あなたの奉仕会
4月4日に始まる週
主題: 賢い者のように歩く。(エペソ 5:15)3番の歌。
6分: 開会のことば,聖句と注解。伝道者は,「ものみの塔」誌に日々の聖句を研究するための備えが設けられていることを聖書研究生に教える。
10分: 支部の手紙と「神権的ニュース」の記事。学校に行っている,2,3人の生徒が,円熟した兄弟といっしょに資料を話し合う。
14分: 「感動させられる時期」。質問と答えによる討議。時間の許すかぎり,4,5,6節の要点を実演で示す。
12分: 円熟した兄弟が,記念式とそれに続く週末の奉仕に対する取り決めを簡単に述べる。新しい人が出席するよう助けなさい! 資格のある新しい人が奉仕に参加して,それを報告するよう助けなさい! 塔1971/4/1の資料を用いてもよい。
6分: 会計のしもべの報告。提案された予約の目標に対する会衆の状態を知らせる。予約用紙の記入はていねいにし,協会に毎週送るため,すぐにしもべに渡すよう全員に提案する。
12分: 閉会のことば。会衆の3月の報告と日本の2月の報告を扱う。「提案」を含める。「発表」の適当な項目。4/22号「目ざめよ!」に基づく次の週の討議に備えるよう全員を励ます。47番の歌。
4月11日に始まる週
主題: 他の人々に関心を払う。(ピリピ 2:4)17番の歌。
5分: 開会のことば,聖句と注解。
25分: 永遠の命に対する神の備えを感謝する。聴衆の中のできるかぎり多くのちがった人に注解を述べてもらう。このプログラムを興味深く,活気のあるものにする。次の点を扱う。(参照数字はすべて1971/4/22の「目ざめよ!」の頁)
人間が地上で永遠に生きることが神の目的であったと,どうしてわかるか。(創世 2:16,17。ヨハネ 3:16。詩 37:29。黙示 21:3,4)地上の生物に関するどんな事実を考えると,人間の寿命がそのように短いことが不思議に思えるか。(3,4頁)人間のいだくどんな正常かつ健全な欲望が,寿命が短いためにざ折せられているか,(4-6頁)科学者は,人間が長生きするように助けることができると,どの程度まで信じているか。(9頁)人体には,それが永遠に生きるように設計されていたことを示すどんなものがあるか。(10-13頁)永遠に生きても退屈しないのはなぜか。(14-18頁)人間は今でさえ人口爆発の問題をかかえている。それなら,死がもはや必然のものでなくなり,死人さえ復活してくるとき,人々はどこに住むのか。(18,19頁)地はこれらの人々すべてのために食物を産出することができるか。(19,20頁)あがないの犠牲は,永遠の命への道をどのように開くか。(21-24頁)地上での永遠の命のための正しい環境は何によって保証されるか。(24,25頁)永遠に生きたいと願うなら,わたしたち個人は今なにをしなければならないか。(26-29頁)他の人が永遠の命への道を歩み出すため,どんな第一歩を取るよう助けることができるか。(26-29頁)
18分: 「『目ざめよ!』の非常にすぐれた号」。2節に基づく雑誌の日の実演を,子どもの伝道者にしてもらう。永遠に生きるという主題についての会話に,家の人を加えさせる方法を聴衆と討議する。紹介のことばに関する,2,3の提案を聞いたのち,伝道者に,3節の考えを用いて実演をしてもらう。反論や質問が出されるとき,伝道者に話を休止してもらう。司会者はその問題に対処するための提案を聴衆に尋ねる。それから伝道者は話を続ける。会衆の区域で普通に見られる状況に応じて,4節か5節の考えを強調する。結論に,マタイ伝 10:12,13について注解する。
12分: 閉会のことば。5月に何人が休暇開拓を計画しているかを述べる。他の人も休暇開拓を計画するよう励ます。予約を得た経験を含める。あなたは自分自身の目標に達しているか。33番の歌。
4月18日に始まる週
主題: 喜びに満ちた,神の崇拝者。(マタイ 4:10)44番の歌。
13分: 開会のことば,聖句と注解,および「質問箱」。会衆に質問箱の資料を読む。
10分: 「全心臓を尽くして」。5月に休暇開拓を計画している人をほめ,他のすべての人々も「ゴールデン・ウィーク」にかけて全心臓を尽くして努力するようやさしく励ます。
10分: 「それらを全部持っていますか」。ふたりのしもべが,記事と公開集会の会衆の取り決めとについて話し合う。
15分: 良いたよりを伝える。提供を聖書研究を始めることにどのように結びつけるかを実演で示す。予約者への最初の訪問の時,および再訪問の時,何ができるかを示す。何をすることができるか,そうするのはなぜ良いのかなどについて聴衆から提案を述べてもらうため,司会者は適当なときに話を中断できる。予約運動期間中に会衆で始められた家庭聖書研究の数を確かめる。その数字を同期間中に得られた全予約数と比較し,研究を始める可能性がさらにあることを指摘する。
12分: 閉会のことば。その日までの報告。4月には再び伝道者最高数が得られるか。時間の許すかぎり,休暇開拓者の経験を聞く。次週のプログラムに略述されている,「あなたの宣教」を討議する準備をしてくるよう全員に促す。「ともしび」の本を持ってくる。49番の歌。
4月25日に始まる週
主題: 「いつも『信仰において……』健全で」あるために,あらゆる手段を講じなさい。(テトス 2:2)37番の歌。
13分: 開会のことば,聖句と注解。および,「ものみの塔」1970/9/1に基づく,5月の月の主題に関する話。
22分: あなたの宣教。円熟した兄弟が扱う。参照資料に基づいて答えるよう,前もってだれかを割り当てておく。できるだけ大ぜいの人に自由に注解してもらい,必要な時にのみ要点をはっきりさせる。時間を配分して,超過しないよう注意する。
イエスは,神に対するわたしたちの崇拝の重要さをどのように強調したか。(マタイ 4:10; 22:37)証言することに関して,献身した者すべてが持つ責任は何か,(イザヤ 43:10。ロマ 10:9,10。「ともしび」76頁1節)あなたが奉仕でどれだけの時間をまた,どのように費やすかを決定するのはだれか。(「ともしび」72頁1節。189頁2節)伝道にできるかぎり多くの時間を費やすのは,どれほど急を用することか。(マタイ 24:14。「ともしび」210頁1節)聖書的な責務をなおざりにしてはならない一方,伝道が個人的な関心事より優先しなければならないのはなぜか。(マタイ 6:33。コリント前 7:29-31。「ともしび」187頁1節-189頁1節)開拓奉仕は,「大かん難」の前に伝道のわざを成し遂げるのに,どんな役割を果たしているか。また,多くの人が今それにあずかることは,どのように可能か。(「ともしび」194,195頁)病弱であったり,健康の問題や家族その他の責務があったりする人は多い。さらに,正規開拓者になる目標をまだ達成していない人たちもいる。その人たちは,その状態をどう見なすべきか(塔66,490頁20節-491頁21節。塔67,294,295頁4,5,8,9と11節。「王国奉仕」68/4「質問箱」,最後の節を読む。)正規開拓者になることができないなら,どんな他の特権にあずかれるか。(「ともしび」199頁。塔67,296頁12節)休暇開拓や正規開拓を今行なうことができないからといって,それは喜びに満ちて伝道し,魂を尽くして神を崇拝することを妨げるか。(塔68,717頁17,18節,塔70,626頁8節。「ともしび」207頁2節,初めの2つの文)おたしたちが組織内でどんな「立場」にあろうとも,奉仕と神への崇拝に関して,次の聖句が述べている原則は何か。ルカ伝 21:1-4。コリント後書 8:12; 10:12。この討議により,「しるし」だけの奉仕を行なうのではなく,(1)伝道者,そして(2)開拓者として,平衡を保ったクリスチャンでありつづけ,同時に,自己満足に陥らないようどんな助けが得られたか。(「ともしび」76頁2節。77頁1節。207頁2節,3番目の文から読む。「王国奉仕」69/4,「質問箱」の最後の節)
15分: 「真理」の本を提供する際のいろいろな提案。それぞれの章を使って,それ特有の方法で提供できる。いろいろな可能性について話し合う。家庭生活の幸福を論じている第20章を用いる提供方法を実演で示す。不法が増加している事情を考え,第18章をどのように用いるかを討議する。
人々がすでに「真理」の本を持っているときはどうすべきかを話し合う。失望するどころか,本を持っていることに喜び,「その本を楽しく読んでおられますか」と尋ねることもできる。次に,答えが「はい」あるいは,まだ読んでいない,のいずれにかかわらず,伝道者はこう言える。「わたしが特に興味深く読んだ個所があります。それはここです」。そう言ってから本を開き,研究の取り決めを実際に示す。
10分: 閉会のことば。報告をすぐに提出する習慣をつけるよう全員を励ます。そうすれば,開拓者の報告は遅くとも翌月の3日までに,会衆の報告は5日までにいつも協会に送ることができる。38番の歌。