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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1954
塔54 7/15 266–278ページ

ギレアデの22級の卒業式

ギレアデにある『ものみの塔』聖書学校の卒業式は,いつも心をあたたかくし,信仰を励まし強める時です。そしてこのことは,22級の卒業式の時に,特に真のように見えました。22級の120名の生徒は,37の違つた国々から来ました。日本を代表する最初の二人のギレアデの生徒は,この級と共に卒業しました。

土曜日に降つた雪とそして風のために,ギレアデのある北部ニューヨーク州のフインガー・レーク地方の風景は,美しい白でおおわれ,1954年2月7日,日曜日の卒業式の太陽の光りをうけて,きらきらと輝いていました。午前9時に,式は歌と祈りで始められました。学校のある御国農園の僕や,学校の4人の講師たちは,最初の1時間のあいだに,簡単な批評の言葉や,別れの忠告を与えました。また,地の隅々から受け取つた多くの電報が読まれました。

それから,『ものみの塔』協会の会長でもあり,また,『ものみの塔』聖書学校の校長であるエヌ・エツチ・ノアは,『ヱホバの恵みある御親切をうけてから,その目的を誤り用いるな』という題で,級に講演をいたしました。その題は,コリント後書 6章1節(新世)に基いています。講演は,あからさまで,熱がこもり,そして心をひき立てるような講演で,実際的な教訓が十分に述べられましたので,出席していた人は,みなその話しから利益を受けました。

他のいろいろな事柄の中でも,私たちのすべての特権は,ヱホバの恵みある御親切の表われであると,ノア兄弟は強調しました。私たちが手をゆるめたり,逆行するならば,その目的を誤り用いることになります。私たちが,長い年月のあいだ神の奉仕に従事していても,ハルマゲンドが過ぎ去るまでは,その目的を誤り用いる危険があります。私たちは注意を払つて,他の者たちが私たちの中ににがにがしいことを植えつけないようにし,そしてまた,私たちの毎日の振舞いにも注意をしなければなりません。生活から,全き満足とよろこびを得るためには,ヱホバを私たちの生活の中で中心とすべきです。私たちは研究を続けなければなりません,なぜならばヱホバの知識の倉を空にすることは決してできないからです。

奉仕において私たちが何をしようと,ヱホバは私たちに何の負債ももつていないと,ノア兄弟は聴衆に話しました。私たちはいつもヱホバに恩恵をこうむつているのです。偽りものである悪魔は,私たちも彼のように偽り者になるよう欲しています。そしてもし私たちが,悪魔の思う通りに,献身の誓いに背くならば,偽り者となるでしよう。ある事を始めたのですから,それをし遂げたいと私たちは欲します。

結論で,ノア兄弟は学校の確信と信頼を述べ,卒業する宣教者たちは『ものみの塔』聖書学校のすばらしい原則を,人々の前に高くかかげるであろうと言いました。宣教者たちは,訓練をうけましたのでこれらのすばらしい原則を学び,そしてより良く認識することができました。それからどの生徒も会長から封筒をもらいましたが,その封筒の中には,その生徒の報告票と,級の写真と,そして協会からの贈り物が入つていました。卒業生たちには,皆卒業証書が与えられました。卒業生たちは37の違つた国々から来ましたが,45の違つた国々に送られました。

それから一人の生徒は,決議文を読みましたが,それは級によつて一致して可決されていたものです。その決議文の中で,生徒たちは次のことを決議しました。すなわち,彼らはヱホバの恵みある御親切によつて,何処に送られようと,得たところの知識をひろめること,またヱホバの御名にあり新しい世の社会と一致して謙遜に歩み続けること,自分自らを神に献身する者たちに対して神はどのように良いかということを他の人たちに知らせること,最後の勝利にいたるまで,確固たる立場を保つて,油断なく注意し,そして常に研究したり,また神の言葉について解明される光りを深く考えることによつて,神への愛を一層に増し,次の言葉で表わされる道をとり行うということです。『われ日ごとに汝をほめ,世々かぎりなく聖名をほめたたえん。』― 詩 145:2。

約11時30分に,『主よ,我ここにあり,われをつかわし給え』という,その時に全くふさわしい歌と,ノア兄弟の祈りによつて,式は閉じられました。この冬の卒業式に2137名の人が出席しました。

日曜日の午後1時30分に,38名の生徒は級でもつて代表された各国(スコツトランドも数えて)を代表して話しをしましたが,それらの話しは,円熟した理解と,ヱホバの恵みある御親切に対して心からの感謝を示すものでした。これは2時間続きましたが,霊的御馳走をいただいた後のおいしい食後の菓子または果物のようでした。その霊的な御馳走は,土曜日の夜に毎週の『ものみの塔』研究と2時間にわたつた会長の旅行報告で始まつたものです。会長とヘンシエル兄弟は,冬のあいだ南アメリカを旅行しましたが,その報告によつて南,アメリカにいる兄弟たちの熱心,誠実,そして愛と,兄弟たちにあたえられるヱホバの祝福が良く話され示されました。

そうです,初めから終りにいたるまで,ギレアデにある『ものみの塔』聖書学校の卒業式は,ほんとうに心をあたため,信仰を励まし強めるものです。

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