あなたの奉仕会
奉仕会のプログラムを扱う方々へ: 奉仕会のすべてのプログラムは60分以内に扱われるようにしてください。これは始めの歌,終わりの歌と祈りを含めてです。
6月4日に始まる週
15分: 62番の歌。「発表」および支部の手紙。
20分: 宣べ伝えることに対するあなたの態度はどんなものですか。聴衆の参加で扱う。
イエスが他の人々に証しをした時,強調した音信はどんなものであったか。(ルカ 8:1)現在の体制の終わりの時,どんな音信が宣べ伝えられるとイエスは予告したか。(マタイ 24:14)神の目的は変わっていない。宣べ伝える音信は変わっていない。聴衆に尋ねる。わたしたちが王国の音信を宣べ伝え続けるのは一般の人々になぜ重要なことか。わたしたちがそうするのに無関心にならないようにすることは,わたしたちの霊性にどうして大切か。(啓示 3:14-16)「大患難」がいつ始まるのか知らないことは緊急性を減ずるものではない。啓示 18:21またルカ 21:34-36を忘れてはならない。わたしたちすべては神に対する奉仕において熱心であるように。
25分: 「あなたは人々をそれぞれ別個の人とみなしますか」。会衆と実際に記事を討議するのではなく,記事の中の考えを用いて,下記の通り司会する。
実演: 伝道者は家から家の訪問をする。(下に示されている通り,聴衆を含める。)伝道者は家の人にあいさつし,世の悪いことを強調する。そして準備した話を行なう。(今行なっている会話するための話題を用いる。)1,2分後に中断して,聴衆に印象を尋ねる。紹介の言葉をもっと積極的で築き上げるものとするためどうしたらよいか。
再び実演を始め,伝道者はより積極的なことを述べる。(記事の3節を参照)しかし家の人を会話に引き込む努力はなされない。再び伝道者を中断し,ほめる。家の人の関心について何を知っているか聴衆に尋ねる。どのようにしてそれが分かったか。(6-9節)
伝道者は再び試みる。家の人に意見を述べてもらう。家の人は自分自身の生活に関して何か述べる。会話を継続する前に,話し合いをこの家の人に適合させるためにどうしたらよいか聴衆に尋ねる。聖書が実際的な導きであることを強調するため,この人に何を示すことができるか。
この面をさらに実演で示すかわりに,他の一般的な状況に聖書が実際的な導きとなることを示すため聖書の中のどこを指摘するか聴衆に尋ねる。(例えば犯罪,貧困,汚染)黒板などに聖句を示す。11,12節から注解を加える。
どのように書籍を家の人に提供できるか簡潔に実演で示す。
討議されたことを適用するために伝道者たちを励ます。66番の歌と祈り。
6月11日に始まる週
20分: 111番の歌,会衆の発表。「雑誌をどうしておられますか」の記事を話と聴衆の参加で扱う。最初の節で,伝道者たちが必ずしもどうすべきかということではなく,実際に雑誌をどのようにしているか述べるように励ます。さげすむようなことをしてはならない。それから雑誌の中の実際的な価値を持つ資料に対する認識を培う。雑誌を読むだけでなく,8節に述べられている提案を実際的に考慮するよう聴衆を励ます。これらの提案をどのように適用するかの例として次の部分を紹介する。
25分: 1978年5月15日号の「ものみの塔」の記事「人間味のある親切は幸福に肝要」の記事を生き生きと討議する。一つの書籍研究の群れが記事の全体によく通じるようにし,前もって割り当てられた質問に対して準備しているだけでなく,自分の席から注解を述べることができるよう準備しておいてもらう。
1-3節: 人間味のある親切とはどんなものか。そして引用されている経験はどのようにそのことを例示しているか。あなたは違った振舞いをするか,それともあなたならどうするだろうか。
「日常生活に生かす」: 妻たちに尋ねる。あなたが特にありがたく思うどんな「小さな事」をあなたの主人は行なうか。夫たち: あなたの家族のどんな親切をあなたはありがたく思うか。
「クリスチャン会衆内で」: 特別の必要を持つ人々をどのようにみなすか。どのように援助できるか。
「もたらされる益」の部分。注解を述べてもらう。質問する。いま行なわれたことを楽しんだか。それを家族として行なってはどうか。雑誌を読み,その中にあることを用いるように聴衆に強く勧める。
15分: 再訪問する人々に特に適すると伝道者が感じる記事の題,およびその理由を聴衆に述べてもらう。(一人,二人を前もって準備しておく。)野外奉仕で雑誌を用いることに成功を収めている人々に経験を述べてもらう。すべての人が雑誌を読んで,十分に活用するよう励ます。55番の歌と祈り。
6月18日に始まる週
15分: 96番の歌。引き続いて訪問することはどれ程大切か。
わたしたちの業の大きな部分は弟子を作ることである。(マタイ 28:19,20)だれかが忍耐強く再訪問したので助けられた,幾人かの会衆の伝道者をインタビューする。
会衆が前月,いくつの再訪問を行なったか簡潔に述べる。過去6か月中4か月再訪問を行なった伝道者は幾人いるか。(会衆の記録から数字を得る)この活動により大きな注意を払う必要があるか。
25分: 「良いたよりを伝える ― 再訪問を行なって」。1,2節の資料を簡潔な紹介に用いる。
3,4節を単に研究するかわりに,会衆に尋ねる。「ある人を再訪問するかどうかどのようにあなたは決めますか。もし家の人が文書を受け取らなかったとしても,いつ再訪問するのは有益ですか。だれかそうした人がいますか。再訪問を行なうのに自分の予定のなかであなたはいつをあけておきますか。再訪問を行ない聖書研究を司会するのにどれ程の奉仕時間をあなたは用いますか。
5-7節についてただ質問を尋ねるかわりに,家から家の訪問の結びを実演し,どのようにその提案の一つを適用するかを示す。それから聴衆にさらに次のことを尋ねる。(1)どのように再訪問の基礎を据えるか,(2)家から家の記録にどんな記録を書きとめるか,(3)どんな準備を行なうかなど。
8節を実演で示す。聴衆に観察を述べてもらう。問題を提起する: もし家の人がとても忙しいならどうするか。9節の提案を実演で示す。それから,再訪問を行なう時,人々が家にいないので問題をもつ人に対して,聴衆が自分の提案を述べるよう求める。
会衆の経験を引き出して,これを自然になされる討議にしなさい。記事の中の資料は実演の基礎として,またあなたの付加的な注解として用いなさい。
20分: ある程度の面識のある人を助ける。
今年の記念式の会衆での出席者数につき述べる。彼らは命に対するエホバの備えに引き続き関心を示しているか。わたしたちは彼らを助けることができるだろうか。聴衆が下記のことにつき注解を述べるように勧める。
普通は集会に出席していないあなたの家族の成員の一人は出席したか。そのような人を励ますために何を行なえるか。(もし望ましいと思えれば長老の一人を今招いて,よりよく知り合うよう,研究を提案してもらうようにしてはどうか。)
記念式に出席し,研究は定期的に司会されているものの集会には続けて来なくなってしまった人をどのように助けることができるか。(書籍研究司会者に彼らを訪問することを取り決めてもらい,進歩をほめ,会衆と引き続き交わるように励ましてもらうことができる。)
記念式に出席した人々の中に,かつては定期的に交わり,バプテスマを受けてはいるものの,今は活発でない人々がいたか。彼らをどのように助けることができるか。(霊性を築き上げるために再び研究を必要としているか。援助を申し出るように。)
今週幾らかでも再訪問を行なうよう計画するよう。81番の歌と祈り。
6月25日に始まる週
10分: 8番の歌,会衆の発表。
15分: 「1978年の大会出席者は活動する!」と題する折り込みの「クリスチャン証人たちはその名前に恥じない生活をしています」から「人々が人々に会う」まで,話で扱う。
15分: 折り込みの「見苦しくない服装」から「良い秩序を保つ」までを質問と答えで扱う。「見苦しくない服装」の資料を読む。それから質問する。イエスと天使たちがエホバのみ前における集いで見苦しくない装いをしている模範から何を学べるか。わたしたちは彼らの模範から何を学べるか。「清潔さと廉潔さ」の節を読み,それから尋ねる。ペテロ第一 1:16と調和して,大会でわたしたち各人はどんな責任を持っているか。「良い秩序を保つ」を読んでこの部分を閉じる。聴衆に尋ねる。子供たちは大会でどんな責任を持っているか。コリント第一 10:31と調和して,宿泊している所でどのように振舞うか。なぜこれは大切か。アルコール飲料の使用になぜ注意すべきか。
20分: 野外の監督はほとんどの伝道者が出席する大会における特別の証言活動について会衆の取決めを概略する。兄弟たちが同じ所または近くで宿泊しているなら,大会に出席する前に車やバスのグループを作っておく。小さな群れは都合の良い所で集合して,すぐ野外に向かう。開拓者,伝道者から成る一群の人々は「あなたは行動する『いなご』部隊の一人になられますか」から「運動の計画」までの資料を熱心に討議する。89番の歌と祈り。