ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 調25 98–108ページ
  • 10月

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 10月
  • 聖書を毎日調べる 2025
  • 副見出し
  • 10月1日,水曜日
  • 10月2日,木曜日
  • 10月3日,金曜日
  • 10月4日,土曜日
  • 10月5日,日曜日
  • 10月6日,月曜日
  • 10月7日,火曜日
  • 10月8日,水曜日
  • 10月9日,木曜日
  • 10月10日,金曜日
  • 10月11日,土曜日
  • 10月12日,日曜日
  • 10月13日,月曜日
  • 10月14日,火曜日
  • 10月15日,水曜日
  • 10月16日,木曜日
  • 10月17日,金曜日
  • 10月18日,土曜日
  • 10月19日,日曜日
  • 10月20日,月曜日
  • 10月21日,火曜日
  • 10月22日,水曜日
  • 10月23日,木曜日
  • 10月24日,金曜日
  • 10月25日,土曜日
  • 10月26日,日曜日
  • 10月27日,月曜日
  • 10月28日,火曜日
  • 10月29日,水曜日
  • 10月30日,木曜日
  • 10月31日,金曜日
聖書を毎日調べる 2025
調25 98–108ページ

10月

10月1日,水曜日

天からの知恵を持つ人は……進んで従い[ます]。(ヤコ 3:17)

誰かに従うのを難しく感じることがありますか。ダビデ王はエホバに,「あなたに進んで従う気持ちを私の内に呼び起こしてください」と祈りました。(詩 51:12)ダビデはエホバを愛していましたが,従うのを難しく感じることがありました。私たちもそういう時があります。生まれつき,従うことに抵抗を感じる傾向を持っているからです。さらに,エホバに反抗したサタンが,私たちにも同じことをさせようといつも仕向けてきます。(コリ二 11:3)そして,この世界は「不従順な人たちに行き渡ってい[る]」反抗的な「精神」であふれています。(エフェ 2:2)それで,私たちは自分の罪の傾向と闘うだけでなく,反抗させようとするサタンやこの世界からの圧力にも抵抗しなければなりません。エホバやエホバが権威を与えている人たちに従うためには,真剣な努力を払う必要があります。塔研23.10 6ページ1節

10月2日,木曜日

あなたは上等のぶどう酒を今まで取っておいたのですね。(ヨハ 2:10)

イエスが水をぶどう酒に変えた奇跡から,謙遜さの大切さが学べます。イエスは,水をぶどう酒に変えたことを自慢したりしませんでした。実際,イエスは自分がしたことを自慢することなど一度もありませんでした。いつもエホバが称賛されるようにしていました。(ヨハ 5:19,30; 8:28)私たちもイエスに倣って謙遜であるなら,自分のしたことを自慢したりはしないでしょう。自分を高めるのではなく,素晴らしい神であるエホバのことを誇るようにしましょう。(エレ 9:23,24)いつもエホバが称賛されるようにしたいと思います。エホバの助けがなければ,私たちは何一つ成し遂げることができないからです。(コリ一 1:26-31)謙遜であれば,自分がほかの人のためにしたことを得意げに話したりはしないはずです。エホバが私たちのしたことを見て高く評価してくれていることを喜べます。(マタイ 6:2-4と比較。ヘブ 13:16)イエスのように謙遜であるなら,エホバに喜んでいただくことができます。(ペテ一 5:6)塔研23.04 4ページ9節,5ページ11-12節

10月3日,金曜日

自分のことばかり考えずに,他の人のことにも気を配りましょう。(フィリ 2:4)

パウロは聖なる力に導かれて,他の人のことにも気を配るように,と教えました。このアドバイスを集会の時にも意識することができます。ほかの人たちも同じようにコメントに参加したいと思っていることを忘れないようにしましょう。次のように考えてみましょう。友達と話をする時,自分ばかり話して会話を独占したりするでしょうか。そんなことはしないはずです。ほかの人たちの話もぜひ聞きたいと思うことでしょう。同じように,集会でもできるだけたくさんの人がコメントできたらいいと思いませんか。兄弟姉妹が自分の信仰を語れるようにするなら,兄弟姉妹を元気づけることに貢献できます。(コリ一 10:24)それで,短いコメントを意識するようにしましょう。そうすれば,もっとたくさんの人がコメントできます。また,1度のコメントでたくさんの点を含め過ぎないようにします。短いコメントだったとしても,全ての要点を言ってしまうなら,ほかの人たちはコメントすることがなくなってしまうかもしれません。塔研23.04 22-23ページ11-13節

10月4日,土曜日

私は良い知らせのために全てのことを行います。良い知らせを人々に伝えるためです。(コリ一 9:23)

ほかの人を助けること,特に伝道を行うことの大切さを忘れないようにしましょう。伝道を行うとき,柔軟であることは大切です。私たちが会う人たちは,信じていることも育った環境もさまざまです。相手に合わせて伝道したパウロの手本に倣うようにしましょう。イエスはパウロを「異国の人々への使徒」に任命しました。(ロマ 11:13)それでパウロは,ユダヤ人にもギリシャ人にも,高い教育を受けた人にもそうでない人にも,そして高官や王にも聖書の真理を伝えました。そうしたさまざまな人たちの心を動かすために,「あらゆる人に対してあらゆるものに」なりました。(コリ一 9:19-22)相手の文化や育った環境や信じていることについてよく考え,それに合わせて教え方を変えました。私たちも相手の必要に合わせた方法で教えるなら,もっと上手に伝道を行えるようになります。塔研23.07 23ページ11-12節

10月5日,日曜日

主の奴隷は争う必要はありません。必要なのは,誰にでも穏やかに接すること[です]。(テモ二 2:24)

温和な人は決して弱いわけではありません。強い心を持っていて,問題にぶつかっても穏やかでいることができます。温和は「聖なる力が生み出すもの」です。(ガラ 5:22,23)「温和」と訳されるギリシャ語は,飼いならされた野生の馬を指して使われることもあります。そのような馬を想像してみてください。おとなしくなったものの,弱くなったわけではありません。私たちも,温和で強い人になることができます。でも,自分の力でそうなることはできません。聖なる力を求めて祈り,温和な人になれるように助けてください,とお願いすることが大切です。実際,エホバの助けによって,多くの兄弟姉妹が厳しい意見にも穏やかに応じてきました。その結果,エホバの証人に良い印象を持つようになった人もいます。(テモ二 2:24,25)塔研23.09 14ページ3節

10月6日,月曜日

私は祈り,エホバは願いをかなえてくださいました。(サム一 1:27)

使徒ヨハネは幻の中で,24人の長老が天でエホバを崇拝している様子を見ました。長老たちはエホバのことを,「栄光と栄誉と力」を受けるのにふさわしい方だと言って賛美していました。(啓 4:10,11)忠実な天使たちもエホバを賛美しています。天でエホバのそばにいて,エホバのことをよく知っているからです。エホバの行動から,エホバがどんな方かが分かります。それで,天使たちはエホバが行うことを見る時,ますますエホバを賛美したいという気持ちになるのです。(ヨブ 38:4-7)私たちもエホバを賛美したいと思います。祈りの中で,エホバのどんなところが好きでどんなところが素晴らしいと思っているかを伝えることができます。聖書を学ぶ時には,エホバがどんな方かに注目しながら読むようにしましょう。そして,感動したことをエホバに祈りで伝えることができます。(ヨブ 37:23。ロマ 11:33)また,エホバが自分や仲間をどのように助けてくださっているかを考えると,エホバを賛美したいという気持ちになります。(サム一 2:1,2)塔研23.05 3-4ページ6-7節

10月7日,火曜日

エホバに仕える人にふさわしい歩み方を[する]。(コロ 1:10)

1919年,エホバに仕える人たちは大いなるバビロンに捕らわれていた状態から自由になりました。その年,「忠実で思慮深い奴隷」が任命されました。(マタ 24:45-47。イザ 35:8)彼らは,開通したばかりの「神聖な道」に誠実な人たちを迎え入れました。すでに整地作業が行われていたので,この道を歩み始めた人たちは,エホバやエホバのお考えについてたくさんのことを知ることができました。(格 4:18)そして,エホバの望まれることに自分たちの生き方を合わせることもできました。もちろんエホバは,何もかも一度に変えるよう求めていたわけではありません。時間をかけて,自分に仕える人たちを少しずつ整えていきました。そして将来,私たちは全ての点でエホバに喜ばれることを行えるようになります。そのことを考えると,本当に楽しみではないでしょうか。どんな道も,定期的なメンテナンスが必要です。「神聖な道」も,1919年以降整備が続けられてきました。少しでも多くの人が大いなるバビロンから出られるようにするためです。塔研23.05 17ページ15節,19ページ16節

10月8日,水曜日

私は決してあなたを離れ[ない]。(ヘブ 13:5)

統治体のさまざまな委員会の援助者は,トレーニングを受けてすでに重い責任を忠実に果たしています。このように,選ばれた人たちが天に行った後もキリストの羊が世話を受けられるよう準備が整えられています。選ばれた人たちが大患難の終わりごろに天へ行った後も清い崇拝はずっと続いていきます。エホバに仕える人たちをイエス・キリストが導いてくれるからです。その時,私たちは諸国家の連合体であるマゴグのゴグからの攻撃を受けます。(エゼ 38:18-20)でもその攻撃は一時的なものです。エホバを崇拝することをやめさせることは決してできません。エホバは必ずご自分の民を救い出します。使徒ヨハネは幻の中で,キリストのほかの羊である「大群衆」を見ました。それは「大患難から出てくる」人たちを表していました。(啓 7:9,14)それで,エホバが大群衆を必ず守ってくださることを確信できます。塔研24.02 5-6ページ13-14節

10月9日,木曜日

聖なる力の働きを妨げてはなりません。(テサ一 5:19)

どうすれば聖なる力を与えてもらえるでしょうか。祈ること,聖書を学ぶこと,エホバの証人としての活動を熱心に行うことが大切です。そうするなら,「聖なる力が生み出すもの」を身に付けることができます。(ガラ 5:22,23)エホバは,考え方と行動が清い人だけに聖なる力を与えます。汚れたことを考えたり行ったりするようになるなら,聖なる力を受けられなくなります。(テサ一 4:7,8)さらに,「預言を軽く扱」わないようにする必要もあります。(テサ一 5:20)ここで言う「預言」とは,エホバが聖なる力を用いて私たちに伝えるメッセージのことです。それには,エホバの日に関することや,終わりが近いことも含まれています。自分が生きている間にハルマゲドンが来ることはない,と考えないようにしましょう。正しいことを行い,「神への専心を行動に表」すなら,エホバの日についていつも考えることができます。(ペテ二 3:11,12)塔研23.06 12ページ13-14節

10月10日,金曜日

知恵はエホバへの畏れから始まる。(格 9:10)

クリスチャンである私たちは,ポルノが目に飛び込んできたならどうすべきでしょうか。すぐに目を背けるべきです。エホバとの友情が一番大事だということをいつも意識しているなら,こうしたきっぱりとした行動を取ることができます。一般的にはポルノと考えられていない画像であっても,不道徳な欲望を湧き上がらせる場合があります。そうしたものも避けるべきなのはどうしてでしょうか。たとえ小さなことであっても,心の中で姦淫を犯すことにつながるようなことはしたくない,と思っているからです。(マタ 5:28,29)タイで長老として奉仕しているデービッド兄弟はこう言います。「『これはポルノではないかもしれないけれど,見続けるならエホバは喜ぶだろうか』と考えるようにしています。そうすることで,良い決定ができています」。エホバを悲しませたくないという気持ちがあるなら,賢く行動することができます。聖書に,「知恵はエホバへの畏れから始まる」と書かれている通りです。塔研23.06 23ページ12-13節

10月11日,土曜日

私の民よ,行って,奥の部屋に入り[なさい]。(イザ 26:20)

この「奥の部屋」は会衆を表しているようです。私たちは仲間と一致してエホバに仕え続けるなら,大患難の時にエホバに守ってもらうことができます。それで,兄弟姉妹とただ仕方なく一緒にいるというのではなく,愛を強めるように努力する必要があります。私たちの命が懸かっているのです。「エホバの大いなる日」は,全ての人にとって苦難の時となります。(ゼパ 1:14,15)エホバに仕える人たちも大変な経験をすることでしょう。でも,今用意をしておくなら,そうした中でも穏やかな気持ちでいることができ,ほかの人を助けることもできます。どんな問題にぶつかるとしても,忍耐することができるでしょう。仲間が困っているなら,思いやりを示し,必要な物を分け合うことができます。そして,今仲間への愛を強めているなら,大患難の時にも愛を示せるでしょう。そうするならエホバは,どんな問題や大変な経験も思い出されることのない新しい世界で,私たちが永遠に生きられるようにしてくださいます。(イザ 65:17)塔研23.07 7ページ16-17節

10月12日,日曜日

[エホバ]が,皆さんをしっかりした人,強い人,揺らぐことのない人にしてくださるのです。(ペテ一 5:10)

聖書には,エホバに忠実に仕えた強い人について記録されています。でもそのような人たちも,自分は強いといつも思っていたわけではありません。例えばダビデは,「山のように強く」なったと感じたこともあれば,「私はおびえました」と言ったこともあります。(詩 30:7)サムソンは並外れた力を持っていました。でも,それはエホバが力を与えてくださっているからだ,ということを理解していました。それで,エホバの助けがなければ「力を失って弱くなり,みんなのようになる」と言いました。(裁 14:5,6; 16:17)ダビデもサムソンも,エホバが力を与えていたからこそ強い人になることができたのです。パウロも,エホバからの力が必要だと分かっていました。(コリ二 12:9,10)パウロは病気と闘っていました。(ガラ 4:13,14)正しいことをするのが大変だと感じたこともあります。(ロマ 7:18,19)心配や不安を感じることもありました。(コリ二 1:8,9)でもパウロは,「私が弱い時,私には力がある」と言うことができました。エホバがパウロに必要な力を与え,強い人にしたからです。塔研23.10 12ページ1-2節

10月13日,月曜日

エホバは心の中を見る。(サム一 16:7)

自分には価値がないと感じる時,エホバご自身が私たち一人一人を引き寄せてくださったということを思い出しましょう。(ヨハ 6:44)エホバは私たちが自分でも気付かないような良いところに注目し,心の中までも知ってくれています。(代二 6:30)そういうエホバが私たちのことを大切に思っていることを伝えてくれるのであれば,それを信じたいと思いませんか。(ヨハ一 3:19,20)真理を学ぶ前にしてしまったことが原因で,罪悪感を感じている人もいます。(ペテ一 4:3)心を込めてエホバに仕えていても,自分の弱さと闘わなければいけない場合もあります。あなたも,エホバは自分のことを許してくれていないと感じることがありますか。そう感じるとしても大丈夫です。エホバに仕える人たちの中にも,同じような気持ちになった人たちがいます。例えば,パウロは自分の至らなさについて考えて,とても惨めな気持ちになりました。(ロマ 7:24)罪を悔い改めてバプテスマを受けていましたが,自分のことを「使徒のうち最も小さな者」とか「罪人の中でも最も罪深い者」と言っています。(コリ一 15:9。テモ一 1:15)塔研24.03 27ページ5-6節

10月14日,火曜日

民は……エホバの家を捨て[た]。(代二 24:18)

エホアシュ王の例から,エホバを愛し,エホバに喜ばれることを行いたいと思っている人を友達にすることの大切さを学べます。そのような友達は,良いことを行うよう助けてくれます。どんな年齢の人とも友達になることができます。エホアシュも,自分よりずっと年上のエホヤダを友としていました。友達を選ぶ時には,次のように考えてみましょう。「この人はエホバへの信仰を強める助けになってくれるだろうか。エホバの基準を守るよう一緒に頑張ってくれるだろうか。エホバや聖書の真理についてよく話しているだろうか。エホバの基準を大切にしているだろうか。必要な時には勇気を持って助言してくれるだろうか」。(格 27:5,6,17)エホバを愛していない人は,あなたにとってためになる友達とは言えません。エホバを愛する人と友達になるなら,その人は必ずあなたの助けになってくれるでしょう。(格 13:20)塔研23.09 9-10ページ6-7節

10月15日,水曜日

私はアルファであり,オメガである。(啓 1:8)

アルファはギリシャ語のアルファベットの最初の文字で,オメガは最後の文字です。「アルファであり,オメガである」という言葉から,エホバが始めたことは必ず成功に終わる,ということが分かります。エホバはアダムとエバを造った後,2人にこう言いました。「子を生み,増えて,地上全体に広がり,地球を管理しなさい」。(創 1:28)エホバがこの言葉を語った時が「アルファ」となりました。そして,エホバの考えていることが実現し,完全になったアダムとエバの子孫が地球全体に広がって地球を楽園に変える時,それが「オメガ」となります。エホバは「天と地と全てのもの」を造り終えた後,1つの保証を与えました。地球と人間についてご自分が考えていたことを成し遂げるために,7日目を取り分けたのです。それで,その日が終わる時までに,エホバが考えていたことが全てその通り実現します。塔研23.11 5ページ13-14節

10月16日,木曜日

エホバの道を整えよ! 私たちの神のために,砂漠を通る真っすぐな街道を造れ。(イザ 40:3)

バビロンからイスラエルまでの道のりは,4カ月かかる大変なものでした。でもエホバは,障害となるものを道から除き去ると約束しました。エホバを愛するユダヤ人は,どんな犠牲を払うことになるとしても,イスラエルに帰ることには大きな価値がある,と思っていました。それは,エホバの崇拝に関係があったからです。バビロンにはエホバの神殿は一つもありませんでした。モーセの律法で求められている犠牲を捧げるための祭壇も,祭司職の取り決めもありませんでした。また,異教の神々を崇拝する人たちは,ユダヤ人よりもはるかに多く,エホバのこともエホバの基準も全く気に掛けない人たちでした。それで,エホバを愛するユダヤ人は,故郷であるイスラエルに戻って清い崇拝を回復させたいと心から願っていました。塔研23.05 14-15ページ3-4節

10月17日,金曜日

光の子供として歩んでください。(エフェ 5:8)

「光の子供として」歩み続けるためには,聖なる力による助けが必要です。なぜなら,この不道徳な世の中で清い状態を保つのは簡単なことではないからです。(テサ一 4:3-5,7,8)聖なる力は,世間一般に見られる哲学や神の教えと合わない考え方を退ける助けになります。また,「あらゆる善いことと正しいこと」を行えるようにも助けてくれます。(エフェ 5:9)聖なる力を与えてもらうためには,祈ることが大切です。イエスは,エホバが「ご自分に求めている人に聖なる力を与えてくださる」と言いました。(ルカ 11:13)集会でエホバを賛美する時にも,聖なる力をもらうことができます。(エフェ 5:19,20)聖なる力の感化を受けるなら,エホバに喜ばれる生き方ができます。塔研24.03 23-24ページ13-15節

10月18日,土曜日

求め続けなさい。そうすれば与えられます。探し続けなさい。そうすれば見つかります。たたき続けなさい。そうすれば開かれます。(ルカ 11:9)

辛抱強さがもっと必要なら,祈ってください。辛抱強さは聖なる力が生み出すものの1つです。(ガラ 5:22,23)それで,辛抱強さを身に着けられるよう,聖なる力を求めてエホバに祈ることは大切です。辛抱強さが必要となる状況に直面したなら,聖なる力を「求め続け」ましょう。(ルカ 11:13)エホバと同じように物事を見ることができるよう祈ることも大切です。祈ったなら,自分でもできる限りのことをしていきましょう。祈って努力すればするほど,もっと辛抱強い人になれるようエホバが助けてくださいます。聖書中の例をじっくり考えることも助けになります。聖書には,辛抱強さを示した人たちの例がたくさん載せられています。そうした記録についてじっくり考えると,辛抱強さをどのように示したらよいかを学ぶことができます。塔研23.08 22ページ10-11節

10月19日,日曜日

網を下ろして漁をしなさい。(ルカ 5:4)

イエスは,ペテロがエホバからの支えを確信できるように助けました。復活した後に奇跡を行い,ペテロとほかの使徒たちがまた大量の魚を捕れるようにしました。(ヨハ 21:4-6)この奇跡を見たペテロは,生きていくのに必要な物をエホバが必ず与えてくれるということを確信したはずです。使徒たちは,「王国……をいつも第一に」するならエホバがほかのものを与えてくれる,というイエスの言葉を思い出したことでしょう。(マタ 6:33)ペテロはその言葉に従って,漁業ではなく宣教を生活の中で一番大切にしました。西暦33年のペンテコステの時には,何千人もの人が良い知らせを聞いて受け入れるように助けました。(使徒 2:14,37-41)その後,サマリア人や異国の人々がイエスに信仰を持つようにも助けました。(使徒 8:14-17; 10:44-48)このようにして,エホバはペテロを用いてあらゆる人をご自分の元に引き寄せたのです。塔研23.09 20ページ1節,23ページ11節

10月20日,月曜日

もし夢の内容を私に話さず,解き明かさないなら,おまえたちは手足を切り取られ[る]。(ダニ 2:5)

バビロニア人がエルサレムを滅ぼしてから約2年後のこと,バビロンのネブカドネザル王は,巨大な像に関する恐ろしい夢を見ました。王はダニエルを含む賢人たちを脅し,夢の内容を話して解き明かすことができないなら皆殺しにする,と言いました。(ダニ 2:3-5)ダニエルはすぐに行動する必要がありました。命が懸かっていたからです。ダニエルは「王のもとに行き,解き明かしをするための時間を願い求め」ました。(ダニ 2:16)これには勇気と信仰が必要でした。聖書によると,ダニエルがその時までに夢の解き明かしをしたことはなかったからです。ダニエルは仲間に,「天の神に祈って憐れみと秘密の解き明かしを求めてほしい」と頼みます。(ダニ 2:18)エホバは祈りに答え,ダニエルがネブカドネザルの夢を解き明かせるように助けました。こうして,ダニエルと仲間の命は救われました。塔研23.08 3ページ4節

10月21日,火曜日

終わりまで耐え忍んだ人が救われます。(マタ 24:13)

辛抱強くあるなら,どんな良い結果になるかを考えましょう。辛抱強くあるなら,もっと幸せで穏やかな気持ちになれます。心身共に健康でいられます。他の人に辛抱強く接するなら,より良い関係を築くことができます。会衆の絆はもっと強くなります。誰かに傷つけられたとしてもすぐに怒らないようにするなら,問題を悪化させずに済みます。(詩 37:8,脚注。格 14:29)そして何よりも大切な点として,天のお父さんエホバに倣うことができ,エホバとの絆を強めることができます。辛抱強さは素晴らしい性質です。辛抱強くあるなら,自分にとっても周りの人にとっても良い結果になります。いつも示すのは簡単ではないかもしれませんが,エホバが助けてくれます。新しい世界を待つ間,次のように述べた詩編作者と同じ確信を持つことができます。「エホバの目は神を畏れる人に向けられている。神から揺るぎない愛を示されるのを待つ人に」。(詩 33:18)辛抱強い人になることを目指して,これからも努力し続けていきましょう。塔研23.08 22ページ7節,25ページ16-17節

10月22日,水曜日

信仰[は],行動が伴っていないなら,死んでいるのです。(ヤコ 2:17)

ヤコブの例えに出てくる人は,信仰を持っていると言うかもしれませんが,その行動からすると,神を信じているとはとても思えません。(ヤコ 2:1-5,9)またヤコブは,兄弟や姉妹が着る物や食べ物に困っていることに気付いても,必要な物を与えない人についても語っています。この人も信仰を持っていると言うかもしれませんが,その信仰に価値はありません。(ヤコ 2:14-16)ヤコブは,信仰を持って行動したラハブの手本について取り上げました。(ヤコ 2:25,26)ラハブはエホバについて聞き,エホバがイスラエル人を支えていることを理解しました。(ヨシュ 2:9-11)それで,信仰に基づいて行動し,偵察に来た2人のイスラエル人をかくまい,命を助けました。ラハブはイスラエル人ではありませんでしたし,完璧な人でもありませんでしたが,アブラハムと同じようにエホバから正しい人と認められました。このことから,信仰を持って行動することの大切さを学べます。塔研23.12 5ページ12-13節

10月23日,木曜日

皆さんがしっかりと根を張り,強固な土台の上に建てられますように。(エフェ 3:17)

クリスチャンである私たちは,聖書を表面的に理解するだけで十分だとは思っていません。聖なる力の助けによって,「神の奥深い事柄」も学びたいと思っています。(コリ一 2:9,10)エホバとの絆を強めるために,個人研究のプロジェクトを始めるのはどうでしょうか。例えば,エホバがご自分に仕える人たちにどのように愛を示したかについて調べることができます。そこから,エホバがあなたのことを愛していることがどのように分かりますか。エホバがイスラエル人のために定めた崇拝に関する取り決めについて調べて,現代の取り決めと比べてみることもできます。イエスが地上にいた時に実現した預言について詳しく調べることもできるでしょう。こうしたテーマについて,「ものみの塔出版物索引」や「エホバの証人のためのリサーチガイド」を使って深く調べるなら,きっと新たな発見があることでしょう。信仰を強め,「神についての知識を見つける」こともできます。(格 2:4,5)塔研23.10 18-19ページ3-5節

10月24日,金曜日

何よりも,熱烈に愛し合ってください。愛は多くの罪を覆うからです。(ペテ一 4:8)

ペテロが使っている「熱烈に」という語には,「引き延ばす」という意味があります。聖句の後半からは,熱烈な愛があるなら仲間の罪を覆えるということが分かります。このようにイメージしてみましょう。愛は伸縮性のある布に例えることができます。それを両手で持って,1つや2つではなく,「多くの罪」を覆うまでに引き延ばしていくことができます。覆うことは許すことを表しています。1枚の布が汚れや傷を覆い隠せるように,愛も仲間の不完全さや弱さを覆うことができます。私たちの愛は,難しいと感じるときでも仲間の不完全さを許せるほど強いものである必要があります。(コロ 3:13)仲間を許すなら,強い愛を持っていることや,エホバに喜んでもらいたいと思っていることを示せます。塔研23.11 10-11ページ13-15節

10月25日,土曜日

シャファンは王の前でそれを読み始めた。(代二 34:18)

ヨシヤは26歳の時に神殿の修理に取り掛かりました。その最中に,「モーセを通して与えられたエホバの律法の書」が見つかります。ヨシヤは律法の言葉を聞いて,そこに書かれていることを守るためにすぐに行動しました。(代二 34:14,19-21)あなたは聖書を毎日読んでいますか。聖書を読むのは楽しいですか。自分に役立ちそうな聖句を覚えておくために工夫していますか。ヨシヤは39歳の頃,良くない決定をしたために命を落としました。エホバに導きを求めずに,自分に頼ってしまいました。(代二 35:20-25)このことから何を学べますか。何歳であっても,どれほど長く聖書を学んでいるとしても,エホバとの絆を大切にし続ける必要があるということです。それで,いつでもエホバに導きを求めて祈り,聖書を学び,経験を積んだクリスチャンのアドバイスによく耳を傾けましょう。そうするなら,重大な間違いを避けることができ,幸せになれます。(ヤコ 1:25)塔研23.09 12-13ページ15-16節

10月26日,日曜日

神は傲慢な人に敵対し,謙遜な人に惜しみない親切を示してくださる。(ヤコ 4:6)

聖書の中には,エホバを愛し,エホバに忠実に仕えた女性たちの素晴らしい記録がたくさんあります。そうした女性たちは,「節度をわきまえ,あらゆる点で忠実」でした。(テモ一 3:11)あなたの会衆でも,エホバを心から愛している姉妹たちのお手本を見つけられるでしょう。若い姉妹の皆さん,お手本にしたいと思うどんな姉妹がいますか。その姉妹の魅力的な性格に注目してください。どんなふうに見習えるか考えてみましょう。クリスチャンとして成長するには,謙虚であることが必要です。謙虚であれば,エホバや他の人と良い関係を築くことができます。エホバを愛する謙虚な女性は,会衆や家族の中でエホバから権威を与えられている人たちに心から従いたいと思うことでしょう。(コリ一 11:3)塔研23.12 18-19ページ3-5節

10月27日,月曜日

夫は自分の体を愛するように妻を愛するべきです。(エフェ 5:28)

エホバは夫が妻を愛し,生活面でも感情面でも信仰面でも支えることを願っています。思考力を身に付け,女性を大切にし,信頼できる人になるように努めるなら,良い夫になれるでしょう。結婚した後,子供を持つことになるかもしれません。良い父親になるためにエホバからたくさんの点を学べます。(エフェ 6:4)エホバは,息子であるイエスのことを愛していて喜んでいるとはっきり伝えました。(マタ 3:17)子供ができたなら,愛していることをいつでも伝えるようにしましょう。良いことをしたときには,ためらわずに褒めてあげてください。父親はエホバの手本に倣うなら,子供たちがクリスチャンとして成長できるように助けることができます。そのような父親になるために,今から家族や会衆の仲間を大切にし,愛や感謝を進んで伝えるようにしましょう。(ヨハ 15:9)塔研23.12 28-29ページ17-18節

10月28日,火曜日

[エホバ]はあなたの時代に安定をもたらす。(イザ 33:6)

エホバに仕えているとしても,問題にぶつかったり病気になったりします。反対や迫害に遭うこともあります。エホバは私たちがそうした問題を経験しないように守ってくれるわけではありませんが,必ず助けると約束してくれています。(イザ 41:10)エホバの助けがあれば,どんなに大変な状況でも良い決定をし,喜びを失わずにエホバに仕え続けることができます。エホバは私たちに「神からの平和」を与えると約束しています。(フィリ 4:6,7)この平和とは,エホバとの絆を持っている人だけが感じることのできる穏やかさのことです。この平和は「人間の理解をはるかに超えてい[る]」とある通り,私たちが想像する以上に素晴らしいものです。エホバに真剣に祈った後,自分でも驚くほど穏やかな気持ちになったことがありますか。それが「神からの平和」です。塔研24.01 20ページ2節,21ページ4節

10月29日,水曜日

私はエホバを賛美する。心を尽くして神の聖なる名を賛美する。(詩 103:1)

エホバを愛する人はエホバという名を心から賛美したいと思うはずです。ダビデ王はエホバの名を賛美するなら,エホバを賛美していることになるということを理解していました。エホバの名には評判が含まれているので,それはエホバの素晴らしい性格や行いを連想させます。ダビデはお父さんエホバの名を大切にしていて,「心を尽くして」賛美したいと思っていました。レビ族の人たちも同じようにエホバの名を心から賛美しました。エホバの聖なる名はどんな言葉でも賛美しきれないということを謙虚に認めていました。(ネヘ 9:5)このように自分の小ささを認めつつ心から捧げられる賛美を聞いて,エホバはとても喜んだに違いありません。塔研24.02 9ページ6節

10月30日,木曜日

私たちはこれまで進歩してきたのですから,この同じ道をきちんと歩んでいきましょう。(フィリ 3:16)

現実的ではない目標を達成できなかったとしても,エホバから見てそれは失敗ではありません。(コリ二 8:12)壁にぶつかった経験から学ぶようにしましょう。これまでどんな目標を達成してきたかを思い起こすのも良いことです。聖書には,「神は不公正な方ではないので,[皆さんの]働き……を忘れたりはされません」とあります。(ヘブ 6:10)ですから,私たちも忘れないようにしましょう。あなたはこれまでどんな目標を達成してきましたか。エホバと親しくなること,エホバについて語ること,バプテスマを受けることなどがあるかもしれません。努力してこうした目標を達成してきたのであれば,今持っている目標についても,達成することを目指して進み続けることができます。あなたもエホバの助けで目標を達成することができます。目標に向けて努力する時,エホバがどのように助けてくださっているかに目を向けると喜べます。(コリ二 4:7)そして,諦めてしまわないなら,やがて目標を達成し,もっと大きな喜びを味わえることでしょう。(ガラ 6:9)塔研23.05 31ページ16-18節

10月31日,金曜日

父はあなたたちに愛情を抱いているのです。あなたたちは,私に愛情を抱き,私が神の代理として来たことを信じているからです。(ヨハ 16:27)

エホバはご自分に仕える人たちを愛し,喜んでいることをぜひ伝えたいと思っています。聖書には,エホバがイエスに「これは私の愛する子,私はこの子のことを喜んでいる」と言った記録が2つ収められています。(マタ 3:17; 17:5)あなたもエホバからこうした言葉を掛けてもらいたいと思いますか。エホバの声を直接聞くことはできませんが,エホバは聖書を通して私たちに語り掛けてくれています。福音書に記録されているイエスの優しい言葉を,エホバからの言葉と考えることができます。イエスはエホバと考え方や性格がよく似ているからです。イエスは,間違いをしながらも頑張る弟子たちに,愛していることを伝えました。その記録について読む時,エホバが私たちにも同じように言ってくれている様子をイメージすることができます。(ヨハ 15:9,15)試練に遭うとしても,エホバに喜ばれていないわけではありません。実のところ,試練に遭う時,私たちはエホバをどれほど深く愛し,頼っているかを証明することができます。(ヤコ 1:12)塔研24.03 28ページ10-11節

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする