あなたの奉仕会
6月7日に始まる週
主題: 生きた推薦状を書くわざで成功を収めなさい。(コリント後 3:2,3)115番の歌。
17分: 家族が日々の聖句を討議し,「ものみの塔」の注解を述べる。次に家族のかしらは,「あなたは手紙を書いていますか」に関して家族に質問し,記事の内容が家族のひとりびとりにどうあてはまるかを各人に答えてもらう。そして,奉仕の報告をもれなく記入して,次の集会で忘れずに提出することのたいせつさを全員に銘記させる。新しい伝道者となる見込みのある人が,「神のことば」の本を野外で提供する用意をするのを助ける簡単な実演を含めてもよい。
18分: 晩の再訪問。
(5分)司会者は「ともしび」の本の89-92ページに基づく話をし,午前中の早い時刻や晩の時間に訪問すると家の人によく会えることを指摘し,実演を紹介する。
(10分)ある晩,ふたりの伝道者が,「神のことば」の本を求めた婦人に再訪問をする。主人も家でくつろいでおり,伝道者を招じ入れる。主人は,人間はもとより,聖書さえ将来を予告することはできないと述べる。伝道者は114,115ページの資料と117ページのさし絵を用いて反論する。夫婦は心を動かされ,翌週の同じ時間に伝道者が訪問してその本を初めから討議することに快く応じる。
(3分)司会者は,実演で学んだ点について聴衆の注解を求める。本を求めた人には,人が家にいそうな時刻を見はからって,少なくとも一度は再訪問をするよう強調する。晩の再訪問をするよう出席者に勧める。
10分: 「新しい人が『手紙を書く』のを援助する」。「ともしび」の本の186-192ページに基づく話。
3分: 会計のしもべの報告。6月1日付の会計検査の結果も含める。
12分: 閉会のことば。会衆の5月の報告を分析し,伝道者と開拓者が払ったすぐれた努力をほめる。会衆は6月にも伝道者最高数を保てるか。「雑誌の日の活動」,「神権的ニュース」を含める。98番の歌。
6月14日に始まる週
主題: みなさん,確かにあなたがたは産出的な奉仕を行なえます。(エレミヤ 1:6-8)39番の歌。
15分: 開会のことば,聖句と注解および支部の手紙。書籍研究の群れが扱う。
17分: 「良いたよりを伝える」,「『みことばに熱心に専念する』ようになりなさい」。聴衆と討議する。司会者は数節を注解し,他の節を質問と答えで扱うこともできる。今の時を活用する必要性をよく強調する。研究が進歩的でないなら,伝道者は戸別伝道に携わるべきである。雑誌 ― 区域のしもべを演壇に呼んで,最近の区域の伝道状態を簡単に述べてもらう。もしひんぱんに伝道されているなら,区域を徹底的に伝道することの必要性を強調する。効果的な楽しい戸別伝道をしている伝道者にインタビューしてもよい。
18分: 「あなたはご自分の学んだ事柄に関して何をしておられますか」「ものみの塔」70年6月1日号のこの記事は,家庭聖書研究の人々に役だつ。この集会に備えて,「ものみの塔」を持参するよう前もって兄弟たちに勧めておく。話の形式で扱うが,時々兄弟たちを討議に加える。この資料をどのように用いて,学んでいる事柄の大切さを研究生に認識させることができるかを簡単な実演で示す。
この提案を消極的にではなく,積極的にかつ建設的なものにすること。研究生が進歩し,行動するような仕方で資料を用いることがたいせつ。進歩が見られなければ,戸別伝道に,より多くの時間を効果的に費やす。パウロはみことばに熱心に専念して,伝道し,かつ教えた。研究生もそうした目標に向かって進歩すべきである。6月中,集会に出席するようになれば,研究を打ち切らないですむかもしれない。
10分: 閉会のことば。「発表」の適当な項目を含める。10番の歌。
6月21日に始まる週
主題: ともに集まるのは有益である。(ヘブル 10:23-25)36番の歌。
13分: 書籍研究の群れが,開会のことば,聖句と注解,および「『善意の人々』地域大会」を扱う。大会に出席する具体的な計画をいま立てるよう全員に勧める。
12分: 「会衆におけるあなたのふるまいはいかがですか」。質問と答えによる討議。実演の際のマイクの正しい用い方,また,聴衆に向って話す仕方などを示す簡単な実演を一,二含めてもよい。
10分: 「質問箱」。ふたりの研究生が学校のしもべと要点を討議する。
12分: 集会で学ぶ事柄を他の人に話しましょう。(マタイ 10:27)戸別伝道がいかに肝要かについて話す。(マタイ 10:11-13)羊のような人は真理をさがし求めている。そのような人のところにはいって行くのはたいせつな事柄。あなたの光を輝かせなさい。あなたの訪問が,家の人の祈りに対する答えとなる場合もある。年鑑の次の経験のいくつかに触れる。「目ざめよ!」70年4月22日号,12,16,19ページ。70年5月8日号,19ページ。
13分: 閉会のことば。(もしいれば)休暇開拓者の良い働きをほめ,開拓者が毎日野外で働いてきたことが会衆の活動にいかに良い影響を与えたかを述べる。正規開拓奉仕,あるいは休暇開拓の今後の計画を考慮するように勧める。「進歩!」を含める。63番の歌。
6月28日に始まる週
主題: 牧者であられるエホバの監督を求めなさい。(ペテロ前 2:25)41番の歌。
5分: 開会のことば,聖句と注解。
8分: 聖書研究のしもべは,家から家の記録用紙に記入した事柄すべてを調べることの大切さを話す。今週再訪問をして,予約を勧めること。予約が得られなくても,研究を始めることができるかもしれない。
10分: 7月の主題,「牧者であられるエホバの監督を求めなさい」に関する話。「ものみの塔」1970年6月1日号349ページに載せられている,インドシナ半島の「羊」に差し伸べられているエホバのご配慮に関する記事を含めてもよい。「ものみの塔」1969年10月1日号も見なさい。
17分: 「真理」の本を提供するための,聖書の話。
主題: 平和と幸福を求める人間の願いをかなえる。
世界情勢が悪化する理由 ― テモテ後 3:1,2。
正しいことを行なう人はまもなく,永遠に祝福される ― ヨハネ第一 2:17,あるいは黙示 21:3(後半),4。
司会者は話の大要を述べ,「真理」の本の6ページ3節に基づく模範的な証言を提案する。この節をそのまま証言に用いてもよい。有能な伝道者が,新しい伝道者に聖句を読んでもらって,模範的な証言を行ない,「真理」の本を紹介し,4ページのさし絵を用いて証言をまとめ,本を提供する。最後に司会者は,本の提供に移る別の方法や,家の人との話に用いうる要点やさし絵について聴衆と討議する。家の人が耳を傾けるなら,聖書の話を全部して本を配布し,家庭聖書研究の方法を実際に示すことができるかもしれない。家の人が忙しければ一つの聖句だけを使う。もし非常に忙しいなら,4ページにある聖句をごく簡単に読んで,本を提供する。家の人が本を求めない場合,目ざとく2冊の雑誌を40円の寄付で勧める。
10分: 雑誌の日の活動。「ともしび」の本の100,101ページに基づく話。雑誌の日には,2冊の雑誌を40円の寄付で提供する。伝道者は,3冊あるいはそれ以上の雑誌を提供することを習慣にしてはならない。相当量の雑誌がたまったような場合にのみ,3冊以上の雑誌を配布することもできる。しかし,カバンにいろいろな号の雑誌を入れて行くのは望ましい。たとえば,100円を出しておつりはいらないと言う人には,いろいろな号の雑誌を5冊配布できる。「真理」の本に2冊の雑誌を添えて140円の寄付で提供することもできるが,これは深い関心を示す人に限るべきである。たいていの場合,雑誌配布に際しては,2冊の雑誌を40円の寄付で簡単に提供することを今後も続けて行こう。
10分: 閉会のことば。93番の歌。