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目ざめよ! 1970
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世界展望

徴兵免除を支持するアメリカの最高裁

◆ 徴兵を免除される資格のあるのはどのような人々であろうか。アメリカの最高裁判所は,去る6月15日,道徳的および倫理的な理由であらゆる戦争に対して良心的なとがめを感ずる人は,徴兵を免除される権利を持つとの裁定を下した。同最高裁において,5対3で可決された,選抜徴兵制法の新解釈によれば,「戦争の手段の一部になる場合,道徳・倫理あるいは宗教上の強い信念により,良心のとがめを絶えず感ずる人はすべて,兵役から免除される」。また同裁判所の裁定は,人が巧妙な手段・実用主義・便宜主義に訴えて,兵役を免除されることはないであろうと述べている。

エホバの証人の1970年度地域大会開かる

◆ 去る6月25-28日の4日間にわたり,アメリカ,オレゴン州ユージンで,エホバの証人の「善意の人々」地域大会が開かれた。大会最終日には,16,370名が出席し,「御国によって人類を救う」と題する公開講演を聞いた。この大会を皮切りに,アメリカでは今年の夏,これと同じ大会が,ユージンを含め36か所で開かれ,また世界の各地でも催された。

競争,それは「人類にとって最大の悲劇」

◆ 人間が,全人類を益することに失敗している証拠はいたるところにある。つきまとう戦争への恐怖・人口過剰・貧困・汚染といった問題は,人間に自己の失敗をいやというほど見せつける。カナダ,ブリティシュ・コロンビア州のネルソンにある,ノートルダム大学の総長で,かつて国連技術顧問局長を務めたことのあるヒュー・L・キーンリィサイド博士は,人類にとって最大の悲劇は,その社会が,協力的な提携にではなく,対抗的な競争の上に成り立っていることであると語った。同博士によれば,「世界中の政府が,国連を通して平和を得るために費している金額は,ニューヨーク市が,ゴミを処理するために浪費している金額よりも少ない」という。

警察官の抗議

◆ 去る6月初旬,スウェーデンのストックホルム市は,取締りが大幅にゆるんでいると報じられた。手当てや労働時間に関する要求に応じず,話し合いを拒んだ政府に対して,警察官が抗議を行なったためである。警察官がストライキをするのは違法であるため,彼らは自発的な時間外勤務の拒否や,病気を理由に欠勤届けを出すという手段に訴えた。6月7日,警察官のいない街頭で,車を連らねた強盗の一味が,ストックホルム市内を暴れ回ったそうである。ガソリンスタンド・酒屋・遊園地などが暴力団に襲われた。

伝染病の中で第2位

◆ かつて,性病は制御でき,撲滅されると考えられていた。しかし,今日,アメリカで性病は,流行病といってもよいほど広がっている。届け出のあった,梅毒とりん病の患者数は,昨年,10%以上も増加し,529,575名という驚くべき数に上った。権威筋によれば,保健所に届け出のあるのは実際の患者数の3分の1以下であろうと推定されている。梅毒は,伝染病の中で死因第2位となった。

教会が経営する事業

◆ アメリカの内国税収入局前長官,モーティマー・M・カプリンは,下院の歳入委員会で次のように証言した。「多くの教会は,積極的な態度で金もうけに務めている。たとえば,ポピュラーなレコードの卸し販売をしている教会・スポーツ衣料品および一般衣料品を生産する企業を少なくとも七つ手に入れた教会・移動家屋の製造と穴あけ機械の会社を経営している教会がある。その他,不動産開発業に乗り出したり,石油倉庫を営んだり,多種類の製造業を手広く経営したりしている教会がある」。ぶどう酒製造から,バプテスト派のスケート・リンク,体育館,ボーリング場に至るまで,教会が携わっている事業の種類は驚くほど多く,これ以外にも,電子関係の会社・ガードル会社・スーパー・マーケット供給元,学校・ホテル・衣料品業界・保健会社・葬儀屋・墓地などにも教会は投資している。これらはすべては,イエス・キリストと使徒たちの生き方と模範が示している,主のわざと言えるだろうか。

麻薬の常習に要する費用

◆ 麻薬常習者によって,ワシントン市だけでも1日に100万ドル(3億6,000万円)が麻薬に費やされるという。一方,泥棒・強盗・窃盗が激増しているため,商人は食品の価格を10%引き上げ,医師たちは事務所に警備員を配置せざるをえなくなった。アメリカの,サンフランシスコ・ハイト-アシュベリ病院の前理事,ロジャー・C・スミス博士は,彼の患者,35人が1日に服用する麻薬は2,300ドル(82万8,000円)を上回ると述べた。盗んだ品物は高く売れないので,この35人の麻薬常習者だけでも,毎日,1万ドル(360万円)相当の品物を盗まなければならなかった。ジョンズ・ホプキンズ病院麻薬乱用研究所の推定によれば,バルチモア市の麻薬患者は年間5億ドル(1,800億円)に及ぶ盗みを働き,これをひとりの患者について計算すると,平均5万ドル(1,800万円)になるという。この割合で行けば,ニューヨークに住む10万人の麻薬常習者は,1年に50億ドル(1兆8,000億円)の盗みをしていることになる。1日に100ドル(3万6,000円)相当の麻薬を服用していた,かつての常用者は,つぎのように語っている。「わたしは1日に三,四時間の睡眠をとり,あとの時間は,動き回りました。四六時中,麻薬のために生きていました」。盗みを働く者は悪い。しかし,盗品であることが目に見えている物やその疑いのある物を買う人々についてはどうであろう。非難されるべきである。

「奇跡的に生きのびている」人類

◆ 人間は今世紀の終わりまで持ちこたえるであろうか。科学者たちは,その可能性を真剣に疑っている。生態学者,ポール・R・エーリッヒ博士は,人類を救うための手を打つには,「もはやおそすぎるかもしれない」と率直に語り,生物学者でノーベル賞受賞者のアルバート・ツェント-ギオルギィ博士は,「今日,わたしたちは絶滅の途上にある」と言明している。動物学者,ウェイン・デビスによれば,「アメリカ人は,地上の他の人々に比べて,ずっと速く有毒な物質を吐き出している。地球上の文明は向こう10年間に滅びようとしているが,その滅びは,まずアメリカを襲うであろう」。同氏は,結論として,「わたしたちは奇跡的に生きのびているのである」と述べた。

宇宙からの帰還

◆ ソユーズ9号に乗った,ソ連の宇宙飛行士ふたりは,地球のまわりを約18日間回って,宇宙飛行の新記録を樹立し,帰還したが,地球の生活に慣れるのが容易ではなかった。長時間無重力状態にいたため,異常なほど大量の血液が腹部および胸部の大静脈に流れ込み,いくつかの好ましくない連鎖反応を引き起こしたことが明らかにされた。ある専門家によれば,「高まった血圧はすぐに下がらないため,正常に戻るには時間がかかる」という。

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