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ローマの概略

    • B. 正しさは神の惜しみない親切により,イエス・キリストに対する信仰によって得られる(1:16–11:36)

      • 1. 信仰は救いに欠かせないもの(1:16,17)

        • 「正しい人は信仰のゆえに生きる」(1:16,17)

      • 2. 神への不敬とあらゆる不正に対する神の憤り(1:18-32)

        • 創造者である神をたたえないことに関して人間は言い訳ができない(1:18-23)

        • 神は,神を敬わない人々が汚れたことを行うままにした(1:24-27)

        • 神を認めないことの結果(1:28-32)

      • 3. ユダヤ人もギリシャ人も神に裁かれる(2:1-16)

        • 人を批判することへの警告。神は全ての人を公平に裁く(2:1-11)

        • 律法を持っていながら不従順な人は律法によって裁かれる(2:12,13)

        • 異国の人々も自分の内に良心という律法を持っている(2:14-16)

      • 4. ユダヤ人と律法(2:17–3:8)

        • 律法を守ると言いながら破る人は神の名を汚している(2:17-24)

        • 真の割礼は内面のもの。真のユダヤ人は心に割礼を施されている(2:25-29)

        • ユダヤ人は神の神聖な宣言を託された(3:1,2)

        • 「全ての人がうそつきだとしても,神は真実な方です」(3:3-8)

      • 5. 律法によらずに神から正しいと認められる,ということが明らかにされる(3:9-31)

        • ユダヤ人でもギリシャ人でも全ての人は罪の支配下にある(3:9-18)

        • 誰も,律法に従った行いによって,正しいと認められることはない(3:19,20)

        • どんな人もキリストに信仰を抱くなら正しいと認められる。それは無償の贈り物(3:21-28)

        • 神はユダヤ人だけの神ではなく,異国の人々の神でもある(3:29-31)

      • 6. アブラハムは律法がなかった時に信仰によって正しいと認められた(4:1-25)

        • アブラハムは割礼を受けていなかったが,信仰のゆえに正しいと見なされた(4:1-12)

        • アブラハムは信仰によって正しいと見なされて,約束を与えられた(4:13-15)

        • アブラハムの信仰に倣う人たち全てにとってその約束は確かなもの(4:16-25)

      • 7. 神との和解。アダムを通して死が入り,キリストを通して命を得る(5:1-21)

        • 信仰によって正しいと認められるなら,神との平和,喜び,希望を得られる(5:1-5)

        • 罪人であり敵である状態から神と和解する(5:6-11)

        • アダムの罪によって,死が全ての人に広がって王として支配する(5:12-14)

        • キリストを通して与えられる神の無償の贈り物の結果,正しいと認められる(5:15-17)

        • 罪の代わりに惜しみない親切が治める(5:18-21)

      • 8. キリストへのバプテスマによる新たな生き方(6:1-23)

        • キリストへのバプテスマを受ける人は,キリストが経験したような復活の希望を抱いてキリストの死へのバプテスマを受ける(6:1-11)

        • 体の中で罪が王として支配するのを許してはならない(6:12-14)

        • 罪の奴隷から神の奴隷に(6:15-23)

      • 9. 律法の目的は果たされた。全ての人の内にある死に至らせる罪の力が明らかにされる(7:1-25)

        • 律法からの解放に関する説明(7:1-6)

        • 律法により罪が明らかにされた(7:7-12)

        • 罪との闘い(7:13-25)

      • 10. キリストと結び付いている人たちの正しい立場(8:1-39)

        • 聖なる力に導かれて生きるなら,神に喜ばれ,命と平和を得る(8:1-11)

        • 養子とされたことを神の聖なる力が証明する(8:12-17)

        • 人間という創造物は神の子たちが明らかにされるのを待っている(8:18-21)

        • 創造物は苦痛を感じて,うめいている(8:22-25)

        • 聖なる力は聖なる人たちのために神に願い出る(8:26,27)

        • 神は,神を愛する人たちのために,ご自分の行いを調和させている(8:28-30)

        • 「もし神が私たちの味方であるなら,誰が私たちに敵対できるでしょうか」(8:31-34)

        • どんなものも神の愛から正しい人たちを引き離すことはできない(8:35-39)

      • 11. 主権者としての神の意志と生来のイスラエル(9:1-33)

        • パウロは同族であるイスラエル人のことを悲しむ(9:1-5)

        • アブラハムの子孫とは誰か(9:6-13)

        • 誰が神に選ばれるかは,人間の願いや努力に懸かってはいない(9:14-18)

        • 陶芸家である神が誰を選ぶかについて,文句を言うのは賢いことではない(9:19-26)

        • 生来のイスラエルの残りの者だけが救われる(9:27-29)

        • イスラエルは信仰を示さず,つまずいた(9:30-33)

      • 12. どうすれば神の前での正しい立場を得られるか(10:1-21)

        • キリストは律法の終着点(10:1-4)

        • 信仰のゆえに正しいと見なされる。人々に伝えることによって救われる(10:5-10)

        • ユダヤ人もギリシャ人も,救われるためにはエホバの名を呼ぶ必要がある(10:11-13)

        • 人々が聞き,信じ,エホバの名を呼べるよう,伝道する人が遣わされる(10:14,15)

        • 生来のイスラエルが応じなかったのは,機会がなかったからではなく,信仰が欠けていたから(10:16-21)

      • 13. イスラエル全体の救いをオリーブの木の例えで説明する(11:1-36)

        • 生来のイスラエルは完全に退けられたのではない(11:1-16)

        • イスラエルの信仰が欠けていたので,元々あった枝の一部が折り取られ,イスラエル人でない「野生の」枝が接ぎ木された(11:17-24)

        • 「イスラエル全体」がどのように救われるかに関する神聖な秘密が明らかになる(11:25-32)

        • 「ああ,神の祝福は何と豊かで,神の知恵と知識は何と深いのでしょう」(11:33-36)

ローマ 11:1

  • 子孫: または,「子孫たち」。直訳,「種」。付録A2参照。

欄外参照

  • +サ一 12:22; 詩 94:14; エレ 31:37
  • +使徒 22:3

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  • 出版物索引

    塔85 1/15 5; 塔62 567

ローマ 11:2

脚注

  • *

    もしかすると,「予知した」。

欄外参照

  • +出 19:5; 詩 94:14

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  • リサーチガイド

    「目ざめよ!」

    1990/7/8,13ページ

  • 出版物索引

    目90 7/8 13

ローマ 11:3

  • エホバ: パウロはここで,預言者エリヤがエホバ神に呼び掛けている王一 19:10,14から引用している。元のヘブライ語本文では,神の名前がヘブライ語の4つの子音字(YHWHと翻字される)で表されている。パウロはこの引用を短くし,語順を変えている。また,引用の初めに名前を使った呼び掛けを加え,この言葉が神に向けられたものであることが分かるようにしている。入手できるギリシャ語写本ではキュリオス(主)の変化形が使われているが,ここの本文では「エホバ」が使われている。それは,パウロが引用した言葉の文脈や他の文脈で,エリヤは一貫して名前を使ってエホバに呼び掛けているから。(王一 17:20,21; 18:36,37; 19:4)それで,この引用のヘブライ語聖書の背景は,神の名前がキュリオスに置き換えられたという見方の裏付けとなる。また,ギリシャ語聖書の幾つかのヘブライ語訳はここで神の名前を使っている。

    私の命: ここでギリシャ語プシュケーは人の命を指す。私の命を狙っていますという表現は,「私を殺そうとしています」とも訳せる。この表現は,パウロが引用している王一 19:10,14などヘブライ語聖書で使われている言い回しをそのまま取り入れたもの。(出 4:19。サ一 20:1)用語集の「プシュケー」参照。

欄外参照

  • +王一 19:2, 10, 14

ローマ 11:4

  • 神は……答えている: 神が王一 19:18で預言者エリヤに語った言葉について言っている。ここのギリシャ語名詞クレーマティスモスは神からの言葉を意味する。ほとんどの辞典と聖書翻訳では,「神の宣言」,「神のお告げ」,「神の返答」,「神の答え」といった訳が使われている。関連する動詞クレーマティゾーはギリシャ語聖書で何度か使われている。例えば使徒 11:26には,イエスの弟子たちが「神の導きによってクリスチャンと呼ばれた」とある。使徒 10:22; 11:26の注釈を参照。

    バアル: カナン人の神で,崇拝者たちから天空の所有者と見なされ,雨や豊作をもたらすと信じられていた。ギリシャ語聖書でバアルが出ているのはここだけ。パウロは王一 19:18から引用している。ヘブライ語聖書で,この神はヘブライ語でハッバアル(バアルに定冠詞が付いている)と呼ばれている。(裁 2:13。王一 16:31; 18:25)このヘブライ語は複数形で出てくることもあり,さまざまな地方神を指すようだ。そうした神は,特定の場所を所有したりそこに影響力を持ったりすると考えられた。(裁 2:11; 8:33; 10:6)ヘブライ語バアル(定冠詞なし)には,「所有者」また「主人」という意味がある。(出 21:28; 22:8)

欄外参照

  • +王一 19:18

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    「洞察」

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    洞-2 474

ローマ 11:5

欄外参照

  • +ロマ 9:27

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    「洞察」

    「目ざめよ!」

    1990/7/8,13ページ

  • 出版物索引

    洞-2 462; 目90 7/8 13;

    塔83 11/15 18,20; 政 113; 塔75 119; 塔72 392-393; 塔59 112-113,225

ローマ 11:6

欄外参照

  • +エフ 1:7; 2:8
  • +ガラ 2:15, 16

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  • 出版物索引

    目62 11/8 7

ローマ 11:7

欄外参照

  • +ヨハ 1:11, 12
  • +コ二 3:14, 15

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    塔61 718

ローマ 11:8

  • 神: ここでパウロは申 29:4とイザ 29:10から引用している。それらの聖句のヘブライ語本文では「神」を使っていないが,パウロはセプトゥアギンタ訳から引用していたと思われる。セプトゥアギンタ訳のほとんどの写本では,申 29:4(29:3,LXX)で「主である神は……」となっている。しかし,付録C1で取り上げられている点からすると,パウロの時代に存在していたセプトゥアギンタ訳の写本では「エホバ神は……」となっていたと思われる。実際,ファド・パピルス266の中の申 29:4が含まれる断片では,ギリシャ語本文にテトラグラマトンが出ていて,その後に「神」に当たるギリシャ語が続いている証拠がある。それで,パウロはセプトゥアギンタ訳から少し短く引用し,「神」だけを使ったのかもしれない。ロマ 11:8の入手できるギリシャ語写本ではそうなっている。(使徒 7:37に同様の例がある。注釈を参照。)申 29:4とイザ 29:10のヘブライ語本文では,神の名前が使われている。それを踏まえて,幾つかのヘブライ語訳(付録C4のJ7,8,10,14,15,20)はロマ 11:8でテトラグラマトンを使っている。

欄外参照

  • +イザ 29:10
  • +申 29:4; エレ 5:21

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    「洞察」

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    洞-2 941

ローマ 11:9

  • 食卓: 犠牲のための食卓かごちそうを暗に意味しているのかもしれない。パウロがここで引用している詩 69:22で,「食卓」は「繁栄」と対応していて,祝福を意味していると思われる。パウロはその聖句をユダヤ人に当てはめている。ユダヤ人の多くはイエスを受け入れず,過ちを犯した。そうなった理由の1つは,アブラハムの子孫であるだけで神からの祝福を受け続けられる,という見方にこだわっていたこと。(マタ 3:9。ヨハ 8:39)この間違った考え方のために,やがて「懲罰」を受けることになった。

脚注

  • *

    または,「報復」。

索引

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    「洞察」

  • 出版物索引

    洞-1 463

ローマ 11:10

欄外参照

  • +詩 69:22, 23

ローマ 11:11

脚注

  • *

    または,「過ちを犯して」。

  • *

    または,「嫉妬」。

欄外参照

  • +申 32:21; ロマ 10:19

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    「洞察」

    「洞察」

    「聖書全体」208ページ

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    洞-1 1072; 洞-2 246; 感 208

ローマ 11:12

  • 世の人々: この文脈でパウロはギリシャ語コスモスを使っていて,ユダヤ人ではない異国の人々と言い換えている。ここで「世の人々」は,神と契約を結んだイスラエルの民と区別されている。また,クリスチャンの聖書筆者たちは,キリストの真の弟子とは分けられた人類という世を指して,たびたびコスモスを使った。「世の人々」と訳されているギリシャ語のこのような使い方は聖書独自のもの。ヨハ 15:19の注釈を参照。

脚注

  • *

    または,「にとって富」。

  • *

    または,「減る」。

  • *

    または,「にとって富」。

  • *

    または,「彼らが満ちる」。

欄外参照

  • +ロマ 9:23, 24

索引

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    「洞察」

  • 出版物索引

    洞-2 246,1069;

    塔83 11/15 18,20

ローマ 11:13

  • 異国の人々への使徒: つまり,ユダヤ人ではない人たちへの使徒。恐らく西暦34年ごろ,パウロがキリスト教に改宗した時,復活したイエスはこう述べた。「この人は私が選んだ器であり,異国の人々に,また王たちやイスラエルの民に私の名を知らせる」。(使徒 9:15)それで,パウロは主イエス・キリストに選ばれて「異国の人々への使徒[「遣わされた者」という意味]」になった。(使徒 26:14-18。ロマ 1:5。ガラ 1:15,16。テモ一 2:7)パウロには自分が使徒であるという強い確信と証拠があったが,聖書にパウロが「12人」の1人の代わりになったことを示す箇所は全くなく,パウロが自分を「12人」に含めたことはない。(コ一 15:5-8)使徒 1:23の注釈と比較。

    自分の奉仕: イエスは地上にいた時,弟子たちに全ての国の人々を弟子とする任務を与えた。(マタ 28:19,20)パウロはこの任務を「和解のための奉仕」と呼んだ。パウロの言葉によると,「私たちは」神から遠く離れている人たちに「神と和解してください」と「懇願」している。(コ二 5:18-20)パウロは異国の人々へのクリスチャンの奉仕に全力を尽くしたが,同時に,ユダヤ人にも救われるために必要な行動を取りたいという気持ちになってほしいと強く願っていた。(ロマ 11:14)ギリシャ語ディアコニアの基本的な意味は「仕えること」で,関連する動詞は聖書の中で,給仕をすることなど他の人の世話をすることに関して使われることがある。(ルカ 4:39; 17:8。ヨハ 2:5)ここではクリスチャンの奉仕を指す。これは,神の導きが必要と感じる人々の願いを満たす貴い奉仕。

    大切にします: または,「重んじます」。ここのギリシャ語動詞ドクサゾー(栄光あるものとする,栄光を与える)は,神をたたえることに関してよく使われ,ドクサ(栄光,誉れ)という語と関連がある。(マタ 5:16; 9:8。マル 2:12。ルカ 2:20; 5:25,26。使徒 4:21; 11:18。ロマ 15:6,9)この文脈でこの動詞は,「誇りに思う」,「真剣に受け止める」,「全力を尽くす」といった意味合いを伝えているのかもしれない。パウロは,自分の「奉仕」を最高の誉れと見て大切にしているということを表現している。

欄外参照

  • +使徒 9:15; ガラ 1:15, 16; エフ 3:8
  • +使徒 28:30, 31; コロ 1:23; テモ二 4:5

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    「ものみの塔」

    2003/11/15,9ページ

    1993/9/15,5-6ページ

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    塔03 11/15 9; 塔93 9/15 5-6;

    塔81 2/15 11; 塔81 6/15 23-24,26-29; 塔81 7/15 31; 聖 122; 塔76 157; 救 199; 塔71 543; 目62 3/8 27

ローマ 11:14

  • 私の同族の人たち: 直訳,「私の肉」。ここでパウロは同胞のイスラエル人のことを言っている。(創 37:27と比較。)

脚注

  • *

    または,「嫉妬」。

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    塔83 11/15 22

ローマ 11:15

欄外参照

  • +マタ 21:43

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    「洞察」

  • 出版物索引

    洞-2 1069,1253;

    塔83 11/15 22; 塔74 319

ローマ 11:16

  • 根……枝: ここでパウロは,アブラハム契約に関係する神の目的の実現についてオリーブの木の例えで説明している。根は,「神のイスラエル」に命を与えるエホバを表す。(ガラ 6:16。イザ 10:20)幹は,アブラハムの子孫の主要な部分であるイエス。(ガラ 3:16)枝は全体としてアブラハムの子孫の副次的な部分であり,その人たちの「数がそろう」とパウロは言っている。(ロマ 11:25。ガラ 3:29)

脚注

  • *

    または,「初物として」。

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    「ものみの塔」

    2011/5/15,23ページ

  • 出版物索引

    塔11 5/15 23;

    塔83 11/15 16-17

ローマ 11:17

  • 一部の枝が折り取られ: イエスを退けた生来のユダヤ人が退けられたということ。

    あなたが野生のオリーブでありながらも接ぎ木され: パウロは引き続き,ユダヤ人でない背景を持つクリスチャンに向けて書いている。(ロマ 11:13)パウロは,栽培されたオリーブの木の例えを使い,アブラハム契約に関する神の目的がどのように実現していたかを説明している。(ロマ 11:16の注釈を参照。)当初,この契約に入ることができたのはユダヤ人だけだった。ユダヤ人でない人々つまり異国人は,別の木である野生のオリーブの木の枝に例えられている。エホバは異国人が比喩的な意味でユダヤ人と見なされてアブラハムの子孫になる機会を開き,いわば,栽培されたオリーブの木に接ぎ木した。ローマの会衆はユダヤ人と異国人の忠実なクリスチャンで構成されていて,皆が神に喜ばれる実を生み出すことを期待されていた。(ロマ 2:28,29)

    接ぎ木され: 接ぎ木とは,良い実がなる木の枝や小枝を劣った実を付ける木に接ぎ合わせる処置。接いだ枝は,定着すると,その枝を取った元の木と同じような良質の実をならせる。パウロは劣った木の枝を栽培された木に「自然に反して」接ぎ木することについて言っている。1世紀にそのようにする栽培者もいたようだ。(ロマ 11:24の注釈を参照。)「接ぎ木する」に当たるギリシャ語はローマ 11章にしか出ていない。

メディア

  • オリーブの枝の接ぎ木

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  • リサーチガイド

    「生活と奉仕 集会ワークブック」

    2019/2,6ページ

    「洞察」

    「洞察」

    「ものみの塔」

    2011/5/15,23-24ページ

    2000/5/15,28ページ

  • 出版物索引

    洞-1 496-497,619; 洞-2 231; 集ワ19.02 6; 塔11 5/15 23-24; 塔00 5/15 28;

    塔83 11/15 17-18,20; 塔82 2/15 18; 塔80 10/15 24; 塔76 222-223; 塔66 317; 塔58 236

ローマ 11:18

欄外参照

  • +コ一 10:12

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  • 出版物索引

    塔83 11/15 21; 塔80 10/15 24; 塔58 236

ローマ 11:19

欄外参照

  • +使徒 15:14

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  • 出版物索引

    塔80 10/15 24; 塔58 236

ローマ 11:20

欄外参照

  • +マタ 21:43
  • +エフ 2:8

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    塔83 11/15 20-21; 塔80 10/15 24; 塔76 222-223; 塔66 316; 目62 7/22 27; 塔58 236; 塔54 149

ローマ 11:21

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    2011/5/15,23ページ

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    洞-2 1247; 塔11 5/15 23;

    塔83 11/15 20-21; 塔80 10/15 24; 塔58 236; 塔54 149

ローマ 11:22

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  • +ロマ 2:4
  • +マタ 23:38

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    洞-2 1247;

    塔83 11/15 18,21; 塔80 10/15 24; 塔76 222-223; 塔67 365; 塔58 236; 塔54 149

ローマ 11:23

欄外参照

  • +使徒 2:38

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    2011/5/15,25ページ

  • 出版物索引

    塔11 5/15 25;

    塔83 11/15 18,20-22; 塔80 10/15 24; 塔76 222-223; 塔54 149

ローマ 11:24

  • 自然に反して果樹園のオリーブの木に接ぎ木された: 普通,農家の人は,栽培された果樹園のオリーブの木の枝を野生のオリーブの木に接ぎ木した。そのようにして野生のオリーブの木はより良い実を生み出すようになり,それは枝が取られた元の木の実に匹敵するほどだった。一方で野生の枝を栽培された木に接ぎ木するのは,通常の手順に反したことで,普通,良い結果は期待できなかった。しかし,1世紀の農家の中にも,時折,野生のオリーブの木の枝を栽培された木に接ぎ木する人がいた。(メディア・ギャラリーの「オリーブの枝の接ぎ木」参照。)このように,普通ではない,不自然で自然に反しているとさえ思える手順に暗に言及することにより,パウロは例えを印象深いものにした。パウロは栽培されたオリーブの木の例えを使い,アブラハム契約に関する神の目的がどのように実現していたかを説明している。アブラハムの子孫になる人たちが,象徴的なオリーブの木の枝に例えられている。(ロマ 11:21)異国人のクリスチャンはかつて,アブラハムの生来の子孫でアブラハム契約を受け継ぐ者だった神の民イスラエルとは無縁だった。それで,野生のオリーブの木の枝に例えられている。(エフ 2:12)しかし,元々あった枝に例えられている一部のユダヤ人は,信仰が欠けていることを示した時,神によって退けられ,「折り取られ」た。(ロマ 11:20)エホバは,そのような異国の人々が実を生み出さない枝の代わりに接ぎ木されるようにした。(ガラ 3:28,29)野生のオリーブの木の枝が栽培されたオリーブの木に接ぎ木されるとよく育つように,異国人のクリスチャンは果樹園のオリーブの木の根から「豊かに」養われる。このようにして異国人のクリスチャンに対する神の惜しみない親切が際立ち,その人たちの側には何も誇る理由がなかった。(ロマ 11:17。マタ 3:10,ヨハ 15:1-10と比較。)

    果樹園のオリーブの木: ここで使われているギリシャ語カッリエライオスは,「オリーブの木」に当たる語にカロスという語に由来する接頭辞が付いたもの。カロスは「良い」,「立派な」,「優れた」という意味で,実を生み出すよう栽培されているオリーブの木のように,目的に適していることを表す。ここで,栽培された果樹園のオリーブの木は,栽培されていない野生のオリーブの木(アグリエライオス,直訳,「野のオリーブの木」)と対比されている。

メディア

  • 野生のオリーブの若枝を果樹園のオリーブの木に接ぎ木する

  • オリーブの木

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    2011/5/15,25ページ

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    洞-1 496-497,1266; 洞-2 231; 塔11 5/15 25;

    塔83 11/15 17-18; 塔80 10/15 24; 塔76 222-223; 塔66 316

ローマ 11:25

脚注

  • *

    または,「満ちる」。

欄外参照

  • +エフ 3:5, 6
  • +ロマ 11:7

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ローマ 11:26

  • そのようにしてイスラエル全体が救われる: 「神のイスラエル」全体のこと。(ガラ 6:16。ロマ 2:29)神の目的は,「神のイスラエル」を構成する14万4000人が救われた状態で神の子と共に天から統治するようになること。ここで,その目的が「そのようにして」実現するとある。つまり,いわば「野生のオリーブ」の木の枝を接ぎ木することによって,「果樹園のオリーブの木」が実がなる枝でいっぱいになるという神の目的が実現する。(ロマ 11:17-25。啓 7:4; 14:1,3)それには異国人のクリスチャンが「神のイスラエル」に加わるのを認める必要があった。この節の初めにあるギリシャ語表現について,「その後」や「最後には」という訳を好む人もいるが,多くの辞典や他の聖書翻訳は「そのようにして」という訳を支持している。

    救出者: パウロはここでセプトゥアギンタ訳のイザ 59:20から引用し,その預言を「神のイスラエル」を構成するクリスチャンに当てはめている。(ガラ 6:16)パウロによると,その預言は「神のイスラエル」の数がそろった時に完全に実現する。

欄外参照

  • +ロマ 2:29; 9:6; ガラ 3:29
  • +詩 14:7

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    「イザヤの預言 II」299-300ページ

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ローマ 11:27

欄外参照

  • +イザ 27:9
  • +イザ 59:20, 21

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ローマ 11:28

欄外参照

  • +申 10:15

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    目77 7/8 28

ローマ 11:29

脚注

  • *

    または,「悔やむ」。

索引

  • 出版物索引

    目77 7/8 28

ローマ 11:30

欄外参照

  • +エフ 2:1, 2
  • +使徒 7:51
  • +使徒 15:7-9

ローマ 11:32

欄外参照

  • +ロマ 3:9
  • +テモ一 2:3, 4

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ローマ 11:33

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  • +ヨブ 26:14; 詩 92:5; 伝 3:11; イザ 55:9

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    塔84 9/1 8-9,11; 塔83 11/15 18; 崇 59; 塔73 655,681; 塔67 61; 塔65 462; 塔63 169

ローマ 11:34

  • エホバ: ここで引用されているイザ 40:13では,元のヘブライ語本文に,ヘブライ語の4つの子音字(YHWHと翻字される)で表される神の名前が出ている。「考えを知るようになり」と「助言者となった」と訳されているギリシャ語の表現は,イザ 40:13のセプトゥアギンタ訳での言い回しに沿っている。

欄外参照

  • +ヨブ 36:22, 23; イザ 40:13; ダニ 4:35; コ一 2:16

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    塔84 9/1 8-18; 塔83 11/15 18; 塔58 347

ローマ 11:35

欄外参照

  • +ヨブ 41:11

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    塔83 11/15 18

ローマ 11:36

  • アーメン: ロマ 1:25の注釈を参照。

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    塔83 11/15 18

訳の一覧

訳の一覧を見るには,節番号をクリックしてください。

引用元

ロマ 11:3王一 19:10, 14
ロマ 11:4王一 19:18
ロマ 11:8イザ 29:10
ロマ 11:8申 29:4
ロマ 11:10詩 69:22, 23
ロマ 11:27イザ 27:9
ロマ 11:27イザ 59:20, 21
ロマ 11:34イザ 40:13
ロマ 11:35ヨブ 41:11

全般

ロマ 11:1サ一 12:22; 詩 94:14; エレ 31:37
ロマ 11:1使徒 22:3
ロマ 11:2出 19:5; 詩 94:14
ロマ 11:3王一 19:2
ロマ 11:5ロマ 9:27
ロマ 11:6エフ 1:7; 2:8
ロマ 11:6ガラ 2:15, 16
ロマ 11:7ヨハ 1:11, 12
ロマ 11:7コ二 3:14, 15
ロマ 11:8エレ 5:21
ロマ 11:11申 32:21; ロマ 10:19
ロマ 11:12ロマ 9:23, 24
ロマ 11:13使徒 9:15; ガラ 1:15, 16; エフ 3:8
ロマ 11:13使徒 28:30, 31; コロ 1:23; テモ二 4:5
ロマ 11:15マタ 21:43
ロマ 11:18コ一 10:12
ロマ 11:19使徒 15:14
ロマ 11:20マタ 21:43
ロマ 11:20エフ 2:8
ロマ 11:22ロマ 2:4
ロマ 11:22マタ 23:38
ロマ 11:23使徒 2:38
ロマ 11:25エフ 3:5, 6
ロマ 11:25ロマ 11:7
ロマ 11:26ロマ 2:29; 9:6; ガラ 3:29
ロマ 11:26詩 14:7
ロマ 11:28申 10:15
ロマ 11:30エフ 2:1, 2
ロマ 11:30使徒 7:51
ロマ 11:30使徒 15:7-9
ロマ 11:32ロマ 3:9
ロマ 11:32テモ一 2:3, 4
ロマ 11:33ヨブ 26:14; 詩 92:5; 伝 3:11; イザ 55:9
ロマ 11:34ヨブ 36:22, 23; ダニ 4:35; コ一 2:16
  • 新世界訳聖書 (スタディー版)
  • 聖書を変更する: 新世界訳(新世)
  • 聖書を変更する: 参照資料付き聖書(聖8-参)
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  • 36
新世界訳聖書 (スタディー版)
ローマ 11:1-36

ローマ​の​クリスチャン​へ​の​手紙

11 では,私は尋ねます。神はご自分の民を退けたのでしょうか+。もちろん違います! 私もイスラエル人であり,アブラハムの子孫,ベニヤミン族の者です+。 2 神は最初に認めた*民を退けたりはしませんでした+。皆さんは,エリヤに関して聖句に述べられている事を知らないのでしょうか。エリヤはイスラエルについて神にこう訴えています。 3 「エホバ,彼らはあなたの預言者たちを殺し,あなたの祭壇を壊し,私だけが残りました。今,彼らは私の命を狙っています+」。 4 しかし,神は何と答えているでしょうか。「私の民で,バアルにひざまずかなかった人たちが,まだ7000人いる+」。 5 同じように今も,惜しみない親切によって選ばれた残りの者+がいます。 6 惜しみない親切によって選ばれるのですから+,もはや行いのゆえに選ばれるのではありません+。行いのゆえに選ばれるとしたら,惜しみない親切は惜しみない親切ではなくなってしまいます。

7 では,どうですか。イスラエルは追い求めているものを得ず,選ばれた人たちがそれを得ました+。そのほかの人たちは無感覚になりました+。 8 「神は今日まで,彼らの心を深く眠らせ+,目を見えなくし,耳を聞こえなくした+」と書かれている通りです。 9 また,ダビデはこう言っています。「彼らの食卓が彼らにとって,わな,仕掛け,つまずきの石,懲罰*となりますように。 10 彼らの目が暗くなって見えなくなりますように。彼らを常にかがませてください+」。

11 それで私は尋ねます。イスラエル人はつまずいて*完全に倒れてしまったのですか。決してそうではありません! とはいえ,彼らは道を踏み外し,異国の人々が救われることになりました。それによってイスラエル人が奮起*するためです+。 12 彼らが道を踏み外すことが世の人々のため*になり,彼らが弱くなる*ことが異国の人々のため*になるのであれば+,まして,彼らの数がそろう*のは素晴らしいことです。

13 さて,異国の方々に言います。私は異国の人々への使徒として+,自分の奉仕を大切にします+。 14 そうすることによって,何とか私の同族の人たちを奮起*させ,その一部でも救いたいと思っています。 15 というのは,彼らが捨て去られること+が世の人々にとって和解を意味するのであれば,彼らが迎え入れられることは,生き返ること以外の何を意味するでしょうか。 16 パン生地から最初に*取られた部分が聖なるものであれば,生地全体も聖なるものです。また,根が聖なるものであれば,枝もそうです。

17 しかし,一部の枝が折り取られ,そこにあなたが野生のオリーブでありながらも接ぎ木され,残りの枝と共にオリーブの根から豊かに養われることになったからといって, 18 折り取られた枝に対して勝ち誇ってはなりません。もし勝ち誇っているなら+,あなたが根を支えているのではなく,根があなたを支えているということを思い起こしてください。 19 そこであなたは,「私が接ぎ木されるために枝は折り取られたのだ+」と言うでしょう。 20 その通りです。彼らは信仰が欠けていたために折り取られましたが+,あなたは信仰によって立っています+。傲慢になることなく,畏れを抱いてください。 21 神は元々あった枝を大目に見なかったのですから,あなたを大目に見ることもありません。 22 それで,神の親切+と厳しさについて考えてください。倒れた人たちに対しては厳しさがありますが+,あなたに対しては神の親切があります。ただし,あなたが神から親切を受けるに値する人であり続けるならばのことです。そうでないと,あなたも切り落とされることになります。 23 また彼らも,信仰を持つようになるなら,接ぎ木されることになります+。神は彼らを接ぎ木して戻すことができるからです。 24 あなたが野生のオリーブの木から切り取られ,自然に反して果樹園のオリーブの木に接ぎ木されたのであれば,まして,元々あった枝である人たちは,接ぎ木されて元のオリーブの木に戻れるのではないでしょうか。

25 兄弟たち,皆さんが自分は賢いと思い込まないように,次の神聖な秘密+について知ってほしいと思います。それは,異国の人々が入ってきて数がそろう*まで,イスラエルの一部が無感覚になり+, 26 そのようにしてイスラエル全体+が救われる,ということです。こう書かれている通りです。「救出者がシオンから出て+,神への敬意が欠けた行いをヤコブから遠ざける。 27 そして私は彼らの罪を取り去る時+,この契約を彼らと結ぶ+」。 28 彼らは良い知らせを退けて敵となり,それは皆さんのためになっています。とはいえ,神に選ばれた人たちは父祖たちのゆえに愛されています+。 29 神は,贈り物と招きについて嘆く*ことはありません。 30 皆さんはかつて神に不従順でしたが+,今は彼らの不従順のゆえに+憐れみを示されています+。同じように, 31 彼らは今不従順になっており,それゆえに皆さんに憐れみが示されていますが,彼ら自身も今憐れみを示されます。 32 神は皆が共に不従順になるままにしましたが+,それは皆に憐れみを示すためだったのです+。

33 ああ,神の祝福は何と豊かで,神の知恵と知識は何と深いのでしょう。神の裁きを知り抜くことも,神の道を知り尽くすことも決してできません+。 34 「誰がエホバの考えを知るようになり,誰がその方の助言者となったでしょうか+」。 35 また,「誰がまず神に与えて,神が報いなければならないようにしたでしょうか+」。 36 全てのものは神から生じ,神によって存在しており,神のためにあるのです。神が永遠にたたえられますように。アーメン。

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