ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 塔71 5/15 313–316ページ
  • マダガスカル 崇拝の自由を拒否

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • マダガスカル 崇拝の自由を拒否
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1971
  • 副見出し
  • 禁止令下のエホバの証人
  • 憲法を無視する
  • 公共の秩序と安全を脅かす者ではない
  • 政府高官に訴える
エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1971
塔71 5/15 313–316ページ

マダガスカル 崇拝の自由を拒否

犯罪と暴力が増加する今日,どの国でも,平和を愛し,隣人の権利を尊重し,国の法律に従順である国民がせつに求められています。

エホバの証人はそのような種類の人々です。彼らは神と仲間の者に深い愛を示し,また官憲当局に敬意を表します。エホバの証人は,世界で最も高くかつ最も有益な道徳規準を,自分の子供や他人の人々にも教えているのです。したがって,エホバの証人の歴史が古い多くの国々では,現在の憎悪,殺人,反乱そして犯罪の時代にあって,エホバの証人は,国が大いに求めているような人々であることが認められています。

もしあなたが政府の要職にあるとするなら,あなたは自分の国にどんな人々が住むことを望みますか。平和を愛し官憲当局に敬意を示すような人々ではないでしょうか。確かにそれは理にかなった,実際的なことと言えます。望ましくないのは,犯罪者,非行者,無政府主義者,麻薬常習者,それに権威 ― 神によるものと人間によるものの両方 ― に敬意を示さない者です。

その理由で,世界中の分別のある人々は,政府がその国の最も平和を愛する市民に禁止令を発するのを知って,たいへん驚かされます。それらの人は,特に国の憲法そのものが崇拝の自由を保証している場合,そのような事態を理解するのに困難を感じます。

ところがまさにそうした理性を欠く誤った処置が,最近マダガスカル島で取られたのです。アフリカ南東部の沿岸沖にあるこの大きな島は,マダガスカル共和国とも呼ばれています。この国のモットーとするところは「自由,祖国,進歩」です。そのようなモットーがあるならば,崇拝の自由の面で進歩が期待されるかもしれません。しかしまちがった方向に進歩したため,マダガスカル共和国は,崇拝の自由への扉を閉じつつあるのです。

この自由を拒否したマダガスカル共和国は,1970年6月,エホバの証人のすべての宣教者に数日以内に国を去らねばならないと通知しました。なぜそんなにも急がせたのですか。それらの人は危険な犯罪者か革命家でしたか。そうではありません。それなのに国外追放の命令が下された理由は,彼らの存在が「公共の秩序と安全をおびやかすものである」ということだったのです。この非難を支持する事実は一つも提出されませんでした。

禁止令下のエホバの証人

そのあと1970年8月8日に,「マダガスカル共和国議事録」に一法令が公表されましたが,法令70431条は,エホバの証人の「結社」を解散させることを定めていました。その法令によると,禁止令は,「破壊行為で有罪となった結社そして……個入」を取り締まる条令に基づくものです。

しかしエホバの証人はどんな「破壊行為」を犯したのですか。やはりここでも,具体的な行為は述べられておらず,またエホバの証人が法廷に呼び出されて,なんらかの破壊行為のかどで有罪とされたこともありませんでした。

憲法を無視する

証人たちの活動を禁止する法令には,「憲法に従って」その処置が取られていると書かれています。ですがそれは真実でしょうか。マダガスカル共和国の憲法はなんと述べていますか。マダガスカル共和国の1970年度版「アニュエール・ナショナル」の中で公表されている憲法の序文はこう述べています。

「彼らの神への信仰,および人身の卓越した尊厳を肯定すると共に,国際連合の世界人権宣言の精神に則って,基本的人権を保証することを決意し,マダガスカル国民は,次のことを巌かに宣言する。

「―― すべての人は人種,民族,または宗教の区別なく,平等の権利と義務を有する……」

「―― 思想の自由,良心の自由,および信教の自由は,道徳および公共の秩序が守られるかぎりにおいて,すべての人に保証される。国は崇拝の自由を保証する」。

だがエホバの証人に対する禁止令は,「基本的人権を保証する」決意を本当に反映しているでしょうか。そのような禁止令は「信教の自由」の保証を踏みにじるものです。マダガスカル共和国は自国の憲法に敬意を表明していません。

問題は明らかに深刻なものです。マダカルガスにおいては,聖書に従って崇拝する自由が拒否されているので,今後その国に訪問する人は何を考えるでしょうか。その人は自分自身の崇拝の自由またそれ以外の自由が,自国の憲法を勝手にふみにじる政府によって侵害されることはないというどんな保証を持っていますか。あなたは,そのような基本的な自由をふみにじる国で安心感が得られますか。

マダガスカルで行なわれたことは,すばやく世界中に報道されています。その結果,マダガスカル共和国が属している国際連合によって発布された人権宣言に,はたして同国が従っているか,という疑問が投げかけられます。

公共の秩序と安全を脅かす者ではない

エホバの証人が神の王国と聖書の他の真理を伝道している206の国々において,彼らが政府を転覆させようとする騒乱に加わったことは一度もありません。さらに証人たちは,世界中で配布されている彼らの文書を通じて,政府に従うこと,また国の法律に敬意を示すことを勧めています。60か国語で3,200万冊印刷された「とこしえの命に導く真理」と題する,彼らが用いている聖書手引の本は,「法に対するクリスチャンの服従」という章の中で,そのような敬意を示すことを勧めています。

一般の報道は,しばしば証人たちの公でのりっぱな秩序とふるまいについて取り上げてきました。1969年8月にフランスで開かれた国際大会では,マダガスカル共和国を含めた78か国から47,480人の大会出席者が,パリ近くのコロンブ・スタジアムに集まりましたが,フランスの新聞は,証人たちの穏やかなふるまいを異口同音に称賛しました。有名な一新聞は,「スタジアムを訪問した神」と題する4段抜きの見出しの下に次のように報道しました。

「ノア『兄弟』[エホバの証人の世界組織の会長]は,その講演の中で,この世の諸政府はいつの日か,神の王国に屈服することになるが,『このことは,現体制をてん覆させたり,国の正当な法律に背くよう,他の人をそそのかしたりする権限をクリスチャンに与えるものではない。エホバの証人は無政府主義者ではない。彼らは税金を払い,秩序を維持するために警察官と協力する』」― 1969年8月7日付,ル・モンド,8ページ。

真実に聖書に従って生活する人々は,どの政府にとっても脅威となるものではありません。それにエホバの証人は,コリアーズ百科辞典が述べるごとく,「聖書を非常に重要視」しています。聖書が証人たちに及ぼす影響に関して,オランダの新聞「ヘッド・スタッデスブラッド」(都市新聞)の1967年11月23日付ブレダおよびバロニー版は,M・バン・デール記者による記事の中でこう伝えています。「これらの証人にとって聖書は,あらゆる知恵とあらゆる真理が引き出される本である。用いられている方法は,約2,000年前の初期クリスチャンが用いた組織から受け継がれてきたものである」。

したがって,マダガスカル政府がエホバの証人に禁止令を下したことは,事実上,証人が伝道し教えている聖書とキリスト教に禁止令を下したことになります。

政府高官に訴える

もしあなたが崇拝の自由を愛され,これら平和を愛するクリスチャンが,良心の命ずるところに従って神を崇拝するという,彼らの「基本的権利」を取りもどすのを援助したいと望まれるならば,あなたの国に駐在するマダカスカル共和国の大使,あるいは政府高官に丁重な手紙を書くようお勧めします。

政府高官に次の諸事実を調査するよう要請することができます。エホバの証人は世界中で,政治に介入しないクリスチャンとして知られており,自分の住む国がどこであっても,その国に敬意を表し,かつそれを行ないで証明しているのです。どのように? 税金の面で政府をだますことなく,また支配者に対して陰謀を図ったり,政治的な争いに加わったりすることなく,むしろ聖書の高い道徳的基準を教え,社会の向上に努めているという事実が,それを証明しています。

あなたは,イエス・キリストの使徒の宗教上の迫害者たちに発せられた警告に注意を払うよう,高官に願い求めることを望まれるかもしれません。「これらの人に干渉しないで,彼らをほっておきなさい。(もしこの企てあるいはこのわざが人間からのものであれば,それはくつがえされるからである。しかしもしそれが神からのものであれば,あなたがたはかれらをくつがえすことはできないであろう。)さもなくば,あなたがたはおそらく実際には,神に対して戦う者であることが見いだされるかもしれません」― 使行 5:38,39,新。

マダガスカル共和国の憲法は,「彼らの神への信仰を肯定する」とうたっています。

その訴えの中であなたは,もしそれが本当に真実であるならば,エホバ神に対する負け戦から手を引くよう,彼らに促したいと望まれるかもしれません。あなたは手紙の中で,エホバのクリスチャン証人に対する禁止令を取り消し,マダガスカル憲法が「保証する」信教の自由をそれら平和を愛するクリスチャンに与えることによりマダガスカル共和国は再び威厳を取りもどしたというニュースが,一刻も早く世界中に伝えられるのを聞きたい旨,願い求めることができます。

崇拝の自由を愛する者は,この訴えをしたのち,政府高官の反応を熱心に待ち望みます。たんなる文書による反応ではなく,マダガスカル共和国政府が,全能の神のさばきの法延の前で好意的な処置を取ることを,わたしたちはひたすら願っています。

[315ページの囲み記事]

マダガスカル政府高官の一覧表

His Excellency

President Philibert Tsiranana

Résidence de Mahazoarivo

Tananarive, Malagasy Republic

The Honorable Calvin Tsiébo

Vice-president, Justice

Antaninarenina

Tananarive, Malagasy Republic

The Honorable André Resampa

Vice-president, Interior

Tsimbazaza

Tananarive, Malagasy Republic

The Honorable Jacques Rabemananjara

Vice-president, Foreign Affairs

Ministère des Affaires Etrangères

Rue Jean-Assolant

Tananarive, Malagasy Republic

Mr. Césaire Rabenoro

Secretary of State for African Affairs

Ministère des Affaires Etrangères

Rue Jean-Assolant

Tananarive, Malagasy Republic

Mr. Jean-François Jarison

Minister of Justice

43, rue George V

Tananarive, Malagasy Republic

Mr. René Rasidy

Minister of Information, Tourism and Traditional Arts

Tananarive, Malagasy Republic

Mr. Pierre Bora

Director of National Security

Tananarive, Malagasy Republic

His Excellency

Blaise Rabetafika, Ambassador E. and P.

Mission of the Malagasy Republic to the United Nations

301 E. 47th St.

New York, N.Y. 10017

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする