エホバに従い平和を求める
3万1,603人が野外奉仕にあずかる
1 「平和を求めてこれを追い求めよ」。(ペテロ第一 3:11)この霊感を受けた勧めのことばに従って行動する必要性は「終わりの日」のこの終結の時期にいままでにも増して急を要するものです。エホバのご命令と調和して行動し,エホバとの平和な関係にある者だけが急速に近づきつつある「大患難」を生き残る希望を持つことができます。―テサロニケ第二 1:6-9。ペテロ第二 3:10-14。
2 5月に3万1,603人もの方々が野外奉仕を報告したことを知ってみなさんは喜ばれるでしょう。これは実に94番目の連続最高数なのです。月ごとに日本の野外でエホバへの賛美がこのように拡大しているのを見るのは大きな喜びです。そしてこのような増加が今後も続くことにみなさんは深い関心を持っておられることでしょう。では新しい方々を奉仕に招待することに加えて,すでに奉仕を行なっておられる方々すべてが毎週の奉仕をきちんと計画し,これを最も大切な事柄として定期的に行なうようにし,正しく報告を提出いたしましょう。夏の休暇などを利用して海や山においでになったり旅行したりする方々も,あらゆる機会に証言し,月末に報告をお出しください。そうすれば今後もエホバへの賛美は拡大を続けるでしょう。
3 左の表が示す通り5月の特別開拓者,正規開拓者も最高数を記録しました。開拓者の合計は8,465人でこれも最高数です。夏は学校や仕事の休みを利用して大勢の方々が一時開拓を計画しておられるようです。人々がエホバと平和な関係に入るよう助ける上で,開拓奉仕以上に優れた業はありません。みなさんも時間を計画して参加してごらんになりませんか。たとえ今できなくともどうぞ開拓者精神をしっかり保ってお働きください。
4 8月中,わたしたちには他の人々が平和を求めるのを助ける優れた機会があります。わたしたちは8月中,「千年王国」の書籍を配布しこのわざにあずかれるのです。この本は千年にも及ぶ神の王国の平和に満ちた支配について述べており,わたしたちを魅了しました。そのように思われませんか。
5 「王国ニュース」の配布などを通してつい最近「平和の良いたより」を告げ知らせる者となった方々でも,「千年王国」の書籍を伝道で用いるのは楽しいわざであることに気付かれるでしょう。この書籍をわたしたちすべては会衆の書籍研究で用いているのです。野外奉仕の際にどのようにこれを用いたら良いですか。ある奉仕者は自己紹介をした後,長年に及ぶ人間の支配が人類に何をもたらしてきたかを家の人に尋ねます。不正,犯罪,汚染,戦争そして経済的な不均衡などがみられ,永続する平和な支配がもたらされたことがない点に家の人の注意を引きます。本当に信頼でき永続する平和な支配を人類は期待できないでしょうか。聖書はそれについて何と述べているかお知らせしたいと述べ,啓示 20章4または6節を示し,どちらの場合でも聖句の後半に注意を向け「千年」にも及ぶ平和と正義の支配が近づいていることを示して,この本の1章に結びつけるとのことです。
6 ある程度奉仕を経験した方々であれば,すでにこの本の中から興味深い多くの点を見いだしておられることでしょう。例えば,恐ろしい軍備を増し加えながら平和を約束する人間の支配者とは異なり,神の支配は真の平和を人類にもたらすことについて述べ,次いでイザヤ書 2章4節を読んで,この本の48ページと結び付けることもできます。別の奉仕者は,すべてのことが進歩している今の時代に起きているいろいろな出来事に家の人の注意を向けてマタイ 24章3節を読み,次いで7,8節のしるしに目を向け,この本の306ページと結び付けてこう述べます。「神の平和な支配がどのようにもたらされるか,またそこで幸福に住む人の一人となるため,何をしたら良いかなど,さまざまな質問の答えを聖書から示しているこの本を読んでごらんになりませんか。300円のご寄付で配布しています」。
7 何にも増して大切なことは準備と練習です。話し方や提供の仕方を仲間の奉仕者と一緒に準備し,練習してみてはいかがですか。そして新しい方々を是非このような機会に含めて援助し,野外で一緒に働き,助け合いましょう。関心を示す人々には,贈り物として添える小冊子を用いて聖書を調べることをその場で勧めるか,効果的な再訪問を重ねて研究を取り決めましょう。
8 他の人がエホバとの平和を求めるのを助けることで8月中熱心に努力を続けましょう。同時にわたしたち自身もエホバとその義の道に専念していることを態度やことば,それに行ないに表わし,平和を追い求めてゆきましょう。
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エホバに従い忠実な態度で平和を追い求める