あなたの奉仕会
1月7日に始まる週
18分: 40番の歌と「発表」および会衆の発表。支部の手紙と「日本の野外奉仕報告」。
20分: 「真理について証しする」。聴衆と討議する。良いたよりを宣明する業に会衆としてどの程度あずかっているか注解し,改善が必要なところについて提案を与える。
17分: エレミヤの経験から学ぶ。困難な時代を経験したにもかかわらず,エレミヤは信仰と忠節の人であった。以下の資料を扱う際,質問をする前に聴衆の中のだれかに聖句を読んでもらう。
1. エレミヤ 1:6-8を読む。その後質問する: 自分の無力さを感じていても,これらの聖句からどのように励ましを得られるか。
2. エレミヤ 1:17-19を読む。エレミヤのしたような業を行なうわたしたちに,これらの節はどんな保証や確信を与えてくれるか。
3. エレミヤ 20:9,11,13を読む。一時的に落胆する時,これらの節からどんな励ましを得られるか。
4. エレミヤ 26:12,15を読む。これらの節は何を思い起こさせてくれるか。
5. エレミヤ 31:3,4を読む。悔い改めてエホバのご意志を行なう方向に転ずる人々へのエホバの愛やあわれみについて,これらの節はどう告げているか。今日の人々でも変化してエホバの恵みを得ることができるか。イザヤ 1章18,19節は何と述べているか。
結論として,聴衆に尋ねる: この討議からどんな確信や励ましを得られたか。
5分: 39番の歌と祈り。
1月14日に始まる週
22分: 66番の歌と会衆の発表。「質問箱」の要点を簡潔に述べてから,以下の討議に移る。
あなたの心を守りなさい: 箴言 4章を聴衆と共に討議する。数人の若い人たちに節を読んでもらう。聴衆と共に質問を話し合う。(1,2節)若い人たちは親に対してどんな態度を取るべきか。なぜ。(3-6節)年長であり経験も積んでいる親の助言に聴き従う益は何か。(7-9節)若い人はどのように知恵を証明できるか。(20-23節)どうすれば心を守れるか。また,それはなぜ大切か。(24-27節)自分の道を固く定める人はどんな悪い行ないを離れるか。(良い助言を当てはめて良い結果を得た経験を述べるよう,若い人たちを励ます。)
13分: 「その意味を悟りましたか」。有能な兄弟に,聴衆に向かって記事を読んでもらう。その後,記事の主な点に関して聴衆に二,三の質問をしながら資料を復習する。
最後に少なくとも3分を空けておき,大会の2日目に強調された事柄の幾つかに従うよう既に努めている人たちから,感想や経験を述べてもらう。発言が少ないなら,主な点の幾つかに従うため,今,何ができるか,具体的な提案を述べる。
20分: 「どれほど大勢に接触できますか」。質問と答え。5節から7節に参照されている聖句を見るよう聴衆に勧める。聖句が読まれた後,それらの節に出ている質問を尋ねる。
非公式な形で福音宣明を行なう際,巧みさと分別が必要であることを強調する。
この事を上手に行なう一人か二人の伝道者にインタビューする。
外出している人々に非公式に話しかける点で率先するよう兄弟たちを励ます。この活動をしてみたいと思う人は,その業に既に成功を収めている兄弟姉妹か,自分と同じようにこの業で能力を培いたいと思っている人たちと一緒に行くよう励ます。
5分: 103番の歌と祈り。
1月21日に始まる週
8分: 62番の歌と会衆の発表。
15分: 2月の提供: 「わたしの聖書物語の本」を提供する。別の本を望む人には替わりとして「平和と安全」などのポケット版の書籍を配布できる。次のような方法で提供することもできる。(実演で示す。)
「今日,子供たちは学校で多くの事を学んで知識が豊かになっています。しかし,正直,思いやり,謙遜さなど,人として身に着けなければならない大切な事柄を学校で学んでおりません。これらは家庭で教えなければならない事柄です。こうした資質を子供が幼い時から身に着けるのはとても大切だと思われませんか。(相手の考えを聴く。)この点で聖書はとても優れた助けです。(テモテ第二 3:15,16を読んで注解する。)幼子たちが聖書を理解する助けとなるとても良い出版物があります。(本を示す。)例えば,物を盗むとはどんなに悪いことかを示している第47話を開いてみましょう」。絵を用いながら説明する。
または,次のように言うこともできる。「お宅ではお子さんにどんな本を読ませたいと思っておられますか。子供の目を引きつける本はとても多いですが,必ずしも子供に益を与えることを第一にした本ばかりではありません。売ることが目あての本が少なくないと嘆いている方もおられます。あなたもそう感じたことがおありですか。(相手の意見を聞く。)もしかしたら,このような出版物に関心がおありかもしれません。(本を示す。)聖書は大人向けの本だと一般に考えられているかもしれませんが,子供にも深い配慮がなされています。例えばここをご覧ください。(94話を開き,そこに引用されているマタイ 18章3,4節またはマルコ 10章14節を説明する。)この本は子供たちが聖書から真の益を得るようにという願いをこめて作られました」。
このほか,71話,115話などを用いて,暴力的なテレビ番組や読み物に替えて楽園の平和な希望を教える必要や益も強調できる。ほかにどの部分が用いられるか,聴衆からも提案を求める。
20分: 謙遜さにおいて成長し続ける。謙遜は「へりくだった思い」と定義されている。ギリシャ人の思いにとってそのような概念は他国のものだったので,パウロがフィリピ 2章3節でそれについて書いた際この概念を表現する新造語ができあがった。(読む)以下の点を扱う際,質問する前に聴衆の中のだれかに聖句を読んでもらう。
1. 詩 113:5-7を読んで尋ねる。エホバはどのように謙遜の模範か。
2. サムエル後 22:1,36を読む。エホバが敵の手からダビデを救出された時,ダビデはなぜエホバが謙遜であると言ったのか。あなたはこの資質のゆえにエホバを愛するか。なぜ。
3. コリント第一 4:7を読む。パウロの言葉は,他の人々の不完全さに接した時,謙遜にしんぼうするようわたしたちをどのように助けてくれるか。
4. ローマ 12:10,16を読む。これらの節の助言に従うことは謙遜さを保つのにどのように役立つか。
5. コリント第一 9:19,22,23を読む。パウロが言い表わしたこの見方を持つと,他の人々に良いたよりを証言する際,謙遜であるよう,どのように助けられるか。
6. 自分の家族に謙遜さを示すどんな機会があるか。会衆の他の成員に対しては?
12分: エホバは新しい人格を培うようわたしたちを助けられる。インタビュー。神は,ご自分の霊とみ言葉により,わたしたちが新しい人格へと変化するよう助けてくださる。(エフェソス 4:22-24)わたしたちはまだまだ進歩する必要を感じているが,それでも,既にかなり進歩してきたことも認めている。以前に,短気,ねたむ傾向,引っ込み思案,出しゃ張りといった古い人格の特徴を持っていた人たちをインタビューする。その弱点に対して努力する必要をどうして認めるようになったか。何をしたか。克服困難な障害にぶつかったか。古い人格を振り返ってみて今どう感じるか。以前の問題や不安定さと現在の喜びや平和を対照させる。
5分: 31番の歌と祈り。
1月28日に始まる週
8分: 11番の歌と会衆の発表。「神権的ニュース」。
17分: なぜか分かりますか。若い人々に関する質問を扱った聴衆との討議。質問は親や年長の人々に向け,ある助言がなぜ与えられるのか,親切に説明するよう彼らに求める。若い人たちが規則を越えて物事を見るように,また,聴き従うことがなぜ賢明かを認識するよう助ける。積極的であり,助けとなるように努め,批判的であることを避ける。
司会者: 一部の若者たちは,自分が十分な理由もないのに多くの面で抑制されていると感じて,親や先生,その他の権威の立場にある人たちに対して憤っている。結果: 助言に対する反抗と世代の断絶。彼らの行動を規整する指針が定められている理由を理解するよう,どうしたら彼らを助けられるか。これらの質問にどう答えるか。
(1)学校やその他の場所で,たばこ,アルコール,時にはシンナーや麻薬類などの使用が見られている。そうした事柄を耳にすると,なぜ親はそれほど心配するのか。(コリント第二 7:1。箴 23:20,21)(2)若い人々はレクリエーションを必要としている。なぜ彼らは,娯楽やスポーツの中の多くのものを避けるよう勧められるのか。(テモテ第一 4:8。フィリピ 4:8)(3)音楽やダンスは聖書時代の昔からずっと,あらゆる文明の一部となってきた。現在流行している音楽をどうしてそれほど憂慮するのか。(ヤコブ 1:14,15。ペテロ第一 1:14-16)(4)若者たちは同じ年代の人たちとの交際を楽しむ。彼らが一緒に交わることについてなぜある制限が課されるのか。(コリント第一 15:33。箴 13:20)(5)みなさんはなぜ,会衆の活動に十分参加し,開拓奉仕を行なう可能性を考慮するよう彼らに勧めるのか。―伝道 12:1。テモテ第一 6:18,19。
15分: 会衆の必要に応じて用いる。
15分: 「良いたよりを伝える ― 良い聴き手であることにより」。質問と答え。会話を始めるこれらの提案を用いるよう全員に励ます。
5分: 100番の歌と祈り。