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  • 「皆さんが持っているものを手放さないでください」
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1998
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1998
塔98 9/1 29ページ

「皆さんが持っているものを手放さないでください」

ギリシャの,およそ30の島々から成るキクラデス諸島のある島で,一群の証人たちが伝道していました。そのうちの二人は通りを進んでいた時に警察官に会い,警察署まで付いて来るようにと言われました。警察署に着くとすぐ電話が鳴りました。村の司祭からでした。司祭は,「村にエホバの証人がいると聞いたのですが」と言いました。警察官が,「ええ,ここに二人いますよ」と答えると,「今すぐ行きます」という反応が返ってきました。兄弟たちはその会話の口調に,幾らか不安なものを感じました。

ところが,司祭は到着すると微笑んで兄弟たちと握手をし,警察官の隣の椅子に座りました。話し合いが進むにつれ,警察官はけんか腰になっていきましたが,司祭は分別と礼儀正しい態度を保ちました。司祭は警察官に,証人たちを見下さないようにと言い,「この人たちは神権宣教学校で訓練を受けているので,どんな質問にも答えられます。エホバの証人一人の信仰を変えさせるよりは,世界を根底から覆すほうが簡単でしょう」と付け加えました。

次の日の午前中,兄弟たちが伝道していたところ,またその司祭に出会ったので,「警察署での話し合いの時,あんなに親切にしてくださったのはなぜですか」と尋ねてみました。司祭は,シロスで多くの証人たちと顔見知りだったことや「ものみの塔」誌と「目ざめよ!」誌を何年も読んでいたことを話してくれました。実際,教会で説教するために何度か「ものみの塔」誌を持っていき,ファイルで隠して使っていたのです。司祭はこう語りました。「皆さんの文書がなかったら,生きていく張り合いもなかったでしょう。あの文書のおかげでやってゆけるのです」。

その後,司祭は証人たちにこう話しました。「皆さんに一つ言っておかねばなりません。皆さんが持っているものを手放さないでください。間違ってもそれを捨ててはなりません。わたしがこれまでに行なった説教の中で,これは最高の説教です。口先だけで言っているのではありません。心の底から言っているのです」。

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