あなたの奉仕会
3月6日に始まる週
15分: 39番の歌。「人々の命に対するわたしたちの関心」。出席者たちを温かく歓迎した後,長老は資料に基づきみなを鼓舞する話を行なう。必要な発表を含める。
15分: 「良い業を耐え忍んで続ける」。質問と答えで討議する。手をゆるめることなく,緊急さを認識して業を拡大することの大切さを強調する。経験を含めてもよい
30分: 聖句の討議。マタイ 24章 ― わたしたちに意味を持つ驚くべき預言。聴衆と討議する。「千年王国」の本から抜粋した短い部分を読んでも良い。(1)マタイ 24章は西暦70年までの期間に適用したので,どうしてそれが現代に適用すると言えるのか。(西暦70年以降に書かれた啓示の預言の6:1-8はマタイ 24:6-8と対応するものであり,将来の事柄に適用されるものであることを示している。)(「ことば」122-128ページ)エルサレムの滅亡は史上最悪の災難ではなかった。(マタイ 24:21。「千年王国」305ページ28節。「塔」75 466ページ10節)西暦70年には「地のすべての部族」は関係していなかった。(マタイ 24:30。「塔」75 465ページ5節)(2)23節の警告は単に4,5節の警告を繰り返したに過ぎないものか。(エルサレムの終わりの前ではなく,後にあてはまる)(マタイ 24:20-22。「千年王国」320ページ58節,321ページ59節)臨在は選ばれたわずかな者にだけ啓示されるのではないので,弟子たちは惑わされなかった。(マタイ 24:24-27。「千年王国」321ページ60節,322ページ61節)(3)わたしたちの時代に天はどのように暗くなったか。(人類全般に対して明るい見通しはなく,陰うつな時代)(マタイ 24:29。「千年王国」325ページ68節)天はもはや恵み深いもののようでなく,危険を伴うもののように思われる。(「千年王国」326ページ70節。「塔」75 468ページ,18節)(4)「人の子のしるし」(マタイ 24:30)は1914年以来すでに生じているか。(これはイエスの臨在の「しるし」ではない。マタイ 24:3)体制の終わりの時に「来る」ことに適用する。(「千年王国」328ページ,74節)(5)イエスの臨在の期間は「ノアの日」とどのように似ているか。(マタイ 24:37)(臨在はある期間続く。)(「千年王国」334ページ,5節)イエスは大洪水以前の暴虐についてではなく,大多数の人々が不信仰に陥り,日常の事柄に没頭してしまうことを強調なさった。(マタイ 24:38,39。「千年王国」335ページ,6節)(6)イエスはなぜ体制の終結の特定の日付を知らされなかったか。(これはわたしたちが信仰を持っているかどうか,また神が与えてくださった業に熱心であるかどうかを明らかにするものとなる。)(マタイ 24:43,44)
司会者はこれらの諸点を3月中の活動に適用できることを聴衆に知らせる。最後に「千年王国」を用いる野外での提供の模範的な実演を含む。108番の歌。
3月13日に始まる週
愛とりっぱな業とを鼓舞する集会 ― ヘブライ 10:23-25。
14分: 5番の歌。支部の手紙,神権的ニュース,発表を扱う。会衆の発表も扱う。主宰監督と他の長老が一緒に扱うことは望ましい。
15分: 「いっそう多くの益を受ける」。聴衆と共に討議する。
16分: わたしたちすべてが行なえる事柄。次の点につき聴衆から注解を得る。(1)なぜ割当てを果たすことは大切か。(2)幾つかの部分から成っているプログラムの場合,練習はどのようにより効果的なプログラムに貢献するか。(3)子供を含め,いろいろ異なった人を用いることにどんな益があるか。(4)他の人々が参加するよう励まし,助けるためわたしたちは個人的に何を行なえるか。(5)集会中にしばしば人々の気を散らすものとして,どんなものがあるか。それについてどんなことができるか。(6)もっと注意を集中するためにどうしたらよいか。(7)なぜ自分の言葉で注解すべきか。
15分: 「あなたの家を用いることができますか」。記事を討議する。会衆でこのような必要があるか考慮する。次の週に1977年「年鑑」を持って来ることを聴衆に勧める。36番の歌。
3月20日に始まる週
20分: 10番の歌。発表。1977年「年鑑」1-32ページを質問を用いて討議する。注解を王国を宣べ伝える業の必要と結び付ける。「年鑑」のこの部分の興味深い点に注意を引き,聴衆の反応を引き出す。すべての人が「年鑑」を読むように励ます。
15分: 「良いたよりを伝える ― あなたの子供たちと共に」。質問と答えで扱う。親からよい援助と訓練を受けている年若い奉仕者が親と共に奉仕し書籍を提供する実演を含める。
10分: 最近野外で得られた励みを与える興味深い経験を,伝道者,補助または正規開拓者に話してもらう。前もってよく選び準備しておく。
15分: 1969年8月15日号「ものみの塔」501ページ「社交的な行事 ― クリスチャンには節度が必要」の記事に基づく築き上げる話。規則を作ったり,批判したりするのでなく,親切に発展させる。すべての社交的な行事における節度は,過度に人を悩ませたり,つまずきを与えたりすることを避け,物事をもっと楽しくすることを認識するようすべての人を助ける。(ローマ 14:21。テトス 2:12)記事が出ている所を告げるなら,社交的な行事が計画される時,いつでも参照できる。次の週のために3月15日号の「記念式」に関する記事を予習してくることを聴衆に勧める。66番の歌。
3月27日に始まる週
15分: 72番の歌。会衆の発表。4月の予約活動につきひとことふれる。予約を正確にそして早く扱うことの大切さを少し考慮する。予約を是非すみやかに扱うため,次のことを皆に勧める。(1)予約を得た後,最初の集会で,予約用紙を二部提出する。(2)会衆は必ず毎週すべての予約を送る。必ず送金書を同封する。(3)郵送する時,封筒に「予約」と表示する。住所は正確で完全でなければならない。しばしば住所が不完全であったため,協会にもどされる予約が幾百とある。みなさんの協力を感謝する。また「批判にこたえる」の記事をも討議する。
14分: 4月の予約活動に備える。野外の監督は最近号の「ものみの塔」の中から効果的に野外で用いられる幾つかの点につき言及する。会衆内の経験ある有能な奉仕者と話し合っても良い。最後に4月15日号の最初の記事を用いた模範的な実演を含める。前のプログラムでは予約を得てから会衆内でどのように扱うかにつき示される。このプログラムでは野外でどのように効果的に予約を勧め,予約を得るかが示される。1976年1月号「王国奉仕」8ページ; 1975年3月号「王国奉仕」4ページの記事などを活用できる。
15分: 聖句の討議。寛大さ。(1977年3月22日号「目ざめよ!」28,29ページ)寛大さがいかにエホバの霊の実と関係があるか,そしてどのようにしてそれを実際に表わせるか。4月の活動に自分自身を惜しみなくささげることがどのようにクリスチャンの寛大さの表われであるかを示す。
16分: 1977年3月15日号「ものみの塔」189ページから192ページの記事,「キリストの死を記念する ― なぜ,いつ,どのようにして,だれが,またどこでですか」。記念式に対する認識を深める霊的な話。会衆の記念式の取決めを明確に述べる。週末の活動で,記念式に人々を招待する業に十分あずかるよう熱心に励ます。47番の歌。