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目ざめよ! 1976
目76 1/8 30–31ページ

世界展望

増大する世界の失業

◆ 去年の七月末の時点で,西側諸国の失業者数は,過去40年間の最高数に達した。オーストラリア,カナダ,日本,西欧諸国,米国などの国々では,おおよそ1,500万人が失業中であった。パートタイムの仕事しか見いだせない人がほかに500万ないし600万人いる。経済状態が改善されたとしても,近い将来に失業者の数が激減するとはほとんど考えられない。USニューズ・アンド・ワールドリポート誌は,「完全雇用あるいはそれに近い状態の見られた時代はもはや過ぎ去った」と述べている。

多くの死傷者を出した地震

◆ 去る9月6日,マグニチュード6.8の地震がトルコ東部のライス村を襲った。8,000人の住民のうち,1,000人以上が命を失った。伝えられるところによると,このほかにも,近隣の村々で少なくとも1,000人の死者が出,三万人余りが家を失った。1966年に,ライスの住民には,より安全な土地に家を建てるための政府の援助が提供されていたが,それに応じたのはわずか150世帯だけであった。政府の援助で建てられた鉄筋コンクリートの家屋がほとんど損害を被ることなく地震に耐えたのに対して,山腹にある,石とモルタル造りの古い家屋は全壊した。

郵便受けの用い方

◆ 米国政府は,郵便受けには郵便料金納入済みの郵便物以外は入れてはならない,という規制を設けている。郵便料金を払ってない印刷物を入れる者は,一回の違法行為につき最高300㌦(約9万円)の罰金を払わねばならない。郵政省では,このような規制がなければ,広告用パンフレットなど様々な印刷物で,郵便受けがいっぱいになるだろうと述べている。法律は,ちらしなどの印刷物をドアの取っ手の上に乗せたり,ドアの下に置いたり,またすきまから差し込んだりすることを許しているが,郵便受けそのものには,料金納入済みの郵便物以外は入れることができない。

地盤の沈下

◆ 世界の各地で地盤沈下が起きている。沈下がごくわずかずつの場合もあれば,突然地面が陥没し,その地帯の建物が破壊される場合もある。米国テキサス州の1万平方㌔に及ぶ海岸地帯では,年に15㌢も地盤が沈下しているためメキシコ湾の海水が徐々に陸地に押し寄せている。同じく米国カリフォルニア州のサンホーキン谷は,ここ数十年の間に8.4㍍も陥没した。上海,東京,メキシコシティーなどにも,脅威にさらされている地域がある。これはなぜだろうか。ごくゆるやかな沈下は,地殻の断層など,地の表層で常に活動している力によって起きる場合がある。また急速な沈下は,地中から大量の石油や天然ガスを取り出した際によく起きる。しかし主な原因は,人間が必要とする水の量が増えている点にある。爆発的な人口増加によって,飲料水や工業用水のほか,灌漑用水の需要も増大した。そのため,水はどんどん地下からくみ上げられている。地下水を補充するに足る雨量がない場合,大抵地表は沈下する。

緊張を和らげる方法ではない

◆ 米国メリーランド州立大学における最近の研究は,アルコール飲料は一見,肉体の緊張を和らげるように見えるが,中枢神経系の働きを弱めるのでその効果は精神的なものに過ぎないことを明らかにした。アルコール飲料を飲む人は,くついろだ気分になるかもしれないが,その体は非常に緊張している場合がある。肉体の緊張を和らげるには,座ってアルコール飲料を飲むよりも軽い運動をしたほうが良い,と同調査報告は提案している。

予想されるコーヒー不足

◆ 昨年の初め,ブラジルのコーヒーの木は霜によってひどい被害を受けた。その結果,少なくとも今後二年間はコーヒーの収穫量が減り,世界中で価格の上昇が予想される。その霜枯れの前に取り入れた1975年度の収穫量は,およそ2,300万袋であったが,来年は800万袋から1,200万袋にすぎないだろうと予想されている。

外国製品に対する英国人の評価

◆ 英国におけるギャラップ世論調査によると,英国人は西ドイツの製品を品質の点で世界第一位と評価した。日本製品は二位と評価されたが,これは15年前の23位から比べると大きな進歩である。オーストラリア製は三位,アメリカ製は15年前には一位だったのに比べ,今回は八位だった。

ハワイ人は長生きする

◆ ハワイ州の人々の平均寿命は73.6歳で,米国では最も長命である。男性の平均寿命が70歳を超えるのは同州だけである。ハワイに続いて寿命が長いのは,ミネソタ,ユタ,ノースダゴタ,ネブラスカの各州である。

化学薬品とガン

◆ 米国国立ガン研究所は,男性の肺ガン,肝臓ガン,膀胱ガンによる死亡率の非常に高い地域を示した図表を発表した。これらの地域で一般に見られる共通点は,化学工場があることと化学薬品による汚染である。ある権威者は,世界各地で人々の命は,周囲の環境の中に潜む化学薬品のためいよいよ危険にさらされていると述べた。また動物実験は,直接ガンを生じさせない化学薬品でも体内に入ると発ガン物質に変わり得ることを示唆している。こうして現代の工業文明による異常な汚染がガンの一因であることを示す証拠は増えている。

酔った象

◆ タンザニアの公園の職員は,発酵した果実をむさぼり食い,酔って暴れる象がいることを報告している。その公園の警備官は,象がラッパのような甲高い鳴き声をあげ,樹木を踏み倒し,小動物を追い回しているのを見た。

軍備費の比較

◆ 日本が軍備に費やす予算は,デンマークを除く先進諸国の中で最低であり,国民所得の1%に満たないと言われている。日本は軍備のために一人当り平均わずか9,900円費やしているにすぎない,それに対して,ソ連は10万円余り,米国は12万円余り,そしてイスラエルは何と14万円余りも費やしている。

死の財政援助

◆ フォード大統領に対する,保健調査委員会の最近の報告によると,米国政府は,たばこの価格維持のために年間6,000万㌦(約180億円)も費やしている。これは喫煙と関係のある肺ガンによる死亡者一人につき約1,000㌦(約30万円)の割合になる。「一方,連邦政府が喫煙の危険性について大衆を教育するために費やした金額は,(喫煙と関係のある)肺ガンになる死亡者一人につき,年間14.30㌦(約4,300円)にすぎない」と同報告は言明している。「それと同時に,たばこ業界は,たばこを飲む習慣を助長するために,肺ガンによる死亡者一人につき2,857㌦(約85万7,000円)を費やしている」。1973年中,米国では7万4,000人ほどが肺ガンで死亡した。

致命的な好奇心

◆ 秘術に手を出すことは,害のない気晴らしにすぎないだろうか。米国カリフォルニア州に住む17歳の一少女に関する最近の経験は,そうではないことを示している。この少女は,車を運転している最中に自分でガソリンをかぶり,それに火をつけた。病院で息を引き取る直前に,少女はこう言った。「死ぬとどんな感じがするのか知りたい」。伝えられるところによると,この少女は,超自然的現象や死後の霊の存在に深い関心を抱いていた。

人類最後の日を種にひともうけ

◆ 「ハルマゲドンを待つことが,もうけ仕事にまで発展」したと,最近号のタイム誌は述べている。米国カリフォルニア州には,最悪の事態を恐れる人々を対象に,山の中の秘密の隠れ家の会員権を1万2,500㌦(約375万円)で購入するよう取り計らった土地投機業者たちがいる。購入した人は,さらに年300㌦(約9万円)の会費を徴集される。世界の崩壊に際しては,乾燥食品,水,電気などが会員に供給される予定である。また,その“生き残る”社会に通ずる道路にはすべてダイナマイトが仕掛けられている。

賭博者を満足させるために

◆ スポーツ・イラストレーテッド誌が最近報じたところによると,米国フロリダ州の賭博者たちの間ではグレーハウンド競走が人気を博している。しかし,多くの人はこの競技が単なる“競走”ではないことに気付いていない。一人の調教師はこう述べている。「八頭の犬は,おとりを追って走路を走る時,競走しているのではない。殺すために走っているのだ」。犬はまず,生きたウサギを追うよう訓練される。「子犬の時分に,その生きたウサギを味わったら最後,その犬は一生殺し屋になる」と別の調教師は述べている。「犬は,えさをやらないから血に飢えているのではない。生きたウサギで訓練されたために血に飢えているのだ。人間は賭けをしたがり,グレーハウンドは獲物を殺したがる。これは当然のことだ」。

撃退されたサメ

◆ モーセガレイと呼ばれる,紅海のカレイは白色の毒物を放出するが,それは大量の水で薄められても小さな海生動物には致命的である。しかし,この毒物はサメよけになるかもしれない。最近行なわれた実験では,このカレイが釣り糸の先に取り付けられた。この格好の獲物と見えたものにサメが襲いかかった時,大きく開かれたサメの口は毒物によって麻ひしてしまい,すごすごと離れて行った。数分間たって,毒物の効果が消えてからサメはやっと口を閉じることができた。

修道女の減少

◆ ローマ・カトリックの修道女は,過去四年間に24.6%減少した。同教会の修道女数の合計は,現在全世界で60万9,369人である。減少が最も著しかったのはカナダと米国で,38.5%も減った。

詐欺の増加

◆ 1964-1965会計年度中に,銀行を含む米国の金融機関は2,835件の詐欺事件を通報し,その結果604件の有罪判決が言い渡され,被害額の合計は2,040万㌦(約61億2,000万円)に上った。しかし,1975年6月30日に終わった会計年度中には,1万181件の詐欺が通報され,1,511件の有罪判決が言い渡された。被害額は1億8,870万㌦(約566億円)に上ったが,そのうち3,390万㌦(約100億円)は回収された。一銀行役員の次の発言は,この大きな増加の理由を幾らか明らかにしている。「米国で,被害額が二千㌦ほどの場合,起訴しようともしない検事が少なくない。詐欺犯人はひそかに免職にされ,その人が受けるはずの恩典は損害の埋め合わせに充てられ,その人は銀行業からは永久に追放される。ただそれだけのことである」。

禁止された催眠術

◆ 昨年二月,イスラエルのドミナのある学校で行なわれたパーティーの席上,16歳になるヤファ・スーサは催眠術をかけられたが,催眠術師はこの少女を目覚めさせることができなくなった。少女の意識を取り戻させるために,一人の催眠術医師は丸一週間を費やした。この事件を契機として,イスラエル教育省は,去る9月9日,校長および親の認可がない限り,学校のパーティーで催眠術を行なうことを禁じた。

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