「あなた方がわたしの言葉に従わなかったので,9 いまわたしは[人]をやって,北のすべての家族を連れて来る+」と,エホバはお告げになる,「すなわち,わたしの僕,バビロンの王ネブカドレザル+のもとに[人をやって],彼らを来させ,この地+とその住民と周囲のこれらすべての諸国民を攻めさせる+。わたしは彼らを滅びのためにささげ,彼らを驚きの的,[人々が見て]口笛を吹くもの+,定めのない時に至るまで荒れ廃れた所とする+。10 そして,わたしは彼らの中から歓喜の音と歓びの音+,花婿の声と花嫁の声+,手臼の音+とともしびの光+を滅ぼす。11 そして,この地はみな必ず荒れ廃れた所,驚きの的となり,これらの諸国の民は七十年の間バビロンの王に仕えなければならない+」』。

12 「『そして,七十年が満ちたとき+,わたしはバビロンの王とその国民に対して言い開きを求めることになる+』と,エホバはお告げになる,『彼らのとがを,カルデア人の地に対してである+。わたしはそれを定めのない時に至るまで荒れ果てた所とする+。13 そして,わたしはその地に,わたしがそれに対して語ったすべての言葉,すなわちエレミヤがすべての国の民に対して預言した,この書に記されているすべてのことをもたらす+。14 それらの者が,多くの国の民と大いなる王たち+が,彼らを僕として使役したからである+。わたしは彼らにその働きとその手の業とにしたがって報いる+』」。

15 イスラエルの神エホバはわたしにこのように言われたからである。「あなたはこの激しい怒りのぶどう酒を満たした杯をわたしの手から取り,わたしがあなたを遣わすすべての国の民にそれ*を飲ませなければならない+。16 そして,彼らは必ず飲んで,揺れ動き,狂人のように行動する。わたしが彼らの中に送ろうとしている剣のためである+」。

17 それで,わたしはエホバのみ手から杯を取り,エホバがわたしを遣わされたすべての国の民に飲ませはじめた+。18 すなわち,エルサレム,ユダの諸都市,その王たち,君たち[に]。これを今日のように+,荒れ廃れた所,驚きの的+,[人々が見て]口笛を吹くもの,呪いとするためであった。19 エジプトの王ファラオ,その僕たち,その君たち,そのすべての民+[に]。20 すべての入り混じった集団,ウツ+の地のすべての王,フィリスティア人+の地のすべての王,アシュケロン+,ガザ+,エクロン+,アシュドド+の残りの者[に]。21 エドム+,モアブ+,アンモン+の子ら[に]。22 ティルス+のすべての王,シドン+のすべての王,海の地方にある島*の王たち[に]。23 デダン+,テマ+,ブズ,こめかみの髪の毛を刈り込んだすべての者たち+[に]。24 アラブ人+のすべての王,荒野に住んでいる入り混じった集団のすべての王[に]。25 ジムリのすべての王,エラム+のすべての王,メディア人+のすべての王[に]。26 近くに,あるいは遠くにいる,北のすべての王たちに次々に。そして地の表にある,地の[他の]すべての王国[に]。またシェシャク*+の王も彼らの後に飲むであろう。

27 「そして,あなたは彼らに言わなければならない,『イスラエルの神*,万軍のエホバはこのように言われた。「飲んで,酔って,吐いて,倒れて,起き上がれなくなれ+。わたしがあなた方の中に送ろうとしている剣のために+」』。28 そして,彼らがあなたの手から杯を取って飲もうとしないのであれば,あなたも彼らに言わなければならない,『万軍のエホバはこのように言われた。「あなた方は必ず飲むであろう+。29 見よ,わたしは災いをもたらすことを,わたしの名をもってとなえられている都市から開始するからである+。それなのに,あなた方は処罰を免れられるとでもいうのか+」』。

「『あなた方は処罰を免れない。わたしが地に住むすべての者に対して呼び寄せようとしている剣があるからである』と,万軍のエホバはお告げになる。

30 「そしてあなたは,彼らにこれらすべての言葉を預言し,彼らに言わなければならない,『エホバは高い所から自ら大声を上げ+,その聖なる住みかから声を出される+。[神]は必ずご自分の住まいで*大声を響かせる。[ぶどう搾り場を]踏む者たちのような叫びを,地に住むすべての者に向かって上げられる+』。

31 「『ざわめきが地の最も遠い所*にまで響き渡る。エホバが諸国民と[戦わす]論争があるからである+。すべての肉なる者に対して,[神]ご自身が必ず裁きを行なわれる+。邪悪な者たちに関しては,[神]は必ず彼らを剣に渡される+』と,エホバはお告げになる。

32 「万軍のエホバはこのように言われた。『見よ,災いが国から国へと出て行き+,激しい大あらしが地の最果てから引き起こされる+。33 そして,エホバに打ち殺される者は,その日,地の一方の果てから地の他方の果てにまで*及ぶであろう+。彼らは嘆き悲しまれず,集められず,葬られもしない+。彼らは地の表の肥やしのようになる+』。

34 「牧者よ,泣き叫べ。声を張り上げよ+! そして,群れの威光ある者よ+,転げ回れ+。あなた方がほふられ,散らされるための日数が満ちた*からである+。あなた方は望ましい器のように必ず落ちる+! 35 そして,逃れ場は牧者たちから滅びうせ,逃れる方法は群れの威光ある者たちから[滅びうせた+]。36 聴け,牧者の叫びと群れの威光ある者の泣き叫びを。エホバが彼らの放牧地を奪略しておられるからだ。37 そして平和な住まいは,エホバの燃える怒りのために生気を失った*+。38 [神]はたてがみのある若いライオンのように+その隠れがを捨てられた。彼らの地は,虐待の剣*と燃えるみ怒りのために驚きの的となったからである+」。

26 ユダの王,ヨシヤの子エホヤキム+の王政の初めに,エホバからこの言葉が臨んで言った。2 「エホバはこのように言われた。『あなたはエホバの家の中庭に立ち+,エホバの家で身をかがめるために入って来るユダのすべての都市[の者]に関し,わたしが彼らに話すようあなたに命ずるすべての言葉を話さなければならない+。一言も取り去ってはならない+。3 彼らは聴いて,各々その悪の道から立ち返るかもしれない+。そうすれば,その行ないの悪のゆえに彼らに下そうと考えている災いをわたしは悔やまなければならないであろう+。4 そしてあなたは彼らに言わなければならない,「エホバはこのように言われた。『もしあなた方がわたしに聴き従おうとせず,わたしがあなた方の前に置いた+わたしの律法によって歩まず+,5 わたしの預言者である僕たちの言葉を聴かないなら ― わたしはそれらの者をあなたのもとに遣わし,早く起きては[彼らを]遣わしているのであるが,あなた方は聴かなかった+ ― 6 わたしとしても,この家をシロの[家]のようにし+,この都市を地のすべての国の民の呪いとするであろう+』」』」。

7 そして,祭司と預言者とすべての民は,エレミヤがエホバの家でこれらの言葉を話すのを聞きはじめた+。8 こうして,エレミヤがすべての民に話すようエホバの命じたことをことごとく話し終えたとき,祭司と預言者とすべての民は彼を捕らえて言った。「あなたは必ず死ぬ+。9 なぜあなたはエホバの名によって預言し,『この家はシロ+の[家]と同じようになり,この都市も荒れ廃れて住む人がいなくなる』と言ったのか」。そしてすべての民はエホバの家でエレミヤの周りに集まって来るのであった。

10 やがて,ユダの君たちがこれらの言葉を聞き,王の家からエホバの家に上って来て+,エホバの新しい門の入口に座った+。11 それで,祭司と預言者たちは君たちとすべての民に言いはじめた,「この人は*死の裁きに当たります+。この都市に関して,彼はあなた方が自分の耳で聞いた通りに預言したからです+」。

12 そこで,エレミヤはすべての君たちとすべての民に言った,「この家とこの都市に関して,あなた方が聞いたすべての言葉を預言するようわたしを遣わされたのはエホバです+。13 では今,あなた方の道と行ないを良くし+,あなた方の神エホバの声に従いなさい。そうすれば,エホバはあなた方に対して語った災いを悔やまれるでしょう+。14 そしてわたし自身は,あなた方の手の中にあります+。あなた方の目に良いこと,また正しいことにしたがってわたしに行なってください+。15 ただ,もしわたしを死に処すなら,あなた方は自分自身と,この都市と,その住民の上に,罪のない血を置くことになるということを是非知ってください+。なぜなら,エホバが本当にわたしをあなた方のもとに遣わして,これらすべての言葉をあなた方の耳に語るようにされたからです+」。

16 すると,君たち+とすべての民は祭司と預言者たちに言った,「この人は*死の裁きに当たらない+。わたしたちの神エホバの名によってわたしたちに語ったからです+」。

17 さらに,その地の年長者のある者たち*が立ち上がり,民の全会衆に向かって言いはじめた+,18 「モレシェト*+のミカ*+も,ユダの王ヒゼキヤ*+の時代に預言していましたが,ユダのすべての民に言いました,『万軍のエホバはこのように言われた。「シオンはただの畑のようにすき起こされ+,エルサレムはただの廃虚の山となり+,家の山は森林の高き所のためのものとなる+」』。19 ユダの王ヒゼキヤとユダのすべての人たちは,彼を死に処すようなことをしたでしょうか。彼はエホバを恐れ,エホバのみ顔を和めたので+,エホバは彼らに対して語った災いを悔やまれたのではありませんか+。ですから,わたしたちは自分たちの魂*に対して大きな災いを引き起こすことになります+。

20 「また,エホバの名によって預言した,キルヤト・エアリム+出身のシェマヤ*の子ウリヤ*という人*もいました。そして彼はこの都市とこの地に対して,エレミヤのすべての言葉と一致する預言をしつづけました。21 そして,エホヤキム王+,そのすべての力ある者,すべての君たちは彼の言葉を聞き,王は彼を死に渡そうとしました+。ウリヤは[それを]聞くと直ちに恐れを抱き+,逃げ去ってエジプトに行きました。22 しかし,エホヤキム王はエジプトに人々を遣わし,アクボル+の子エルナタンと,彼と共に他の者たちをエジプトに[遣わしました]。23 こうして彼らはウリヤをエジプトから連れ出し,彼をエホヤキム王のもとに連れて来たので,[王]は彼を剣で討ち倒し+,その死体を民の子らの墓地に投げ入れました」。

24 その上,シャファン+の子アヒカム+の手がエレミヤと共にあった。彼を民の手に渡して死に至らせることのないためであった+。

27 ユダの王,ヨシヤ+の子エホヤキム*の王国の初めに,この言葉がエホバからエレミヤ*に臨んで言った。2 「エホバはこのようにわたしに言われた。『自分のために縛り縄とくびき棒+を作れ。あなたはそれを首に掛けなければならない+。3 そして,あなたはそれを,エルサレムに,ユダの王ゼデキヤ*のもとにやって来る使者たちの手によって,エドム+の王,モアブ+の王,アンモン+の子らの王,ティルス+の王,シドン+の王に送らなければならない。4 そして彼らにその主人*に対する命令を与えて,こう言わなければならない。

「『「イスラエルの神+,万軍のエホバはこのように言われた。あなた方は自分の主人にこのように言うべきである。5 『わたしはわたしの大いなる力+と差し伸べた腕+とによって,地+と人間*+と地の表にいる獣+とを造り,わたしの目が与えることを正しいと見た者にそれを与えた+。6 そして今,わたしはこれらすべての地を,バビロン*の王+,わたしの僕+,ネブカドネザル*の手に与えた。わたしは野の野獣をも与えて,これに仕えさせた+。7 そしてすべての国の民は,彼自身の地の時が来るまで+,彼とその子とその孫とに必ず仕える+。それから,多くの国の民と大いなる王たちは必ず彼を僕として使役する+』。

8 「『「『そして,彼に,すなわちバビロンの王ネブカドネザルに仕えようとしない国民や王国,また,バビロンの王のくびきに自分の首をあてようとしないもの,わたしはその国民に剣+と飢きん+と疫病+とをもって注意を向けることになる』と,エホバはお告げになる,『そしてついには,彼の手によってわたしはこれを滅ぼし尽くすであろう+』。

9 「『「『それであなた方は,「あなた方はバビロンの王に仕えることにはならない」と言っている+あなた方の預言者+や,占いをする者,夢見る者*+,魔術を行なう者,呪術者たち+に聴き従ってはならない。10 彼らがあなた方に預言しているのは偽りであり,それはあなた方をその土地から遠くへ連れ去らせるためなのである。わたしはあなた方を必ず追い散らし,あなた方は必ず滅びうせるであろう+。

11 「『「『そして,その首をバビロンの王のくびきの下に置き,実際に彼に仕える国民は,わたしもこれをその[国民の]土地の上で休ませる』と,エホバはお告げになる,『その[国民]は必ずそれを耕して,そこに住むであろう+』」』」。

12 ユダの王ゼデキヤ*+にも,わたしはこれらすべての言葉の通りに語って+言った,「バビロンの王のくびきにあなた方の首をあて,彼とその民に仕えて,生きつづけなさい+。13 どうしてあなたご自身とあなたの民は,バビロンの王に仕えない国民に向かってエホバが話された通りに,剣と飢きん+と疫病+とによって死ななければならないのですか+。14 それで,『あなた方はバビロンの王に仕えることにはならない+』とあなた方に言っている預言者たちの言葉に聴き従ってはなりません。彼らは偽りをあなた方に預言しているからです+。

15 「『わたしは彼らを遣わさなかった』と,エホバはお告げになる,『それなのに,彼らはわたしの名によって偽って預言しているからである。それは,わたしがあなた方を追い散らし+,あなた方が,あなた方もあなた方に預言している預言者たち+もが,必ず滅びうせるためなのである+』」。

16 また,祭司とこのすべての民に向かって,わたしは語って言った。「エホバはこのように言われた。『「見よ,エホバの家の器具は今すぐにもバビロンから持ち帰られる+!」と言って,あなた方に預言しているあなた方の預言者たちの言葉に聴き従ってはならない。彼らは偽りをあなた方に預言しているからである+。17 彼らに聴き従ってはならない。バビロンの王に仕えて,生きつづけよ+。どうしてこの都市が荒れ廃れた所となってよいだろうか+。18 しかし,もし彼らが預言者であり,エホバの言葉が彼らと共にあるのであれば,どうか,エホバの家とユダの王の家とエルサレムとに残っている器具がバビロンに至ることのないよう,彼らは万軍のエホバに嘆願するように+』。

19 「万軍のエホバは,柱+と海+と運び台+と,この都市に残っている器具+の残りとに関してこのように言われた。20 それらは,バビロンの王ネブカドネザルがユダの王,エホヤキムの子エコニヤ*+を,ユダとエルサレムの高貴な者たちすべてと共に流刑に処してエルサレムからバビロンに移したとき+に持って行かなかったものであるが,21 イスラエルの神*,万軍のエホバは,エホバの家とユダの王の家とエルサレムとに残っている器具+に関してこのように言われたからである。22 『「それらはバビロンに持って行かれ+,わたしがそれに注意を向ける日までそこにとどまるであろう+」と,エホバはお告げになる。「それから,わたしはそれを携え上り,この場所に戻す+」』」。

28 そして,その年,ユダの王ゼデキヤ*+の王国の初め,第四年の第五の月に,ギベオン+から来た預言者,アズルの子ハナニヤ+は,エホバの家で,祭司たちとすべての民の目の前でわたしに言った,2 「イスラエルの神,万軍のエホバはこのように言われた。『わたしはバビロンの王のくびきを砕く+。3 わたしは,バビロンの王ネブカドネザルがバビロンへ携えて行こうとしてこの場所から取ったエホバの家のすべての器具+を,丸二年の内にこの場所に持ち帰る』」。4 「『また,ユダの王,エホヤキム+の子エコニヤ+と,バビロンへ行ったユダのすべての流刑者+をわたしはこの場所に連れ戻す』と,エホバはお告げになる,『わたしはバビロンの王のくびきを砕く+からである』」。

5 そこで預言者エレミヤは,エホバの家に立っていた祭司たちの目の前で,またすべての民の目の前で+,預言者ハナニヤに言った。6 そうだ,預言者エレミヤはこう言ったのである。「アーメン+!* エホバがそのようにしてくださるように! エホバが,エホバの家の器具と流刑に処せられたすべての民をバビロンからこの場所に連れ戻すことによって,あなたの預言した言葉を立証してくださるように+! 7 しかし,わたしがあなたの耳とすべての民の耳に語っているこの言葉をどうか聞いてください+。8 わたしよりもあなたよりも前に,昔からいた預言者たちは+,多くの地や大いなる王国について,やはり戦争や災い*や疫病を預言したものです+。9 平和を預言する預言者については+,その預言者の言葉が実現するとき,エホバが真実に遣わされた預言者は知られるようになります+」。

10 すると,預言者ハナニヤは預言者エレミヤの首からくびき棒を取って,それを砕いた+。11 そして,ハナニヤ+はすべての民の目の前で言った,「エホバはこのように言われた+。『このようにわたしは丸二年の内に,すべての国の民の首からバビロンの王ネブカドネザルのくびきを砕くであろう+』」。そこで,預言者エレミヤは去って行った+。

12 そして,預言者ハナニヤが預言者エレミヤの首からくびき棒を砕いた後,エホバの言葉がエレミヤに臨んで言った+。13 「行って*,あなたはハナニヤに言わなければならない,『エホバはこのように言われた。「あなたは木のくびき棒+を砕いたが,その代わりに鉄のくびき棒を作らなければならなくなる+」。14 イスラエルの神,万軍のエホバはこのように言われたからである。「わたしはこれらすべての国の民の上に鉄のくびきを置いて,バビロン+の王ネブカドネザルに仕えさせる。彼らはこれに仕えなければならない+。また,野の野獣をもわたしは彼に与えよう+」』」。

15 そして,預言者エレミヤは続けて預言者ハナニヤ+に言った,「ハナニヤよ,どうか,聴いてください! エホバはあなたを遣わされませんでした。それなのに,あなたはこの民を偽りに頼らせたのです+。16 それゆえ,エホバはこのように言われました。『見よ,わたしはあなたを地の表から追い払う。あなたは,今年必ず死ぬ+。あなたはエホバに対してあからさまな反逆を語ったからである+』」。

17 こうして,預言者ハナニヤはその年の第七の月に死んだ+。

29 そして,これらは預言者エレミヤが,流刑に処せられた民の年長者の残った者,祭司,預言者,およびすべての民にエルサレムから[書き]送った手紙の言葉である。それは,ネブカドネザルが流刑に処して,エルサレムからバビロンに移した者たち+で,2 王エコニヤ+と貴婦人+と廷臣たち,ユダとエルサレムの君たち+,および職人と堡塁を築く者たち+がエルサレムから出て行った後のことであった。3 それは,ユダの王ゼデキヤ+がバビロンに,バビロンの王ネブカドネザルのもとに遣わした,シャファン+の子エラサとヒルキヤの子ゲマルヤの手によるもので,次の通りであった。

4 「イスラエルの神,万軍のエホバは流刑に処せられたすべての民にこのように言われた。わたしがそれらの者を流刑に処して+,エルサレムからバビロンへ行かせたのであるが,5 『家を建てて[そこに]住み,園を設けてその実を食べよ+。6 妻をめとって息子や娘の父となれ+。自分の息子たちのために妻をめとり,自分の娘たちを夫に与えよ。彼らが息子や娘を産むためである。そこで多くなれ。少なくなってはならない。7 また,わたしがあなた方を流刑に処して行かせた都市の平安を求め,その[都市の]ためにエホバに祈れ。その平安のうちに,あなた方の平安もあるからである+。8 イスラエルの神,万軍のエホバはこのように言われたからである。「あなた方の中にいる預言者や占いをする者たちがあなた方を欺くことがあってはならない+。彼ら*の見ている夢に聴き従ってはならない+。9 『彼らはわたしの名によって偽りのうちにあなた方に預言しているからである。わたしは彼らを遣わさなかった+』と,エホバはお告げになる」』」。

10 「エホバはこのように言われたからである。『バビロンで七十年が満ちるにつれて,わたしはあなた方に注意を向けるであろう+。わたしはあなた方をこの場所に連れ戻して,わたしの良い言葉をあなた方に対して立証する+』。

11 「『わたしは,わたしがあなた方に対して考えている考えをよく知っているからである+』と,エホバはお告げになる,『[それは]平安についての考えであり,災い+についてではない。あなた方に将来と希望+を与えるためである。12 そして,あなた方は必ずわたしを呼び,来て,わたしに祈り,わたしはあなた方[の言葉]を聴くであろう+』。

13 「『そして,あなた方は実際にわたしを求め,[わたしを]見いだすであろう+。あなた方は心をつくしてわたしを尋ね求めるからである+。14 そして,わたしはあなた方に見いだされるようにする+』と,エホバはお告げになる。『また,わたしはあなた方の捕らわれ人の集団を集め,わたしがあなた方を追い散らしたすべての国の民とすべての場所からあなた方を集め寄せる+』と,エホバはお告げになる。『そして,わたしがあなた方を流刑に処して去らせた[元の]場所へ連れ戻す+』。

15 「しかし,あなた方は言った,『エホバはわたしたちのためにバビロンで預言者たちを起こされた』と。

16 「ダビデの王座に座している王+と,この都市に住んでいるすべての民,すなわちあなた方と一緒に流刑の身となって出て行かなかったあなた方の兄弟たち+とに対して,エホバはこのように言われたからである。17 『万軍のエホバはこのように言われた。「いまわたしは彼らに対して剣+,飢きん+,および疫病+を送る。わたしは彼らを,悪くて食べられない,裂けたいちじくのようにする+」』。

18 「『そして,わたしは剣と飢きんと疫病とをもって彼らの後を追い,彼らを地のすべての王国にとっての身震いのために与え+,わたしが必ず彼らを追い散らすすべての国の民の中で,のろい,驚きの的,[人々が]口笛を吹くもの,また,そしりのために[与える+]。19 彼らがわたしの言葉に聴き従わなかったためである』と,エホバはお告げになる,『わたしが,早く起きては遣わした預言者であるわたしの僕たちを用いて彼らに送ったその[言葉]に+』。

「『しかし,あなた方は聴き従わなかった+』と,エホバはお告げになる。

20 「それで,わたしがエルサレムからバビロンへ追いやった+すべての流刑の民よ+,あなた方はエホバの言葉を聞け。21 イスラエルの神,万軍のエホバは,わたしの名によってあなた方に偽りを預言している+コラヤの子アハブに関して,またマアセヤの子ゼデキヤに対してこのように言われた。『いまわたしは彼らをバビロンの王ネブカドネザルの手に渡し,彼は彼らをあなた方の目の前で必ず討ち倒す+。22 そして彼らから,バビロンにいるユダの流刑者の全員によって呪いが取られる。こう言うのである。「エホバがあなたを,バビロンの王が火で焼いた+ゼデキヤやアハブのようにされますように+!」23 彼らはイスラエルで無分別なことを行なって+,その友の妻と姦淫を行ない+,わたしが彼らに命じなかった言葉をわたしの名によって偽って語りつづけるからである+。

「『「そして,わたしは知っている者,証人である+」と,エホバはお告げになる』」。

24 「そして,ネヘラムのシェマヤ*+にあなたは言う,25 『イスラエルの神,万軍のエホバはこのように言われた。「あなたが自分の名によって,エルサレムにいるすべての民と,祭司である,マアセヤの子ゼパニヤ+と,すべての祭司に手紙を書き送って+,言ったがために。26 [すなわち,]『エホバご自身があなたを祭司エホヤダの代わりに祭司とされましたが,それは,気の狂った+,預言者のような振る舞いをする者*に対して,[あなたが]エホバの家の首位の監督者*+となるためでした。あなたはその者を足かせ台とさらし台に掛けなければなりません+。27 さて,そうであれば,あなた方に対して預言者として振る舞っている+アナトテ+のエレミヤを,どうしてあなたは叱責しなかったのですか。28 それゆえに,彼はバビロンにいる我々に[人を]よこして言ったのです,「それ*は長引く! 家を建てて[そこに]住み,園を設けてその実を食べよ+―」と』」』」。

29 そして,祭司ゼパニヤ+は預言者エレミヤの耳にこの手紙を読んだ。

30 それから,エホバの言葉がエレミヤに臨んで言った,31 「流刑の民すべて+に[人を]遣わして言え,『エホバはネヘラムのシェマヤについてこのように言われた。「シェマヤはあなた方に預言し,しかも,わたしが彼を遣わしたのでもないのに,あなた方を偽りに頼らせようとしたので+,32 それゆえ,エホバはこのように言われた。『いまわたしはネヘラムのシェマヤ+とその子孫+とに注意を向ける』。

「『「『彼はこの民の中に住む者を持たなくなる+。彼はわたしがこの民のために行なっている良いことを見ることはないであろう+』と,エホバはお告げになる,『彼はエホバに対してあからさまな反逆を語ったからである+』」』」。

30 エホバからエレミヤにあった言葉は言った,2 「イスラエルの神エホバはこのように言われた。『わたしがあなたに話すすべての言葉を,あなたのために書に書き記せ+。3 なぜなら,「見よ,日がやって来る」と,エホバはお告げになる,「わたしはわたしの民を,イスラエルとユダの捕らわれ人を集める+」と,エホバは言われた,「わたしはその父祖たちに与えた地に彼らを連れ戻し,彼らは必ずそれを再び所有することになるであろう+」』」。

4 そして,これらはエホバがイスラエルとユダに語られた言葉である。5 エホバはこのように言われたからである。「我々はおののきの声を聞いた。怖れがあり+,平安はない。6 人々よ,どうか尋ねてみるように。男が子を産んでいるかどうかを見よ。どうしてわたしは,すべての強健な男子が子を産むときの女のように+腰に手をやるのを,またすべての顔が青ざめた+のを見たのか。7 ああ! その日は大いなる日+であり,そのような[日]はほかにないからである+。それはヤコブにとって苦難の時である+。しかし彼はその中からも救われるであろう」。

8 「そして,その日には」と,万軍のエホバはお告げになる,「わたしはあなたの首から人のくびきを砕き,あなたの縛り縄をふたつに引きちぎり+,よそ者が彼を僕として使役することはもはやなくなる。9 そして,彼らはその神エホバと,わたしが彼らのために起こす+王ダビデとに必ず仕えるであろう+」。

10 「それであなたは,わたしの僕ヤコブよ,恐れてはならない」と,エホバはお告げになる,「イスラエルよ,恐怖の念を抱いてはならない+。いまわたしは,あなたを遠くから,あなたの子孫をその捕らわれの地から救うからである+。そしてヤコブは必ず帰り,騒乱のおそれもなく安楽に暮らし,おののかせる者はだれもいなくなる+」。

11 「わたしはあなたと共にいるからである」と,エホバはお告げになる,「それはあなたを救うためである+。しかし,わたしはあなたを散らしたすべての国の民の中で滅ぼし絶やすことをする+。しかし,あなたの場合には滅ぼし絶やすことをしない+。そして,わたしはあなたを適度に矯正しなければならない。わたしがあなたを処罰せずに置くことは決してないからである+」。

12 エホバはこのように言われたからである。「あなた*の崩壊を治すことはできない+。あなたの打ち傷は慢性のものである+。13 [あなたの]かいようのためには,あなたの言い分を弁護する者はいない+。あなたのためには,いやす方法もなく,直すこともできない+。14 あなたを熱烈に愛する者は皆あなたを忘れたのだ+。あなたは彼らの尋ね求める者ではない。わたしは敵のむち打ちをもって,残酷な者の懲罰をもって+あなたを打った+。あなたのおびただしいとがのためである+。あなたの罪は甚だしく多くなった+。15 どうしてあなたは自分の崩壊のために叫ぶのか+。あなたの痛みはあなたのおびただしいとがのために治らない。あなたの罪は甚だしく多くなった+。わたしはこれらのことをあなたにした。16 それゆえ,あなたをむさぼり食う者は皆,自らもむさぼり食われ+,あなたに敵対する者は皆,一人残らず捕らわれの身となって行く+。また,あなた*に対して略奪を行なう者は必ず略奪に遭い,あなたに対して強奪を行なう者を,わたしはみな強奪に渡すであろう+」。

17 「わたしはあなたのために回復を生じさせ,あなたの打ち傷からあなたをいやすからである+」と,エホバはお告げになる。「彼らはあなたを,追い払われた女,と呼んだからである+。『あれがだれも尋ね求めることのないシオンだ+』と」。

18 エホバはこのように言われた。「いまわたしはヤコブの天幕の捕らわれ人を集め+,その幕屋に哀れみを示すであろう。そして都市は実際にその塚の上に再建され+,その正当な場所の上に住まいの塔が座するであろう+。19 そして彼らから感謝と笑う者たちの声が必ず出る+。そして,わたしは彼らを殖やすので,彼らは少なくなることはない+。わたしは数において彼らを重くするので,彼らは取るに足りない者となることはない+。20 そしてその子らは必ず昔のようになり,わたしの前にその集会は堅く立てられるであろう+。そして,わたしは彼を虐げるすべての者に注意を向ける+。21 そして,その威光ある者は必ず彼から出+,彼の中から彼自身の支配者が出るであろう+。わたしは彼を近づかせ,彼は必ずわたしに近寄る+」。

「その心をかけてわたしに近寄ろうとするこの者は一体だれか+」と,エホバはお告げになる。22 「そして,あなた方は必ずわたしの民となり+,わたしはあなた方の神となるであろう+」。

23 見よ,エホバの風あらし,激しい怒り,吹き進む大あらし*が出て行った+。それは邪悪な者たちの頭上に渦を巻く+。24 エホバの燃える怒りは,ご自分の心の考えを成し遂げて,遂行するまで元に戻らない+。末の日にあなた方はそれに考慮を払うであろう+。

31 「その時」と,エホバはお告げになる,「わたしはイスラエルのすべての家族にとって神となり,彼らはわたしの民となるであろう+」。

2 エホバはこのように言われた。「剣を免れて生き残った者からなる民は荒野で恵みを得た+。イスラエルが自分の休養を得ようとして歩いていた*ときに+」。3 遠くからエホバがわたしに現われて,[言われた,]「そして,わたしは定めのない時に至る愛をもってあなた*を愛した+。それゆえに,わたしは愛ある親切*をもってあなたを引き寄せたのである+。4 それでも,イスラエルの処女よ,わたしはあなたを建て直し,あなたは実際に建て直されるであろう+。あなたはなおも自分のタンバリンで身を飾り,笑っている者たちの踊りの中へ実際に出て行くであろう+。5 あなたはなおもサマリアの山々にぶどう園を植えるであろう+。植える者たちは必ず植えて,[それを]使いはじめる+。6 エフライムの山地の見張り番たちが,『人々よ,立ち上がってシオンに,わたしたちの神エホバのもとに上って行こう』と言う日があるからである+」。

7 エホバはこのように言われたからである。「歓びつつヤコブに向かって大声で叫び,諸国民の頭に対して甲高く叫べ+。[それを]言い広めよ+。賛美をささげて言え,『エホバよ,あなたの民,イスラエルの残りの者を救ってください+』と。8 いまわたしは北の地から彼らを連れて来て+,地の最果てから彼らを集めるであろう+。彼らの中には盲人や足のなえた者,妊娠した女や子を産む者が共にいるであろう+。彼らは大いなる会衆としてここに帰って来る+。9 彼らは泣きながら来る+。わたしは彼らを,恵みを求める[その]嘆願と共に連れて来るであろう。わたしは彼らを,つまずかされることのない正しい道によって,水の奔流の谷へと歩いて行かせるであろう+。わたしはイスラエルにとって父となったからである+。そしてエフライムは,わたしの初子なのである+」。

10 諸国の民よ,あなた方はエホバの言葉を聞き,遠くの島々*の中で[それを]告げて言え+。「イスラエルを散らす方ご自身がこれを集め+,羊飼いがその家畜の群れを[守る]ように必ず彼を守られるであろう+。11 エホバはヤコブをそれより強い者の手から実際に請け戻し+,取り戻されるからである+。12 そして彼らは必ず来て,シオンの高みで喜び叫び+,エホバの善,つまり穀物,新しいぶどう酒+,油,羊と牛の子ら+ゆえに光り輝くであろう+。また,彼らの魂はよく潤っている園のようになり+,彼らはもはや二度と弱り果てることはない+」。

13 「その時,処女は踊って歓ぶであろう。若者も老人も相共に+。そしてわたしは彼らの悲しみを歓喜に変え,彼らを慰め,その悲嘆を去らせて,彼らを歓ばせる+。14 また,わたしは祭司たちの魂を肥えたもので飽かせ+,わたしの民はわたしの良いもので満ち足りるであろう+」と,エホバはお告げになる。

15 「エホバはこのように言われた。『ラマ+で声が聞こえる。嘆きと悲痛な泣き声+が。ラケル+はその子ら+のことで泣いている。彼女はその子らについて慰められることを拒んだ+。彼らはもういないからである+』」。

16 エホバはこのように言われた。「『あなた*の泣く声をとどめ,目の涙をとどめよ+。あなたの働きに対して報いがあるからである』と,エホバはお告げになる,『彼らは必ず敵の地から帰って来るであろう+』。

17 「『そして,あなたの将来には希望+がある』と,エホバはお告げになる,『子らは必ず自分たちの領地に帰って来るであろう+』」。

18 「わたしはエフライムが自分のことをこう嘆いているのを確かに聞いた+。『あなたは,わたしが正されるよう,わたしを訓練されていない子牛のように+正されました+。わたしを立ち返らせてください。そうすれば,わたしはすすんで立ち返るでしょう+。あなたはわたしの神エホバなのです+。19 わたしは立ち返った後,悔いたからです+。わたしは知るように導かれた後,自分の股を平手で打ちました+。わたしは恥をかき,辱めをも受けました+。わたしは若い時のそしりを負っていたからです+』」。

20 「エフライムはわたしにとって大切な子なのか。また,優しい扱いを受けた子供なのか+。わたしは,彼に敵して語れば語るだけ,彼のことをなおも必ず思い起こすからである+。それゆえに,わたしのはらわたは彼のために騒ぎ立った+。わたしは必ず彼を哀れむであろう+」と,エホバはお告げになる。

21 「あなたは自分のために*路標を立てよ。自分のために道標を立てよ+。あなたの心を街道に,あなたの通って行かなければならない道*に留めよ+。イスラエルの処女よ,帰れ。これらあなたの都市に帰れ+。22 不忠実な娘+よ,あなたはいつまで方々に向きを変えるのか+。エホバは地に新しいことを創造されたからである。ただの女が強健な男*の周りに押し迫るのである」。

23 イスラエルの神,万軍のエホバはこのように言われた。「わたしがその捕らわれ人を集めるとき,彼らはユダの地とその諸都市でなおこの言葉を述べるであろう。『義なる住みかよ+,聖なる山よ+,エホバがあなた*を祝福されるように+』。24 そして,その*中にユダとそのすべての都市が必ず共々に住む。農夫も,家畜の群れと共に出かけた者たちも+。25 わたしは疲れた魂を十分に潤し,弱り果てたすべての魂を満たす+」。

26 このことでわたしは目覚め,見はじめた。わたしの眠りは,わたしにとって快いものであった。

27 「見よ,日がやって来る」と,エホバはお告げになる,「わたしはイスラエルの家とユダの家に人の種と家畜の種をまく+」。

28 「そして,わたしは,根こぎにし,引き倒し,打ち壊し,滅ぼし,害をもたらそうとして+彼らに気を配ったように+,築き上げ,植えるために彼らに気を配ることになる+」と,エホバはお告げになる。29 「その日には,彼らはもう,『父たちが熟していないぶどうを食べたのに,子らの歯が浮いた*』とは言わない+。30 むしろ,人は各々自分のとがのために死ぬのである+。だれでも熟していないぶどうを食べる者については,彼自身の歯が浮くのである」。

31 「見よ,日がやって来る」と,エホバはお告げになる,「わたしはイスラエルの家+およびユダの家+と新しい契約*+を結ぶ*。32 それは,わたしが彼らの父祖たちの手を取ってエジプトから連れ出した日に彼らと結んだ契約のようなものではない+。『わたしが彼らの夫としての所有権+を持っていた*にもかかわらず,彼らはわたしのその契約を破った*+』と,エホバはお告げになる」。

33 「これこそ,わたしがそれらの日の後に+イスラエルの家と結ぶ契約+だからである」と,エホバはお告げになる。「わたしは彼らの内にわたしの律法を置き+,彼らの心の中にそれを書き記す*+。そして,わたしは彼らの神となり,彼らはわたしの民となるであろう+」。

34 「そして,彼らはもはや各々その友を,各々その兄弟を教えて+,『エホバを知れ+!』とは言わない。彼らはその最も小なる者からその最も大なる者に至るまで,皆わたしを知るからである+」と,エホバはお告げになる。「わたしは彼らのとがを許し,彼らの罪をもはや思い出さないからである+」。

35 エホバ,すなわち,昼の光のために太陽を+,夜の光+のために月+と星の法令*+を与える方,海をかき立ててその波を騒ぎ立たせる方+,その名を万軍のエホバという方+はこのように言われた。36 「『もしこれらの規定がわたしの前から取り除かれ得るなら+』と,エホバはお告げになる,『それと同様に,イスラエルの胤である者たちが,わたしの前で常に国民であることがなくなることもあり得るであろう+』」。

37 エホバはこのように言われた。「『もし上の天が測られるなら,下の地の基が探り出されるなら+,わたしもまた彼らの行なったすべてのことのために,イスラエルの胤全体を退け得るであろう+』と,エホバはお告げになる」。

38 「見よ,日がやって来る*」と,エホバはお告げになる,「この都市は“ハナヌエルの塔+”から“隅の門+”に至るまで,エホバのために必ず建てられるであろう+。39 そして測り綱+はなおもガレブの丘に向かってまっすぐに伸び,巡って必ずゴアに至る。40 そして死がい+と脂灰+との低地平原の全体,およびキデロンの奔流の谷まで+,日の昇る方に向かっている“馬の門+”の隅に至るまでのすべての段丘は,エホバにとって聖なるものとなる+。それはもはや定めのない時に至るまで,根こぎにされることも打ち壊されることもない+」。

32 ユダの王ゼデキヤ+の第十年,すなわちネブカドレザル+の第十八年に,エホバからエレミヤに臨んだ言葉。2 そして,その時,バビロンの王の軍勢はエルサレムを攻囲していた+。預言者エレミヤはユダの王の家にある“監視の中庭+”に拘束されていた。3 ユダの王ゼデキヤが彼を拘束して+,[こう]言ったからである。

「どうしてあなたは預言しては+言うのか,『エホバはこのように言われた。「いまわたしはこの都市をバビロンの王の手に渡し,彼は必ずこれを攻め取るであろう+。4 ユダの王ゼデキヤもカルデア人の手から逃れることはない。[ゼデキヤ]はバビロンの王の手に渡され,彼の口は[王]の口と実際に話しをし,彼の目は[王]の目をも見るであろう+」』。5 『[王]はゼデキヤをバビロンに連れて行き,彼はわたしが注意を向けるときまでそこにとどまるであろう+』と,エホバはお告げになる。『あなた方はカルデア人と戦いつづけても成功しない+』」。

6 それで,エレミヤは言った,「エホバの言葉がわたしに臨んで言いました,7 『いま,あなたの父方のおじシャルムの子ハナムエルがあなたのもとに来て言う,「アナトテ+にあるわたしの畑をあなたのために買いなさい。[それを]買う買い戻しの権利はあなたのものだからです+」と』」。

8 やがて,わたしの父方のおじの子ハナムエルが,エホバの言葉の通り,わたしのところに来て,“監視の中庭+”に入り,わたしに言った,「どうか,ベニヤミン+の地のアナトテ+にあるわたしの畑を買ってください*。世襲所有地の権利はあなたのものであり,買い戻す力はあなたのものだからです。あなたのために[それを]買い取ってください」。それで,わたしはそれがエホバの言葉であったのを知った+。

9 こうして,わたしはアナトテ+にある畑をわたしの父方のおじの子ハナムエル+から買うことになった。そして七シェケル*と銀十枚の金を彼に量り出した+。10 それから証書に記入し+,封印を付し+,はかりで金を量る+さいに証人+を立てた。11 その後,わたしは買い受け証書,すなわちおきてと規定+にしたがって封印されたものと,開封のものとを取った。12 それから,わたしの父方のおじ[の子]ハナムエルの目の前,またその買い受け証書に記入した証人たちの目の前,“監視の中庭+”に座っているすべてのユダヤ人の目の前で,その買い受け証書+をマフセヤの子ネリヤ+の子バルク+に渡した。

13 さて,わたしは彼らの目の前でバルクに命じて言った,14 「イスラエルの神,万軍のエホバはこのように言われた。『これらの証書,この買い受け証書,すなわち封印されたものと,他方の開封された証書を取り+,あなたはまた,これを土の器の中に入れなければならない。それが多くの日の間保たれるためである』。15 イスラエルの神,万軍のエホバはこのように言われたからである。『家や畑やぶどう園が,なおもこの地で買われるであろう+』」。

16 そして,わたしは買い受け証書をネリヤ+の子バルク+に渡した後,エホバに祈って+言った,17 「ああ,主権者なる主エホバよ+! あなたご自身が,あなたの大いなる力と伸ばされたみ腕+とによって天と地を造られたのです+。このすべての事もあなたにとって殊更くすしいことではありません+。18 [あなたは]愛ある親切を幾千人にも施し+,父のとがを彼らの後のその子らの懐に報いる方+,[まことの]神*,大いなる方+,力ある方*+,その名+を万軍+のエホバといい,19 計り事において大いなる方+,み業に富んでおられる方+であり,あなたの目は人々の子ら*のすべての道に向かって開かれています+。各々にその道と,その行ないの実とにしたがって与えるためです+。20 あなたは,今日に至るまでエジプトの地に,そしてイスラエル,また人々の中に*しるしと奇跡を置かれました+。それは,ご自分のために今日のように名を揚げるためでした+。21 次いで,しるしと,奇跡+と,強いみ手と,伸ばされた腕と,大いなる恐ろしさとをもって+,ご自分の民イスラエルをエジプトの地から携え出されました+。

22 「やがて,あなたは彼らの父祖たちに与えると誓ったこの地+,乳と蜜の流れる地+を彼らにお与えになりました。23 そして彼らは入って来て,それを所有するようになりましたが+,あなたの声に従わず,あなたの律法によって歩みませんでした+。行なうようにとあなたが命じたすべてのことを彼らはしませんでした+。それで,あなたはこのすべての災いが彼らに降り懸かるようにされたのです+。24 ご覧ください,人々はこの都市を攻め取るために来て+,包囲塁壁+を築きました。この都市はこれと戦っているカルデア人の手に必ず渡されるでしょう+。剣+と飢きん+と疫病+のためです。あなたの言われたことが起こりました。現にあなたは[それを]見ておられるのです+。25 それなのに,主権者なる主エホバよ,あなたはわたしに言われました,『自分のために金を出して畑を買い+,証人を立てよ+』と。この都市は必ずカルデア人の手に渡されますのに+」。

26 すると,エホバの言葉がエレミヤに臨んで言った,27 「ここにわたしが,すべての肉なるものの神+,エホバがいる。わたしにとって余りにもくすしいことが果たしてあるだろうか+。28 それゆえ,エホバはこのように言われた。『いまわたしはこの都市をカルデア人の手とバビロンの王ネブカドレザルの手に渡す。彼は必ずこれを攻め取る+。29 そして,この都市と戦っているカルデア人が必ず入って来て,この都市に火を放って燃え立たせ,これと家々とを焼き払う+。その屋上で人々はわたしを怒らせるためにバアルに犠牲の煙を立ち上らせ,ほかの神々に*飲み物の捧げ物を注ぎ出したのである+』。

30 「『イスラエルの子らとユダの子らは,その若い時からわたしの目に悪いことばかり行なう者となってきたからである+。イスラエルの子らはその手の業によってわたしを怒らせているからである+』と,エホバはお告げになる。31 『この都市は,彼らがそれを建てた日から今日に至るまで,わたしに怒りを起こさせるもの+,わたしに激しい怒りを起こさせるものでしかなかったからである。それは,これをわたしの顔の前から取り除くためであった+。32 それは,イスラエル+の子らとユダ+の子ら,彼らが,すなわちその王たち+,君たち+,祭司+と預言者たち+,およびユダの者たち*とエルサレムの住民たちがわたしを怒らせようとして行なった,そのすべての悪+のためである。33 そして,彼らはわたしに顔ではなく,背を向けつづけた+。彼らを教えること,早く起きては教えることがなされたにもかかわらず,彼らの中には懲らしめを受けようとして聴く者はだれもいなかった+。34 また,彼らはわたしの名をもってとなえられた家に嫌悪すべきものを置いた。これを汚すためであった+。35 その上,彼らはヒンノムの子の谷*+にあるバアル+の高き所を築いた。自分たちの息子や娘をモレクにささげて+,[火]の中を通らせるためであった+。そのようなことをわたしは彼らに命じもしなかった+。また,ユダに罪を犯させるために+この忌むべきこと+を行なうことは,わたしの心に上りもしなかった』。

36 「それで今,それゆえに,イスラエルの神エホバは,剣と飢きんと疫病によって+必ずバビロンの王の手に渡されるとあなた方が言っているこの都市に関して,このように言われた。37 『いまわたしは,わたしの怒りと激怒と大いなる憤りとをもって彼らを追い散らすすべての地から彼らを集め寄せる+。わたしは彼らをこの場所に連れ戻し,彼らを安らかに住まわせる+。38 そして,彼らは必ずわたしの民となり+,わたしは彼らの神となるであろう+。39 そして,わたしは彼らに一つの心+と一つの道を与えて,常に*わたしを恐れさせる。彼らとその後のその子らの益のためである+。40 そして,わたしは定めなく存続する契約を彼らと結ぶ+。それは,わたしが彼らの後ろから引き返すことなく,わたしが彼らに良いことを行なうためである+。わたしは彼らの心の中にわたしへの恐れを入れ,わたしからそれることがないようにさせる+。41 そして,わたしは彼らに歓喜して彼らに良いことを行ない+,心をつくし,魂をつくして真実に*彼らをこの地に植えるであろう+』」。

42 「エホバはこのように言われたからである。『わたしは,この民にこの大いなる災いすべてをもたらしたように,彼らについて話しているすべての良いことをも彼らにもたらす+。43 そして,あなた方が,「これは人*も家畜もいない荒れ果てた所+だ。これはカルデア人の手に渡されたのだ+」と言うことになるこの地で,畑が必ず買われるであろう+」』。

44 「『民は金で自ら畑を買い,ベニヤミンの地+,エルサレム+の周辺,ユダの都市+,山地の都市,低地*の都市+,南*の都市+において証書に記録すること+,封印すること,証人を立てること+が行なわれるであろう。それは,わたしが彼らの捕らわれ人を連れ戻すからである+』と,エホバはお告げになる」。

33 そして,エレミヤがなおも“監視の中庭+”に閉じ込められていたとき,エホバの言葉が二度目に彼に臨んで言った。2 「[地]*の造り主+エホバ,[地]を形造って+これを堅く立てた方+エホバはこのように言われた。エホバがそのみ名である+。3 『わたしに呼び求めよ。そうすれば,わたしはあなた*に答え+,あなたの知らなかった大いなる,人知の及ばないことを進んで告げるであろう+』」。

4 「イスラエルの神エホバは,攻囲塁壁と剣とによって+引き倒されるこの都市の家々とユダの王たちの家々に関して,5 カルデア人と戦うため,また,わたしが怒りと激怒とをもって討ち倒した者たち*の死がいで場所を満たすためにやって来る者たち+[に関して] ― 彼らのすべての悪のためにわたしはこの都市から顔を覆い隠したのであるが+ ― このように言われたからである。6 『いまわたしはこの[都市]のために回復と健康をもたらす+。わたしは彼らをいやし,豊かな平安と真理を啓示するであろう+。7 そして,わたしはユダの捕らわれ人とイスラエルの捕らわれ人とを連れ戻し+,始めの時と同じように彼らを建てる+。8 また,彼らがわたしに対して犯したすべてのとがから彼らを浄め+,わたしに対して犯し,わたしに対して行なったすべてのとがを許す+。9 そしてこの[都市]は必ず,わたしにとって,わたしが彼らに行なっているすべての良いことについて聞く地のすべての国の民に対する歓喜の名+,賛美,および美しいものとなるであろう+。そして彼らは,わたしがこの[都市]のために行なっているすべての良いこととすべての平安のために+,必ず怖れの念を抱き+,動揺するであろう+』」。

10 「エホバはこのように言われた。『あなた方が,人*も家畜もいない荒れ地だと言うようになるこの場所で,荒れ果てて人も住民も家畜もいなくなるユダの都市とエルサレムのちまたで+,11 歓喜の声と歓びの声+,花婿の声と花嫁の声が,「万軍のエホバをたたえよ。エホバは善良な方だからである+。その愛ある親切*は定めのない時にまで及ぶからである+!」と言う者たちの声がなおも聞かれるであろう+』。

「『彼らはエホバの家の中に感謝の捧げ物を持って来るであろう+。わたしがこの地の捕らわれ人を始めのように連れ戻すからである+』と,エホバは言われた」。

12 「万軍のエホバはこのように言われた。『人も家畜さえもいないこの荒れ地+とそのすべての都市に,羊の群れを伏させる羊飼いたちの牧草地がなおもあることになる+』。

13 「『山地の都市,低地の都市+,南の都市+,ベニヤミンの地+,エルサレムの周辺+,ユダの都市+で,羊の群れがこれを数える者の手の下をなおも通ることであろう+』と,エホバは言われた」。

14 「『見よ,日が来ようとしている+』と,エホバはお告げになる,『わたしは,イスラエルの家とユダの家とに関し+,わたしの語った良い言葉を必ず成し遂げるであろう+。15 その日,その時,わたしはダビデのためにひとつの義なる新芽を芽生えさせ+,彼はこの地に*必ず公正と義を行なうであろう+。16 その日,ユダは救われ+,エルサレムも安らかに住むであろう+。そして,この[都市]はこのように,すなわち,“エホバはわたしたちの義*”と呼ばれるであろう+』」。

17 「エホバはこのように言われたからである。『ダビデについては,イスラエルの家の王座に座す者*が断たれることはない+。18 そして祭司,レビ人*については,全焼燔の捧げ物をささげ,穀物の捧げ物によって煙を立ち上らせ,常に*犠牲をささげる者がわたしの前から断たれることはない+』」。

19 さらに,エホバの言葉がエレミヤに臨んで言った,20 「エホバはこのように言われた。『もしあなた方がわたしの昼の契約と夜の契約とを破って,昼と夜がそれぞれの時に生じないようにさせることができるなら+,21 わたしの僕ダビデに対するわたしの契約も同じく破られ+,その王座について王として支配する子を彼が持たなくなることもあろう+。また,わたしに仕える者であるレビ人,祭司に対しても同じである+。22 天の軍勢を数えることも,海の砂を量ることもできないのと同じように+,わたしもわたしの僕ダビデの胤と,わたしに仕えているレビ人とを殖やすであろう+』」。

23 そして,エホバの言葉が引き続きエレミヤに臨んで言った。24 「あなたは,この民の者たちが,『エホバはご自分の選んだ二つの家族+を退けることをもなさる』と言うのを見なかったか。そして,彼らはわたしの民を不敬な仕方で扱いつづけ+,それが彼らの前でもはや国民として存続することのないようにする。

25 「エホバはこのように言われた。『もし,わたしが昼と夜のわたしの契約+,天と地の法令+を定めたことが事実でないのなら,26 わたしもまた,ヤコブとわたしの僕ダビデとの胤を退けて+,その胤*からアブラハム,イサク,そしてヤコブの胤を治める支配者たちを取らないであろう。わたしは彼らの捕らわれ人たちを集め+,これに哀れみを示すからである+』」。

34 バビロンの王ネブカドレザル+と,その全軍勢+と,地のもろもろの王国,彼の手の下にある領土+,そして,すべての民がエルサレムとそのすべての都市と戦っていたとき+,エホバからエレミヤに臨んだ言葉は言った。

2 「イスラエルの神エホバはこのように言われた。『行って*,あなたはユダの王ゼデキヤ+に言わなければならない。そうだ,あなたは彼に言わなければならない。「エホバはこのように言われた。『いまわたしはこの都市をバビロンの王の手に渡し+,彼は必ずそれを火で焼く+。3 そして,あなた自身も彼の手から逃れられない。あなたは必ず捕らえられ,彼の手に渡されるからである+。そして,あなたの目はバビロンの王の目を見+,彼の口はあなたの口と話し,あなたはバビロンへ行くであろう』。4 しかし,ユダの王ゼデキヤ+よ,エホバの言葉を聞け。『エホバはあなたについてこのように言われた。「あなたは剣によって死ぬことはない。5 あなたは安らかに死に+,あなたより前にいた先の王,あなたの父たちのために[香が]たかれたように+,人々はあなたのためにも[香を]たき+,『ああ,主君よ+!』と,あなたのことを嘆き悲しんで+言うであろう。『わたし自身がこの言葉を語ったのである』と,エホバはお告げになるからである」』」』」。

6 それから,預言者エレミヤはエルサレムで,ユダの王ゼデキヤにこれらの言葉をみな話しはじめた+。7 そのときバビロンの王の軍勢は,エルサレム,ユダの残されたすべての都市+,ラキシュ+,アゼカ+に対して戦いをしていた。防備の施された都市+であるこれら[の都市]が,ユダの都市の中で残されていたものだったからである+。

8 ゼデキヤ王がエルサレムにいるすべての民と契約を結んで,彼らに自由*をふれ告げた後+,エホバからエレミヤに臨んだ言葉。9 [その契約は,]各々その下男を,各々そのはしためを,すなわちヘブライ人+の男やヘブライ人の女を自由の身にし,彼らを,すなわち自分の兄弟であるユダヤ人を僕として使わないようにするためのものであった+。10 それで,すべての君たち+は従った。各々その下男を,各々そのはしためを自由の身にする契約に加わったすべての民もである。それはもう彼らを僕として使わないためであり,彼らは[それに]従って,[それらの者を]行かせるようにした+。11 しかし,その後彼らは身を巡らし+,自由の身にさせた下男やはしためを連れ戻し,これを下男やはしためとして従わせるようになった+。12 その結果,エホバの言葉がエホバからエレミヤに臨んで言った。

13 「イスラエルの神エホバはこのように言われた。『わたしは,あなた方の父祖たちをエジプトの地から+,僕たち*の家から連れ出した日に+,彼らと契約を結んで+言った,14 「七*年の終わりに,あなた方は各々,あなたのもとに売られて+六年間あなたに仕えたあなたの兄弟ヘブライ人の男子+を行かせるべきである+。あなたは彼をあなたと共にいることから自由の身にしてやらなければならない」と。しかしあなた方の父祖たちはわたし[のことば]に聴き従わず,耳を傾けることもしなかった+。15 そして今日,あなた方は身を巡らし,各々その友に自由をふれ告げることによってわたしの目に廉直なことを行ない,わたしの名をもってとなえられた家+において,わたしの前で契約を結ぶ+。16 それから,あなた方は逆戻りし+,わたしの名を汚し+,各々その下男を,各々そのはしためを,すなわち,あなた方がその魂の望みどおりに自由の身にさせた*者たちを連れ戻し,これを従わせてあなた方の下男やはしためとする+』。

17 「それゆえ,エホバはこのように言われた。『あなた方は,各々その兄弟に,各々その友に自由をふれ告げてゆくことに関して+わたしに従わなかった。今わたしはあなた方に自由をふれ告げる+』と,エホバはお告げになる,『剣+と,疫病+と,飢きん+とに対してである。わたしはあなたを地のすべての王国にとっての身震いのために必ず与えるであろう+。18 また,わたしはわたしの契約に違背する者たち*+を渡す。彼らは,二つに切って+その間を通れるようにした+子牛[をもって]わたしの前で結んだ*契約の言葉を実行しなかったのである。19 それは[すなわち],二つに分けられた子牛の間を通ったユダの君たちとエルサレムの君たち+,廷臣と祭司たち,およびこの地のすべての民*である ― 20 わたしは彼らを,その敵たちの手と,その魂を求める者たちの手とに渡す+。彼らの死体は必ず天の飛ぶ生き物や地の獣の食物となる+。21 また,わたしはユダの王ゼデキヤ+とその君たちを,その敵たちの手と,その魂を求める者たちの手と,あなた方から退いている+バビロンの王の軍勢の手に渡すであろう+』。

22 「『いまわたしは命じる』と,エホバはお告げになる,『わたしは必ず彼らをこの都市に連れ戻すであろう+。彼らは必ずこれと戦い,これを攻め取り,これを火で焼く+。わたしはユダの諸都市を住民のいない荒れ果てた所とする+』」。

35 ユダの王,ヨシヤの子エホヤキム+の時代にエホバからエレミヤにあった言葉は言った。2 「レカブ人+の家に行き*,あなたは彼らと話し,彼らをエホバの家に,その食堂の一つに連れて来なければならない。あなたは彼らにぶどう酒を与えて飲ませなければならない」。

3 それで,わたしはハバツィヌヤの子エレミヤの子ヤアザヌヤとその兄弟たち,そのすべての子ら,およびレカブ人の家のすべての者を連れて行き,4 彼らをエホバの家に,[まことの]神の人*,イグダルヤ*の子ハナンの子らの食堂+の中に連れて行った。それは戸口番*シャルム+の子マアセヤ*の食堂の上の,君たちの食堂のそばにあった。5 それから,わたしはレカブ人の家の子らの前にぶどう酒の満ちた杯と酒杯を置いて,「ぶどう酒を飲みなさい」と彼らに言った。

6 しかし彼らは言った,「わたしたちはぶどう酒は飲みません。わたしたちの父祖,レカブの子のヨナダブ+が,わたしたちに命令を下して言ったからです,『あなた方は,あなた方もあなた方の子らも,定めない時に至るまでぶどう酒を飲んではならない+。7 また,あなた方は家を建ててはならない。種をまいてはならない。ぶどう園を設けてはならない。また,それがあなた方のものとなってはならない。かえって,あなた方は一生,天幕に住むべきである。あなた方が外国人としてとどまっている地の表で,多くの日の間生きつづけるためである+』。8 それで,わたしたちは一生ぶどう酒を飲まないことにより,わたしたちの父祖レカブの子エホナダブ*がわたしたちに命じた+すべてのことに関して,わたしたちも,わたしたちの妻も,息子や娘たちも,その声に従いつづけているのです+。9 また,自分たちの住む家を建てないことによっても[そうしています]ので,ぶどう園も畑も種も,わたしたちのものとなることはありません。10 こうして,わたしたちは天幕に住み,わたしたちの父祖ヨナダブ+がわたしたちに命じたすべてのことに従い,[それを]行ないつづけています+。11 しかし,バビロンの王ネブカドレザルがこの地に攻め上って来たとき+,わたしたちは,『さあ,カルデア人の軍勢とシリア人*の軍勢のゆえに,エルサレムに入り,エルサレムに住もう』と言いはじめたのです+」。

12 次いで,エホバの言葉がエレミヤに臨んで言った,13 「万軍のエホバ,イスラエルの神はこのように言われた。『行って,あなたはユダの者たち*とエルサレムの住民とに言わなければならない,「あなた方はわたしの言葉に従うようにとの勧告を絶えず受けたのではなかったか+」と,エホバはお告げになる。14 「レカブ+の子エホナダブがその子らに命じた,ぶどう酒を飲むな,との言葉は実行され,彼らは今日に至るまで全く飲まなかった。彼らはその父祖の命令に従ったからである+。そして,わたしは早く起きては語って+,あなた方に語ったが,あなた方はわたしに従わなかった+。15 そして,わたしはあなた方に預言者であるわたしのすべての僕を遣わしつづけ+,早く起きては[彼らを]遣わして言った,『どうか,各々その悪い道から立ち返り+,あなた方の行ないを良くするように+。ほかの神々に従って歩み,これに仕えることのないように+。そして,わたしがあなた方とあなた方の父祖たちに与えた土地に住みつづけよ+』と。しかしあなた方は耳を傾けず,わたし[のことば]に聴き従わなかった+。16 しかしレカブ+の子エホナダブの子らは,その父祖が彼らに命じた命令を実行した+。しかしこの民はというと,彼らはわたし[のことば]に聴き従わなかったのである+」』」。

17 「それゆえ,万軍の神,イスラエルの神,エホバはこのように言われた。『いまわたしはユダとエルサレムの全住民とに,わたしが彼らに対して語ったすべての災いをもたらす+。わたしは彼らに語ったが,彼らは聴かず,わたしは彼らを呼びつづけたが,彼らは答えなかったためである+』」。

18 そして,レカブ人の家の者にエレミヤは言った,「イスラエルの神,万軍のエホバはこのように言われた。『あなた方はあなた方の父祖エホナダブ+の命令に従った。そしてそのすべての命令を守り,すべて彼があなた方に命じた通りに行ないつづけるので+,19 それゆえ,イスラエルの神,万軍のエホバはこのように言われた。「わたしの前に常に*立つ*+人が,レカブの子ヨナダブから断たれることはない+」』」。

36 さて,ユダの王,ヨシヤの子エホヤキム+の第四年になって,この言葉がエホバからエレミヤに臨んで言った,2 「あなたは自分のために書の巻き物+を取って,わたしがあなたに語った日から,すなわちヨシヤの日から今日に至るまで+,わたしがイスラエルとユダ+とすべての国の民+に対してあなたに語った言葉を,全部それに書き記さなければならない+。3 もしかすると,ユダの家の者たちは,わたしが彼らに行なおうと考えているすべての災いを聴いて+,各々その悪い道から立ち返り+,わたしが彼らのとがと罪を実際に許すことがあるかもしれない+」。

4 それから,エレミヤはネリヤの子バルク+を呼んだ。バルクがエレミヤの口[述]によって,エホバが彼に語られた言葉をすべてその書の巻き物に書き記すためであった+。5 次いでエレミヤはバルクに命じて言った,「わたしは閉じ込められています。エホバの家に入って行くことができません+。6 ですから,あなたが入って行って,わたしの口[述]によってあなたが書き記した巻き物から,断食の日+に,エホバの家で,民の耳にエホバの言葉を読み上げなければなりません+。また,それぞれの都市からやって来るすべてのユダ[の人々]の耳にも,これを読み上げなければなりません+。7 もしかすると,恵みを求める彼らの願いがエホバのみ前に聞き入れられ+,彼らは各々その悪い道から引き返すかもしれません+。エホバがこの民に対して語った怒りと激怒は大いなるものだからです+」。

8 そこで,ネリヤの子バルク+はすべて預言者エレミヤが命じた通りに行ない,エホバの家で+,その書からエホバの言葉を読み上げるようになった+。

9 さて,ユダの王,ヨシヤの子エホヤキム+の第五年,その第九の月+になって,エルサレムのすべての民と,ユダの諸都市からエルサレムの中に入って来たすべての民は,エホバの前に断食をふれ告げた+。10 そしてバルクはエホバの家で,エホバの家の新しい門の入口+の傍ら,上の中庭にある写字生+シャファン+の子ゲマルヤ*+の食堂+で,その書からエレミヤの言葉をすべての民の耳に読み上げていった。

11 こうして,シャファン+の子ゲマルヤの子ミカヤ*は,その書からのエホバの言葉をことごとく聞くこととなった。12 そこで,彼は王の家,書記官の食堂に下って行ったが,見よ,そこにはすべての君たちが,すなわち書記官のエリシャマ+,シェマヤ*の子デラヤ*+,アクボル+の子エルナタン+,シャファン+の子ゲマルヤ+,ハナニヤ*の子ゼデキヤ,および他のすべての君たちが座っていた。13 それで,ミカヤ+はバルクが民の耳に書から読み上げたときに聞いたすべての言葉を彼らに告げた+。

14 すると,すべての君たちは,クシの子シェレムヤ*の子ネタヌヤ*の子エフディ+をバルク+のもとに送り出して言った,「あなたが民の耳に読み上げた巻き物 ― それを手に取って来てもらいたい」。そこでネリヤ*の子バルクは巻き物を手に取って,彼らのもとに来た+。15 すると彼らは[バルク]に言った,「どうか座って,わたしたちの耳にそれを読み上げてもらいたい」。それでバルク+は彼らの耳に読み上げた。

16 さて,そのすべての言葉を聞くと,彼らはすぐに怖れの念を抱いて,互いに見つめ合った。そしてバルクに言った,「わたしたちはこれらすべての言葉を必ず王に告げるであろう+」。17 そしてバルクに尋ねて言った,「どうかわたしたちに話してもらいたい。あなたは彼の口からどのようにしてこれらのすべての言葉を書いたのか+」。18 するとバルクは彼らに言った,「彼が自分の口からこれらすべての言葉をわたしに告げ知らせたので,わたしはインクで書に書き記していったのです+」。19 終わりに,君たちはバルクに言った,「行って,身を隠しなさい。あなたも,エレミヤもです。だれ一人あなた方がどこにいるかを知ることがないように+」。

20 それから,彼らは王のもとに,中庭+に入って行き,巻き物を書記官エリシャマ+の食堂+に預け,王の耳にそのすべての言葉を告げはじめた。

21 それで,王はその巻き物を取って来させるためにエフディ+を送り出した。そこで,彼はそれを書記官+エリシャマ+の食堂から取って来た。そして,エフディは王の耳と,王のそばに立っているすべての君たちの耳に読み上げはじめた。22 ときに,王は冬の家+に座っており,第九の月*+であったので,その前には火鉢+があって火が燃えていた。23 そして,エフディが三ないし四ページ分の欄を読むと,[王]はすぐに書記官の小刀でそれを引き裂き,また,[それを]火鉢の火に投げ入れたので,ついにはその巻き物全部が火鉢の火の中で焼けてなくなった+。24 それでも,彼らは少しも怖れを感ずることなく+,そのすべての言葉を聴いていた王も,彼のすべての僕たちも,自分の衣を引き裂くこともしなかった+。25 そして,エルナタン+とデラヤ*+とゲマルヤ*+が,巻き物を焼かないよう王に嘆願したのであるが,[王]は彼ら[の言うこと]を聴かなかった+。26 その上,王は,王の子エラフメエルとアズリエルの子セラヤ*とアブデエルの子シェレムヤ*に,書記官バルクと預言者+エレミヤを捕らえるよう命じた。しかし,エホバは彼らを隠しておかれた+。

27 そして,バルク+がエレミヤの口[述]によって書き記した言葉+を収めた巻き物を王が焼いた後,さらにエホバの言葉がエレミヤに臨んで言った,28 「あなたはもう一度自分のために巻き物を,もう一つの[巻き物]を取り,ユダの王エホヤキムが焼き尽くした最初の巻き物+にあった元の言葉をことごとくそれに書き記せ。29 そして,ユダの王エホヤキムに対してあなたはこう言うべきである。『エホバはこのように言われた。「あなた自身がこの巻き物を焼き尽くした+。[そして]言った,『なぜあなたはこれに書き記し+,「バビロンの王は間違いなくやって来る。そして必ずこの地を滅びに陥れ,人*と獣をそれから絶やすであろう+」と言うのか』と。30 それゆえ,エホバはユダの王エホヤキムに対してこのように言われた。『彼のためにはダビデの王座に座す者がだれもいなくなり+,彼の死体は投げ出されて+,昼は暑さに,夜は霜にさらされるものとなる。31 そして,わたしは彼とその子孫とその僕たちに,彼らのとが+に対する言い開きを求め+,彼らとエルサレムの住民とユダの者たち*に,わたしが彼らに敵して語ったのに彼らが聴かなかった+すべての災いをもたらす+』」』」。

32 そして,エレミヤはもう一つの巻き物を取り,それを書記官,ネリヤの子バルクに渡した+。[バルク]は,ユダの王エホヤキムが火で焼いた書のすべての言葉+を,エレミヤの口[述]によって+それに書き記していった。それと同じような言葉が,さらに多くそれに加えられた。

37 そして,ヨシヤ+の子ゼデキヤ王+がエホヤキム+の子コニヤ*+に代わって治めはじめた。バビロンの王ネブカドレザルが彼をユダの地の王としたのである+。2 そして彼も,その僕たちも,この地の民*も,エホバが預言者エレミヤによって語った+言葉に聴き従わなかった+。

3 そして,ゼデキヤ王はシェレムヤ*の子エフカル+と祭司マアセヤ*+の子ゼパニヤ*+を,預言者エレミヤのもとに遣わして言った,「どうか,わたしたちのために,わたしたちの神エホバに祈ってもらいたい+」。4 ときに,エレミヤは民の中を入ったり出たりしていた+。人々が彼をまだ留置場に入れていなかったからである。5 そして,エジプトからファラオの軍勢が出て来ていた+。エルサレムを攻囲していたカルデア人は,彼らについての報告を聞いた。それで,エルサレムから引き上げた+。6 そのとき,エホバの言葉が預言者エレミヤに臨んで言った,7 「イスラエルの神エホバはこのように言われた。『わたしに伺うためにあなた方をわたしのもとに遣わすユダの王に,あなた方はこのように言うべきである+。「見よ,援助のためにあなた方のところに出て来るファラオの軍勢は,自分の地であるエジプトに帰らなければならなくなる+。8 そしてカルデア人は必ず戻って来て,この都市と戦い,これを攻め取り,これを火で焼くであろう+」。9 エホバはこのように言われた。「あなた方は,『カルデア人はわたしたちから必ず去って行く』と言って,自分の魂を欺いてはならない+。彼らは去って行かないからである。10 あなた方が,あなた方と戦っているカルデア人の全軍勢を打ち倒し+,刺し通された者たち*+が彼らの中に残ったとしても,彼らは各々その天幕で立ち上がり,この都市を火で実際に焼くからである」』」。

11 そして,カルデア人の軍勢がファラオの軍勢+のためにエルサレムから引き上げたときのことであるが+,12 エレミヤは,ベニヤミンの地+に行って,民の中でそこから[自分の]分を得るため,エルサレムから出て行きはじめた。13 こうして,彼が“ベニヤミンの門+”にいたときのこと,ハナニヤの子シェレムヤの子でイルイヤという名の,監督の任に当たるつかさがそこにいた。彼は直ちに預言者エレミヤを捕らえて,「あなたはカルデア人のもとに下ろうとしている*のだ」と言った。14 しかしエレミヤは言った,「それは偽りです+! わたしはカルデア人のもとに下ろうとしているのではありません」。しかし彼は[エレミヤの言うことを]聴かなかった。それで,イルイヤはエレミヤを捕らえて,君たちのところへ連れて行った。15 すると,君たち+はエレミヤに向かって憤りはじめ+,彼を打って+,書記官エホナタンの家+にある足かせの家に入れた+。彼らはその[家]を留置場+にしていたからである。16 エレミヤは水溜めの家+に,そして丸天井の部屋に入ったが,エレミヤは多くの日の間そこに住んだ。

17 それから,ゼデキヤ王は人をやって彼を連れて来させ,王はその家の隠れ場所で彼に質問しはじめた+。そして言った,「エホバからお言葉があるか」。これに対してエレミヤは言った,「確かにあります!」 そして,さらに言った,「バビロンの王の手にあなたは渡されます+!」

18 それから,エレミヤはゼデキヤ王に言った,「わたしが,あなたや,あなたの僕たちや,この民に対して,どのように罪をおかしたので+,あなた方はわたしを留置場に入れたのですか。19 『バビロンの王があなた方とこの地に攻めて来ることはない』と言って,あなた方に預言したあなた方の預言者たちは,今どこにいますか+。20 では今,王であるわたしの主よ,どうか,お聴きください。恵みを求めるわたしの願いが+,どうか,あなたのみ前に聞き入れられますように。わたしを書記官エホナタンの家+に送り返さないでください。わたしがそこで死ぬことのないためです+」。21 それで,ゼデキヤ王は命令を与えたので,人々はエレミヤを“監視の中庭+”に拘禁した。すべてのパンが都市から尽きてしまうまで+,パン焼き人の通りから丸いパン一つが日ごとに彼に与えられた+。そして,エレミヤは引き続き“監視の中庭”に住んだ+。

38 そして,マタンの子シェファトヤ,パシュフルの子ゲダリヤ*,シェレムヤ*の子ユカル+,マルキヤ+の子パシュフルは,エレミヤがすべての民に語って言う言葉を聞いた+。2 「エホバはこのように言われた。『この都市に住み続ける者は,剣+と飢きん+と疫病+によって死ぬことになる。しかしカルデア人のもとに出て行く者は,生きつづけ,必ず自分の魂を分捕り物として得ることになり,生きるであろう+』。3 エホバはこのように言われた。『この都市は間違いなくバビロンの王の軍勢の手に渡され,彼は必ずこれを攻め取るであろう+』」。

4 そこで,君たちは王に言いはじめた,「どうぞ,この人*を死に処してください+。彼はこのようにこれらの言葉にしたがって人々に話すことにより,この都市に残されている戦人の手とすべての民の手を弱めているからです+。この人は,この民の平和ではなく,災いを求めている者なのです」。5 それでゼデキヤ王は言った,「見よ,彼はあなた方の手の中にある。王があなた方を制し得る事は何もないからである+」。

6 こうして,彼らはエレミヤを捕らえ,“監視の中庭+”にある,王の子マルキヤ*の水溜め+に投げ込んだ。すなわち,彼らは縄を使ってエレミヤを降ろした。ところが,その水溜めには水はなかった。ただ,泥があった。そのためにエレミヤは泥の中に沈みはじめた+。

7 ときに,エチオピア人*+のエベド・メレク,その人は宦官で,王の家にいたが,[彼]は人々がエレミヤを水溜めに入れたことを聞いた。一方,王は“ベニヤミンの門+”に座っていた。8 そこで,エベド・メレクは王の家から出て行き,王に語って言った,9 「王なる我が主よ,この人たちは預言者エレミヤにしたすべての点で悪を行ないました。彼らは[エレミヤ]を水溜めに投げ込みました。ですからあの方は飢きんのために+自分のいる所で死ぬでしょう+。都の中にもうパンはないからです」。

10 すると,王はエチオピア人エベド・メレクに命じて言った,「あなたはこの場所から三十人を連れて行って,自分の指揮下に*置き,預言者エレミヤを,死なないうちに,その水溜めから出さなければならない+」。11 そこでエベド・メレクは彼らを自分の指揮下に置き,王の家の中の宝物庫+の下に行き,そこから使い古しのぼろと使い古しの布を取り,縄を使ってそれらを水溜めの中のエレミヤのところに降ろした+。12 それから,エチオピア人のエベド・メレクはエレミヤに言った,「どうぞ,その使い古しのぼろと使い古しの布を脇の下にはさみ,縄を当ててください」。そこでエレミヤはその通りにした+。13 ついに,彼らは縄を使ってエレミヤを引き上げ,水溜めから連れ出した。そして,エレミヤは引き続き“監視の中庭”に住んだ+。

14 そして,ゼデキヤ王は人をやって,預言者エレミヤを自分のところに,エホバの家にある+第三の入り道+に連れて来させた+。それから王はエレミヤに言った,「わたしはあなたにある事を尋ねようと思う。わたしに何も隠してはならない+」。15 するとエレミヤはゼデキヤに言った,「もしもわたしがあなたに話すなら,あなたは必ずわたしを死に渡されるのではありませんか。また,わたしがあなたに忠告しても,あなたはわたし[の言うこと]をお聴きにならないでしょう+」。16 そこでゼデキヤ王は隠れ場所でエレミヤに誓って言った,「わたしたちのためにこの魂を造った+エホバは生きておられる。わたしはあなたを死に渡すことはしない。あなたの魂を求めているこれらの者の手にあなたを渡しはしない+」。

17 そこで,エレミヤはゼデキヤに言った,「万軍の神+,イスラエルの神+,エホバはこのように言われました。『もしあなたが確かにバビロンの王+の君たちのもとに出て行くなら,あなたの魂も必ず生きつづけ,この都市も火で焼かれず,あなたも,あなたの家の者も,必ず生きつづけるであろう+。18 しかし,もしあなたがバビロンの王の君たちのもとに出て行かないなら,この都市も必ずカルデア人の手に渡され,彼らは実際に火でこれを焼き+,あなたも彼らの手から逃れることはないであろう+』」。

19 すると,ゼデキヤ王はエレミヤに言った,「わたしはカルデア人のもとに下ったユダヤ人を怖れている+。[カルデア人]がわたしを彼らの手に渡し,彼らがわたしを実際にむごく扱うのではないかと+」。20 しかしエレミヤは言った,「彼らはそのように[あなたを]渡すことはしません。わたしがあなたに話していることについて,どうか,エホバの声に従ってください。そうすれば,あなたにとって物事は順調に行き+,あなたの魂は生きつづけるでしょう。21 しかし,もしあなたが出て行こうとなさらないなら+,エホバがわたしに見させたことはこうです。22 すなわち,ご覧ください,ユダの王の家に残されていた女たちは皆+,バビロンの王の君たちのもとに連れ出され+,こう言っています。

『あなたと平和な関係にある者たちがあなたを唆し+,あなたを打ち負かした+。

彼らはあなたの足を泥沼の中に沈み込ませ,逆の方向に退いた+』。

23 そして,彼らはあなたの妻たちや子たちを皆カルデア人のところに連れ出しており,あなた自身は彼らの手から逃れられません+。かえって,あなたはバビロンの王の手によって捕らえられ,この都市はあなたのゆえに火で焼かれるでしょう*+」。

24 それから,ゼデキヤはエレミヤに言った,「あなたが死なないために,だれもこれらのことについて知ることがないようにせよ。25 それで,もし君たち+がわたしがあなたと話したことを聞き,あなたのところに実際にやって来て,『どうか,わたしたちに話してもらいたい。何について王と話したのか。わたしたちに何も隠してはならない。そうすれば,わたしたちがあなたを死に渡すことはないであろう。それで,王は何についてあなたと話したのか』とあなたに言うなら,26 あなたも彼らに言わなければならない,『わたしは,[王]がわたしをエホナタンの家+に送り返して,[わたしが]そこで死ぬことのないよう,恵みを求める願いを王の前に聞き入れていただこうとしていたのです』と」。

27 やがて,すべての君たちがエレミヤのところに入って来て,彼に質問しはじめた。これに対し,彼は王が命じたこれらすべての言葉にしたがって彼らに話した+。それで,[君たち]は彼の前で黙ってしまった。その事は聞かれなかったからである。28 こうして,エレミヤはエルサレムが攻め取られる日までずっと+“監視の中庭”に住んだ+。そしてエルサレムが攻め取られたとき,その通りになった+。

39 ユダの王ゼデキヤの第九年,その第十の月+に,バビロンの王ネブカドレザルとその全軍勢はエルサレムに来て,これを攻囲しはじめた+。

2 ゼデキヤの第十一年,その第四の月,その月の九日に市は破られた+。3 そして,バビロンの王のすべての君たちが入って来て,“中央の門+”に座した。[すなわち]ネルガル・シャレゼル,サムガル・ネボ,サルセキム,ラブサリス*,ラブマグ*なるネルガル・シャレゼル,およびバビロンの王の君たちの残りの者すべてである。

4 さて,ユダの王ゼデキヤとすべての戦人は,彼らを見るとすぐに逃げ去り+,王の園の道+,二重の城壁の間の門を通って,夜のうちに市から出て行った。彼らはアラバ*+の道を通って出て行くのであった。5 すると,カルデア人の軍勢が彼らの跡を追って行き+,エリコの砂漠平原でゼデキヤに追いついた+。それから,彼を捕らえ,ハマト+の地のリブラ+にいるバビロンの王ネブカドレザルのもとに連れ上った。[王]が彼に司法上の決定を下すためであった+。6 そして,バビロンの王はリブラでゼデキヤの子らをその目の前で+打ち殺した+。バビロンの王はユダのすべての高貴な者をも打ち殺した+。7 そしてゼデキヤの目を盲目にし+,その後,バビロンに連れて行くため彼に銅の足かせを掛けた。

8 そして,カルデア人は王の家と民の家々を火で焼き+,エルサレムの城壁を取り壊した+。9 そして,市に残されていた残りの民と,彼に投じた脱走者たちと,残されていた民の残りの者を,護衛の長+ネブザラダン+は流刑に処してバビロンに連れて行った+。

10 そして民の一部,何も持っていない,立場の低い者たちを,護衛の長ネブザラダンはユダの地に残し+,次いで,その日,彼らにぶどう園と強制奉仕を与えた+。

11 その上,バビロンの王ネブカドレザルは護衛の長ネブザラダンにより,エレミヤに関して命令を出して言った,12 「彼を連れて行って,あなたが自ら目を掛けてやれ。彼には何も悪いことをしてはならない+。ただ,彼があなたに語る通りにしてやるがよい+」。

13 そこで,護衛の長ネブザラダン+と,ラブサリス*なるネブシャズバン,およびラブマグなるネルガル・シャレゼルと,バビロンの王のすべての主立った者たち*は人を遣わした。14 彼らは人を遣わして,エレミヤを“監視の中庭”から連れ出し+,シャファン+の子アヒカム+の子ゲダリヤ+に託した。彼を[その]家に連れて行き,民の中に住まわせるためであった。

15 そして,エレミヤがまだ“監視の中庭”に閉じ込められていたとき+,彼にエホバの言葉が臨んで言った,16 「行って,あなたはエチオピア人エベド・メレク+に言わなければならない,『イスラエルの神,万軍のエホバはこのように言われた。「いまわたしはこの都市にわたしの言葉を実現させる。それは災いのためであって,良いことのためではない+。それはその日,あなたの前で必ず起こる+」』。

17 「『そして,わたしはその日,あなたを救い出す+』と,エホバはお告げになる,『あなたはあなたがおびえている人々の手に渡されることはない+』。

18 「『わたしは必ずあなたを逃れさせ,あなたが剣によって倒れることはないからである。あなたは自分の魂を必ず分捕り物として持つことになる+。あなたがわたしに依り頼んだからである+』と,エホバはお告げになる」。

40 護衛の長ネブザラダン+がラマ+からエレミヤを送り出した後に,エホバから彼に臨んだ言葉。それは,流刑の身となってバビロンに連れて行かれるエルサレムとユダのすべての流刑者の中で,手かせにつながれていた彼を,[ネブザラダン]が連れ出したときのことであった+。2 そのとき,護衛の長はエレミヤを連れて来て,彼に言った,「あなた方の神エホバご自身がこの場所に対してこの災いを語られたのだ+。3 すなわち,エホバが[それを]実現させ,ご自分の語った通りにするためであった。それは,あなた方がエホバに対して罪をおかし,その声に従わなかったからである。それでこの事があなた方に起こったのだ+。4 そして今,見よ,わたしは今日,あなたをあなたの手にあった手かせから解いた。もし,わたしと共にバビロンへ行くことがあなたの目に良いと思えるなら,来るがよい。わたしはあなたに目を掛けてあげよう+。しかし,わたしと共にバビロンへ行くことがあなたの目から見て悪いのなら,来なくてもよい。見よ,全土はあなたの前にある。あなたの目に行くのが良く,正しいと思えるところへ,どこへでも行くがよい+」。

5 それでもなお,彼は帰ろうとしなかった。そのとき[ネブザラダンは言った],「バビロンの王がユダの諸都市の上に任命した,シャファン+の子アヒカム+の子ゲダリヤ+のところへ帰って,彼と共に民の中に住むがよい。あるいは,あなたの目に行くのが正しいと思えるところへ,どこへでも行くがよい+」。

それから,護衛の長は配給食糧と贈り物を与えて,彼を行かせた+。6 そこで,エレミヤはミツパ+にいるアヒカムの子ゲダリヤ+のところへ行って,その地に残されていた民の中に彼と共に住むようになった。

7 やがて,野にいた軍勢のすべての長*+,彼らとその部下たちは,バビロンの王がアヒカムの子ゲダリヤをその地の上に任命したこと,バビロンへの流刑に処せられなかった男,女,小さな子供たち,およびその地の立場の低い民のある者たちの[上に]彼を任命したことを聞いた+。8 それで,彼らはミツパにいるゲダリヤのもとに来た。すなわち,ネタヌヤ*の子イシュマエル+,カレアハの子のヨハナン+とヨナタン,タヌフメトの子セラヤ,ネトファ人+のエパイの子らと,マアカト人+の子エザヌヤ*+,これらとその部下たち+であった。9 そこで,シャファン+の子アヒカム+の子ゲダリヤ+は,彼らとその部下たちに誓って+言った,「カルデア人に仕えることを恐れてはならない。このままこの地に住み,バビロンの王に仕えよ。そうすれば,あなた方にとって物事は順調に行くであろう+。10 そして,このわたしは,いまミツパ+に住んでいる。わたしたちのところにやって来るカルデア人の前に立つためである。そして,あなた方はぶどう酒+と夏の果物と油を集め,[それを]あなた方の器に入れ,あなた方の取ったそれぞれの都市に住むがよい」。

11 そして,モアブ,アンモンの子らの中,エドムにいたすべてのユダヤ人と,[他の]すべての地にいた者たち+,それらの者もまた,バビロンの王がユダに残りの者を与え,彼らの上にシャファンの子アヒカムの子ゲダリヤ+を任命したことを聞いた。12 それで,すべてのユダヤ人は追い散らされていたあらゆる場所から帰りはじめ,ユダの地に入って来て,ミツパ+のゲダリヤのもとに来た。そして,ぶどう酒と夏の果物を非常に多く集めていった。

13 野にいたカレアハ+の子ヨハナン+と軍勢のすべての長+も,ミツパのゲダリヤのもとに来た。14 そして彼に言った,「あなたは,アンモン+の子らの王バアリスが,あなたを魂に至るまで討とうとして,ネタヌヤ+の子イシュマエル+を遣わしたことを少しも知らないのですか」。しかしアヒカムの子ゲダリヤは彼ら[の言うこと]を信じなかった+。

15 それで,カレアハの子ヨハナン+がミツパの隠れ場所で自らゲダリヤに言った,「今,わたしは行って,ネタヌヤの子イシュマエルを討ちたいのです。だれも知ることはないでしょう+。どうして彼があなたを魂に至るまで討って*よいでしょうか。どうして,あなたのもとに集められているユダの者たちがすべて散らされ,ユダの残りの者が滅びうせなければならないのでしょうか+」。16 しかし,アヒカム+の子ゲダリヤ+はカレアハの子ヨハナンに言った,「この事はしてはならない。あなたがイシュマエル+について語っていることは偽りだからである」。

41 こうして第七の月になって,王族の子孫*+のエリシャマ+の子ネタヌヤの子で,王の主立った人々[の中の]イシュマエル+,および彼と共に他の十人の者が+,ミツパにいるアヒカムの子ゲダリヤ*のもとに来た+。そして彼らはミツパで一緒にパンを食べはじめた+。2 それから,ネタヌヤの子イシュマエルと,彼と共にいた十人の者は立ち上がり,剣でシャファンの子アヒカムの子ゲダリヤを討ち倒した+。こうして,彼はバビロンの王がその地の上に任命した者+を殺したのである。3 そして,彼と共に,すなわちゲダリヤと共にミツパにいたすべてのユダヤ人と,そこにいたカルデア人,すなわち戦人たちをイシュマエルは討ち倒した。

4 そして,ゲダリヤが殺されてから二日目になって,[そのことを]知っている者がまだだれもいなかったときであるが+,5 シェケム+,シロ+,サマリア+から人々がやって来た。あごひげをそり落とし+,衣を引き裂き,身に切り傷をつけた者たち+八十人で,彼らの手にはエホバの家に持って行くための穀物の捧げ物と乳香+があった。6 それで,ネタヌヤの子イシュマエルは彼らを迎えにミツパから出て行き,泣きながら歩いて行った+。そして,彼らに出会うとすぐに,「アヒカムの子ゲダリヤのところへ来てください」と言った。7 しかし,彼らが都市の中に入るとすぐ,ネタヌヤの子イシュマエル,彼および彼と共にいた者たちは,彼らを討ち殺して水溜めに[投げ入れた+]*。

8 しかし彼らの中には,イシュマエルにすぐにこう言う者が十人いた。「わたしたちを殺さないでください。わたしたちは畑に財宝を隠しており,小麦,大麦,油,蜜があるからです+」。それで,彼は思いとどまり,彼らをその兄弟たちの中で殺さなかった。9 ところで,イシュマエル+がその討ち倒した者たちのすべての死がいを投げ込んだ水溜めは,大きい水溜めであった*。アサ王がイスラエルの王バアシャのゆえに作ったものであった+。ネタヌヤ*の子イシュマエルは討ち殺された者たちでそれを満たしたのである。

10 それからイシュマエルは,護衛の長ネブザラダンがアヒカムの子ゲダリヤの管理下に置いた+,ミツパにいる民の残りの者すべて+,すなわち王の娘たち+とミツパに残されているすべての民をとりこにした+。こうして,ネタヌヤの子イシュマエルは彼らをとりこにし,アンモンの子らのところへ渡ろうとして去って行った+。

11 やがて,カレアハの子ヨハナン+と,彼と共にいた軍勢のすべての長+が,ネタヌヤの子イシュマエルの行なったすべての悪を聞いた。12 そこで,彼らは部下をみな連れて,ネタヌヤの子イシュマエルと戦うために出て行き,ギベオンにある[水量の]豊かな水のそばで彼を見つけた+。

13 すると,イシュマエルと共にいたすべての民は,カレアハの子ヨハナンおよび彼と共にいる軍勢のすべての長を見て,すぐに歓びはじめた。14 そして,イシュマエルがミツパからとりこにして連れて来たすべての民+は身を巡らし,帰りはじめ,カレアハの子ヨハナンのもとに行くようになった。15 一方ネタヌヤの子イシュマエルは,アンモンの子らのところへ行くため,八人の者と共にヨハナンの前から逃げた+。

16 さて,カレアハの子ヨハナン+と,彼と共にいた軍勢のすべての長は,ネタヌヤの子イシュマエルから,[また]ミツパから連れ戻した民の残りの者をみな連れて行った。それは彼がアヒカムの子ゲダリヤを討ち倒した+後のことであり,彼がギベオンから連れ戻した強健な者たち,戦人,および妻や小さい子供たち,廷臣たちであった。17 こうして,彼らは行って,ベツレヘム+のそばにあるキムハムの宿り場に住むことになった。さらに進んで行って,エジプトに入るためであった+。18 それはカルデア人+のためであった。彼らのゆえに恐れるようになったのである+。バビロンの王がその地の上に任命した+アヒカムの子ゲダリヤを,ネタヌヤの子イシュマエルが討ち倒したからであった+。

42 それから,軍勢のすべての長,カレアハの子ヨハナン+,ホシャヤ+の子エザヌヤ*+,およびすべての民が,最も小さい者から最も大きい者に至るまで近寄って来て,2 預言者エレミヤに言った,「恵みを求めるわたしたちの願いが,どうか,あなたの前に聞き入れられますように。わたしたちのために,この残りの者すべてのために,あなたの神エホバに祈ってください+。わたしたちは多くの中からわずかな者が残されるだけとなったからです+。あなたの目がわたしたちをご覧になっている通りです。3 そしてあなたの神エホバが,わたしたちの歩むべき道となすべき事とをわたしたちに告げてくださいますように+」。

4 そこで,預言者エレミヤは彼らに言った,「わたしは聞きました。いまわたしはあなた方の神エホバに,あなた方の言葉にしたがって祈ります+。エホバがあなた方に対する答えとしてお与えになるすべての言葉を,わたしは必ずあなた方に告げるでしょう+。あなた方から一言も差し控えません+」。

5 すると,彼らはエレミヤに言った,「もしわたしたちが,あなたの神エホバがわたしたちのためにあなたを遣わして[告げられる]すべての言葉にしたがって,全くその通りに行なわないなら+,エホバがわたしたちを責める真実で忠実な証人となられますように+。6 良くても悪くても,わたしたちは,わたしたちがそのもとにあなたを遣わすわたしたちの神エホバの声に従います。わたしたちの神エホバの声に従うことにより,わたしたちにとって物事が順調に行くためです+」。

7 さて,十日の終わりになって,エホバの言葉がエレミヤに臨んだ+。8 それで,彼はカレアハの子ヨハナンと,彼と共にいた軍勢のすべての長,そしてすべての民を,最も小さい者から最も大きい者に至るまで+呼びにやり,9 次いで彼らに言った,「イスラエルの神エホバはこのように言われました。あなた方はその方のもとにわたしを遣わし,恵みを求めるあなたの願いをそのみ前に聞き入れてもらおうとしたのです+。10 『もしあなた方が確かにこの地に住みつづけるなら+,わたしもあなた方を築き上げ,[あなた方を]打ち壊しはしない。わたしはあなた方を植え,[あなた方を]根こぎにはしない+。わたしはあなた方に下した災いを必ず悔やむからである+。11 あなた方が恐れているバビロンの王のことで恐れてはならない+』。

「『彼のことで恐れてはならない+』と,エホバはお告げになる,『わたしは,あなた方を救うため,あなた方を彼の手から救い出すために,あなた方と共にいるからである+。12 そして,わたしはあなた方に憐れみを施し,彼は必ずあなた方に憐れみをかけ,あなた方をあなた方の地に帰すであろう+。

13 「『しかし,もしあなた方が,「いや,わたしたちはこの地に住まない」と言って,あなた方の神エホバの声に背き+,14 「いや,エジプトの地にわたしたちは入る+。そこでは,戦いを見ることも,角笛の音を聞くことも,パンに飢えることもないであろう。そこがわたしたちの住む所となるのだ+」と言うなら,15 それゆえに,ユダの残りの者たちよ,今こそエホバの言葉を聞きなさい。イスラエルの神,万軍のエホバはこのように言われました。「もしあなた方が断固としてエジプトへ入ることに自分の顔を向け,外国人としてそこにとどまるために実際に入って行くなら+,16 あなた方の恐れている剣が必ずそこで,エジプトの地であなた方に追いつき+,あなた方の恐れている飢きんがそこであなた方のすぐ後を追い,エジプトにまで行くであろう+。そしてそこで,あなた方は死ぬのである+。17 そして外国人としてそこにとどまるために,エジプトへ入って行こうと自分の顔を向けた者はみな,剣と飢きんと疫病とによって死ぬ者となる+。わたしが彼らにもたらす災いのゆえに,彼らのもとには生き残る者も,逃げ延びる者もいなくなるであろう+」』。

18 「イスラエルの神,万軍のエホバはこのように言われたからです。『わたしの怒りと激怒がエルサレムの住民の上に注ぎ出されたように+,わたしの激怒はあなた方の上にも注ぎ出される。あなた方がエジプトに入って行くからである。あなた方は必ず,のろい,驚きの的,呪い[の言葉],そしりとなり+,あなたはもうこの場所を見ることはないであろう+』。

19 「ユダの残りの者たちよ,エホバはあなた方に対して話されました。エジプトに入って行ってはなりません+。あなた方ははっきり知っておくべきです。わたしが今日あなた方を責める証しをしたこと+,20 あなた方が自分の魂に対して*とがを犯したことを+。あなた方自身がわたしを,あなた方の神エホバのもとに遣わして言ったからです,『わたしたちのために,わたしたちの神エホバに祈ってください。すべてわたしたちの神エホバの言われることにしたがって,その通りにわたしたちに告げてください。わたしたちは必ずそうします』と+。21 そして,わたしは今日あなた方に告げておきますが,あなた方はあなた方の神エホバの声にも,[神]がわたしをあなた方に遣わして[告げら]れるどんなことにも決して従わないでしょう+。22 それで今,あなた方は,あなた方が外国人としてとどまるために喜んで入って行くその場所+で,剣と飢きんと疫病とによって死ぬ+ことをはっきり知っておくべきです」。

43 さて,エレミヤがすべての民に彼らの神エホバのすべての言葉を,すなわち彼らの神エホバが彼を遣わして[民]に[告げら]れたこれらすべての言葉を話し終えると+,2 ホシャヤ+の子アザリヤ,カレアハの子ヨハナン+,そしてすべてのせん越な者たち+がすぐにエレミヤに言いはじめた,「あなたは偽りを語っているのです+。わたしたちの神エホバは,あなたを遣わして,『エジプトに入って行って,そこで外国人としてとどまってはならない』と言わせたりはしませんでした+。3 むしろ,ネリヤの子バルク+が,わたしたちをカルデア人の手に渡すために,あなたをわたしたちに敵対させようと唆しているのです。わたしたちを死なせるか,流刑に処してバビロンへ追いやるためなのです+」。

4 そして,カレアハの子ヨハナン,軍勢のすべての長,そしてすべての民は,ユダの地に住みつづけるように+とのエホバの声に従わなかった+。5 こうして,しばらくの間ユダの地に住もうとして,自分たちが追い散らされて行ったすべての国の民のもとから帰って来ていたユダのすべての残りの者を,カレアハの子ヨハナンと軍勢のすべての長は連れて行った+。6 すなわち,強健な者,妻,小さい子供,王の娘たち+,および,護衛の長ネブザラダン+がシャファン+の子アヒカム+の子ゲダリヤ+のもとにとどまらせたすべての魂*,それに預言者エレミヤと,ネリヤの子バルク+[を連れて行った]。7 そして,彼らはついにエジプトの地にやって来た+。エホバの声に従わなかったからである。やがて彼らはタフパヌヘス+にまで来た。

8 それから,エホバの言葉がタフパヌヘスにいるエレミヤに臨んで言った,9 「あなたの手に大きな石を取り,あなたはそれらをユダヤ人の目の前で,タフパヌヘスのファラオの家の入口にあるれんがの段のしっくいの中に隠さなければならない+。10 そして彼らに言わなければならない,『イスラエルの神,万軍のエホバはこのように言われた,「いまわたしは人を遣わして,わたしの僕+,バビロンの王ネブカドレザルを連れて来る+。わたしは彼の王座を,わたしが隠したこれらの石の上に据え,彼は必ずその堂々たる天幕*をその上に張るであろう。11 そして彼は必ずやって来て,エジプトの地を打つ+。だれでも死の災厄を受ける[べき]者は死の災厄に渡され,だれでも捕らわれの身となる[べき]者は捕らわれの身となり,だれでも剣に渡される[べき]者は剣に渡されるであろう+。12 そして,わたしはエジプトの神々の家に火を燃え上がらせる+。彼は必ずそれらを焼き,彼らをとりこにして連れて行き,羊飼いが身を自分の衣に包むように,その身をエジプトの地に包み+,そこから平安のうちに実際に出て行くであろう。13 そして,彼はエジプトの地にあるベト・シェメシュ*の柱を必ず打ち砕き,エジプトの神々の家を火で焼くであろう」』」。

44 エジプトの地に住んでいるすべてのユダヤ人+,すなわちミグドル+,タフパヌヘス+,ノフ*+,パトロス+の地に住んでいる者たちについてエレミヤに臨んだ言葉は言った,2 「イスラエルの神,万軍のエホバはこのように言われた。『あなた方はわたしがエルサレムとユダのすべての都市にもたらしたすべての災いを見た+。実に,今日それらは荒れ廃れた所となっており,そこには住む者もいない+。3 それは彼らが行なった悪のためである。彼らは,彼ら自身も,あなた方も,あなた方の父祖たちも知らなかったほかの神々のもとに行き+,犠牲の煙を立ち上らせ+,奉仕を行なうことによってわたしを怒らせようとした。4 それで,わたしはあなた方に預言者であるわたしのすべての僕を遣わしつづけ,早く起きては遣わして+言ったのである,「わたしの憎んだこの忌むべきこと+を,どうかしないように」と。5 しかし彼らは聴かず+,耳を傾けもしなかった。ほかの神々に犠牲の煙を立ち上らせ,その悪から立ち返ろうとはしなかった+。6 そのため,わたしの激怒とわたしの怒りが注ぎ出され,それはユダの諸都市やエルサレムのちまたで燃え+,それらは今日のように荒れ廃れた場所,荒れ果てた所となったのである+』。

7 「それで今,万軍の神,イスラエルの神,エホバはこのように言われた。『あなた方はなぜ自分の魂に大いなる災いを引き起こし+,自分たちのうちから,ユダの中から,男と女,子供と乳飲み子を断ち滅ぼして+,自分たちのために残りの者を残さないようにするのか。8 すなわち,あなた方が外国人としてとどまるために入って行くエジプトの地のほかの神々に犠牲の煙を立ち上らせて,あなた方の手の業でわたしを怒らせることによって+。しかも,あなた方自身を断ち滅ぼし,あなた方を地のすべての国の民の中で呪いやそしりとするために+。9 あなた方は,人々がユダの地とエルサレムのちまたで行なったあなた方の父祖たちの悪行+,ユダの王たちの悪行+,その妻たちの悪行+,あなた方自身の悪行,またあなた方の妻の悪行+を忘れたのか。10 そして,彼らは今日に至るまで打ちひしがれもせず+,恐れもせず+,わたしがあなた方とあなた方の父祖たちの前に置いた+わたしの律法と法令によって歩みもしなかった+』。

11 「それゆえ,イスラエルの神,万軍のエホバはこのように言われた。『いまわたしは災いのために,ユダのすべてを断ち滅ぼすために,あなた方にわたしの顔を向ける+。12 そしてわたしは,エジプトの地に入ってそこで外国人としてとどまるためにその顔を向けるユダの残りの者たちを捕らえる+。彼らはみなエジプトの地で必ずその終わりに至るであろう+。彼らは剣によって倒れる。[また,]最も小さい者から最も大きい者に至るまで,彼らは飢きんによって+終わりに至る。剣と飢きんによって彼らは死ぬ。そして,彼らは必ず,のろい,驚きの的,呪い[の言葉],そしりとなるであろう+。13 そしてわたしは,わたしがエルサレムに対して言い開きを求めたように,剣と飢きんと疫病とをもって,エジプトの地に住んでいる者たちに対しても言い開きを求める+。14 そして,そこに,エジプトの地に,外国人としてとどまるために入って行くユダの残りの者には,逃げ延びる者も,生き残る者もいなくなる+。すなわち,帰って行って住みたいという自分たちの魂[の願望]をもたげているユダの地に帰る[者たちは+]。幾人かの逃れた者を除いては,彼らは帰って来ないからである』」。

15 すると,自分たちの妻がほかの神々に*犠牲の煙を立ち上らせていたことを知っていたすべての男たち+,大いなる会衆として立っていたすべての妻たち,エジプトの地+,パトロス+に住んでいたすべての民は,エレミヤに答えて言いはじめた,16 「あなたがエホバの名によってわたしたちに語った言葉に関しては,わたしたちはあなた[の言うこと]を聴きません+。17 むしろ,わたしたちは自分の口から出た言葉をみな必ず行ないます+。わたしたち自身+,わたしたちの父祖たち+,わたしたちの王+と君たちがユダの諸都市やエルサレムのちまたで行なったように,『天の女王』に*犠牲の煙を立ち上らせ+,これに飲み物の捧げ物を注ぎ出すためです*+。そのとき,わたしたちはパンに満ち足り,裕福であり,少しも災いを見ませんでした+。18 ところが,『天の女王+』に犠牲の煙を立ち上らせ,これに飲み物の捧げ物を注ぎ出すことをやめたときから,わたしたちはすべてのものに不足し,剣と飢きんとによって終わりを迎えたのです+。

19 「また*,わたしたちが『天の女王』に犠牲の煙を立ち上らせ+,これに飲み物の捧げ物を注ぎ出し[たいと思った]とき+,その像を作ったり,これに飲み物の捧げ物を注ぎ出したりするため,わたしたちは自分の夫に尋ねないでその犠牲の菓子のために作ることをしたでしょうか+」。

20 それに対してエレミヤは,自分に言葉によって答えているすべての民,強健な者たち,妻たち,そしてすべての民に語って言った,21 「あなた方がユダの諸都市とエルサレムのちまたで+,あなた方+とあなた方の父祖たち+,あなた方の王+と君たち+,およびこの地の民*が立ち上らせた犠牲の煙については,エホバが思い出されたこと,その心に上って来たことは,このことではなかったのですか+。22 ついにエホバは,あなた方の行ないの悪のゆえに,あなた方の行なった忌むべき事柄のために,もはやそれを我慢することができませんでした+。それであなた方の地は,今日のように,住む人もいない荒れ廃れた所,驚きの的,呪いとなったのです+。23 あなた方が犠牲の煙を立ち上らせ+,エホバに対して罪をおかし+,エホバの声に従わず+,その律法+と法令と諭しによって歩まなかったので,それゆえに,今日のようにこの災いがあなた方に降り懸かったのです+」。

24 そして,エレミヤはなおもすべての民とすべての女たちに言った,「エジプトの地にいるユダのすべて[の人々]よ+,エホバの言葉を聞きなさい。25 イスラエルの神,万軍のエホバはこのように言われました。『あなた方とあなた方の妻たちについていえば+,女であるあなた方もまた,自分の口で話し,(そして自分の手であなた方は成し遂げたのであるが,)こう言う。「わたしたちは自分たちの誓った誓約を必ず果たし+,『天の女王』に犠牲の煙を立ち上らせ+,これに飲み物の捧げ物を注ぎ出すでしょう+」。女であるあなた方は必ずその誓約を実行し,必ずその誓約を果たすであろう』。

26 「それゆえ,エジプトの地に住んでいる+ユダのすべて[の人々]よ,エホバの言葉を聞きなさい。『「いまわたしはわたしの大いなる名によって自ら誓った+」と,エホバは言われた,「わたしの名はもはや,ユダのだれの口によっても,エジプトの全地で『主権者なる主エホバは生きておられる+!』と言って呼ばれるものとはならない+。27 いまわたしは彼らに気を配る。それは災いのためであって,良いことのためではない+。エジプトの地にいるユダのすべての者たちは,剣と飢きんとによって必ずその終わりに至り,ついにはいなくなる+。28 そして,剣を逃れる者たちはエジプトの地からユダの地へ帰って行くが,その数は少ないであろう+。エジプトの地に外国人としてとどまるためにそこに入って来るユダの残りの者のそれらすべての者たちは,だれの言葉が実現するかを,それがわたしからのものか,それとも彼らからのものかを必ず知るであろう+」』」。

29 「『そしてこれが,わたしがこの場所であなた方に注意を向けることを示すあなた方へのしるしである+』と,エホバはお告げになる,『それは,災いに関してわたしの言葉が必ずあなた方の上に実現することをあなた方が知るためである+。30 エホバはこのように言われた。「わたしがユダの王ゼデキヤを,その敵,その魂を求めている者,バビロンの王ネブカドレザルの手に渡したように+,いまわたしはエジプトの王ファラオ・ホフラ+をその敵たちの手と,その魂を求めている者たちの手に渡す+」』」。

45 ネリヤの子バルク+が,ユダの王,ヨシヤの子エホヤキムの第四年に+,エレミヤの口からこれらの言葉を書に書き記したとき+,預言者エレミヤが彼に語った言葉はこうであった。

2 「バルクよ,イスラエルの神エホバはあなたについてこのように言われました。3 『あなたは言った,「今や,わたしは災いだ+! エホバがわたしの痛みに悲嘆を加えられたからだ。わたしは自分の溜め息によって疲れ果て,休み場を見いださなかった+」と』。

4 「あなたは彼にこのように言うべきである。『エホバはこのように言われた。「見よ,わたしは自分の築き上げたものを打ち壊し,自分の植えたものを根こぎにしている。実にこの全地をである+。5 しかしあなたは,自分のために大いなることを求めつづけている+。求めつづけてはならない+」』。

「『いまわたしはすべての肉なる者に災いをもたらすからである+』と,エホバはお告げになる,『わたしはあなたの行くすべての場所で,あなたにあなたの魂を分捕り物として与えよう+』」。

46 これは諸国民に関して,預言者エレミヤにエホバの言葉として臨んだものである+。2 エジプト+について,エジプトの王ファラオ・ネコ*+の軍勢に関して。彼はユーフラテス川のほとりカルケミシュ+にいたのであるが,バビロンの王ネブカドレザルは,ユダの王,ヨシヤの子エホヤキム+の第四年にこれを撃ち破った。3 「男たちよ,丸盾と大盾を整え,戦いに近づけ+。4 騎手たちよ,馬に馬具を付け,[それに]乗り,かぶとをつけて位置につけ。小槍を磨け。小札かたびらを着よ+。

5 「『どうしてわたしは彼らが恐怖の念を抱くのを見たのか。彼らは引き返して行く。その力ある者たちも打ち砕かれている。彼らは確かに逃げ,振り返らなかった+。周囲に怖れがある+』と,エホバはお告げになる。6 『速い者は逃げようとするな。力ある者は逃れようとするな+。北の方+,ユーフラテス川の岸のほとりで,彼らはつまずいて,倒れたのだ+』。

7 「ナイル川のように,水の盛り上がる川のように上って来るこの者はだれか+。8 エジプトが,ナイル川+のように,水の盛り上がる川のように上って来る+。そして言う,『わたしは上って行く。地を覆う。都市とそこに住んでいる者たちをやすやすと滅ぼす』と+。9 馬よ,上って行け。兵車よ,狂ったように駆け巡れ! そして,力ある者たちは進み出よ。盾を取るクシュ*+とプト+よ。弓を取って踏むルディム人+よ。

10 「そして,その日は主権者なる主,万軍のエホバのもの,その敵対者たちに復しゅうをする復しゅうの日である+。そして剣は必ずむさぼり食い,自ら満ち足り,彼らの血を存分に飲むであろう。主権者+なる主,万軍のエホバは,ユーフラテス川のほとりの北の地+に犠牲のもの+を持っておられるからである。

11 「エジプトの処女なる娘よ+,ギレアデに上ってバルサムを得よ+,あなたがいやしの手立てを殖やしたのは無駄であった。あなたのために治す[方法]はない+。12 諸国民はあなたの不名誉*を聞き+,あなたの叫びはその地*に満ちた+。彼らはつまずいたからである。力ある者が力ある者に+。彼らは共に,両方とも倒れた」。

13 バビロンの王ネブカドレザルがエジプトの地を打ち倒そうとして来ることに関して,エホバが預言者エレミヤに語られた言葉+。14 「人々よ,エジプトで[それを]告げ,ミグドル+で[それを]ふれ告げ,ノフ*+とタフパヌヘス+とで[それを]ふれ告げよ。言え,『位置につき,自分のためにも準備をせよ+。剣はあなたの周囲で必ずむさぼり食うからである+。15 あなたの強力な者たちが押し流されたのはどうしてか+。彼らは踏みとどまれなかった。エホバが彼らを押しのけられたからである+。16 彼らの数多くの者がつまずいている。彼らはまた,実際に倒れる。そして互いに言いつづける,「立ち上がれ。虐待の剣のゆえにわたしたちの民のもとに,わたしたちの親族の地に帰ろう」と』。17 彼らはその所でふれ告げた,『エジプトの王ファラオはただのざわめきにすぎない+。彼は祭りの時を過ぎ去らせた+』。

18 「『わたしは生きている』と,その名を万軍のエホバ+という王がお告げになる,『彼は山々の中のタボル+のように,海のほとりのカルメル+のように入って来る。19 エジプトの娘+である住民よ,あなたはただ流刑のための手荷物を自分のためにまとめよ+。ノフ+もただの驚きの的となり,実際に火を放たれて,住む者がいなくなるからである+。20 エジプトはとてもきれいな若い雌牛のようだ。北から蚊がこれに向かって*必ずやって来る+。21 その上,彼女の中にいるその雇い[兵]は肥えた子牛のようだ+。しかし彼らもまた,ひるんで+,共に逃げた。彼らは踏みとどまれなかった+。彼らの災難の日,注意の向けられる時が彼らの上に臨んだからである+』。

22 「『彼女の声は,進んで行く蛇の[声]のようだ+。人々は活力をもって行き,木切れを集めている*者たちのように,斧をもって実際に彼女のもとに入って来るからである。23 彼らはその森林+を必ず切り倒すであろう』と,エホバはお告げになる,『それに踏み込むことができなかったからである。彼らはいなごよりも数が多くなって+,数え切れないからである。24 エジプトの娘+は必ず恥をかくであろう。彼女は北の民の手に実際に渡されるであろう+』。

25 「イスラエルの神,万軍のエホバは言われた,『いまわたしはノ+からの*アモン*+,ファラオ,エジプト,その神々+,その王たち+に,すなわちファラオとこれに依り頼むすべての者たち+にも注意を向ける』。

26 「『そして,わたしは彼らをその魂*を求める者たちの手に,バビロンの王ネブカドレザルの手に+,その僕たちの手に渡す。その後,彼女は昔の日のように,[人の]住むところとなるであろう+』と,エホバはお告げになる。

27 「『それであなたは,わたしの僕ヤコブよ,恐れてはならない。イスラエルよ,恐怖の念を抱いてはならない+。いまわたしはあなたを遠くから,あなたの子孫をその捕らわれの地から救うからである+。そして,ヤコブは必ず帰って来て,騒乱のおそれもなく安楽に暮らす。[これを]おののかせる者はだれもいないであろう+。28 あなたについていえば,わたしの僕ヤコブよ,恐れてはならない』と,エホバはお告げになる,『わたしはあなたと共にいるからである+。わたしはあなたを追い散らしたすべての国の民の中で滅ぼし絶やすことをするからである+。しかしあなたについては,滅ぼし絶やすことをしないであろう+。とはいえ,わたしはあなたを適度に打ち懲らさなければならない+。あなたを処罰せずに置くことは決してない+』」。

47 これはファラオがガザ+を討ち倒す前に,フィリスティア人+に関して預言者エレミヤに臨んだエホバの言葉である。2 エホバはこのように言われた。

「見よ,水が北から+上って来ており+,みなぎりあふれる奔流となった。そして,その地とそれに満ちるもの,都市とそこに住む者にみなぎりあふれる+。そして,人々*は必ず叫び,その地に住んでいる者はみな必ず泣きわめく+。3 その雄馬がひづめを踏み鳴らす音+,その戦車の響き+,その車輪の騒音+のために,父は子を振り返りもしない。それは[彼らの]手が垂れ下がるからである。4 すべてのフィリスティア人+に対して奪略を行なうため,助けを施していたすべての生き残った者をティルス+とシドン+から断ち滅ぼすために来る日があるからである+。エホバは,カフトル+の島からの残っている者たちであるフィリスティア人に対して奪略を行なっておられるからである+。5 ガザ+に,はげ+が必ず臨む。アシュケロン+は沈黙させられた。彼らの低地平原の残りの者よ,あなたはいつまで自分の身に切り傷をつけ続けるのか+。

6 「ははあ,エホバの剣+よ! いつまでお前はじっとしてくれないのか。お前のさやに納まれ*+。休息し,沈黙せよ。

7 「エホバがこれに命令を出されたのに,どうしてそれはじっとしていられるだろうか。それはアシュケロンとその海岸のためのものである+。[神]はそこにそれ*があるように定められたのである」。

48 モアブ+に関して,イスラエルの神,万軍のエホバはこのように言われた+。「ネボは災いだ+! 彼女は奪略されたからだ。キルヤタイム+は恥をかかされ,攻め取られた。堅固な高台は恥をかかされ,恐怖に陥った+。2 モアブの賛美はもはやない+。ヘシュボン+で人々は彼女に対して災いを考え出した。『さあ,国民としての彼女の存在を断ち滅ぼそう+』。

「マドメンよ,お前も沈黙しているべきである。お前の後を剣が歩いて行く。3 ホロナイム+から叫び声が上がる。奪略と大いなる崩壊だ。4 モアブは打ち壊された+。その小さな者たちは叫びを聞こえさせた。5 ルヒトへ上る道+を人は泣きながら上って行くからである ― 泣き声がある。ホロナイムから下る道には,人々の聞いた,崩壊のための苦しみの叫び+があるからである。

6 「逃げ去れ。お前たちの魂*を逃れさせよ+。お前たちは荒野のねずの木*のようになるべきだ+。7 お前*の信頼はお前の造ったものや財宝にあるのだから,お前もまた,攻め取られるであろう+。そしてケモシュ+は必ず流刑の身となって行く+。その祭司も君たちも同時に+。8 そして,奪略を行なう者がすべての都市に入って来るので+,逃れ得る都市はない+。また,低地平原は必ず滅びうせ,平たんな地は滅ぼし尽くされる。エホバの言われたことである。

9 「あなた方はモアブに路標を与えよ。廃虚となるときに彼女は出て行くからである+。その諸都市も,そこにだれも住む者のいないただの驚きの的となる+。

10 「エホバの使命をいい加減に行なっている者はのろわれよ+。その剣を血から差し控えている者はのろわれよ!

11 「モアブ人*はその*若い時から安楽に暮らし+,その滓の上にかき乱されずにとどまっている+。そして,ひとつの器から他の器へ空けられたことも,流刑に処せられたこともない。それゆえに,その味は彼ら*の内にそのまま保たれ,その香りも変わらなかったのである。

12 「『それゆえ,見よ,日がやって来る』と,エホバはお告げになる,『わたしは彼らに[器を]傾ける者たちを遣わし,それらの者は必ずそれを傾けるであろう+。彼らはその器を空にし,その*大きなかめを粉々にするであろう。13 そして,イスラエルの家の者たちが自分たちの確信[のよりどころ]としたベテルのことで恥をかいたように+,モアブ人はケモシュのことで必ず恥をかかされるであろう+。14 あなた方は,「我々は力ある者+,戦いのために活力ある者」とよくも言えるものだ』。

15 「『モアブは奪略され,人は彼女の諸都市に攻め上った+。そして,そのえり抜きの若者たちもほふり場に下って行った+』と,その名を万軍のエホバという王+はお告げになる。

16 「モアブ人の災難はすぐにも来る。実際,彼らの災いは非常に急いでいる+。17 その周りの者は皆,彼らの名を知っている者は皆,彼らに同情しなければならなくなる+。あなた方は,『ああ,強さのさおが,美しさの杖が折られてしまった+!』と言え。

18 「ディボン+の娘+の住民よ,栄光から下って,渇きのうちに座れ。モアブの奪略者があなたに攻め上ったからだ。彼は防備の施されたあなたの場所を実際に滅びに陥れるであろう+。

19 「アロエル+に住む女よ,立ち止まって,道を見張れ。逃げ去って行く男に,逃げて行く女に尋ねよ。『何が起こったのですか+』と言え。20 モアブは恥をかいた。恐怖に襲われたからである+。泣きわめいて,叫べ。人々よ,アルノン+で告げよ,モアブは奪略された,と。21 そして,裁きが平たんな国の地に来た+。ホロンとヤハツ*+とに,メファアト+,22 ディボン+,ネボ+,ベト・ディブラタイム,23 キルヤタイム+,ベト・ガムル,ベト・メオン+,24 ケリヨト+,ボツラ+,モアブの地のすべての都市に対して。遠いものにも近いものにも。

25 「『モアブの角は切り倒され+,その腕は折られた+』と,エホバはお告げになる。26 『人々よ,彼を酔わせよ+。彼はエホバに向かって大いに高ぶったからである+。モアブはその吐いた物の中でもがき+,彼もまた,あざけりの的となった。

27 「『そして,イスラエルはあなた*にとってただのあざけりの的となったのではないか+。それとも,彼*は紛れもない盗人の間に見いだされたのか+。あなたは彼に逆らって語る度に,自分の身を振ったからである。

28 「『モアブの住民よ,あなた方は都市を捨てて大岩の上に住め+。くぼ地の口の辺りに巣を作るはとのようになれ+』」。

29 「わたしたちはモアブの誇りについて聞いた+ ― 彼は非常にごう慢である ― そのおごり,誇り,ごう慢さ,その心の高ぶりについて+」。

30 「『わたしは彼の激怒を自ら知った』と,エホバはお告げになる,『もうそのようにはならない。その空言+ ― 彼らは実際,その通りには行なわないであろう+。31 それゆえ,モアブについてわたしは泣きわめき,モアブ全体のためにわたしは叫ぶであろう+。キル・ヘレス+の者たちのために人はうめくであろう。

32 「『シブマ+のぶどうの木よ,わたしはヤゼル+のための泣き悲しみに勝って,あなたのために泣き悲しむであろう。あなたの繁茂する若枝は海を越えた。海へ ― ヤゼル+[へ] ― それらは達した。あなたの夏の果物+とぶどうの取り入れを奪略者が襲った+。33 そして,歓びと楽しみは果樹園とモアブの地から取り去られた+。また,わたしはぶどう搾り場からぶどう酒を絶やした+。叫び声を上げて踏みつぶすことをする者はだれもいなくなる。叫び声はもう叫び声ではないであろう+』」。

34 「『エルアレ+にまで,ヤハツ+にまで届くヘシュボン+の叫びから,彼らはその声を出した+。ゾアル+からホロナイム+に,エグラト・シェリシヤ+にまで。ニムリム+の水もただの荒廃となるからである。35 そして,わたしはモアブから絶やす』と,エホバはお告げになる,『捧げ物を高き所に携え上る者と,その神に*犠牲の煙を立ち上らせる者とを+。36 それゆえ,わたしの心はちょうどフルートのようにモアブのために騒ぎ立つ+。キル・ヘレス+の者たちのために,わたしの心はちょうどフルートのように騒ぎ立つ。それゆえに,彼が産み出した富裕は必ず滅びうせるであろう+。37 すべての頭にはげがあり+,すべてのあごひげは短く刈り込まれている+からである。どの手にも切り傷があり+,腰には粗布がある+!』」

38 「『モアブのすべての屋根の上とその公共広場に ― そのすべてに ― どうこくがある+。わたしはモアブを喜ばれることのない器のように砕いたからである+』と,エホバはお告げになる。39 『ああ,彼女はどんなに恐れおののいたことか!* あなた方は泣きわめけ! ああ,モアブはどんなに背を向けたことか! 彼は恥をかいた+。そしてモアブはあざけりの的となり,その周りの者すべてにとって恐れおののかせるものとなった』」。

40 「エホバはこのように言われたからである。『見よ,襲いかかる鷲のように+,だれかがやはりその翼を必ずモアブの上に広げる+。41 町々は実際に攻め取られ,彼女の強固な場所は必ず奪い取られるであろう。そして,モアブの力ある者たちの心は,その日,必ず,出産の苦しみに遭っている妻の心のようになる+』」。

42 「『そして,モアブは必ず滅ぼし尽くされ,民ではなくなる+。それはエホバに向かって大いに高ぶったからである+。43 モアブの住民よ,怖れとくぼみとわながあなたに臨む+』と,エホバはお告げになる。44 『怖れのために逃げ去る者はくぼみに陥り,くぼみから出て来る者はわなに捕らえられるであろう+』。

「『わたしは彼女に,モアブに,彼らに注意の向けられる年を来たらせるからである+』と,エホバはお告げになる。45 『逃げ去る者たちはヘシュボンの陰に力なく立ち止まった。火がヘシュボンから+,炎がシホン+の中から必ず出て行くからである。それはモアブのこめかみと,どよめきの子らの脳天を焼き尽くすであろう+』。

46 「『モアブよ,お前*は災いだ+! ケモシュ+の民は滅びうせた。お前の息子たちはとりこにされ,お前の娘たちはとりこにされたからである。47 そして,わたしは末の日にモアブの捕らわれ人たちを集める+』と,エホバはお告げになる。『ここまでがモアブに対する裁きである+』」。

49 アンモンの子ら+に関して,エホバはこのように言われた。「イスラエルに子らはいないのか。また,彼に相続人はいないのか。どうしてマルカム*+がガド*を所有し+,その民が[イスラエルの]*諸都市+に住むようになったのか」。

2 「『それゆえ,見よ,日がやって来る』と,エホバはお告げになる,『わたしはアンモンの子らのラバ+に対して戦いの警報+を聞こえさせる。彼女は必ず荒れ果てた塚となり+,それに依存する町々*+も火で燃え立たされるであろう+』。

「『そしてイスラエルは,[イスラエル]を所有している者たちを所有することになる+』と,エホバは言われた。

3 「『ヘシュボン+よ,泣きわめけ+! アイは奪略されたからだ。ラバに依存する町々よ,叫べ。身に粗布を帯びよ+。泣き叫べ。石囲いの中を行き巡れ。マルカムも流刑の身となるからである+。その祭司もその君たちも共々に+。4 不忠実な娘よ,なぜあなたは低地平原を,その[水の]流れる低地平原を自慢するのか+。あなたはその財宝に依り頼み+,「だれがわたしのところに来ようか」[と言う+]』」。

5 「『今わたしは怖ろしいことをあなた*にもたらす+』と,万軍のエホバ,主権者+なる主はお告げになる,『あなたの周りのすべての者たちから。そして,あなた方は各々それぞれの方向に必ず追い散らされる+。逃げ去って行く者たちを集める者はだれもいないであろう』」。

6 「『しかしその後,わたしはアンモンの子らの捕らわれ人たちを集めるであろう+』と,エホバはお告げになる」。

7 エドムに関して,万軍のエホバはこのように言われたからである。「テマン+にもはや知恵はないのか+。計り事は理解のある者たち*から滅びうせたのか。彼らの知恵は腐ってしまったのか+。8 逃げよ+! 退け! デダン+の住民たちよ,深く潜んで住め+! わたしは彼にエサウの災難を,彼に注意を向けなければならない時をもたらすからである+。9 もしぶどうを取り入れる者たちがあなたのところに実際に入って来るなら,彼らは多少の採り残しを残して置かないだろうか。もし盗人が夜[入って来るなら],彼らは確かに自分の望むだけしか損なわないであろう+。10 しかしこのわたしは,エサウを裸にする+。わたしはその隠れ場所をあらわにし+,だれも身を隠すことができなくなる+。その子孫も兄弟も隣人も,必ず奪略を受け+,彼はいなくなる+。11 あなたの父なし子を捨てよ+。わたしが自ら[彼らを]生き続けさせ,あなたのやもめたちもわたしに依り頼むであろう+」。

12 エホバはこのように言われたからである。「見よ,杯を飲むことはその習慣でないとはいえ,彼らは必ず飲むであろう+。そしてあなたは,処罰を確実に免れるだろうか。あなたが処罰を免れることはない。あなたは必ず飲むからである+」。

13 「わたしは自分自身にかけて誓ったからである+」と,エホバはお告げになる,「ボツラ+はただ驚きの的+,そしり,荒廃,呪いとなり,彼女の都市はみな定めのない時に至るまで荒れ廃れた所となる+」。

14 わたしがエホバから聞いた知らせがあり,諸国民の中に遣わされる使節がいて,[言う,]「あなた方は集まり,彼女に向かって行き,戦闘のために立ち上がれ+」。

15 「見よ,わたしはあなたを諸国民の中でまことに小さな者,人間の中で*さげすまれる者としたからである+。16 大岩の隠れ場に住み,丘の高みを占める者たちよ,あなたの引き起こした身震いが,あなたの心のせん越さがあなたを欺いた+。あなたは鷲のようにその巣を高い所に作るが+,わたしはそこからあなたを引き下ろす+」と,エホバはお告げになる。17 「そして,エドムは必ず驚きの的となる+。そのそばを通る者はみな驚いて見つめ,そのすべての災厄のゆえに口笛を吹くであろう+。18 ソドムとゴモラとその近隣[の町々]の覆されたときのように+」と,エホバは言われた,「人はだれもそこに住まず,人間の子*はだれもその中に外国人としてとどまらないであろう+。

19 「見よ,ヨルダン沿いの誇り高き[茂み]から,永続する住まいに+[上って来る]ライオンのように+,だれかが上って来る。しかし,わたしは一瞬のうちにその者をそこから逃げ去らせる+。そして,わたしは選ばれる者をそこに任命するであろう。なぜなら,だれがわたしのようであろうか+。だれがわたしに挑戦するであろうか+。だれが今,わたしの前に立ち得る牧者であろうか+。20 それゆえ,人々よ,エホバがエドムに対して立てられた計り事+と,テマン+の住民に対して考え出されたその考えを聞け。確かに,群れの小さな者たちは引きずり回される。確かに,[神]はそれらの者のゆえにその住みかを荒廃させられる+。21 彼らの倒れる音で,地は激動しはじめた+。叫びがある+! その音は紅海でも聞こえた+。22 見よ,だれかが鷲のように上って,襲いかかり+,ボツラの上にその翼を広げる+。その日,エドムの力ある者たちの心は,出産の苦しみに遭っている妻の心のようになる+」。

23 ダマスカスについて+。「ハマト+とアルパド+は恥をかいた。彼らが聞いたのは悪い知らせだったからである。彼らは分解した+。海には思い煩いがあり,それはかき乱されずにはすまない+。24 ダマスカスは勇気を失った。彼女は身を翻して逃げ,全き恐慌が彼女を捕らえた+。苦難と産みの苦しみが,子を産むときの女のように,彼女をつかまえた+。25 どうして賛美の都市が,歓喜の町が捨てられなかったのか+。

26 「それゆえ,彼女の若者たちはその公共広場に倒れ,その日には戦人もみな沈黙させられる+」と,万軍のエホバはお告げになる。27 「そして,わたしはダマスカスの城壁に火を燃え上がらせ,それは必ずベン・ハダドの住まいの塔をむさぼり食うであろう+」。

28 バビロンの王ネブカドレザルが討ち倒した+ケダル+とハツォル+の諸王国とについて,エホバはこのように言われた。「人々よ,立ち上がって,ケダルに上って行き,東の子ら+に対して奪略を行なえ。29 彼らの天幕+とその羊の群れ+とは取られるであろう。彼らの天幕布+も,そのすべての品々も。また,そのらくだ+も彼らから連れ去られるであろう。そして彼らは人々に向かって,『周囲に怖れがある+!』と必ず叫ぶであろう」。

30 「ハツォル+の住民よ,逃げよ。遠くへ逃げ去れ。深く潜んで住め」と,エホバはお告げになる。「バビロンの王ネブカドレザル+はあなた方に対して計り事を立て,あなた方*に対してある考えを考え出したからである」。

31 「人々よ,立ち上がれ。安楽に暮らし+,安らかに住んでいる+国民に向かって攻め上れ」と,エホバはお告げになる。

「それには扉も,かんぬきもない。彼らは孤立して住む+。32 そして彼らのらくだ+は必ず強奪物となり,その多数の畜類は分捕り物[となる]。そして,わたしは彼らを,髪をこめかみのところで刈り込んだ者たち+を,すべての風に散らし+,その近くのすべての地方から彼らの災難をもたらすであろう」と,エホバはお告げになる。33 「そして,ハツォル+は定めのない時に至るまで必ずジャッカルの巣穴となり+,荒れ果てた所[となる]。人*はだれもそこに住まず,その中に人間の子*はだれも外国人としてとどまらないであろう+」。

34 これは,ユダの王ゼデキヤ+の王政の初めに,エラム+に関し,預言者エレミヤにエホバの言葉として臨んだものである。35 「万軍のエホバはこのように言われた。『いまわたしはエラム+の弓を,彼らの力強さの初めを砕く。36 そして,天の四方の果てから四方の風+をエラムにもたらす。そして,わたしは彼らをこれらすべての風に散らす+。エラムの*追い散らされた+者たちがそのもとに来ない国民はないであろう』」。

37 「そして,わたしはエラム人をその敵の前で,彼らの魂を求める者たちの前で打ち砕く。わたしは彼らに災いを,わたしの燃える怒りを来たらす+」と,エホバはお告げになる。「わたしは彼らの後に剣を送り,ついには彼らを滅ぼし尽くすであろう+」。

38 「そして,わたしはエラム+にわたしの王座を置き,そこから王と君たちを絶ち滅ぼす」と,エホバはお告げになる。

39 「そして末の日に必ず+,わたしはエラム+の捕らわれ人たちを集めるであろう」と,エホバはお告げになる。

50 エホバが預言者エレミヤにより,バビロン*に関し+,カルデア人の地+に関して語られた言葉。2 「[それを]諸国民の中で告げ,[それを]言い広めよ+。そして旗じるし*を掲げよ+。[それを]言い広めよ。人々よ,何も隠してはならない。言え,『バビロンは攻め取られた+。ベル*は恥をかいた+。メロダクは恐れおののいた。その像は恥をかいた+。その糞像は恐れおののいた』と。3 ひとつの国民が北からこれに攻め上って来たからだ+。それはこの地を驚きの的とする者であり,そのため,そこに住む者はだれもいなくなる+。人も*家畜も共に逃げ去った+。彼らは去って行った+」。

4 「その日,その時+」と,エホバはお告げになる,「イスラエルの子ら,彼らとユダの子らは共に来るであろう+。彼らは歩き,歩きながら泣いて+,その神エホバを求めるであろう+。5 シオンに向かって彼らは道を尋ねつづけ,顔をその方向に向けて+[言うであろう,]『来なさい。忘れられることのない,定めなく存続する契約によってエホバに連なろう+』。6 わたしの民は滅びうせる生き物の群れとなった+。その羊飼いたちが彼らをさまよわせたのだ+。山々の上でそれらの者は彼らを連れ去った+。彼らは山から丘へと行った。彼らはその休み場+を忘れてしまった。7 彼らを見いだす者たちは皆これを食い尽くし+,彼らに敵対する者たちは言った+,『我々が罪科に問われることはない+。彼らが義の住まいであるエホバ+に,その父祖たちの望みであるエホバ+に対して罪をおかしたからだ』」。

8 「バビロンから逃げ去り,カルデア人の地から出て行け+。群れの先頭に立つ動物*のようになれ+。9 いまわたしは北の地から大いなる国々の会衆を呼び起こし,バビロンに攻め上らせる+。彼らは必ず彼女に向かって陣立てをするであろう+。彼女はそこから攻め取られるであろう+。その矢は子供を無き者にする力ある者の[矢]のようであり,その者は成果を収めずには戻らない+。10 そして,カルデア*は必ず分捕り物となる+。これを分捕り物とする者はみな満ち足りるであろう+」と,エホバはお告げになる。

11 「あなた方は歓びつづけたからだ+。あなた方はわたしの相続物を略奪するときに歓喜しつづけたからだ+。あなた方は柔らかい草の中の若い雌牛のように前足でかき続け+,雄馬のようにいななき続けた+。12 あなた方の母は大いに恥をかいた+。あなた方を産んだ女は失望した+。見よ,彼女は諸国民の中で最も取るに足りない者であり,水のない荒野,また砂漠平原である+。13 エホバの憤りのために,そこに住む者はいなくなり+,彼女は全体が荒れ果てた所となる+。バビロンのそばを通る者は驚いて見つめ,そのすべての災厄のために口笛を吹くであろう+。

14 「すべて弓を踏む者よ+,あなた方は四方からバビロンに向かって陣立てをせよ+。これに向かって射よ+。矢を惜しむな。彼女はエホバに対して罪をおかしたからである+。15 四方からこれに向かってときの声を上げよ+。彼女はその手を与えた+。その柱は倒れた。その城壁は打ち壊された+。それはエホバの復しゅうだからである+。あなた方は彼女に復しゅうせよ。彼女がした通りにこれに行なえ+。16 バビロンから,種をまく者,収穫の時に鎌を扱う者を断ち滅ぼせ+。彼らは虐待の剣のために各々自分の民のもとに引き返し,各々自分の地に逃げて行くであろう+。

17 「イスラエルは散らされた羊+。ライオンが追い散らすことをした+。最初の場合にはアッシリアの王がこれをむさぼり食い+,この後の場合にはバビロンの王ネブカドレザルがその骨をかじった+。18 それゆえ,イスラエルの神,万軍のエホバはこのように言われた。『わたしは,アッシリアの王に注意を向けたのと同じように+,いまバビロンの王とその地に注意を向ける。19 そして,わたしはイスラエルをその牧草地に連れ戻し+,これはカルメル+とバシャン+で必ず草を食うことになる。エフライム+とギレアデ+の山地で,その魂は満たされるであろう』」。

20 「そして,その日,その時+」と,エホバはお告げになる,「イスラエルのとがが尋ね求められるが+,それはないであろう。ユダの罪+が[尋ね求められるが],それも見いだされないであろう。わたしは自分が残す者たちを許すからである+」。

21 「メラタイム*の地に ― 彼女とペコド+の住民とに向かって攻め上れ+。彼らに虐殺と,滅びのためにささげることとが迫り来るように」と,エホバはお告げになる,「すべてわたしがあなたに命じた通りに行なえ+。22 その地に戦いの音が,そして大いなる崩壊がある+。23 ああ,全地のかじ場のハンマー+は切り倒されて,砕かれるのだ+! ああ,バビロンは諸国民の中でただの驚きの的となってしまった+! 24 バビロンよ,わたしはお前のためにわなを仕掛けたので,お前もまた,捕らえられた。お前は[それを]知らなかった+。お前は見いだされて,また,つかまえられた。お前はエホバに対して奮い立ったからである+。

25 「エホバはその倉を開かれた。そして,その糾弾の武器を出される+。カルデア人の地に,主権者+なる主,万軍のエホバの業があるからだ+。26 最も遠い所から彼女の中に入れ+。その穀物倉を開け+。積み重ねることをする者たちのように,彼女を積み上げ+,これを滅びのためにささげよ+。彼女のために残される者がだれもいなくなるように+。27 彼女の若い雄牛をみな虐殺せよ+。彼らがほふり場に下るように+。彼らは災いだ! 彼らの日,彼らに注意の向けられる時が来たからだ+。

28 「バビロンの地から逃げる者と逃れる者たち+が,わたしたちの神エホバの復しゅう+を,その神殿のための復しゅう+をシオンで語り告げる声がする。

29 「弓を射る者たち,弓を踏むすべての者たちをバビロンに向かって召集せよ+。彼女に向かってその周囲に陣営を張れ。逃げ延びる者があってはならない+。彼女の働きにしたがって返報せよ+。すべて彼女のした通りに,これに行なえ+。彼女はエホバに向かって,イスラエルの聖なる方に向かって,せん越な行ないをしたからである+。30 それゆえ,その日,その若者たちは公共広場で倒れ+,その戦人もみな沈黙させられる+」と,エホバはお告げになる。

31 「見よ,せん越さ+よ,わたしはあなたを攻める+」と主権者+なる主,万軍のエホバはお告げになる,「あなたの日,わたしがあなたに注意を向けなければならない時が必ず来る。32 そして,せん越さは必ずつまずいて倒れ+,これを立ち上がらせてくれる者はだれもいないであろう+。そして,わたしはその諸都市に火を燃え上がらせ,それは必ずその周辺をことごとくむさぼり食う+」。

33 万軍のエホバはこのように言われた。「イスラエルの子らとユダの子らは共に虐げられており,彼らをとりこにする者たちは皆,彼らを捕らえた+。それらの者はどうしても彼らを去らせようとはしなかった+。34 彼らを買い戻す方*は強く+,その名を万軍のエホバという+。この方は必ず彼らの訴訟を取り上げ+,この地*に実際に休息を与えて+,バビロンの住民に動揺を引き起こされるであろう+」。

35 「カルデア人を攻める剣がある+」と,エホバはお告げになる,「それはバビロンの住民+と,その君たち+と,その賢い者たち+とを攻める。36 無意味な話をする者たちを攻める剣があり+,彼らは必ず愚かな行動をするであろう+。その力ある者たちを攻める剣があり+,彼らは実際に恐れおののくであろう+。37 彼らの馬+と戦車とその中にいる入り混じった集団すべてを攻める剣があり+,彼らは必ず女になるであろう+。その財宝を攻める剣があり+,それらは実際に強奪されるであろう。38 彼女の水の上には荒廃があり,それは必ず干上がる+。それは彫像+の地であり,彼らは[自分たちの]怖ろしい幻のために,気違いのような行動をしつづけるからである。39 それゆえ,水のない地域にせい息するものたち*は,泣きわめく動物と共に住み,そこには必ずだちょう*が住む+。彼女はもはや決して住まわれることも,代々にわたって宿ることもない+」。

40 「神がソドムとゴモラ+とその近隣[の町々+]を覆されたときのように」と,エホバはお告げになる,「人*はだれもそこに住まず,その中に人間の子*はだれも外国人としてとどまらないであろう+。

41 「見よ,ひとつの民が北から入って来る。大いなる国民+と偉大な王たち+が地の最果てから奮い立たされる+。42 彼らは弓と投げ槍をとる+。彼らは残虐で,憐れみを示さないであろう+。その音は騒ぎ立つ海のようであり+,彼らは馬に乗る+。バビロンの娘よ,[彼らは]戦いのためにひとりの人となって陣立てをし,あなたを攻める+。

43 「バビロンの王は彼らについての知らせを聞いた+。彼の手は垂れ下がった+。苦難がある! 子を産む女のように,激しい痛みが彼を捕らえた+。

44 「見よ,ヨルダン沿いの誇り高き[茂み]から,永続する住まいに[上って来る]ライオンのように+,だれかが上って来る。しかし,わたしは一瞬のうちにその者をそこから逃げ去らせる+。そして,わたしは選ばれる者をそこに任命するであろう+。なぜなら,だれがわたしのようであろうか+。だれがわたしに挑戦するであろうか+。だれが今,わたしの前に立ち得る牧者であろうか+。45 それゆえ,人々よ,エホバがバビロンに対して立てられた+計り事+と,カルデア人に対して考え出されたその考えを聞け+。確かに,群れの小さな者たちは引きずり回される+。確かに,[神]はそれらの者ゆえにその住まいを荒廃させられる+。46 バビロンが捕らえられた[ときの]音で,地は必ず激動させられ+,諸国民の中で叫び声が聞かれるであろう+」。

51 エホバはこのように言われた。「いまわたしはバビロン+とレブ・カマイ*の住民とに対して,破滅を来たす風を奮い立たせる+。2 わたしはバビロンにあおり分ける者たちを,すなわちこれを必ずあおり分けてその地を人のいない所にする者たちを遣わす+。彼らは災いの日に実際に四方からこれを攻める者となるからである+。

3 「弓を踏む者は踏むことをするな+。また,だれもその小札かたびらを着けて身を起こすな。

「また,あなた方はその若者たちに同情するな+。その全軍を滅びのためにささげよ+。4 そして,彼らは必ずカルデア人の地で打ち殺されて倒れ+,そのちまたで刺し通される+。

5 「イスラエルとユダ+は,自分たちの神から,万軍のエホバから,やもめ*にされてはいないからである+。それらの者たちの地は,イスラエルの聖なる方の見地からは罪科に満ちているからである+。

6 「バビロンの中から出て逃げよ+。各々自分の魂を逃れさせよ+。そのとがのために生命のないものとされては*ならない+。これはエホバの復しゅうの時だからである+。[神]がこれに返す仕打ちがある+。7 バビロンはエホバのみ手にある黄金の杯であった+。彼女*は全地を酔わせるのであった+。その*ぶどう酒から諸国民は飲んだ+。それゆえに,諸国民は気が狂ったような行動をしつづける+。8 突然バビロンは倒れて,砕かれた+。あなた方は彼女のために泣きわめけ+。彼女の痛みのためにバルサムを取れ+。もしかすると,彼女はいやされるかもしれない」。

9 「わたしたちはバビロンをいやしたであろうものを。だが,彼女はいやされなかった。あなた方は彼女を捨てよ+。わたしたちは各々自分の地に行こう+。その裁きは天にまでも達し,雲のかかった空にまで上げられたからである+。10 エホバはわたしたちのために義の行ないを持ち出された+。行って,シオンでわたしたちの神エホバの業を詳しく話そう+」。

11 「矢を磨け+。人々よ,円盾を満たせ。エホバはメディア人の王たちの霊を奮い起こされた+。その考えは,バビロンに向けられているからである+。これを滅びに陥れるためである。それはエホバの復しゅう,その神殿のための復しゅうだからである+。12 バビロンの城壁に向かって旗じるし*を掲げよ+。見張り*を強化せよ+。見張りの者たち*を配置せよ。待ち伏せする者たち+を備えよ。エホバはその考えを起こされただけではなく,バビロンの住民に対して語ったことを実行されるからである+」。

13 「豊かな水の上に住み+,財宝に富む+女よ,あなたの終わりが,あなたの営利の限り+が来た+。14 万軍のエホバはご自分の魂にかけて*誓った+,『わたしはあなたを,いなご*のように,人*で満たす+。彼らはあなたに向かって必ず大声を出して叫ぶであろう+』。15 [神]はその力によって地を造った方+,その知恵によって+産出的な地*を堅く立てた方+,その理解によって+天を張り伸ばした方である+。16 [神]は[その]声によって天に水の騒ぎを与え,地の果て*から蒸気*を上らせる+。[神]は雨のために水門溝*をも造られた+。そして,ご自分の倉から風*を出される。17 すべての人は知ることがないほど道理に反する振る舞いをした+。すべての金属細工人は彫刻像のために恥をかくであろう+。その鋳像は偽りであり+,そのうちに霊*はないからである+。18 それらはむなしいもの*+,愚弄の業である+。それらは注意を向けられる時,滅びうせるのである+。

19 「ヤコブの受け分はそのようなものではない+。それはすべてのものを形造った方+,実にその相続物の杖*だからである+。その方の名は万軍のエホバである+。

20 「あなたはわたしにとってこん棒であり,戦いの武器のようなものである+。わたしはあなたによって必ず国々の民を打ち砕き,あなたによってもろもろの王国を滅びに陥れる。21 また,あなたによって馬とその乗り手を打ち砕き,あなたによって戦車とその乗り手を打ち砕く+。22 また,あなたによって男と女を打ち砕き,あなたによって老人と少年を打ち砕き,あなたによって若者と処女を打ち砕く。23 また,あなたによって羊飼いとその群れを打ち砕き,あなたによって農夫とその一くびき[の動物]を打ち砕き,あなたによって総督と代理支配者を打ち砕く。24 そして,わたしはバビロンとカルデア*の全住民とに,彼らがあなた方の目の前,シオンで犯したそのすべての悪に報いる+」と,エホバはお告げになる。

25 「破滅を来たす山よ+,いまわたしはあなたを攻める+」と,エホバはお告げになる,「全地を滅ぼす者よ+。わたしはあなたに向かって手を伸ばし,あなたを大岩から転がしのけ,焼き尽くされた山とする+」。

26 「そして,人々が隅のための石や,基のための石をあなたから取ることはない+。あなたは定めのない時に至るまで荒れ果てた所となるからである+」と,エホバはお告げになる。

27 「人々よ,その地に旗じるし*を掲げよ+。諸国民の中で角笛*を吹き鳴らせ。これに対して諸国民を神聖なものとせよ+。これに対してアララト+,ミニおよびアシュケナズ+の王国を召集せよ。これに対して徴兵官を任命せよ。剛毛のあるいなご*のように,馬+を上って来させよ。28 これに対して諸国民,メディア+の王たち,その総督とすべての代理支配者,および各々の*統治下の全土を神聖なものとせよ。29 そして,地は激動し,激しい痛みを覚えよ+。エホバの考えは,バビロンの地を住む者のいない驚きの的とするため,バビロンに向かって立ったからである+。

30 「バビロンの力ある者たちは戦うことをやめた。彼らは強固な場所に座りつづけた。その力強さは枯れた+。彼らは女になった+。その住居は火をつけられた*。そのかんぬきは砕かれた+。

31 「走者は走って別の走者に会い,報告する者は[走って]別の報告する者に会い+,バビロンの王に報告する。彼の都市は隅々で*攻め取られ+,32 渡り場も奪い取られ+,彼らはパピルスの舟*を火で焼き,戦人たちも動揺させられた+,と」。

33 イスラエルの神,万軍のエホバはこのように言われた。「バビロンの娘は脱穀場のようだ+。今はこれを踏み固める時である。もう少しすると,彼女のために収穫の時が必ず来る+」。

34 「バビロンの王ネブカドレザルはわたしを食い尽くした+。彼はわたしを混乱に投げ込んだ。彼はわたしを空の器として置いた。彼は大きなへびのように*わたしを呑み込んだ+。その腹をわたしの快いもので満たした。わたし*をすすぎ落とした。35 『わたしとわたしの体[と]に加えられた暴虐がバビロンに臨むように!』と,シオンに住む女は言うであろう+。『そして,わたしの血がカルデアの住民たちに臨むように!』と,エルサレムは言うであろう+」。

36 それゆえ,エホバはこのように言われた。「いまわたしはあなた*の訴訟を取り上げ+,あなたのために必ず復しゅうを遂げるであろう+。そして,わたしは彼女の海を干上がらせ,その井戸を枯らす+。37 そして,バビロンは必ず石の山+,ジャッカルの巣穴+,驚きの的,[人々が見て]口笛を吹くものとなり,住む人もいなくなる+。38 彼らはみな共に,たてがみのある若いライオンのようにほえる。彼らは必ずライオンの子のようにうなるであろう」。

39 「彼らが熱せられるとき,わたしはその宴会を設け,彼らを酔わせて,歓喜させる*+。彼らは必ず定めなく続く眠りに入り*,それから覚めることはない+」と,エホバはお告げになる。40 「わたしは彼らを,ほふり場に向かう雄の羊のように,雄やぎと共に雄羊のように下らせる+」。

41 「ああ,シェシャク*は攻め取られた+! 全地の賛美は捕らえられるのだ+! バビロンは諸国民の中でただの驚きの的となってしまった+! 42 海がバビロンの上に上って来た。これはそのおびただしい波に覆われた+。43 その諸都市は驚きの的,水なき地,砂漠平原となった+。土地として,それら*の中に人*はだれも住まず,人間の子*はだれもそこを通らない+。44 そして,わたしはバビロンでベル*+に注意を向け,これが呑み込んだものをその口から出させる+。そして,諸国民がこれに流れ込むことはもうない+。また,バビロンの城壁も必ず倒れる+。

45 「わたしの民よ,彼女の中から出て+,各々その魂をエホバの燃える怒り+から逃れさせよ+。46 さもなければ,あなた方の心は弱くなり+,あなた方はその地で聞かれる知らせのために恐れるであろう。そして一年のうちに,実際に知らせが来て,その後もう一年のうちに,地に知らせと暴虐があり,支配者が支配者に敵する。47 それゆえ,見よ,日がやって来て,わたしはバビロンの彫像に注意を向けるであろう+。その全地は恥をかき,その打ち殺された者たちは皆その中で倒れる+。

48 「そして,バビロンのことで,天と地とその中のすべてのものは必ず喜び叫ぶであろう+。北からこれに向かって奪略を行なう者たちが来るからである+」と,エホバはお告げになる。49 「バビロンは,イスラエルの打ち殺された者たちが倒れるいわれだっただけではなく+,そのバビロンで,全地の打ち殺された者たちは倒れたのだ+。

50 「剣を逃れた者たちよ,進んで行け。立ち止まるな+。遠くからエホバを覚えよ+。エルサレムがあなた方の心に上って来るように+」。

51 「わたしたちは恥をかいた+。そしりを聞いたからだ+。辱めがわたしたちの顔を覆った+。よそ者がエホバの家の聖なる場所に向かって来たからだ+」。

52 「それゆえ,見よ,日がやって来る」と,エホバはお告げになる,「わたしはその彫像に注意を向け+,刺し通された者はその全地の至る所でうめくであろう+」。

53 「たとえバビロンが天に昇ろうとも+,たとえその強さの高みを近寄り難いものにしようとも+,わたしのもとから奪略を行なう者たちが彼女のところに行くであろう+」と,エホバはお告げになる。

54 「聴け,バビロンから叫びが+,カルデア人の地から大いなる崩壊がある+。55 エホバがバビロンを奪略しておられ,その中から必ずその大声を絶ち滅ぼされるからである+。彼らの波は大水のように騒ぎ立つ+。彼らの声のざわめきが必ず上がる。56 奪略を行なう者+が必ず彼女を,バビロンを襲い,その力ある者たちは必ず捕らえられるからである+。彼らの弓は必ず打ち砕かれる+。エホバは返報する神だからである+。[神]は必ず返報するであろう+。57 そして,わたしはその君たちや賢者,総督,代理支配者,力ある者たちを酔わせる+。彼らは必ず定めなく続く眠りに入り*,それから覚めることはない+」と,その名を万軍のエホバという王+はお告げになる+。

58 万軍のエホバはこのように言われた。「バビロンの城壁は,広いとはいえ,必ず破壊され*+,その門は,高いとはいえ,火で燃え立たされる+。そして,もろもろの民はただいたずらに+,国たみはただ火のために労さなければならなくなる+。彼らは自分を疲れ果てさせるだけである」。

59 マフセヤ+の子ネリヤ+の子セラヤが,ユダのゼデキヤと共に*,[ゼデキヤ]が王であった第四年にバビロンへ行ったとき,預言者エレミヤが彼に命じた言葉。セラヤは補給係の長*であった。60 そして,エレミヤは,バビロンに臨むすべての災い,バビロンに対して記されたこれらすべての言葉を一つの書に書き記していった+。61 その上,エレミヤはセラヤに言った,「あなたはバビロンへ行って,[それを]見たらすぐに,これらの言葉をことごとく読み上げなければなりません+。62 そして言わなければなりません,『エホバよ,あなたご自身がこの場所に対して語られました。それはこれを断ち滅ぼし,その中に住む者が,人も*家畜さえもいなくなり+,これが定めのない時に至るまでただの荒れ果てた所となるためです』。63 そしてこの書を読み終えたら,あなたはこれに石を結びつけ,ユーフラテスの中に投げ入れなければなりません+。64 そして言わなければなりません,『このようにバビロンは沈んで行き,わたしがこれにもたらす災いのために,それは決して起き上がることはない+。彼らは必ず自分を疲れ果てさせるであろう+』」。

ここまでがエレミヤの言葉である。

52 ゼデキヤ+は治めはじめたとき,二十一歳で+,エルサレムで十一年間治めた+。そして,彼の母の名はハムタル+といい,リブナ+のエレミヤの娘であった。2 そして彼は,すべてエホヤキム+が行なったように,エホバの目に悪いことを行ない続けた+。3 エルサレムとユダでこれが生じたのは,エホバの怒りによるもので,ついに[神]はみ顔の前から彼らを投げ捨てられたからであった+。そして,ゼデキヤはバビロンの王に逆らうようになった+。4 ついに,彼が王であった第九年+,第十の月,その月の十日に,バビロンの王ネブカドレザルは,彼とその全軍勢は,エルサレムに攻めて来て+これに向かって陣営を張り,これに向かって周囲に攻囲壁を築きはじめたのである+。5 こうして,都市はゼデキヤ王の第十一年に至るまで包囲されることとなった+。

6 第四の月,その月の九日+,市の中では飢きんもひどくなり,この地の民のための*パンはなくなった+。7 ついに都は破られ+,戦人はみな夜のうちに逃げはじめ+,王の園の傍らにある二重の城壁の間の門の道を通って市から出て行くようになった+。一方,カルデア人はこの市を囲んでいた。彼らはアラバ+の道を通って進んで行った。8 それで,カルデア人の軍勢は王の跡を追って行き+,エリコの砂漠平原でゼデキヤに追いついた+。彼の軍勢はみな彼のそばから散っていた+。9 そこで彼らは王を捕らえ,ハマト+の地のリブラ+にいるバビロンの王のところへ連れ上った+。[王]が彼に司法上の決定を下すためであった+。10 そして,バビロンの王はゼデキヤの子らをその目の前で打ち殺し+,また,ユダのすべての君たちをもリブラで打ち殺した+。11 そしてゼデキヤの目を盲目にし+,その後,バビロンの王は彼に銅の足かせを掛けてバビロンに連れて行き+,その死の日に至るまで彼を拘禁所に入れた。

12 そして,第五の月,その月の十日,すなわちバビロンの王,ネブカドレザル王の第十九年+[に],バビロンの王の前に立つ護衛の長ネブザラダン+がエルサレムに入って来た。13 そして,彼はエホバの家+と王の家とエルサレムのすべての家を焼いた+。大いなる家をすべて火で焼いたのである+。14 また,護衛の長と共にいたカルデア人の全軍勢は,エルサレムの周囲のすべての城壁を取り壊した+。

15 そして,護衛の長ネブザラダンは,民の中の立場の低い者たちの一部,市に残されていた残りの民+,バビロンの王に投じた脱走者たち,優れた職人の残りの者たちを流刑に処した+。16 ただし,護衛の長ネブザラダンは,この地の立場の低い者たちの一部をぶどう栽培者や強制労働者として残した+。

17 また,カルデア人は,エホバの家のものであった銅の柱+と,運び台+と,エホバの家にあった銅の海+を粉々に砕いて,その銅をみなバビロンへ運んで行った+。18 また,缶,シャベル+,明かり消し+,鉢+,杯,および奉仕するために用いたすべての銅の器具を奪った+。19 また,護衛の長は純粋の金+でできた水盤+,火取り皿,鉢+,缶,燭台+,杯,鉢,および純粋の銀+でできたものを奪った+。20 そして,ソロモン王がエホバの家のために造った+二本の柱+,一つの海+,[その海の]下にある十二の銅の雄牛+,運び台*。それら ― このすべての器物 ― の銅の重さは[量られ]なかった+。

21 そして柱に関しては,各々の柱の高さは十八キュビト*で+,これを囲むのに十二キュビトの糸が要り+,その厚さは四指幅*あり,中空になっていた。22 そして,その上の柱頭は銅でできており+,一つの柱頭の高さは五キュビトであった+。柱頭の上の,周囲の網細工とざくろ+については,その全体が銅でできており,二番目の柱にも,これらと全く同様のものがあり,ざくろもまたそうであった+。23 そして,ざくろは側面に*九十六個あり,周りの網細工の上にざくろは全部で百個あった+。

24 その上,護衛の長は祭司長セラヤ+と次位の祭司ゼパニヤ+と入口を守る者+三人を捕らえ,25 戦人の事務官であった廷臣一人と,市内で見つけられた,王に接することができる者たちのうちの*七人+と,この地の民*を召集する者である,軍の長の書記官と,市の中で見つけられたこの地の民のうち六十人*を市から捕らえて行った+。26 こうして,護衛の長ネブザラダン+はこれらの者を捕らえて,リブラにいるバビロンの王のところへ連れて行った+。27 そして,バビロンの王はハマト+の地のリブラでこれらの者を討ち倒し+,彼らを殺した+。こうして,ユダはその土地から流刑の身となって去って行った+。

28 これらはネブカドレザルが流刑に処した民である。第七年に,三千二十三人のユダヤ人+。

29 ネブカドレザルの第十八年に+,エルサレムから八百三十二人の魂であった。

30 ネブカドレザルの第二十三年に,護衛の長ネブザラダンはユダヤ人を流刑に処した。七百四十五人の魂であった+。

その魂は全部で四千六百人であった*。

31 ついに,ユダの王エホヤキン+の流刑の三十七年目,第十二の月,その月の二十五日になって,バビロンの王エビル・メロダクは,自分が王となった*その年に,ユダの王エホヤキンの頭を上げ+,彼を獄屋から出した。32 そして,彼と良いことを語りはじめ,その座*を彼と共にバビロンにいた[他の]王たちの座よりも高くするようになった+。33 こうして,彼は獄衣を脱ぎ*+,その一生の間いつも+[王]の前でパンを食べた+。34 そして,彼の支給量については,その死ぬ日まで,その一生の間,支給量が日々の分として*いつもバビロンの王から与えられた+。

「ヤハは[胎を]ゆるめてくださる」; または,「ヤハは高めてくださる」の意。ヘ語,イルメヤー,27:1と同じ。

「わたしの受け分はエホバ」の意。ヘ語,ヒルキーヤーフー。

「エホバは[胎を]ゆるめてくださる」; または,「エホバは高めてくださる」の意。ヘ語,イルメヤーフー。

「ゼデキヤの」。ヘ語,レツィドキーヤーフー,「エホバは義」の意。

または,「若者」。ヘ語,ナアル。

「アーモンドの木」。ヘ語,シャーケード,「目覚めているもの」; 春に最初に花の咲く木の一つ。

または,「杖; 棒」。サム一 17:40,43と比較。

「ずっと目覚めている」。ヘ語,ショーケード。11節のシャーケードに対応。

「吹きあおられている」,その下の火に関して。または,「燃え立たされた」,この表現は炉を示唆する。

「口」,訂正による; マソ本,「顔」。ゼカ 5:8と比較。

「神々に」。ヘ語,レーローヒーム(leʼ·lo·him')。

「この地の民とに対して」。ヘ語,ウーレアム ハーアーレツ。後には侮べつ的な意味で用いられた。ヨハ 7:47-49と比較。

字義,「行くことがあるように」。ヘブライ語ではこれは動詞の不定詞独立形で,時に関しては不定で,非人称。

「あなた」,女性単数形。「エルサレム」に語りかけられている。

「愛ある親切」。または,「忠節な愛」。ヘ語,ヘセド。

または,「神聖さ」。ヘ語,コーデシュ。

または,「その産物の初物」。

「深い陰」。または,「死の陰」。

「人」。ヘ語,イーシュ。

「地の人」。ヘ語,アーダーム。

または,「わたしに対して反抗し」。

または,「キッテムの島々」。

「神でもない」。ヘ語,ロー エローヒーム。

「わたしの」,元のヘブライ語本文; マソ本,七十訳,シリ訳,ウル訳,「その」。ソフェリムがエホバ神に対する誤った崇敬の念から行なった18の修正箇所の一つ。付録2ロ参照。

「戦りつを覚えて」,訂正による; マソ本,「甚だしく荒廃させられよ」,動詞は複数形。

または,「イスラエルは奴隷なのか」。ヘ語,ハエヴェド イスラーエール。

「メンフィス」,七十訳,ウル訳。

「タフパヌヘス」,マソ本欄外。

または,「ナイルの支流」。

すなわち,ユーフラテス川。

または,「バアルの像」。

「風」。ヘ語,ルーアハ。創 1:2,「力」の脚注参照。

「その(あなたの)神々」。ヘ語,エローヘイカー。エローアハの複数形。男性単数形の「あなたの」を意味する「(エ)イカー」を伴い,「ユダ」に語りかけて用いられている。

「あなた」,女性単数形。エルサレムすなわちシオンに語りかけられている。

「すそ」,マソ本,ウル訳; 七十訳,シリ訳,「手」。

「の魂」。ヘ語,ナフショート; ギ語,プシュコーン; ラ語,アニマールム。付録4イ参照。

「血こん」。七十訳,「血」(複)。字義,「血」,マソ本では単数形。しかし,これに伴う「見いだされた」に相当するヘブライ語の動詞,およびそれに続く「それを」に相当するヘブライ語の代名詞は複数形。

または,「家宅侵入の」。

または,「夫」。ヘ語,イーシュ。

「その妻(女)」。ヘ語,イシュトー。

「地」,マソ本,タル,シリ訳; 七十訳,ウル訳,「女」。

「あなた」,女性単数形。エルサレムすなわちシオンに語りかけられている。

「犯されなかった」,マソ本; マソ本欄外,「共に横たわらせられなかった」。

字義,「不忠実(背教)なるもの,イスラエル」,すなわち,イスラエルを不忠実もしくは背教の具体例として呼んでいる。

2:2,「行って」の脚注参照。

「あなた」,女性単数形。

「あなたの神」。ヘ語,エローハイク,複数形。

または,「牧する」。

「その地において」。ヘ語,バーアーレツ。

または,「イスラエルの家に至るまで」。

「あなた方」,マソ本,ウル訳; タル,七十訳,シリ訳,「彼ら」。

「あなた」,女性単数形。

または,「女」。ヘ語,イッシャー。

「自分たちの神」。ヘ語,エローヘーヘム,複数形。

または,「あなた方の不忠実の状態」。字義,「あなた方の不忠実さ」。

字義,「わたしの顔から」。

「彼」。「イスラエル」を指しているのであろう。

「の者たち(に)」。ヘ語,レイーシュ,単数形。しかし,集合的に用いられている。

字義,「いばらに」; または,「いばらのために」。

「の者たち」。ヘ語,イーシュ,単数形。しかし,集合的に用いられている。

または,「ショファル」。

「大声で呼ばわって」。字義,「呼ばわり,満ちて[それを十分にして]」。

「あなた」,女性単数形。

「魂」。ヘ語,ハンナーフェシュ; ギ語,プシュケース; ラ語,アニマム。付録4イ参照。

または,「はげわし」。

「あなた」,女性単数形。

「返されることであろう」。ヘブライ語ではこれは動詞の不定詞独立形で,時に関しては不定で,非人称。

「あなたの道とあなたの行動がそれらのことをあなたに行なったのだ」,タル,七十訳,シリ訳,ウル訳,および幾つかのヘブライ語写本と一致して。

「その地」。ヘ語,ハーアーレツ。

「地の人」。ヘ語,ハーアーダーム。

または,「しかし,わたしは滅ぼし絶やすことはしないであろう」。

「岩の間へ」。ヘ語,ウーヴァッケーフィーム; ギ語,ペトラス。マタ 16:18,「上に」の脚注と比較。

「者」。ヘ語,イーシュ。

「あなた」,女性単数形。シオンすなわちエルサレムに語りかけられている。

「病気の女」。わずかな訂正により,「子を産む苦しみを味わっている女」。

「彼らの神」。ヘ語,エローヘーヘム,複数形。

「あなた」,女性単数形。

または,「神々でないものにかけて」。ヘ語,ベロー エローヒーム。

「彼女の露台の壁」,母音符号の打ち方をわずかに変えることにより。

「言語」。字義,「舌」。

または,「異国の神々」。字義,「異(国)の神[または,神々]」。ヘ語,エローヘー ネーカール。「神」の複数形は卓越を表わしているのかもしれない。

または,「良い動機」。ヘ語,レーヴ。

「破滅を来たす[わな]」。または,「破滅させるもの」。すなわち,わなや仕掛け。

「人間」。ヘ語,アナーシーム。

または,「悪い言葉; 悪い事柄」。

「力」。字義,「手」。

または,「ショファル」。

「木」,マソ本,タル; 七十訳,シリ訳,ウル訳,「彼女の木々」。

「その」。前の文の「言葉」を指しており,両方とも男性単数形。

または,「夫」。ヘ語,イーシュ。

または,「女」。ヘ語,イッシャー。

または,「民の破砕」。

または,「表面的に」。

または,「『完全な平和だ!』と言う」。字義,「『平和! 平和!』と言う」。イザ 26:3,「平和のうちに」の脚注参照。

「あなた方」,マソ本,タル,七十訳,シリ訳,ウル訳; 二つのヘブライ語写本,「彼ら」。

「良い籐」。または,「芳香を放つ籐」。

「それ」。すなわち,「民」または「国民」。

23節の脚注参照。

「出て行くな」,女性形。23節のシオンの「娘」に語りかけられている。

「あなた」,男性単数形。

「徹底的に調べる者」(ぶどうを取り集める者のように),母音符号の打ち方を変えることによる; マソ本,「防備の施された場所のように」。

または,「分析し」。

「極めて強情な者」。字義,「強情な者たちの不機嫌な者たち」。

「焦がされた」,ヘブライ語動詞の一つの派生形による; 別の語の派生形と取れば,「鼻息を荒くした」。

1:1,「エレミヤ」の脚注参照。

「の神」。ヘ語,エローヘー。

「の神殿」。ヘ語,ヘーカル; ギ語,ナオス; ラ語,テンプルム。王二 20:18の脚注と比較。マタ 23:16の脚注参照。

字義,「虚偽の言葉[または,事柄]」。

「人」。ヘ語,イーシュ。

または,「一時的居留者」。

「神々」。ヘ語,エローヒーム。

「『の女王』への」。ヘ語,リムレケト; 七十訳,「の軍勢への」; 52のヘブライ語写本,「の業(崇拝)のための」。

または,「女たち」。

「注ぎ出されている」。ヘブライ語ではこれは動詞の不定詞独立形で,時に関しては不定で,非人称。

または,「地の人」。ヘ語,ハーアーダーム。

3節の脚注参照。

「あなた」,女性単数形。シオンすなわちエルサレムに語りかけられている。

「あなたの切ってない(献じられた)髪の毛」。ヘ語,ニズレーク。

「ご自分が憤怒を覚える世代」。字義,「その憤怒の世代」。

「ヒンノムの子の谷に」。ヘ語,ベゲー ヴェン・ヒンノーム; ギ語,エン ファランギ ヒュイウー エンノム; ラ語,イン ウァッレ フィーリイー エンノム。付録4ハ参照。

または,「人々は[他に]場所がないためにトフェトに」。

または,「娘の破砕」。

または,「表面的に」。

6:14,「言う」の脚注参照。

「取り入れを行なうとき,わたしは彼らを終わりに至らせる」。マソ本を変えることにより,「わたしが間違いなく彼らを集める[とき]」。

「わたしたちの神」。ヘ語,エローヘーヌー。

または,「わたしたちを無活動にさせられた」。すなわち,わたしたちを滅びるようにされた。

マソ本と七十訳はこの節が23節となっており,ここで8章が終わっている。

「姦淫をする者」。ラ語,アドゥルテリー。

「殺りくの矢」,マソ本; マソ本欄外,「つちで打って作られた矢」; 別の語の派生形と取れば,「特別の木[弓]からの矢」。

「それ」,女性単数形。「律法」を指している。

「バアルの像」。または,「バアル」。

「の神」。ヘ語,エローヘー。

字義,「賢い」。

「彼ら」,マソ本,シリ訳; 七十訳,「わたしたち」。

または,「わたしたちの住まいは投げ捨てられたからだ」,ウル訳と一致して。

または,「人々」。ヘ語,ハーアーダーム。

または,「裁き」。ヘ語,ミシュパート。

「割礼を受けていない状態にある」。または,「包皮のうちにある」。無割礼のしるし。もしくは,「無割礼の者たち[割礼を受けておらず,包皮のある者たち]の中にいる」。

「習わし」。または,「法令」。シリ訳,「恐れの的; 偶像」。

「ウファズ」,マソ本,ウル訳; タル,テオ訳,シリ訳,「オフィル」。

「真実に神である」。ヘ語,エローヒーム エメト。

「神々」。ア語,エラーハイヤー。この節は全体がアラム語で書かれている。

「天」。ア語,シェマイヤー。

「[神](彼)」,マソ本,ウル訳; 七十訳,シリ訳,「エホバ」。

「産出的な地」。ヘ語,テーヴェール; 七十訳,「人の住む地」; ラ語,オルベム,「円」,すなわち,地の。

25:31,33の脚注参照。

または,「蒸気の満ちた雲」。

「水門溝」。「稲妻」を意味するベラーキームの代わりに,ベダーキームと読むことによる; マソ本,タル,七十訳,シリ訳,ウル訳,「稲妻」。JTS,第3巻,1952年,214-216ページ参照。詩 135:7,「水門溝」の脚注と比較。

「風」。ヘ語,ルーアハ; ラ語,ウェントゥム; ギ語,フォース,「光」。

「人」。ヘ語,アーダーム。

または,「息」。ヘ語,ルーアハ; ギ語,プネウマ; ラ語,スピーリトゥス。

「むなしいもの」。または,「呼気」。

「杖」。または,「部族」。ヘ語,シェーヴェト。

または,「慢性になった; 不治のものとなった」。

「それ」,女性単数形。「知らせ」を指している。

「その人に属しているのではありません」。ヘ語,ロー・レイーシュ。

または,「あなたを知るようにならなかった」。

1:1,「エレミヤ」の脚注参照。

「の者たち」。ヘ語,イーシュ,単数形。しかし,集合的に用いられている。

「者」。ヘ語,ハーイーシュ。

字義,「神に」。ヘ語,レーローヒーム(lEʼ·lo·him'),複数形。

または,「そうなりますように」。ヘ語,アーメーン。

または,「言葉を聞こうと」。

「神々」。ヘ語,エローヒーム。

「神々」。ヘ語,ハーエローヒーム。

「その災いに関して」,マソ本; タル,七十訳,シリ訳,ウル訳,および34のヘブライ語写本,「その災いの時に」。

「あなた」,女性単数形。

または,「最も奥深い感情」。ヘ語,ケラーヨート。

「あなたの魂を求めて」,マソ本,シリ訳,ウル訳; 七十訳,「わたしの魂を求めて」; タル,「あなたを殺そうとして」。

11:20の脚注参照。

または,「彼らを神聖なものとしてください」。

または,「あなたは……自信がある(信頼している)」。七十訳シナ写,バチ写,「あなたは……自信がない」。

または,「それは喪に服した」。

「者」。ヘ語,イーシュ。

「彼らは……必ず恥じるであろう」。または,「恥じよ」,命令形,複数。

「隣人」。近隣の諸国民または諸民族のことと思われる。

2:2,「行って」の脚注参照。

「神々」。ヘ語,エローヒーム。

「人」。ヘ語,イーシュ。

「の神」。ヘ語,エローヘー,複数形。

「あなた方の神」。ヘ語,エローヘーケム。

「あなた方の頭から」,七十訳,シリ訳,ウル訳と一致させて訂正することによる。

または,「ネゲブ」。

「あなた」,七十訳と一致させて訂正することによる; マソ本,シリ訳,ウル訳,「あなた方」。

「エルサレムよ,あなたの目を上げて」,七十訳。

「あなた」,女性単数形。

または,「彼」。七十訳,「彼ら」。

または,「女」。

「エチオピア人」,七十訳,ウル訳。

「あなた」,女性単数形。

1:1,「エレミヤ」の脚注参照。

または,「小さい; 若い」。従者,僕のような。

ヘブライ語ではこれは動詞の不定詞独立形。

七十訳および13のヘブライ語写本は,「エホバ」を付け加えている。

「者のように」。ヘ語,ケイーシュ。

「力ある者のように」。ヘ語,ケギッボール。

または,「真実の平安」。

イザ 1:1,「ヒゼキヤ」の脚注参照。

「彼ら」,タル,七十訳,シリ訳; マソ本,ウル訳,「彼」。

「彼ら」,タル,シリ訳; マソ本,「彼女」; ウル訳,「諸都市」。

「彼ら」,マソ本を訂正することによる。

「愛ある親切」。または,「忠節な愛」。

「の神」。ヘ語,エローヘー。

「神々」。ヘ語,エローヒーム。

または,「その結果」。

「余すところなく」。または,「二倍の量を; 二重に」。ヘ語,ミシュネー。

「地の果て(末端)から」。ヘ語,メーアフセー・アーレツ。25:31と比較。

「彼ら」,テオ訳,シリ訳,ウル訳,および約170のヘブライ語写本; マソ本,「あなた方」。

「聖木」。または,「アシェリム」。

「あなた」,男性単数形。

「地の人に」。ヘ語,バーアーダーム。

「強健な者」。ヘ語,ハッゲヴェル。

または,「砂漠平原の溶岩に広く覆われた地域」。

または,「その信頼」。

11:20の脚注参照。

「道」(複),タル,七十訳,シリ訳,および約130のヘブライ語写本。

または,「自分の産まなかったもの[卵]をかえした」。

2:2,「行って」の脚注参照。

「あなた方の魂のために」。ヘ語,ベナフショーテーケム。ネフェシュの複数形; ギ語,プシュカス; ラ語,アニマース。付録4イ参照。

「の者たち」。ヘ語,イーシュ,単数形。しかし,集合的な意味で用いられている。

または,「シェフェラ」。ヘ語,ハッシェフェーラー。

または,「南」。

1:1,「エレミヤ」の脚注参照。

字義,「形造る者」; または,「形造っている者」。11節参照。

または,「わたしと闘う者たち」。七十訳,「わたしの抗弁」; シリ訳,「わたしに対する虐げ」。

「力」。字義,「手」(複)。

または,「のための贖罪を行なわないでください」。ヘ語,アル・テカッペール アル。

2:2,「行って」の脚注参照。

「“陶片の門”」。この門はヒンノムの谷の最も東寄りの地区に通じているので,“灰の山の門”すなわち“糞の門”と同一のようである。「旧約聖書におけるエルサレム」(英文),230ページ,脚注1で,J・シモンズ博士は次のように述べている。「“陶片の門”の代わりに,“陶器師の門”と訳すことも可能である。あるいは,“土なべの門”と訳すほうが良いのかもしれない」。

「ヒンノムの子の谷」。ヘ語,ゲー ヴェン・ヒンノーム; ラ語,ウァッレム フィーリイー エンノム。付録4ハ参照。

「の神」。ヘ語,エローヘー。

「神々に」。ヘ語,レーローヒーム(leʼ·lo·him')。

字義,「トフェトで葬るであろう。そこに葬る場所がないためである」。

4節の脚注参照。

3節の脚注参照。

「パシュフル」。ユダヤ系アラム語の派生形とすると,この名は「周りに残るもの」(ヘ語,パーシュ,「残る」と,セホール,「周り」)という意味である。

「“周囲に怖れ”」。または,「マゴルミッサビブ」。ヘ語,マーゴール ミッサーヴィーヴ。

または,「あなたのすべての友」。

「バビロン」,七十訳,ウル訳; マソ本,タル,シリ訳,「バベル」。

「それに耐えることが」,七十訳,ウル訳と一致させて。

「周囲に怖れ」。ヘ語,マーゴール ミッサーヴィーヴ。3節,「怖れ」の脚注と比較。

「わたしに『平安!』とあいさつする死すべき人間」。字義,「わたしの平安の死すべき人間[ヘ語,エノーシュ]」。

11:20の脚注参照。

「者」。ヘ語,ハーイーシュ。

1:3の脚注参照。

または,「地の人」。ヘ語,ハーアーダーム。

「刃」。字義,「口」。

または,「カルデア人のもとに実際に脱走する」。

または,「一時的居留者」。

または,「頂上」。

「各々」。ヘ語,イーシュ。

19:4の脚注参照。

「シャルム」,マソ本,タル,七十訳,シリ訳,ウル訳; 七十訳ラ,「ヨアハズ」。

「あなた」,女性単数形。都市を指している。

または,「境界地から」。ヘ語,メーアヴァーリーム。

「コニヤ」,マソ本(ヘ語,コンヤーフー),タル; 七十訳,シリ訳,ウル訳,「エコニヤ」; 王二 24:6-15では「エホヤキン」。ヨシヤの孫。

「あなた」,男性単数形。

「その魂(魂の願望)」。ヘ語,ナフシャーム; ギ語,プシュカイス アウトーン; ラ語,アニマム スアム。

「この人」。ヘ語,ハーイーシュ ハッゼ。

「“エホバはわたしたちの義”」。ヘ語,エフワー ツィドケーヌー。

字義,「胤」。

「者のように」。ヘ語,ケイーシュ。

「強健な者のように」。ヘ語,ウーケゲヴェル。

「姦淫をする者」。ラ語,アドゥルテリース。

または,「誓いで固めたのろい」。ヘ語,アーラー。

または,「見苦しさ」。

「神」。ヘ語,ハエローヘー。ここで用いられている「ハ」は質問を提起する疑問小詞。

「人」。ヘ語,イーシュ。

「『エホバは言われる』と言う」,ウル訳; シリ訳,「『エホバご自身がこのように言われた』と言っている」。

「重荷は何か」。または,「宣告は何か」。ヘ語,マ・マッサー。

「あなた方がそれである ― ああ,何という重荷であろうか!」 ヘブライ語原文をアッテム マ・マッサーと読むことにより; 七十訳,ウル訳ク,「あなた方は重荷である」; マソ本(ヘ語),エト・マ・マッサー!「『重荷は何か!』と言うその表現」。民の質問に対して,エレミヤはしゃれ(語ろ合わせ)を用いて答えるよう動かされた。

「その者」。ヘ語,ハーイーシュ ハフー。

「生ける神」。ヘ語,エローヒーム ハイイーム,両方とも複数形。

「エコニヤ」。ヘ語,エコンヤーフー,「エホバは堅く立ててくださる」の意; 22:24,28,および37:1では「コニヤ」と略記されている; 王二 24:8の「エホヤキン」と同じ。

「神々」。ヘ語,エローヒーム。

「それ」,男性形。「ぶどう酒」(男性)を指している。

「島」。または,「海沿いの地帯」。

「シェシャク」,マソ本,ウル訳; タル,「バベル」。これは,ヘブライ語アルファベットの最後の字母ターウを最初の字母アーレフに,最後から2番目の字母シーンを2番目の字母ベートにという順序で置き換えることによって実名を隠す,アトバシュと呼ばれる手法による,バベル(バビロン)の暗号書記法の名のようである。すなわち,“Babel”のベート,“b”は各々シーンを,ラーメドはカフを表わすので,この名はシェーシャクとなる。

「の神」。ヘ語,エローヘー。

または,「住まいに向かって」。

「最も遠い所」。または,「果て」。ヘ語,ケツェー。16:19と比較。使徒 1:8参照。

または,「地の最も遠い所から地の最も遠い所にまで」。ヘ語,ミクツェー ハーアーレツ ウェアド・ケツェー ハーアーレツ。31節と比較。

または,「あなた方がほふられ,散らされるべき日々が到来した」。

または,「沈黙した」。

「剣」,タル,七十訳,および約20のヘブライ語写本; マソ本,「激こう(燃焼)」。

「この人は」。ヘ語,ラーイーシュ ハッゼ。

11節の脚注参照。

字義,「人たち」。ヘ語,アナーシーム。イーシュの複数形。

または,「モラシェト人」。

「ミカ」,マソ本欄外および幾つかのヘブライ語写本; マソ本,「ミカヤ」。

イザ 36:1の脚注参照。

「自分たちの魂」。ヘ語,ナフショーテーヌー。

「エホバは聞いてくださった」の意。ヘ語,シェマヤーフー。

「わたしの光はエホバ」の意。ヘ語,ウーリーヤーフー; ここと21,23節にのみ出て来る。

「人」。ヘ語,イーシュ。

「エホヤキム」,マソ本,タル,ウル訳; シリ訳,アラビア語訳,および三つのヘブライ語写本,「ゼデキヤ」,3,12節と同じ。

ヘ語,イルメヤー。

「エホバは義」の意。ヘ語,ツィドキーヤーフー。

「その主人(主人たち)」。ヘ語,アドーネーヘム。アードーンの複数形で,二人以上を意味している。

または,「人々」。ヘ語,ハーアーダーム。

「バビロン」,七十訳,ウル訳; マソ本,タル,シリ訳,「バベル」。

27:6-29:3では「ネブカドネザル」; 21:2およびこの書の他のすべての箇所では「ネブカドレザル」。

「夢見る者」,タル,七十訳,シリ訳,ウル訳; マソ本,「夢」。

「ゼデキヤ」。ヘ語,ツィドキーヤー。3節の脚注と比較。

エス 2:6,「エコニヤ」の脚注参照。

「の神」。ヘ語,エローヘー。

27:12の脚注参照。

または,「そうなりますように!」 ヘ語,アーメーン。

「災い」,マソ本,タル,シリ訳,ウル訳; 23のヘブライ語写本,「飢きん」。

2:2,「行って」の脚注参照。

「あなた方」,マソ本,タル,七十訳,シリ訳,ウル訳。27:9と比較。

「エホバは聞いてくださった」の意。ヘ語,シェマヤーフー。

「者」。ヘ語,イーシュ。

「首位の監督者」。字義,「監督者たち」。ヘ語,ペキディーム。偉観を表わす複数形。

「それ」,女性単数形。16節の「流刑」を指していると思われる。

「あなた」,女性単数形。都市,シオンを指している。

12節の脚注参照。

「吹き進む大あらし」。または,「たけり狂う大あらし」。

字義,「歩くことがあった」。ヘブライ語ではこれは動詞の不定詞独立形で,時に関しては不定で,非人称。

「あなた」,女性単数形。4節の「処女」を指している。

「愛ある親切」。または,「忠節な愛」。ヘ語,ハーセド。

「島々」。または,「海沿いの地帯」。

「あなた」,女性単数形。「ラケル」に語りかけられている。

「自分のために」,女性単数形。「処女」に語りかけられている。

または,「あなたの通って行った道」。

「強健な男」。ヘ語,ガーヴェル。

「あなた」,男性単数形。

「その」,女性形。「地」を指している。

「浮いた」。字義,「鈍くなった(なまった)」。

「新しい契約」。ヘ語,ベリート ハダーシャー。

「結ぶ」。字義,「切る」。

「彼らの夫としての所有権を持っていた」,マソ本,ウル訳; タル,「自分のために彼らに楽しみを見いだしていた」; 七十訳,「彼らを世話するのをやめた」; シリ訳,「彼らをさげすんだ」。

字義,「彼らはわたしのその契約を破った。そしてわたしが彼らの夫としての所有権を持っていた」。

「わたしは彼らの思いの中にわたしの律法を確かに置き,それを彼らの心に書き記す」,七十訳。

「の法令」,マソ本,タル,シリ訳,ウル訳; 七十訳および一つのヘブライ語写本は省いている。

「来る」,マソ本欄外,タル,七十訳,シリ訳,ウル訳,および48のヘブライ語写本。マソ本にはこの分詞に当たるヘブライ語の子音字はないが,「来る」と読むべきことを示すために母音符号が挿入されている。これはケレー(読み方)であって,ケティーブ(書かれたもの)ではない。

または,「取得してください」。

1シェケルは重さ11.4㌘。

「[まことの]神」。ヘ語,ハーエール。付録1ト参照。

「力ある方」。ヘ語,ハッギッボール。イザ 9:6およびイザ 10:21,「神」の脚注と比較。

「人々の子ら」。ヘ語,ベネー アーダーム。

または,「また他の人々の中に」。ヘ語,ウーヴァーアーダーム。

「神々に」。ヘ語,レーローヒーム(leʼ·lo·him')。

「および……の者たち」。ヘ語,ウェイーシュ,単数形。しかし,集合的な意味で用いられている。

付録4ハ参照。

字義,「すべての日々」。

「真実に」。ヘ語,ベエメト。

「人」。ヘ語,アーダーム。

または,「シェフェラ」。

または,「ネゲブ」。

字義,「それ」,女性形。

「あなた」,男性単数形。

「者たち」。ヘ語,ハーアーダーム。

「人」。ヘ語,アーダーム。

または,「その忠節な愛」。ヘ語,ハスドー。

「この地に」。ヘ語,バーアーレツ。

23:6の脚注参照。

「座す者」。字義,「座している人」。ヘ語,イーシュ ヨーシェーヴ。

または,「そしてレビ人の祭司」。

字義,「すべての日々」。ヘ語,コル・ハイヤーミーム。

または,「子孫; 後裔」。

2:2,「行って」の脚注参照。

または,「免除」。ヘ語,デロール。

または,「奴隷たち」。

「七」,マソ本,タル,シリ訳,ウル訳; 七十訳,「六」。

または,「あなた方が彼らの願うところへ行かせた」。字義,「あなた方が去らせて彼らの魂にとって自由にならせた」。申 21:14の脚注と比較。

「者たち」。ヘ語,ハーアナーシーム。イーシュの複数形。

字義,「切った」。ヘ語,コルトゥー; 子牛を切る場合の語と同じ。

「この地の……民」。ヘ語,アム ハーアーレツ。

2:2,「行って」の脚注参照。

「[まことの]神の人」。ヘ語,イーシュ ハーエローヒーム。付録1ヘ参照。

「偉大なり,エホバ」の意。ヘ語,イグダルヤーフー。

字義,「敷居の番人」。

「エホバの業」の意。ヘ語,マアセーヤーフー。

「エホナダブ」。ヘ語,エホーナーダーヴ。王二 10:15と同じ。その脚注参照。

または,「アラム人」。ヘ語,アラーム。

「の者たち(に)」。ヘ語,レイーシュ,単数形。しかし,集合的に用いられている。

字義,「すべての日々」。

字義,「立っている」。

「エホバは完全にしてくださった」の意。ヘ語,ゲマルヤーフー。

「だれかエホバのようであろうか」の意。ヘ語,ミカーイフー。

「エホバは聞いてくださった」の意。ヘ語,シェマヤーフー。

「デラヤ」。ヘ語,ウーデラーヤーフー。「エホバは[救出して]引き上げてくださった」の意。

「エホバは恵みを示してくださった; エホバは慈しみに富んでおられた」の意。ヘ語,ハナンヤーフー。

「エホバは返報」; または,「エホバの共与の犠牲」の意。ヘ語,シェレムヤーフー。

「エホバは与えてくださった」の意。ヘ語,ネタンヤーフー。

「わたしのともしびはエホバ」の意。ヘ語,ネーリーヤーフー。

「第九の月」。すなわち,キスレウ。ユダヤ人の太陰第9の月の流刑後の名称で,11月の後半から12月の前半に相当する。付録8ロ参照。

12節,「デラヤ」の脚注参照。

10節の脚注参照。

「エホバは闘った; エホバはねばり強かった」の意。ヘ語,セラーヤーフー。

14節,「シェレムヤ」の脚注参照。

または,「地の人」。ヘ語,アーダーム。

「の者たち」。ヘ語,イーシュ。

22:24の脚注参照。

34:19の脚注参照。

ヘ語,シェレムヤー。36:14,「シェレムヤ」の脚注と比較。

ヘ語,マアセーヤー。35:4,「マアセヤ」の脚注と比較。

「エホバは隠して[または,蓄えて]くださった」の意。ヘ語,ツェファンヤーフー。

「者たち」。ヘ語,アナーシーム。イーシュの複数形。

または,「脱走しようとしている」。

「ゲダリヤ」。ヘ語,ウーゲダルヤーフー。「偉大なり,エホバ」の意。

36:14,「シェレムヤ」の脚注参照。

「この人」。ヘ語,ハーイーシュ ハッゼ。

「わたしの王はエホバ」の意。ヘ語,マルキーヤーフー。

「エチオピア人」,七十訳,ウル訳; マソ本,シリ訳,「クシュ人」。

字義,「あなたの手に」。ヘ語,ベヨドカー。

字義,「この都市をあなたは……焼くでしょう」,マソ本; タル,七十訳,シリ訳,「この都市は……焼かれるでしょう」。

または,「廷臣の長; 従者の長」。ヘ語,ラヴ・サーリース。

または,「魔術師(予言術者; 占星術者)の長; 大いなる者たちの長」。ヘ語,ラヴ・マーグ。

または,「砂漠平原」。

3節,「ラブサリス」の脚注参照。

「主立った者たち」。または,「長たち」。ヘ語,ラッベー。

または,「君」。ヘ語,サーレー。

「エホバは与えてくださった」の意。ヘ語,ネタンヤーフー。

「と……エザヌヤ」。ヘ語,ウィーザンヤーフー,「エホバは耳を向けてくださる」の意。

「彼があなたを魂に至るまで討って」。すなわち,致命的に。ヘ語,ヤッケッカー ネフェシュ; ギ語,パタクセーイ スー プシュケーン; ラ語,インテルフィキアト アニマム トゥアム。付録4イ参照。

または,「王位の子孫」。

38:1,「ゲダリヤ」の脚注参照。

「投げ入れた」,シリ訳。9節参照。

「大きい水溜めであった」,七十訳; マソ本はこの箇所を次のように読む,「ところで,イシュマエルがゲダリヤの手によって(求めで)討ち倒した者たちのすべての死がいを投げ込んだ水溜めは,(アサ王が)」。

36:14,「ネタヌヤ」の脚注参照。

「エザヌヤ」,マソ本,タル訳,シリ訳,ウル訳; 七十訳,「アザリヤ」,43:2と同じ。

「自分の魂に対して」。ヘ語,ベナフショーテーケム; ギ語,プシュカイス; ラ語,アニマース。付録4イ参照。

付録4イ参照。

または,「その天蓋」; または,「そのじゅうたん」。

字義,「“太陽の家”」。ヘ語,ベート シェメシュ; ラ語,ドムス ソーリス; ギ語,ヘーリウー ポレオース,「“太陽の都市”」。

「ノフ」,マソ本; タル,シリ訳,「マファス(メンフィス)」; ウル訳,「メンフィス」。

「神々に」。ヘ語,レーローヒーム(leʼ·lo·him')。

「天の業(崇拝)のための」,約30のヘブライ語写本。7:18,「『女王』への」の脚注と比較。

字義,「注ぎ出すことがあるでしょう」。ヘブライ語ではこれは動詞の不定詞独立形。

「また」,マソ本; シリ訳,「そして女たちはみな答えて,言った」。

「およびこの地の民」。ヘ語,ウェアム ハーアーレツ。

「ネコ」。または,「ネカウ」。七十訳,ウル訳,「ネカオ」。

「クシュ」,マソ本; タル,シリ訳,「クシュ人」; 七十訳,「(そして,進み出よ,)エチオピア人の(戦士たちよ)」; ウル訳,「エチオピア」。

「不名誉」,マソ本,タル,シリ訳,ウル訳; 七十訳,「声」。

「その地」。ヘ語,ハーアーレツ。

「ノフ」,マソ本; タル(ア語),マフェース; 七十訳,ウル訳,「メンフィス」。

「これに向かって」,タル,七十訳,シリ訳,および100のヘブライ語写本。

または,「切っている」。

「ノからの」,マソ本; タル,ウル訳,「アレクサンドリアの」; 七十訳,「彼女の子」; シリ訳,「水の」。テーベとしても知られている。

または,「アメン」。マソ本,アーモーン,エジプト語。

「その魂」。ヘ語,ナフシャーム; ラ語,アニマム。付録4イ参照。

または,「地の人々」。ヘ語,ハーアーダーム。

「納まれ」。字義,「集められよ」。

「それ」,女性単数形。「剣」を指している。

「お前たちの魂」,単数形。しかし,集合的な意味で用いられている。ヘ語,ナフシェケム; ギ語,プシュカス; ラ語,アニマース。

「ねずの木」。ヘブライ語の意味は明確でない; 七十訳と一致させて訂正することにより,「野ろば」。

「お前」,女性単数形。モアブを指している。

字義,「モアブ」。

字義,「彼の」。

字義,「彼」。「モアブ」は1-9節では女性形。

「その(彼らの)」,男性複数形。モアブの男たちを指している。

ヘ語,ヤハツァー。

「あなた」,男性単数形。

「彼」,マソ本欄外; マソ本,「彼女」。

または,「その神々に」。ヘ語,レーローハーウ(leʼ·lo·hav'); ラ語,ディイース。

または,「どんなに打ち砕かれたことか!」

「お前」,男性単数形。

「マルカム」(「彼らの王」の意),マソ本; 七十訳,シリ訳,ウル訳,「メルコム」; 七十訳シナ写,バチ写,「メルコル」; タル,「彼らの王」。

「ガド」,マソ本,七十訳,シリ訳,ウル訳; タル,「ガドの地」; 七十訳シナ写,アレ写,バチ写,「ギレアデ」。

または,「その」。字義,「彼の」。

「それに依存する町々」。字義,「彼女の娘たち」。

「あなた」,女性単数形。

「理解のある者たち」,マソ本,これは七十訳,シリ訳と一致する; タル,ウル訳,およびマソ本のこの語を別の語の派生形と取ることにより,「子ら」。

または,「人々の中で」。ヘ語,バーアーダーム。

または,「地の人の子」。ヘ語,ベン・アーダーム。

「あなた方」,マソ本欄外,タル,七十訳,ウル訳,および100以上のヘブライ語写本; マソ本,シリ訳,「彼ら」。

「人」。ヘ語,イーシュ。

18節の脚注参照。

「エラムの」,マソ本欄外,タル,七十訳,シリ訳,ウル訳,および多くのヘブライ語写本; マソ本,「定めのない時まで」。

「バビロン」,七十訳,ウル訳; マソ本,タル,シリ訳,「バベル」。

「旗じるし」。ヘ語,ネース。

「ベルス」,七十訳。

「人も」。ヘ語,メーアーダーム。

または,「群れの前の雄羊と雄やぎ」。ウル訳,「群れの前の子やぎ」。

「カルデア」,七十訳,ウル訳; タル,シリ訳,「カルデア人の地」; マソ本,「カルデア人」,しかし,女性単数形の動詞を伴っている。

「二重の反逆」; または,「二重の苦々しさ」の意。

「彼らを買い戻す方(請け戻す方)」。考えを拡張すると,「彼らのために復しゅうをしてくださる方(正しさを立証してくださる方)」。ヘ語,ゴーアラーム; ラ語,レデンプトル エオールム。ヨブ 19:25と詩 19:14の脚注参照。

「この地」。ヘ語,ハーアーレツ。

「(それゆえ)龍」,ラ語,ドラコーネース。

「だちょう」。ヘ語,ベノート ヤアナー。レビ 11:16,「だちょう」の脚注と比較。

「人」。ヘ語,イーシュ。

または,「人々の子」。ヘ語,ベン・アーダーム。

「レブ・カマイ」。ヘ語,レーヴ カーマーイ,「わたしに向かって立ち上がる者たちの心」の意。これは,アトバシュと呼ばれる手法によるカルデア(カスディーム)の暗号書記法の名のようである。タル,「カルデア人の地」; 七十訳,「カルデア人」。25:26の脚注参照。

字義,「自分の神からの,万軍のエホバからの男やもめ」。

または,「そのとがのために沈黙させられては」。

または,「それ」,女性形。「杯」を指している。

または,「彼女の」。

「旗じるし」。ヘ語,ネース。

または,「監視」。

または,「監視たち」。

「ご自分の魂にかけて」。ヘ語,ベナフショー; ラ語,ペル アニマム スアム; 七十訳,「ご自分の腕にかけて」。付録4イ参照。

または,「はい回る翼のないいなご」。ヨエ 1:4の脚注参照。

「人」。ヘ語,アーダーム。

「産出的な地」。ヘ語,テーヴェール; 七十訳,「人の住む地」; ラ語,オルベム,「円」,すなわち,地の。

25:31,33の脚注参照。

または,「蒸気の満ちた雲」。

10:13,「水門溝」の脚注参照。

「風」。ヘ語,ルーアハ; ラ語,ウェントゥム; ギ語,フォース,「光」。

または,「息」。ヘ語,ルーアハ; ギ語,プネウマ; ラ語,スピーリトゥス。

または,「それらは呼気」。

「実に……杖」。または,「実に……部族」。ヘ語,ウェシェーヴェト。

「カルデア」,ウル訳; タル,「カルデア人の地」; マソ本,七十訳,シリ訳,「カルデア人」。

「旗じるし」。ヘ語,ネース。

または,「ショファル」。

「剛毛のあるいなご」。または,「剛毛のある,はい回る翼のないいなご」。ヨエ 1:4の脚注参照。

字義,「彼の」。

字義,「彼ら(人々)はその住居に火をつけた」。

字義,「隅から」。

「パピルスの舟」,わずかな訂正による; マソ本,「沼の葦; 葦の茂る池」。

または,「彼は龍のように」。

「わたし」,マソ本欄外,タル,シリ訳,ウル訳。

「あなた」,女性単数形。「シオン」または「エルサレム」を指している。

「歓喜させる」。訂正により,「気絶して倒れさせる」; タル,「強くないようにさせる」; 七十訳,「動転させる(ぼう然とならせる)」; ウル訳,「まどろませる」。

「彼らは第二の死を遂げ」,タル。

「バベル」,タル。25:26の脚注参照。

「それら」,女性形。「諸都市」を指している。

「人」。ヘ語,イーシュ。

または,「人々の子」。ヘ語,ベン・アーダーム。

「ベル」,マソ本,シリ訳,ウル訳; タル,「ベルの崇拝者たち(僕たち)」。

「彼らは第二の死を遂げ」,タル。

または,「必ずあらわにされ」。

「と共に」,マソ本,シリ訳,ウル訳; タル,「の派遣使節の一行に加わって」; 七十訳,「のもとから」。

字義,「休み場の君」。ヘ語,サル メヌーハー。

字義,「人から」。ヘ語,レメーアーダーム。

「この地の民のための」。ヘ語,レアム ハーアーレツ。

「[その海の]下にある十二の銅の雄牛,運び台」,マソ本,タル,ウル訳; 七十訳,「その海の下にある十二の銅の雄牛」; シリ訳,「その海の側の下にある十二の銅の雄牛」。

1キュビトは44.5㌢に相当した。

1指幅は1.85㌢に相当した。

字義,「風の側に」。

字義,「王の顔を見る者たちからの」。

「この地の民」。ヘ語,アム ハーアーレツ。

「人」。ヘ語,イーシュ。

七十訳と王二 25章は28-30節の内容を省いている。

「自分が王となった」。字義,「その王政」。ヘ語,マルクトー。

または,「席」。

「脱ぎ」。字義,「変え」。

「日々の分として」。字義,「一日の物がその日に」。

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