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  • 『悪魔と取り引きする』バンダ
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  • 隠れていた星雲の発見
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    目ざめよ! 1974
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目ざめよ! 1976
目76 3/22 30–31ページ

世界展望

確認された残忍な行為

◆ この数か月間,アフリカの国マラウィにいるエホバの証人は,恐ろしい残虐行為を受けている。これは単にエホバの証人が作り上げた訴えではない。現地の幾千人もの目撃証人によって確認されているだけでなく,さらに,権威あるロンドン・オブザーバー紙も,12月7日付の同紙上でこう述べている。「この新しい恐怖の支配に関する詳細な証拠は……村々から寄せられる個々の報告によっても確認されている」。また,同紙は,エホバの証人は「喜んで税金を払い,市民としての身分証明書を買うが,どの政党に対しても寄付などはしない」と述べている。聖書に基づく中立の立場ゆえに彼らがそれを拒絶したとき,暴徒たちによる組織的な暴行を支配者たちが許し,扇動したため,恐ろしく残忍で堕落した行為となった。

『悪魔と取り引きする』バンダ

◆ 米国AP通信社公式年鑑1974年版の575ページには,マラウィの大統領H・K・バンダについてこう伝えられている。「彼は,『マラウィ政府の発展を助けるために悪魔とでも取り引きする』と語った」。平和を好むクリスチャンである,エホバの証人に対する残虐行為を扇動する同大統領の行動は,彼がまさに悪魔と取り引きしていることを示す。また,マラウィ・ニューズ紙に発表された,矛盾するような声明の中で,長老教会の長老バンダは,自分が『崇拝の自由を信奉している』と述べたが,これはエホバの証人には適用されないと付け加えた。

有益な親の指導

◆ 親が学校に上がる前の子供を個人的に教えることは,子供の知能を平均以上にする上で役立つ。米国ワシントン州立大学のある心理学者は,この事柄について研究した結果,最も「才能のある」,あるいは「天才レベルの」子供たちは,学齢期前の数年間,家庭で親から一対一で教えられていると述べた。

盗みは「成長産業」

◆ 商品を盗む顧客が増えているのに加えて,従業員による盗みは,ある出版物が「成長産業」と呼んだほど急速に増加している。米国では,1975年中,特に従業員が会社から盗んだ物品の総額は,合計約240億ドル(約7兆2,000億円)に上った。この金額は,同国の三大小売りチェーンストアの売上高の総額より多かった。ある警備関係の専門家は,正直さはだんだん見られなくなっていると述べ,さらにこう付け加えた。「20年前には,従業員10人のうち3人が会社の物品を盗んでいるとされていた。それが今日では,10人のうち7人の割合になっている」。

赤ん坊の命を救う

◆ 香港の中国人新生児のほぼ20%は,致命的な“過ビリルビン血症”にかかる危険性がある。血液中の胆汁色素が異常に多くなるというこの病気は,肝臓のまだ十分に発達していない未熟児によく見られる合併症である。サウス・チャイナ・モーニング・ポスト紙によると,現在「当地の開業医たちは危険な輸血の代わりに,簡単な青色光線を用いることを勧めている」。以前には血液を全部交換するのが主な治療法であったが,今では赤ん坊を青色光線に当てる方法がそれに取って代わり,香港や他の国々の病院では血液を全部交換するようなことはなくなっている。

断絶を埋める

◆ 「とても信じられません」。ニューヨーク・デイリー・ニューズ紙に寄せられた手紙の中で,ある母親はこう書いている。「意志の疎通が絶対不可能だと思っていた十代の娘との間の断絶を埋める方法を見付けました」。それはどんな方法だろうか。彼女は,娘に一人で皿洗いをさせる代わりに自分も“手を貸す”ようにした,と述べている。その結果,「娘は,本当によくしゃべりました……わたしは以前よりずっと親密さを感じますし,娘も同じです」。親が子供と一緒に仕事をし遊ぶという考え方は昔からあるが,だれもが,‘自分の事だけを行なう’今日の社会には,そうした考え方を忘れている親たちが余りにも多い。

法王の祝福

◆ エルサレムのギリシャ正教の一職員は,法王パウロ六世が,‘暖かい個人的な’手紙の中で,獄中の大司教ヒラリオン・カプッチに「極めて例外的な教皇掩祝」を授けたことを公表した。同大司教は,イスラエルのテロリストに銃器や火薬類をひそかに手渡したかどで12年の刑に服している。法王の署名入りのこの手紙は,「中東諸民族の平和と和解を求めて獄中で苦しんでいる」ことを嘆いたカプッチの手紙に対する返事であった。

法王の祝福に関する別の例が米国のデトロイト・ニューズ紙に載せられたとき,一読者から次のような投書があった。「私はカトリック信者です。法王が[暗黒街の重要人物の]娘の結婚式に祝電を打った,という貴紙の最近の記事を読み,大きな怒りを覚えました……私たちの教会は難問題を抱えています。若い人々を教会に出席させるのはなかなか困難です。彼らは私たちを偽善者だと言いますが,私もその意味が分かりかけてきました……もし法王が,これからも“マフィア”の大立物に電報を打つなら,“マフィア”を否定する私たちは,きっと教会にとどまりたいとは思わないでしょう」。デトロイトのヒューバート・メイノ司祭はこう弁明している。「良い評判を得ているカトリック信者である旨司祭に書面で述べてもらえば,だれでも法王の祝福を得ることができる」。

有能なスパイ

◆ 人を有能なスパイにするものは何だろうか。米国上院情報委員会の臨時報告によると,1960年当時,“財産”とみなされていたコンゴに基地を置く一人のスパイは,無国籍の冒険軍人で,文書偽造や銀行強盗を働いていた。彼を推薦するアフリカからの電報は,こう述べている。「彼は実際,善悪に関する教えを知っている。しかし,与えられた任務が世間から見て道徳的に誤っていても,将校が実行するよう命じるがゆえに,必要なことであれば,それは正しいことであり,彼はその任務を果たすため,良心のかしゃくを感じることなく忠実に適切な行動を取るであろう」。

新しい紙幣

◆ 価値の低くなった2ドル紙幣が,米国で十年ぶりに再発行される。米連邦準備銀行は,四月から,この紙幣を年間四億枚の割合で発行する予定である。2ドル紙幣の購買力は,1966年にその流通が中止されて以来,1ドル19セントにまで下落した。

沈下する都市

◆ ベニスの地盤沈下は止まったかもしれない(「目ざめよ!」,76/2/8,31ページ)が,パリおよび日本の諸都市の沈下は続いている。中世以来,本場の焼石こうを作るための石こうの鉱坑で,パリ市街の十分の一に当たる地区の地下ははちの巣のように穴だらけである。「パリが,穴の多いスイスチーズのような層の上に建てられていることは周知の事実である」と市の一職員は述べた。落盤の危険が非常に大きいため,該当地区での新築工事は暫定的に禁止されている。

英字読売新聞の報ずるところによると,日本で,「地下水の過度の汲み上げ」に起因する地盤沈下は,「今や全国的な現象となっている」。都市部のある地区では,年間10㌢から20㌢の割合で地盤が沈下していると言われている。同記事は,そうした都市では,「道路がでこぼこになって水はけが悪くなり……建物の床や壁や窓わくにひびが入り……橋やコンクリートの建造物はゆがみ」,地下に埋めてあるパイプにはきれつが生じている点に注目している。

隠れていた星雲の発見

◆ 米国メリーランド州立大学の天文学者は,最近,これまでに発見されたどの星雲よりも銀河系に近い星雲を発見したことを伝えた。それは小さな星雲で,その質量は銀河系の千分の一と言われている。この星雲は,これまで銀河系の濃密な星域や宇宙塵に妨げられて発見されなかった。

学校でのピストルの携行

◆ 最近,米国インディアナ州ゲイリーの一高校生が学校の廊下で同級生を撃ち殺した。その事件があって以来,教育長ゴードン・マクアンドリューは,今後,許可申請の認められた教師や学校関係者は職場でピストルを携行してもよいと述べた。同教育長は,凶器を持つ学生が急増していることについてこう述べている。「方々の地域社会で問題となっているのは,図書館から本を借り出すのと同じほど容易にピストルを入手できることである」。

アフリカ最大の空輸作戦

◆ 最近,飢えに悩むソマリアの遊牧民約12万人が,日照りに見舞われた北部ソマリアから,同国南部のもっと住むのに適した地区の収容所に空輸されたと伝えられている。救援係官は,ソ連の航空機が一か月余りかかってそれらのソマリア人を新たな居住地に輸送したことを報じた。そこでは,ソ連の専門家が遠洋漁業や農耕の技術を教えていると言われる。その中の数千人は,やがて砂ばくでの遊牧生活に戻る予定である。

戦争を正当化する

◆ イエズス会の司祭リチャード・T・マクソーリーは,最近,カトリックの雑誌「アメリカ」にこう書いている。「福音を戦争と結び付けようとする試みは,最初の三世紀間のクリスチャンの平和主義と,四世紀に始まるアウグスチヌスの正義の戦いの理論だけであった」。ところが同司祭はこう述べている。「1,600年後の現在,[正義の戦い]の理論が成功しなかったことは明白である。この理論が当てはまるような戦争は歴史上一つもなかった。この理論が戦争のぼっ発を阻止したことは一度もない」。それはなぜだろうか。「正義の戦いの理論は,戦争の一方の側が正しく,他方が正しくないということを前提としているが,そのようなことはあり得ない。その理論は,各国がそれぞれ戦争を行なう自国の動機を判断することを許している」。もちろん,各国はそれぞれ自国に都合のよいように判断する。

鳥かねずみか

◆ 日本の三宅島は,最近,ねずみに島を占領されるか,それとも同島を保護区としている珍しい野鳥を失うかのいずれかの選択を迫られた。五千人の島民は,人口の八倍もいるねずみに取り囲まれており,島民の話によれば,島の農作物の三分の一が食い荒されている。島民たちは,ねずみを殺すために,近くの八丈島からイタチを連れて来ることを望んでいる。この方法が効果的であることは,八丈島やその他の島々で証明済みである。しかし,鳥類保護団体は強く反対している。イタチが,ねずみだけでなく,珍しい鳥にまで食指を動かすのではないかと恐れているからである。

男女の寿命

◆ 女性が男性よりも長生きするのは先天的なものなのだろうか。各種の統計は女性の方が何年も長生きすることを示しているが,米国イリノイ州肺臓学会の「呼吸ジャーナル」誌の最近号の一報告は,女性の長寿を先天的なものとするのは「愚かな考え」であると述べた。なぜだろうか。その調査は,喫煙しない男女が共に平均75歳ないし76歳まで生きることを示している。また,これからもさらに多くの女性が喫煙をする傾向が続けば,女性の平均寿命は低下するであろうと予告している。

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