あなたの奉仕会
5月7日に始まる週
20分: 61番の歌。会衆の発表と支部の手紙を扱う。「国際大会の宿舎に関する情報」の要点を質問と答えで扱う。
20分: 長老は聴衆と共に折り込みの「良い振舞いによってエホバを賛美する」の部分を討議する。指摘されている聖句を読み,長老が会衆にも適用すると考える節は読む。わたしたちの振舞いはエホバの民であることをどう反映するか。(ペテロ第一 2:12; 2節)大会でもし子供たちが自分たちだけにされるならどんなことが生じ得るか。(箴 29:15; 3節)旅館の管理者や宿舎を提供してくれる人々に悪い印象を残さないためどうしたらよいか。(3節)箴言 27章11節の原則を果たすため,わたしたちすべてはどんな責任を持っているか。(4節)座席を確保しておくことに関連してどうしたら「互いを敬う点で率先」することができるか。(ローマ 12:10; 5,6節)伝道 5章1節をわたしたちが注意することに適用しなさい。(7節)
20分: 「自発奉仕」から終わりまで,折り込みの要点を考慮する。聴衆のうちの兄弟たちがこの部分を扱う兄弟に対し質問するよう準備してもらっておく。「自発奉仕申込書はどうなったか」(新しい取決めとその理由を簡潔に説明する。),「簡易食堂はあるか」,「食物に対する支払いのために,わたしたちは再び切り離して使うチケットを使用するのか」,「わたしはいつもオーケストラを楽しんできたが,今年もそれは行なわれるか」。残りの見出しをそれぞれ一,二の短い説明で要約する。特に特異な金曜日の野外奉仕の取決め(東京大会は日曜日)に注意を向ける。91番の歌と祈り。
5月14日に始まる週
20分: 52番の歌。「発表」と共に「質問箱」を扱う。わたしたちの兄弟はどのようにしているかという主題に基づく話。1978年の「年鑑」3-32ページの紹介の部分からいくらかの要点をあげる。(あなたの会衆に興味深いと思われる要点を拾い上げる。)
20分: 「良いたよりを伝える ― 全く見知らない人に」。記事の中の七つの点を会衆と討議する。兄弟たちが福音宣明の業により十分にあずかり,答え応じたいと思うようになるよう,兄弟たちの心に達するよう励みある築き上げる注解を述べる。
20分: 「個人的な目標は助けになります」。聴衆との討議。どのように目標を有益に用いたかということにつきだれかに注解を述べてもらうようにしておく。106番の歌と祈り。
5月21日に始まる週
主題: 「あなたの御言葉はわたしの足のともしび」。(詩 119:105,新)
25分: 20番の歌。会衆の発表。神権学校の監督により,6月11日の週の聖書朗読(士師 13–16章)の討議を行なう。そしてどうしたらそれから最も多くのものを得られるか示す。理解するために何か余分の調べを必要とするような部分を割当て部分から見いだし,どうしたらそれを調べられるか実際に示してみる。聴衆に資料の一部を読んでもらい,その後兄弟たちがその意味を理解したかどうか知るために質問してみることができる。毎週の聖書朗読は報いをもたらす経験であり,また資料を十分に理解しようとするのは一つの挑戦であるということが要点として示される。毎日いくらかの時間をそのために取ることにより,定期的に行なうことができる。
20分: わたしたちの家族の研究をもっと聖書の研究にすることができますか。(これは家族が一緒に研究する数多くの方法のうちの一つの方法です。)家族の状況を直接に扱った聖書の一つの章を家族が一緒に読み討議するよう取り決める。例えば,正直に関し使徒 5章1-11節,中立に関しダニエル 3章,許すことにつき創世 42–45章,エホバの力に対する信仰について列王上 18章,野外奉仕活動に関し使徒 17章2-4節,16-34節など。子供を含め各人が一部分ずつ読むことができる。もし時間が許すなら二番目の部分を実演で示す。
15分: 長老による会衆との聖書の討議。聖書朗読はなぜ真の崇拝の主要な部分であり,他の読書に優先すべきか。時間が許せばマタイ 4章4節,詩篇 1篇,ヨシュア 1章1-8節そして申命記 17章18-20節を討議する。(ここであなたはこの命令に従った王,従わなかった王およびそれぞれの結果について例を挙げることができる。例えば,列王下 22章3-13節のヨシュアとエレミヤ 36章のエホヤキムとを対比できる。)119番の歌と祈り。
5月28日に始まる週
25分: 69番の歌。会衆の発表。兄弟たちとの意思の疎通が大切であることを示す話および聴衆との討議。長老は次の資料に基づいて話をし,あげられている質問により聴衆と討議する。
(10分:)エホバのしもべとして,わたしたちはお互いに明瞭で愛ある意思の疎通の必要性を認めている。家族,親せき,仲間のしもべまたは友人間で意思の疎通が欠けているなら,多くの不安を経験することになる。他方,わたしたちが霊の実を培う時,意思の疎通はもっと容易になり,生活はもっと楽しいものとなる。聖書の助言は兄弟たちの間で「階級差別」があってはならないとしている。(ヤコブ 2:1-9)兄弟たちがあなたに近づくことをしりごみさせてしまうような理由をあなたは与えているか。あなたは会衆内のある人々から自分を引き離してしまっているか。(箴 18:1)もしあなたが会衆に愛が欠けていると思うなら,あなた自身は愛を示しているか。もし意志の疎通という点で問題があるように思うなら,他の人を非難する前に自分自身を調べた方が良いのではないか。もし,そのように調べてみて自分が何らかの点で欠けていると分かったなら,改善するため何を行なえるか。一つの方法はその問題に関する聖句を調べてみて,わたしたちに特にあてはまる助言を率直に適用することである。(マルコ 11:25。コロサイ 3:13。箴 6:20-22。ローマ 14:19)
(10分:)時間が許す範囲で下記の部分を扱う。わたしたちの兄弟が言おうとしていることに,思いを開いて喜んで耳を傾けるという主題を際立たせながら,次のそれぞれの質問に聴衆から注解を引き出す。同じように,わたしたちが兄弟たちと意志の疎通を図ろうとする時,兄弟たちがわたしたちに耳を傾けてくれることを望む。1. 提案や助言されたことに対するわたしたちの反応はどのように兄弟間で意思の疎通を欠くようになるか。こうした分野で意志の疎通を改善するためにどんな提案を行なえるか。(ヤコブ 1:19,20。エフェソス 4:26。箴 15:1,2,4)2. 個性に関する問題が生じるような場合,次の聖句はどのように伝道者が他の人々と意思の疎通をより良いものとするのを助けるか。(箴 17:9。伝道 7:8,9。マタイ 7:12; 5:23,24。ヨハネ第一 4:20,21)3. 長老たちが会衆内の他の人からの提案を喜んで受け入れる時,これはどのように相互の益となるか。(箴 15:31。ローマ 12:16。エゼキエル 24:16前半)4. 仲間の長老が,会衆の物質的,霊的必要に関して自由に意思の疎通を図る時,これはどのように群れを強めるか。(コリント第一 12:25,26。詩 146:7-9)
20分: ヨベルの年とその備えをつぶさに見る。(2分)司会者: イスラエルの土地に住んでいたエホバの民が第50年目,ヨベルの年に楽しんだ自由はどんなものだったか。それは負債と隷属からの解放であった。それは経済的な問題のために失った資産を取り戻す時であった。そしてもしあるイスラエル人が負債を抱え,それを支払うために自分自身か家族の成員のだれかを奴隷としての奉仕に売り渡していたのであれば,ヨベルの年に(たとえ習慣的な6年間の奴隷としての奉仕が完了していなくても)当人と自分の家族の成員は自由にされ,負債は帳消しとなり,当人は再び自由な人としての生活を再開する十分な備えが与えられた。(レビ 25:13-33,39-43,53,54)ヨベルとはエホバの民が約束の地に入った時,エホバがその民のために設けてくださった状態への回復であった。この情報は今日のわたしたちにどんな価値を持っているか。
(18分)聴衆との討議:
1. 象徴的なヨベルとは何か。(「塔」76/11/1 646ページ)
2. わたしたちの救出が近いというどんな証拠があるか(ルカ 21:26,28)
3. ヨベルおよび神の近づいている新体制はエホバがあわれみ深い神であることをどのように示しているか。
4. 土地と収入を人々が必要としているのをエホバが認めておられることを彼らはどのように証ししたか。(イザヤ 65:21)
5. イスラエルにエホバが約束なさったように,エホバの民は近づきつつある新秩序に確信を持って何を期待しているか。(イザヤ 25:6-8)
6. ヨベルの時に負債が帳消しにされたので,これはわたしたちが負債を負って,「大患難」が負債を帳消しにしてくれるのを待ち望めるということか。(ローマ 13:8。列王下 4:7)
7. 兄弟が何かを必要としていて,わたしたちが助けを差し伸べられる場合,聖書はわたしたちが何をするように勧めているか。(ヤコブ 2:15-17。レビ 25:35)
8. 自活する努力を引き続き行なおうとしない人々にどんな見方を取るべきか。(テサロニケ第二 3:10)
9. これらすべてのことは,わたしたちの愛ある天の父について認識するのをどう助けるか。わたしたちの責任についてはどうか。そして将来に対するわたしたちの希望についてはどうか。
ヨベルに関するすべての取決めはわたしたちを天の父に近づけ,天の父がわたしたちに関心を持っておられるのを確信させる。天の父はイスラエル国民に対してそうであったと同じように,わたしたちの神であられることを証ししておられる。
15分: 「真理について証しする」。聴衆と共に討議する。会衆全体としてどれ程その地方で良いたよりを宣べ伝えることにあずかっているかについて注解を述べる。改善の必要の部分があれば提案を述べる。6月の活動につき簡潔にふれ,すべてが参加するように励ます。短い実演で6月の提供を示す。75番の歌と祈り。