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目ざめよ! 1975
目75 4/8 28–29ページ

世界展望

“非現実的”になっている飢え

◆ クリスチャン・バーティアは,欧米人にとって飢えは相変わらず“非現実的”なもので,「食糧は少し高くなったが,今まで通り十分あるのである」と,ニューデリーのヒンダスタン・タイムズ紙の中で述べている。インドの3分の1の人口を擁するだけの米国が,その13倍の肥料を使っていることを彼は指摘した。他方,欧米人にとって飢えが現実的なものと思えない別の理由をバーティアは認め,次のように述べている。「アメリカ人が一週間に一日肉なしで済ませるならば,インドの需要を満たすだけの穀物を節約できる,と最近ある講演者が述べた際,聴衆の一人が,[インド政府の指導者たち]は何をやめたのかと辛らつな口調で質問した。意味深いことに,聴衆はこの巧みな質問に対していっせいに拍手を送った」。

統率力を失う宗教

◆ 最近の世論調査の示すところによると,英国の住民の大半は宗教に満足していない。なぜだろうか。それは単に,宗教信条も他のあらゆる事柄同様,変化しなければならないからだろうか。ザ・タイムズ・オブ・インディア紙が与えている回答によると,それを肯定も否定もできる。「変化はもちろん避けられないことであるが,変化の理由となる幾つかの事柄は考慮に価する。主要な勢力としての宗教がその旧来の統率力を失った主な理由は,政治,経済,そして科学が指導的な立場を占めるようになったことにある。宗教の指導力は,時代の流れに従って変化する能力を持っていないことや新しい疑問に回答したり,新しい問題を解決したりする点で十分満足のゆくものでないことを,世界の至る所で示している」。

生命の事実

◆ 子どもは性についてどのように教えられるべきだろうか。だれが子どもに教えるべきだろうか。世界じゅうの親たちはこの問題に直面している。日本でのある調査によると,インタビューに応じた親たちの68%は,性について子どもに話したことさえなかった。この問題をあからさまに話し合うよりも,子どもに読ませるために小冊子をそれとなく置いておくことを好む親が多いと言われる。一方,イスラエル,オランダ,そしてスウェーデンでは,学校で性教育が行なわれており,スウェーデンの12歳の児童のための教科書には,避妊具の写真が載っている。同国の教師たちは自分の個人的な見解に従って説明することが許されている。クリスチャンは,本来,親がその責任を負うべきことを知っている。

中国での教会

◆ 現在,中国本土に宣教者が入れないのはなぜだろうか。それは,中国で教会の存在がまだ許されていた間のキリスト教世界の非クリスチャン的行為のためである,と「アメリカ」誌の最近の一記事は述べている。カトリック教徒の作家ジュリア・チンは,教会の宣教師たちが,「帝国主義勢力やその砲艦外交そして不平等条約下の権益」などとあまりにも密接に結び付いていたことを認めている。同女史はこう付け加えている。「中国における宣教の失敗の責任の大半は,宣教師と西欧のクリスチャンたち自身にあるということは……徳義心を持つ,思慮深い教会人多数の間でますます一致した意見となってきている」。

娯楽

◆ ロンドンでは,舞台劇をよく見に行く人にとって,一晩の観劇が非常に高くつくようになった。ウエストエンドの劇場の話によると,今は一等席が7ドル(約2,100円)であるが,間もなく9ドル60セントから12ドル(約2,880円から3,600円)になるかもしれない。なぜだろうか。上演にかかる費用が上がっているからだ。例えば背景を作るための木材の価格は一年で倍になった。一方,ニューヨークの人々は4ドル(約1,200円)ずつ払って新作の“流行”映画を見るため劇場のまわりに列をなす。そのお金で観客は何を見させられるのだろうか。それは,「かろうじて芸術という名の仮面をかぶっている不健全なもの」とザ・ウオール・ストリート・ジャーナル紙が評する成人向きの映画である。恋人同士が互いに殴り合い,相手に壊れたガラスの上を歩かせる。同ジャーナル紙はこう付け加えている。「我々は次の流行ショーの出現を心配しながら待つのみである」。

超大型タンカー

◆ 船自体の重さが何百トンという単位で計られる油送船,超大型タンカーは,1967年のスエズ運河閉鎖以来珍らしいものではなくなった。それら巨大な船舶は,アフリカの喜望峰を回り,小さな船よりもより経済的に石油を輸送できる。しかし南アフリカ生まれのノーエル・モスタートは,近著「超大型船」の中で,証明ずみの技術水準を超えたものが多過ぎると論じている。未熟な航海士がかじを取ることや,またここ数か月の間に航海術の規準が緩和されたなどの理由で,1974年の最初の3か月間に海上でタンカーの故障が112件もあった,と同氏は述べている。超大型タンカーの排出する膨大な量の油は,海洋汚染の主な原因の一つともなっている。

背中の手術は必要か

◆ アメリカの外科医W・R・ハッジンズ博士は米国外科医師会の大会で,背中に痛みを持つ人が必要としているのは手術よりもむしろ横になって休むことである,と述べた。なぜだろうか。背中の痛みの大半は,椎間板の衰弱によって起こるのであって,椎間板が外れたり,破裂し(ヘルニアになっ)たりするためではないからである。椎間板の衰弱は普通の老化の一部であって,予期すべきものである,と同博士は述べた。椎間板ヘルニアの手術の「失敗率」は5%ほどであるが,そのような患者の4割は椎間板衰弱の問題を持っており,手術によってはよくならない。

証拠か,それとも感情か

◆ 最近エチオピアで発見された古い顎骨のかけら数片は,進化論の世界をまたもやひっくり返してきた。その発掘調査を行なった指導者は,「人間の起源に関するこれまでの学説はすべて,今や完全に改訂されなければならない」と述べた。人類学者リチャード・リーキーが,「それは絶対にオーストラロピテクスではないと述べている」ことに注目した著名な人類学者デービッド・ブローズは次のように述べている。「それらが何であるかを決めるには,われわれは恐らく何年間も議論しなければなるまい。しかも,その議論は実際の証拠よりも個々の理論を頼りにするものとなろう」。

手術の近代化

◆ 最近,輸血なしで行なう手術の利点のゆえに,最新の医療方式を取り入れる病院が増えている。マサチューセッツ総合病院のMGHニューズ紙は,同病院が献血された血液に代わる「代用物質の分野を開拓している」旨報じた。その記事によると,同病院の医師は「献血された血液に患者がさらされる事態を制限する」技術によって,「肝炎の伝染の危険」を減少させており,「その他手術上の有利な条件をしばしばもたらしている」。その技術は,「元来……エホバの証人の見解に応ずるために考案されたもの」であるが,それが非常な成果を上げたためある種の手術では,「献血による輸血に完全に取って代わるものとなろう」と,報じられている。

“最も重要な健康法”

◆ 「喫煙の習慣」と題する本の書評の中で,サイエンス誌は次のように述べている。「紙巻きたばこを吸うことが直接の原因とされ得る病気,身体障害,死,不妊などの総計はまさに驚くべきものであり,見通し得る将来に我々に残された最も重要な健康法の一つは……喫煙量を減らすことであるとも言える。米国における35歳から59歳までの男子の死亡者の三分の一は,喫煙者の死亡率が喫煙しない人と同じであったら死なないですんだであろう」。

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