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目ざめよ! 1970
目70 5/22 26–27ページ

メキシコとバハマ諸島の「地に平和」大会短信

メキシコでは10個所でいっせいにその大会が開かれたのですか。そうです。1969年12月にそれらの大会を開くことは,前から計画されていたことです。中心部に適当な会場を手に入れることができなかったからです。それに,地域的に大会が開かれるならば,質素な暮らしをしている多くのメキシコ人の家族もらくに出席できるというものです。メキシコ中のエホバの証人は期待に胸をふくらませていました。大会開催地に住む証人たちは,あらゆる地方からやってくる出席者のために宿舎が必要なことを知っていたので,その準備にとりかかりました。多くの人を泊めるために増築したり,余分のベッドや毛布を買いととのえた人々さえいました。彼らは喜びをもって大会を待ち望みました。

メキシコ・シティではメキシコ競技場が会場になりました。この広い場所も,大会の主要な講演に出席した2万8,580人の聴衆で埋めつくされました。外国から来た人々のために別に英語の集会も設けられましたが,大会のプログラムはすべてスペイン語で行なわれました。この大会で人々は,メキシコのエホバの証人の数が1931年の82人から1969年10月の4万3,161人まで増加したいきさつをいろいろ知ることができました。

アカプルコでは,観光シーズンのまっ最中に,アレナ・コリセオで大会が開かれました。美しいアカプルコ湾で行なわれた225名のバプテスマは,行楽に興ずる大ぜいの一般人と大きな対照をなしました。主要な講演は,ものみの塔協会のN・H・ノア会長によって行なわれ,9,528名が熱心に聞きました。出席者たちが聞いたところによると,この地域には,わずか30世帯しか住んでいない一つの村があって,そこに25人の活発なエホバの証人がいるということです。

チアパス州のツクストラ・グティエレスでも「地に平和」大会が開かれました。この地域には1920年代に至るまで,聖書の真理の正確な知識が達しませんでした。現在ではこの町だけでも四つのエホバの証人のグループが,人々を啓発し教育する奉仕を熱心に行なっています。チアパス州全体では,人口500人に対しひとりの割でエホバの証人がいます。主要な講演には出席者が8,045人にふえました。この大会の会場として使用された闘牛場の支配人は,「この闘牛場の落成式の時だってこれだけの人は出席しなかった」と語りました。

カンペチェ湾沿岸

ユカタン州,カンペチェ州,クインタナ・ルー州を擁する,東部メキシコの半島は,メリダで開かれた大会の4,955名の出席者の奉仕を受けました。ここは熱帯で,12月でも暑い所です。そしてすぐにも行ける所にマヤ帝国の遺跡が無数にあります。この町でさえ,マヤの建築様式がスペイン人に明らかに影響を与えていることがわかります。

現住民の証人たちと一緒に腰をおろし,すばらしいプログラムに耳を傾けながら真の一致の喜びを味わうのは,ほんとうに心暖まるものでした。突き出た下あご,高いほほ骨,赤銅色のひふ,ややつり上がった目,直毛,ひげのないあご,1メートル47センチという平均身長など,インディオの特徴を備えた人がたくさん目につきます。彼らの衣装もまた色彩に富み,あでやかです。そしてなによりも彼らは謙そんで,親切です。

さてつぎは湾の向こうの港町タムピコです。この町は豊かな油田地帯にあります。ここには,「地に平和」大会に出席した,3,428名の代表を泊めるほどの宿舎がありませんでしたが,幸いに当局の親切な計らいによって,ある学校が使えることになり,そこに452人が泊りました。また全時間奉仕者たちの特別の教育集会もこの学校の講堂で行なうことができました。

海岸に沿って南下すると,古い港町ベラクルスに来ます。ここの大会には8,240人が出席しました。町から離れたところに住む10人のエホバの証人は,お金を出し合ってバスを1台借り切り,それで大会に通いました。聖書に関心をもつ新しい人々が30人も喜んで彼らといっしょに通いました。その時の証人たちの喜びを想像してください。

西と北

メキシコ・シティから北西650キロ余のところに,人口100万を越えるグアダラハラという都市があります。少なくとも420年の歴史をもつこの町でも,平和な大会が開かれました。町は標高1,452メートルの高地にあるので,出席者たちはすばらしい春のような気候を楽しみました。バラや,日よけになる木がたくさん茂っています。人々は保守的で宗教心が強いため,聖書教育の仕事は最近までかなり困難でした。しかし彼らもぼつぼつ勉強するようになり,聖書の真理を理解するようになりました。それで今では,市内に組織された証人のグループが16もあります。大会では主要な講演に4,900人集まりました。

モンテレーの大会には1万724人が出席しました。ここではエホバの証人とまったく無関係の一家族が,バプテスマのために野外プールを貸してくれました。その日この家族は,273名がバプテスマを受けるのを最前列の席にすわって見ていました。母親はいろいろ質問をしました。そして,見聞きしたことにすっかり満足し,うちの家族とも聖書の勉強をしてくださいと頼みました。

シウダッド・オブレゴンの大会に出席した5,960人の中には,一群のサーカス団員がいました。このサーカス団の団長と団員のほとんどはエホバの証人です。そこで彼らはいくつかの契約を解消し,道具を安全な場所にしまって置いて,大会のすべての集会を楽しみ,劇にまで参加しました。

「大会が終わるのは残念だ。人の生活はいつもこうあるべきだ」。こう語ったのは,6か月前までローマ・カトリック教会の司祭をしていた人でした。彼は北部メキシコのシウダド・フアレスで開かれた大会の出席者4,879名のひとりでした。寒くて風が強かったにもかかわらず,屋外で開かれたこの大会は,出席者たちにとってほんとうに祝福となりました。風に混じって雪が降りましたが,それでも,彼らは毛布にくるまって,集会中席を動かず,演壇に注意をそそいでいました。

メキシコにおける「地に平和」大会もほんとうに平和で,教訓的なものでした。大会の主要な講演に出席した人の合計は8万9,239名で,バプテスマを受けた人は全部で2,757名でした。確かにすばらしい成果でした。

バハマ諸島

メキシコで大会が始まる1か月前,代表たちはナッソーに到着していました。一度も使われたことのない飛行機の格納庫で開かれる大会を楽しむためです。その格納庫は,清潔で美しい大きな御国会館に早変わりしていました。425人の地元のエホバの証人たちは,外国からの訪問者の出席をたいへん喜びました。明るいひとみの利口そうな子どもたちも,集会の間ずっと静かにすわっていました。主要な講演では出席者がふえつづけ,最高1,066人に達しました。22年前この土地に来た証人たちの喜びが想像できます。また22人がバプテスマを受け,今後の御国伝道活動に拍車をかけるべく張り切っている奉仕者すべてに,いっそうの励みを与えました。

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