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  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1975
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1975
塔75 7/1 413–415ページ

あなたは神に関する真理を認めますか

「とこしえの命に導く真理」一人の若者はそのような表題の付された本を興味深げに調べていました。それから,聖書研究のためのその手引き書を紹介していたエホバの証人の奉仕者に,その若者はこう尋ねました。「ところで,この本はどこで出版されたものですか」。それが北アメリカのある大都市で出版されたことを知ると,その人は本を受け取らないことにしました。なぜでしょうか。その本が資本主義的な考え方に偏っているとでも考えたのでしょう。理由はともあれ,問題を調べようとしなかったために,その人は命にかかわる聖書の真理を学び損ないました。

西暦1世紀当時のユダヤ教のパリサイ人も同様の誤りを犯しました。パリサイ人はイエス・キリストがガリラヤ出身であったという理由で,彼を見下していました。(ヨハネ 7:51,52)その結果,彼らは差し迫った,エルサレムの滅びに関するイエスの警告に注意を払いませんでした。そのため,西暦70年には百万人余のユダヤ人が命を失うことになりました。―ルカ 19:41-44; 21:20,21。

恐らく読者は偏見が正しいものではないことを認められるでしょう。例えば,人々が医学や科学上の文献の価値を,著者の国籍やその情報の出版された場所などによって判断したとすれば,人類がどれほど苦しむことになるかをご存じでしょう。また,今日の中東に対する宗教および政治上の感情に動かされるまま,単に地球上のその地域に住んでいたユダヤ人によって書かれたという理由で,聖書を読まないとすれば,やはり何と大きな間違いを犯すことになるのでしょう。

偏見をなくすことによって神に見倣う

使徒 10章34,35節に記されている使徒ペテロの次のことばを考慮してください。「わたしは,神が不公平なかたではなく,どの国民でも,神を恐れ,義を行なう人は神に受け入れられるのだということがはっきりわかります」。神は人種や国籍に従って人間を見るようなことをされないのですから,わたしたちもそうすべきではありません。前述の若者の場合のように,そうすることは神に関する,命にかかわる情報を学ぶのに妨げとなるからです。

この点に関連して興味深いのは,コロンビアのボゴタの若いエホバの証人の宣教者が,その国籍のゆえに自分を叱りつけようとした男の人に対して答えた次のことばです。「わたしの母はイタリア人で,父はアイルランド人です。わたしは米国で生まれ,夫はギリシャ人です。そして,わたしはコロンビアに住んでいますが,わたしが住んでいるその家にはドイツ人とデンマーク人がいます。それでは,わたしはいったい何人なのでしょうか」。そうです,その宣教者がどこから来たかは実際には大した問題ではありませんでした。重要なのはその宣教者が人々に宣べ伝えていた聖書に基づく音信でした。その音信は神に関する真理を認識するよう人々を助けます。

聖書の真理を分け与えるための国際的な経路

エホバ神は不公平なかたではないので,聖書の真理を,「あらゆる部族と国語と民と国民の中から」出てきた人々から成る会衆を通して,全地に広めることを意図されました。(啓示 5:9)イエスはクリスチャン会衆のことを集合的な意味で「忠実で思慮深い奴隷」と呼んでいます。その奴隷はエホバ神と,人類に対する神の目的に関する聖書の真理という『時に応じた』霊的『食物』を分け与えることになっていました。―マタイ 24:45-47。

啓示 7章4節および14章1,3節から,その会衆に属する人の総数は,地球の人口と比べれば「小さな群れ」である,14万4,000人になることがわかります。(ルカ 12:32)この小さな会衆に対して,イエスは次のような大きな使命を与えました。「あなたがたは……地の最も遠い所にまで,わたしの証人となるでしょう」― 使徒 1:8。

わずかな構成員しかいない会衆が,それほど大がかりな証言の業を成し遂げることができるのはどうしてなのでしょうか。エホバは,この世代になって「だれも数えつくすことのできない大群衆」を彼らに加えて,その業のための必要を満たされました。「小さな群れ」の場合と同様,この「大群衆」もやはり,「すべての国民と部族と民と国語の中から来た」人々から成る国際的な集団です。(啓示 7:9)エホバ神は,「王国のこの良いたより」を「あらゆる国民に対する証しのために,人の住む全地で」宣べ伝えさせるため,あらゆる国民の中から来たこれら献身した証人たちを現在用いておられます。―マタイ 24:14。

あなたは神に関する真理を知りたいと思っておられますか。そうであれば,あらゆる人種から成るこの国際的なエホバのクリスチャン証人の会衆と接触を持たねばなりません。そのためには偏見を持たず,その音信を伝えている人の国籍やその音信を印刷物として出している発行所の所在地などにかかわりなく,聖書の音信を進んで調べてみなければなりません。

イエスがマタイ 24章14節で述べた世界的な宣べ伝える業を遂行するには,確かに組織が必要です。1世紀当時,クリスチャン会衆の国際的な宣べ伝える業は,エルサレムにあった,「使徒や年長者」から成る統治体の指導の下に行なわれました。―使徒 15:6。

今日でも,「良いたより」を全世界に宣べ伝える業を監督するために統治体が存在しています。全世界で聖書文書を印刷し,配布する業を円滑に行なうために,アメリカ・ペンシルバニア州のものみの塔聖書冊子協会,および多くの国で他の法人団体が組織されています。そして,アメリカ,カナダ,ドイツ,フランス,日本,フィンランド,デンマーク,フィリピン,オーストラリア,イギリス,ガーナ,ナイジェリア,南アフリカ,スイス,スウェーデン,ブラジルおよび他の土地に印刷施設が設置されてきました。エホバの証人は,人々が神に関する真理を認めるのを援助するため,上記の土地にある印刷施設から毎年幾億冊もの聖書研究のための本,小冊子,雑誌,冊子などを160余の言語で印刷・発送しています。

政治上の事柄ではなく,聖書の真理を宣べ伝えるために組織されている

そうした出版物に載せられている音信は,その印刷が行なわれている国々の政治とは何のかかわりもありません。イエスは,ご自分の真の追随者は「世のもの」とはならない,と述べました。(ヨハネ 17:16)エホバの証人は政治や軍事上の論争に関しては中立の立場を取ります。ものみの塔協会は,政治宣伝をその出版物に織り込めば,物質的な報酬が提供されると言われた場合でさえ,一貫してそうすることを拒んできました。

エホバの証人の出版物は,読者に霊的な益をもたらす聖書に基づく資料を掲載しています。世界中あらゆる所に住む,真理に飢えている幾百万もの人々は,そのような記事を読むのを非常に楽しみにしています。

「とこしえの命に導く真理」と題する本を,それが出版された国に対する偏見のゆえに読まなかった若者を見倣ってはなりません。むしろ,「出版された場所は,本当に問題となるだろうか」と自問してみてください。資料そのものを偏見を持たずに調べてください。そして,箴言 2章4,5節の霊感を受けた次の助言に従ってください『銀の如く[神についての真理]を探り 秘れたる宝の如く これを尋ねば 汝エホバを畏るることを暁り神を知ることを得べし』。

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