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  • 耐え忍んで実を結び続けなさい
  • わたしたちの王国宣教 1990
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わたしたちの王国宣教 1990
宣 90/8 3–4ページ

耐え忍んで実を結び続けなさい

1 イエス・キリストが死んで復活してから30年近くが経過したころにコロサイの会衆にあてて手紙を書き記した際,使徒パウロは良いたよりの真理が世界じゅうで実を結んで増大していると語ることができました。(コロサイ 1:5,6)今日さらに大きな規模で,エホバの証人は文字通り王国の良いたよりを「地の最も遠い所」にまで宣べ伝えてきました。(使徒 1:8。ヨハネ 14:12)1989奉仕年度中,世界中の王国伝道者の平均数は5.6%増加し,伝道者の新最高数は212の国々で378万7,188人となりました。

2 神の王国を宣べ伝える業が禁止されており,その報告が不備な国々において,7.6%というさらに大きな増加が報告されました。これらの国々では多くの問題があるにもかかわらず,奉仕者たちは『耐え忍んで実を結び』続けています。(ルカ 8:15)幾つかの場所では圧力が軽減されたものの,相変わらず難しい状況が続いている国々もあります。

3 王国を宣べ伝える活動を行なう面で比較的自由な国々において,兄弟たちは別の様々な問題に直面します。特に物質的に豊かな所では,冷淡さや無関心さが広く見られるようになっています。エホバの僕たちはそのような態度に影響されることがないよう身を守っていなければなりません。わたしたちは,物質的な関心事や快楽,レクリエーション,また他の気を散らす事柄が神権的な活動に支障をきたさないよう警戒すべきです。そうしないなら,わたしたちは無関心になり,耐え忍んで実を結び続ける必要を認識しなくなってしまうかもしれません。―ルカ 21:34-36。

忍耐と努力が必要

4 良いたよりに対する反対に直面しているとしても,クリスチャンの責任を果たす上で比較的自由であるとしても,耐え忍ぶことは一つの要求と言えます。ある土地では,兄弟たちは幾十年にもわたって不利な状況下で奉仕し続けてきました。そのような忍耐は是認を受けた状態を生じさせ,兄弟たちは今豊かな祝福を刈り取っています。(ローマ 5:3-5。ガラテア 6:9)どんな困難に遭遇しようとも,わたしたちは引き続き耐え忍んでゆきたいと思います。王国についての証しがなされなければならず,わたしたちすべてが自らの忠誠を立証し続けなければなりません。わたしたちは自らの忍耐によって,自分の魂すなわち命を安全に守ることになります。―マルコ 13:10。ルカ 21:19。

5 わたしたちは,宣べ伝える業において疲れ果てることなくエホバへの奉仕に精力的に努力することによって,霊的な事柄を当たり前のものとみなしていないことを実証できます。交通手段が十分でなかったり,物質的な必要物が乏しかったり,経済的な問題を抱えていたりする幾つかの国々において,良いたよりを宣べ伝えることはたゆまず続けられています。そうした国々の中には,会衆の伝道者が毎月平均14時間から17時間野外奉仕を行なっている所もあります。また,開拓者の隊伍もそうした国々で着実に増加しています。このことは,物質的に多くの便利なものを持っている人たちにとって,立ち止まって考えさせられるものとなるかもしれません。わたしたちは,王国を宣べ伝え弟子を作るというとりわけ重要な業を行なう面で,自分自身の活動をさらに増し加えることができますか。

もっと多くのことを行なえますか

6 野外奉仕にもっと多くの時間を費やすため,わたしたちの計画に少しの調整を加える必要があるかもしれません。これまで日曜日の野外宣教に1時間を費やしてきたなら,再訪問をしたり聖書研究を司会したりして,もう1時間費やすことにより,奉仕時間を増やせるかもしれません。あるいは聖書研究を司会しているなら,研究の前に1時間ほど家から家の奉仕をしたり少しの再訪問をしたりすることができるかもしれません。土曜日であれば,雑誌活動に2時間を費やした後,雑誌経路となっている人に雑誌を届けたり,少しの再訪問を行なったりするよう努めることができるでしょう。都市部に住んでいる人々は,街路伝道に幾らかの時間を費やすのが都合が良いと思うかもしれません。このようにして,あるいは他の方法で,わたしたちは野外奉仕の面で活動を増し加えることができ,なお一層良い成果が得られるにちがいありません。

7 野外奉仕で再訪問の時間をもっと増やすなら,さらに多くの聖書研究が取り決まることでしょう。こうして,さらに大勢の人々が真理の道を歩むようになり,王国を宣べ伝える業にわたしたちと共に加わるようになることでしょう。―マタイ 28:19,20。

祈りは不可欠

8 わたしたちが耐え忍んで実を結び続けるためには,エホバの祝福を求め,神の霊の導きに服さなければなりません。それで,エホバへの祈りの中でわたしたちの宣教のことを含めるようにすべきです。野外の活動についてエホバに祈ることにより,わたしたちは自分が神と共に働く者であることを思い起こさせられます。(コリント第一 3:9)すぐに成果が見られないとしても,エホバの助けにより宣教において忍耐することができます。幾つかの地域においては,王国宣明者の側の多年にわたる忠実な忍耐の後に,増加がもたらされてきました。わたしたちは将来に目を向けているゆえに,あきらめることなく自分の奉仕の務めを十分に果たすため,常に神の導きと助けを祈り求めることは肝要です。(テモテ第二 4:5)王国を宣べ伝え弟子を作る業において,引き続き多くの実が生み出されつつあるのです。

9 イエスは,わたしたちが常に祈ることの必要性を強調なさいました。(ルカ 18:1)パウロも「絶えず祈りなさい」と勧めました。(テサロニケ第一 5:17)わたしたちが今たゆまず祈るべき差し迫った理由があります。年々増え続ける群れを世話することには多くの責任が関係しています。わたしたちは,耐え忍んで実を結ぶよう他の人々を助けたいと思います。個々の伝道者および組織全体の様々な必要に注意が向けられねばなりません。業を支持し,聖書に基づく文書を引き続き生産するために寄付が必要とされていることを考えるなら,この点で寛大さを示すよう神を恐れる人々を励まし続けてくださることをエホバに祈りたいと思います。―コリント第二 9:8-11。

10 世界中の様々な場所で,神権的な拡大の見込みがこれまで以上に大きく開かれているゆえに,コロサイ 4章2節にある,「たゆまず祈り,感謝をささげつつ祈りのうちに目ざめていなさい」という聖書的な勧告は,かつてなかったほど重要な意味を帯びるようになっています。以前に証言するのが難しかった区域で見いだされている羊のような人々を援助し,引き続き実を結ぶことができるよう,全地の仲間の兄弟たちのために祈ることができます。

感謝を表わす

11 わたしたちは,豊かな霊的備えを心行くまで楽しんでいることに何と感謝できるのでしょう。わたしたちは,これらの備えに対してエホバに感謝を表わしたいと思いますし,忠実で思慮深い奴隷と統治体の働きに,引き続きエホバの祝福があるよう願っています。わたしたちと世界中の羊のような人々の益のために,そうした兄弟たちが払う謙遜でたゆまぬ努力に対し,心からの感謝を表わすことができます。

12 王国の種をまく点で,驚くべき数の文書が配布されてきました。(マタイ 13:3-8,18-23)それでも依然として,野外では聖書と聖書文書の需要が増大し続けています。全世界の報告を見ると,再訪問や家庭聖書研究という形で,水を注ぐ業が大々的になされてきたことが分かります。わたしたちが,宣教のこれら重要な面において引き続き自分の役割を果たすなら,物事を成長させてくださるようエホバが注ぎ続けてくださる祝福を享受することができるでしょう。実際わたしたちは,そのような祝福を祈り求めているのです。―コリント第一 3:6,7。

他の必要

13 クリスチャンは世の一部ではありませんが,この世で生活しているゆえに引き続き試みや試練に直面します。また,そうした試みや試練はこの終わりの日にあってなお一層激しさを増しています。ある人たちは今でも迫害や困難を耐え忍んでいますし,戦争に悩まされている土地でクリスチャンの活動を続けなければならない兄弟たちもいます。地震や台風,ハリケーンのような災害を経験した兄弟たちもいます。こうしたことが生じるなら,そのような場所にいる仲間の兄弟たちのために祈るべきです。(使徒 12:5; コリント第二 1:11と比較してください。)時折,業の禁令や兄弟たちに対する迫害,あるいは王国の関心事に影響を及ぼす他の事柄について,政府の高官たちと接触したり手紙を書いたりする必要があるかもしれません。そのような状況の下でわたしたちは個人としての分を果たし,そうした高官たちがわたしたちの仲間の僕たちに対して好意的な処置を取るよう願い求める祈りをささげることができます。―テモテ第一 2:1,2。

14 サタンの邪悪な世で生活しているゆえに,家族にはさまざまな圧力が生じます。(コリント第二 4:4)中には深刻な問題を抱えている夫婦がいるかもしれません。わたしたちは,その夫婦が神の導きを祈り求めるよう励ますことができますし,わたしたち自身も彼らのために祈ることができるかもしれません。(コリント第一 7:5。ペテロ第一 3:7)家族の頭は,自分の家の者たちをりっぱに治めるための導きを求める誠実な祈りを,エホバが聞き届けてくださるということを認識すべきです。(裁き人 13:8。フィリピ 4:6,7)若い人も年配の人も試みとなる状況に直面します。こうしたことは学校で,世俗の職場で,旅行中に,あるいは他のさまざまな状況で生じるかもしれません。神の目に喜ばれることを行ない続ける上で,わたしたちがささげる祈りは,この邪悪な世の霊に抵抗し,実を結び続けるよう助けるものとなります。―マタイ 6:13。エフェソス 6:13-18。ヨハネ第一 3:22。

15 エホバは祈りを聞かれる偉大な方です。(詩編 65:2)わたしたちは,いつでも思い煩いをエホバにゆだねることが必要です。(詩編 55:22)わたしたちには,王国の関心事すべてに対する,さらに全地の仲間の兄弟たちの福祉に対する関心を祈りによって示すことができます。会衆で指導の任に当たっている人たちや,全世界的な拡張計画を指導している人たちの働きについて考えるときにも祈ることができます。また霊的に病んでいる人々を助けたり,他のさまざまな問題を顧みる際,わたしたちすべてはそのような事柄をエホバのみ前に提出し続けるべきです。(テサロニケ第一 5:25。ヤコブ 5:14-16)そうです,何であれエホバのご意志に調和して求めることであれば,必ず聞き届けてくださるという十分な確信をもって,思い煩いをエホバにゆだねなければなりません。(ペテロ第一 5:7。ヨハネ第一 5:14)わたしたちは,王国奉仕に熱意を示し,耐え忍んで実を結び続けるための助けを,引き続きエホバに祈り求めてゆきましょう。

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